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5月3日、0650に部屋へベルボーイを呼び、僕等の荷物の運搬を頼み20Hk$を渡した。<br />ベッドの枕元にもベッド・メーキングへの枕銭として50HK$を置き、車椅子氏夫妻を部屋へ迎えに行き、やはりベルボーイを呼んで20HK$を渡して車椅子氏夫妻の荷物を託して、僕は車椅子氏を車椅子に乗せてエレベーターでロビーへ降りた。<br />0700丁度にShum氏夫妻が現れたので挨拶を交わし、その間にカミサンがチェックアウトをした。<br />Shum氏夫妻と車椅子氏夫妻はShum氏のMB350Mで、僕等はShum氏の社員らしい人の車で空港へ向かった。<br />Shum氏は空港の車寄せに車を止め、僕等は全員の荷物と車椅子を降ろし、車椅子氏を乗せた車椅子を押して、キャセイ・パシフィックのカウンターへ行き、Shum氏は駐車場へ車を預けてカウンターへ来た。<br />ここまで押してきた車椅子は荷物として預け、以後は搭乗までキャセイ・パシフィックは用意してくれた車椅子を使用する事になった。<br />バンコクへの搭乗手続きを済ませてイミグレーションを通過し、手荷物検査を終えて、キャセイ・パシフィックのラウンジへ入った。<br />ラウンジではビュッフェ形式で食事が用意されており、二階の奥にはヌードル・バーと点心も有った。<br />それぞれが好みの朝食を済ませ、車椅子を客室預けにしなければならないので、少し余裕をみた時間に搭乗口へ車椅子を押して移動した。<br />飛行機内で車椅子氏を車椅子から降ろし指定された座席へ誘導すると、CAは車椅子を引き取って下さった。<br /><br />殆ど予定通りの時刻に飛行機は離陸し、暫くすると朝食の機内食が配られた。<br />機内食が出るのであれば、ラウンジでの朝食は食べなくても良かったな、とも思ったが、やはり機内食のオムレツ、ソーセージ、ベーコンは塩分が多くて、ラウンジのビュッフェの方が味は良い。<br /><br />飛行機は殆ど予定通りに着陸し、飛行機を出た所にキャセイが手配してくれた車椅子が来ていた。<br />車椅子に車椅子氏を乗せて、イミグレーションを無事に通過し、荷物も順調に出て来てたが、僕にとって肝腎の商売道具である、香港で預けた車椅子を空港職員が持って来て下さるまでは15分位を要した。<br />車椅子を交換し、Shum氏が現地の旅行社に手配したミニ・バスの乗員を探す。<br />「Well come Mr.Shum」と書かれた紙を両手で広げている人を見つけて手を振り合図をして、その人の後を付いていった。<br />ミニ・バスは空港の出入り口から少しだけ歩いた所に止められていて、タイ製のトヨタ・ハイエースだった。<br />定員は14人らしいが、今回は6名と荷物に車椅子だ。しかし、14名も乗ると狭いだろう、と思った。<br />空港からバスまで案内してくれたのは男性だったが、運転士は女性だった。<br />彼女は何事か男性と言葉を交わし、僕等には無言でバスをスタートさせた。<br /><br />道は想像したよりも混んでおらず、順調に高速道路へ入って走り続けたが、途中で猛スピードのランボルギーニ・ガヤルドに抜かれた。<br />『あんな車、車の税金がバカ高いタイで幾らするのだろう?』と僕が呟いたら、Shum氏が『あんな車をタイへ輸入する時は、部品を幾つか外して、故障車か部品の様にして輸入すると税金が安くなるんだ。』と言った。<br /><br />高速道路を降りて、暫く走るとチャオプラヤ川らしい川に架かった橋を渡り、オリエンタル・マンダリンやシャングリ・ラのホテルが見えた。<br />ペニンシュラ(半島酒店)・バンコクは、マンダリンやシャングリ・ラとチャオプラヤ川を挟んだ対岸に在るので、僕は『もうすぐ到着だ。』と思ったが、それからもバスは暫く走り続け、ペニンシュラの前を通り過ぎた。<br />『何か変だな?』と、僕は思ったが、Shum氏も同じ思いだったらしく、運転している女性へ英語で話し掛けたが、女性は英語を良く理解できないらしく、タイ語で返事をするので、通じない。<br />僕がペニンシュラの所在地を書いた紙を示すと、女性は道端に車を寄せて、自分の会社か何処かに電話を掛けて話し始めた。<br />数分で電話が終わると、女性は溜息を吐いて、バスをUターンさせると元きた道を戻り始め、15分ほど走るとペニンシュラのゲートが見えてきた。<br />どうやら、この女性は新米か何かで新米か何かでペニンシュラを知らなかった様だ。