2013/07/09 - 2013/07/21
717位(同エリア2400件中)
Puさん
クルーズ9日目。
いよいよクルーズも残り少なくなってきてとってもさみしい。
何かあるとすぐにため息が出てしまう。
でも、気を取り直して。
今日はこのクルーズで初めてのエクスカーション!
ベルリンへ3時間かけて電車で向かいます。
ベルリン市内では自由時間も少しだけあって、本場ビールも堪能できてよかったです。
電車に往復6時間も乗っていることを考えるとなんだか時間がもったいないような気もするのですが。
かと言って、これから先、海外旅行の行き先を考えたとき、ベルリンは候補地に挙がらないとも思いましたし、今回を逃したらベルリンは来ないかもしれないということで結局行くことに決めました。
行ってみると。
やっぱりどこも都会はそんなにどこも変わりませんねえ。という感じでした。
建物は近代的なものとゴシック建築のずっしりしたものが混ざっていて、公園もあり大きな街。
人も多くて。
その中にナチス、世界大戦、冷戦を思わせる場所があちこちに。
暗い歴史をたどった街でもありました。
何しろ、滞在時間があまりにも短すぎて。ガイドブックに付箋した見たかった場所のいくつもを見損ねました。
往復6時間かけるのであれば、1泊はしないと見たいところは見きれません。
さて初めてのエクスカーションに参加して。
初めての電車の旅は、大人の遠足という感じで思っていたよりも楽しむことができました。という感じでしょうか。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
クルーズの旅を始めてから朝は早くから夜遅くまでずっとあちこち行ったりで部屋には眠るために帰っている感じです。
日本では出勤のためにの起床がとっても辛いけど、旅の間は毎朝早起きです。
日が昇る前から起きることもしばしば。ウキウキしてベッドに居られないという感じでしょうか。
朝起きて最初にすること。
ベランダに出て今日の天気を見ること。
救命ボートの上にカモメさん発見!
今日もいいお天気になりそうです。
今日はモーニングも5時半からオープンです。
行ってきます。 -
6時過ぎ。
入り江に入ってきたのか船のスピードがゆっくりになりました。
もうヴァルネミュンデ港はすぐそこです。
かわいらしい灯台とそれに続く堤防。お散歩やジョギングしている方もあちこちに。
こんな景色の中、朝お散歩なんて。
うらやましい。 -
たくさんのヨットが係留しているハーバーの向こうには大きな煙突から水蒸気が見えます。
やっぱり都会に来たなあと感じてしまいました。
6時半過ぎ。ドックに到着。 -
エクスカージョンに参加する人たちは全員まずはメインステージに集合します。
ツアーごとに呼ばれて、それぞれステージから出て行き船をおります。
私たちはなかなか呼ばれません。先に呼ばれるのはベルリンに滞在時間の少し長い人たち。
1時間近く待ってようやく出発です。
船を下りて目の前の駅まで歩きます。
駅と言うより、線路脇の柵をくぐって電車に乗り込む感じです。 -
-
いくつかのクルーズ船のゲストのうち、ベルリンに向かう人たちをまとめて乗せていく専用列車なので、すごく長いです。何号車まであるんでしょう?
-
いよいよ出発です。
写真の左手に見えるのは、建物ではなくてクルーズ船です。
下船してから見あげる船は本当に大きくて、大きなマンションの様です。 -
今回の私たちのツアーについていたスナックです。それからミネラルウォーター1本付き。
行き帰りとそれぞれ渡されます。
その国のお菓子など興味はありましたが、やっぱりなんとなく美味しくなさそう。
リンゴもまるまる1個渡されても・・やっぱり欧米は日本とは違うなあ。
ちょっとお腹がすいてもこちらのスナックには一切手を付けませんでした。
朝食の時にリドから頂いてきたクッキーをナプキンに包んで持って来ていたのでそれを頂いていました。
リドは、夕食の時はチーズの盛り合わせとワインを頂いて来て部屋のベランダで飲んだり。
夕食後のスナックタイムには、彼は軽食を私はクッキーと紅茶を頂いてきたりと。本当重宝します。
このツアーでも朝食の時のパンを頂いてきちゃえば良かったかなと思ったりして。 -
世界の車窓から。
あの音楽が頭の中で流れます。 -
さすがクリーンエネルギー立国ドイツです。
延々と続くトウモロコシ畑に風力発電の風車がたくさん。 -
-
車内では前の席のイタリア人たちが乗った時から降りるときまでずうっと大きな声でおしゃべり。さすがにうんざりしました。
ビデオを撮っていると気さくなカップルがこちらにピースサインを送ってくれました。
日本人は私たちだけ。
目立つでしょうね。
船からずっと私たちのグループに同行して下さる添乗員の女性は、ドイツ出身の女性。
少しボリュームがありますが、キュートな若い子です。
私は話しかけられるたびドキドキです。 -
ベルリンにようやく着いてバスに乗り込みます。
このバスツアーのガイドさんは、ベルリンに住んでいるというおばさま。
香水が強くてお化粧の濃いおばさまでした。
ガイドさんの話を聞いていてふと思いました。
ここドイツと私たち日本人って敗戦国の人なのねって。
ガイドさんがみんなにどこから来たのか質問していきました。
「アメリカからの方。いらしたら手を挙げてください」
ほとんどの人が手を挙げます。
それからヨーロッパの方たち。
そして、イタリアからの人は?・・・電車でうるさかった人たちが挙手。
そして、日本からの人は?・・・私たち二人。
なんか三国同盟みたいな。
ガイドさんもそんな感じの事を。
なんだか少し居心地が悪かったです。 -
車窓からです。
やっぱりベルリンは大都会ですねえ。 -
ツアーではところどころで止まって、そこで20分ほどの時間をもらって見学をします。
20分なんてほんとにあっという間。
ゆっくり見れないのが残念です。
私は真剣に読んでいたらすっかり時間を忘れ、大きな声で夫に呼び戻されました。いけない、いけない。
ここはTopography of Terror
1945年までゲシュタポ本部のあった場所に建てられたユダヤ人虐殺の資料館。本当はこの資料館の中も見たかったのですが、とてもそんな時間はないので外に出ているナチに関するパネルを見て回りました。 -
パネルの後ろにはベルリンの壁。
第二次世界大戦と冷戦の歴史を感じます。 -
-
すごい観光客です。
みなさん写真パネルを1枚1枚見て回っています。
真剣に読んでます。 -
ずうっと続く壁。
-
-
こちらのATMで足りなくなったユーロを下します。
隣はベルリンの壁に描かれたアート作品の前で記念撮影する方たち。 -
ここはチェックポイントチャーリー前の道路です。
道路沿いに大きな壁があり、そこにチェックポイントの様子の写真が。 -
-
チェックポイントチャーリーの交差点から。
こちら側からはドイツの軍服を着た兵隊さんの写真。
こちらは壁の西側ですね。 -
交差点を渡り裏を見ると。
ロシア兵の写真です。
こちら側は東だったんですね。 -
ここが国境の検問所のひとつだったんですね。
隣にはベルリンの壁博物館が。
ここも残念ながら見ることはできませんでした。
20分なんて、写真撮って終わりですね。 -
2ユーロでここであの検問所のアメリカ兵のコスプレした人と一緒に写真を撮れます。
私たちはパス。
冷戦は私にとってはなんとなく遠い出来事です。 -
次は彼が行きたがっていたブランデンブルク門。
完成直後にナポレオンにベルリンは征服されて、この門はナポレオンの勝利パレードの舞台となり、門の上にある4頭立ての馬車に乗っているヴィクトリア像は戦利品としてパリに持ち帰られてしまったそうです。
その後プロイセン軍が勝利し、ヴィクトリア像は戻り、門の前のとても広い広場はパリ広場と名付けられたとか。
第二次世界大戦では門がぼろぼろにされ廃墟のような門に。
冷戦時代は東側だったそうです。
歴史をずっと見てきた門ですね。 -
門の前の広場にはすごい人が。
みんな観光客ですね。
ここでもアメリカの国旗を持ったアメリカ軍人さんとロシア軍人さんのコスプレの人が観光客と記念写真を撮ってました。
そんな姿があちこちで見られました。 -
門から広場と反対の街道を見たところ。
すごい広い道です。 -
-
次はフンボルト大学の前でバスが止まりました。
向こう側に見えるのはベルリン大聖堂。
こんなに遠くではなく、行ってみたかったですね。
テレビ塔も見えます。 -
フリードリヒ大王騎馬像。
どなたでしたっけ?
やっぱり日本語のガイドさんが居ないと私には厳しいですね。
それにしてもベルリンは改修工事ばかりが目につきました。 -
そしてこちらが焚書広場。
1933年5月。「マルクスを焼け、フロイトを焼け、ハイネを焼け」をスローガンに「非ドイツ」的な著者たちの二万冊の書物が積み上げられ焼かれた場所。
怖いです。そうやってナチズム一色に突き進んでいってしまったのですね。 -
やっと自由時間に。
私たちはその街に暮らす方たちの普通の暮らしを垣間見ることがとても楽しみ。
今回は地下鉄で行ったり来たりしました。
駅ではいくつも行き先方面が違う線が入り組んでいたりしているので、迷いながら目的のお店を探します。 -
私が行きたかった自然化粧品のお店。
ドイツの有名なコスメを自分用と友達と義母に買いました。
本当はもっといろいろ探してみたかったんですけどね。
ビールを待っている彼がかわいそうなのでそろそろ店を出ます。 -
ベルリンの街をぶらぶらしたら、彼が待ちに待っていた第一の目的のドイツビールを頂きます。
店先のオープンテラスで。
とっても気持ちがいいです。
ビールが飲めない私もエール系のビールを頂きました。
軽くて意外とおいしく飲めました。
おつまみを待っている間の出来事。
お店の他のお客さんのバックからお金を引き抜いたジプシーの子供。
大きな体の店員さんに大声で怒鳴られ追いかけまわされて、母親のところへ。ジプシーってまだ居たんだ・・・
なんだか子供がかわいそうな。子供にそんなことさせる親なんて・・・
と考えてしまいましたが。
でも、ソーセージが運ばれてきたらそんなこともすっかり忘れて飲んで、食べました。 -
-
ビールを堪能してそろそろ待ち合わせ場所のヒルトンホテルへ。
ホテル前のドイツ大聖堂です。
隣にはフランス大聖堂が並びます。 -
バスに乗り込み駅へと向かいます。
ベルリンの街、さようなら。 -
帰りのスナック。
さすがに勿体ないので、サンドウィッチとオレンジは頂き、あとはお持ち帰りです。帰国してまで持って帰ってきましたが、結局食べませんでした。
ものすごく長い賞味期限が余計に食べる気を無くさせました。 -
帰りはやっぱり疲れていたのか、二人とも爆睡。
イタリア人たちの大声でのおしゃべりをものともせず、ほぼ寝ていました。 -
部屋についてベランダから見るととっても素敵な街並みが目の前に。
ベルリンのような都会に行かないで、ヴァルネミュンデののどかな港町をゆっくり静かに周るのでも良かったかもしれませんね。 -
-
今日はツアーの帰りが遅いのでもう間に合わないと諦めていたプールサイドでのビールフェスト。
まだやってました!
さっきベルリンでビール堪能してきたのに。
せっかくですのでここでも頂きます。ミュンヘンのオクトーバーフェストのような衣装の方がビールを運んで来ていました。
たのしい! -
おおきな体のゲストたち。
大きなジョッキも小さく見えます。 -
だいぶ日が傾いてきました。
午後9時50分。もうすぐキールに向けて出港です。 -
ドイツってソーセージしかないの?
彼はビールもソーセージも付け合わせのザワークラウトも大好き。
私は途中から赤ワインで。 -
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-
Aftのプールサイドから。
ここでは静かに夕暮れを楽しんでいる方たちが。 -
スパでシャワーを浴びて、部屋のベランダで涼みます。
もうすぐクルーズも終わり。
どんどん寂しくなります。 -
-
-
今日はいつものCrow's Nestではなく、ピアノバーで本日のカクテルを頂きました。
Hugo
ドイツでは有名な軽めのカクテルだそうです。アぺロールみたいな。
美味しくてピアノ聞く間もなくあっと言う間に頂いちゃいました。
あれだけビール飲んで、まだ飲むのね。
酒の飲み夫婦。
そろそろ部屋に戻りましょう。 -
クタクタです。
部屋で待っていてくれたのはタオルアートのおサルくん。
それにしても上手に作りますね。
明日は最後の寄港地キールです。
おやすみなさい。
北北東の微風。ときどき曇り。正午の気温22度。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ちょんたさん 2015/01/26 01:33:42
- この夏クルーズでヴァルネミュンデに行くので…。
- Puさん
初めまして、ちょんたと申します。
この夏こちらに寄港するクルーズに行くことになりましたので、ちょっとお寄りしてみました。
実は昨年初めて地中海クルーズをしてすっかりはまり、今年思いがけなくまた行けることになってしまいました!!
これからじっくりと読ませていただきたいので、ちょっとご挨拶を…。
クルーズ、とても良い思い出が出来そうですね。
取り急ぎ…。
ちょんた
- Puさん からの返信 2015/01/26 23:34:15
- RE: この夏クルーズでヴァルネミュンデに行くので…。
- ちょんたさま
このたびは私の稚拙な文章とピンボケ写真の旅行記を読んでくださってありがとうございます。
バルト海クルーズは私たちにとってもとても思い出深い旅になりました。
クルーズを経験すると他の旅行がちょっと面倒になってしまったくらいです。
ちょんたさんのクルーズが素敵な旅になりますようにお祈りしています。
> Puさん
>
> 初めまして、ちょんたと申します。
>
> この夏こちらに寄港するクルーズに行くことになりましたので、ちょっとお寄りしてみました。
>
> 実は昨年初めて地中海クルーズをしてすっかりはまり、今年思いがけなくまた行けることになってしまいました!!
>
> これからじっくりと読ませていただきたいので、ちょっとご挨拶を…。
>
> クルーズ、とても良い思い出が出来そうですね。
>
> 取り急ぎ…。
>
> ちょんた
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