<br />僕が、『没法子(メイ・ファーズ・仕方ない)、トラベルにトラブルは付き物、でも私のトラブル、ちょと困る』と香港訛りの日本語で言うと、Shum氏が笑った。<br /><br />何とかペニンシュラホテルに着いてチェックインしたが、まだ部屋の準備が整っていない、との事だったので、Shum氏が『ここの下で飲茶にしよう。』と言ったので、僕は車椅子に車椅子氏を乗せてロビーからガーデンフロアーへの小さなエレベーターで降りて、『&#28228;江中菜&#21381;』(メイジャン)という中華料理レストランに入った。<br />店内で席に案内されると、例によってShum氏は眉間に皺を寄せながら夫人を献立表を指さしながら料理を決め、ウェイターに注文をし、『ビール、飲むか?』と僕らに訊ねたので、『シンガー・ビールを』と、お願いした。<br />やはり、次から次へと点心が運ばれて来て、またしても満腹以上の状態となってしまった。<br /><br />飲茶を終えてロビーのフロアに戻り、チェックイン・カウンターへ行くと、部屋の鍵を渡され、荷物は既に運んである、との事だった。<br />車椅子を押してエレベーターに乗って15階の部屋へ行き、1508号室に車椅子氏夫妻を案内し、『夕食は、フカヒレ料理を食べに行くから、1900にロビーで会おう。』とShum氏は言い、車椅子氏は『疲れたので少し昼寝をしよう。10分前に迎えに来てくれ。』との事だったので、僕らは自分たちの部屋である1502号室へ入った。<br />部屋の設備を確認して荷物を広げ、少し休むと1640だった。<br />僕は少しホテルの周りを見てみるか、と思って一人で部屋を出てロビーを抜け、ホテルの外へ出た。<br />夕日を湿気が纏わり着く様に暑い。<br />ホテルのゲートを出て右へ少し歩くと、セブンイレブンが有った。<br />中に入り、氷と水とウィスキーを買うつもりだったが、ウィスキーやワイン等、少し高価な酒類はカウンターの棚に有り、自分では手に取る事が出来なかったので、店員に『ウィスキー、シヴァス・リーガルを』と言ったが、店員が首を振りながら差し出した札には、『酒類販売は、1700〜2400まで』と英語で書かれていた。<br />時計を見ると1650だったので、僕は店員に礼を言って店を出た。<br />それから反対方向へ5分程歩くと、24時間営業のマックスバリューが在った。<br />僕は、そこへ入って、さっきのセブンイレブンよりは豊富な棚の品物を見て回り、1700になるのを待って、棚から1,5リッターの水と氷、ナッツ類を買い物カゴに入れてカウンターへ行き、カウンターの女性に『シヴァス・リーガル』と言うと、彼女は時計で時間を確かめてから背後の棚からウィスキーを降ろして袋に入れた。<br />水は30円、氷は45円程だったが、ウィスキーは4200円だった。<br />ホテルの部屋へ戻ると、ベッドメーキングの女性がベッドの状態を確かめに来て、二本のミネラル・ウォーターの500ccをベッド横のテーブルに置き、氷をアイスペールに入れてくれたので、僕が100バーツを差し出すと、両手を合わせて受け取り、笑顔で退室した。<br /><br />少し休んでから時計を見ると、1830だったので、支度をして車椅子氏夫妻を部屋へ迎えに行き、車椅子を押してロビーに降りた。<br />Shum氏夫妻も降りて来られて、『それじゃ行くか。』と言い、ドアボーイに料理店のカードを示し、ドアボーイは二台のタクシーを呼んで行き先をタイ語で運転士に告げ、一台目にShum氏と車椅子氏夫妻、二台目にShum氏夫人と僕らが乗って、ホテルを出発した。<br />一台目のタクシーから僕らが乗った二台目のタクシーは少し遅れて出発したので、逸れてしまい、僕らが乗った車はホテルを出てから左へ走り出したかと思うと暫く走ってUターンして反対方向へ走り、それからは同じ様な所を右往左往した。<br />道が分からないのか、わざと遠回りをして料金を稼ぐつもりだったのかは分からなかったが、途中で他のタクシーに窓を開けて道を尋ねたり、何処かへ電話を掛けたりしていたので、Shum夫人が料理店へ電話を掛けて運転士に代わって道案内をさせ、本来ならば30分程度で着くらしい距離を1時間以上掛かって到着した。<br />店の前にはShum氏や店の人間が心配そうに立っていて、僕らが到着すると店の人間が運転士に何か言い、運転士も何か答えていたが、会話の内容は僕らに分かるはずもない。<br />店の人間はShum氏から現金を受け取り、料金メーターを見て運転士に支払いをしたが、メーターの表示よりも安い料金しか払わなかった様で、運転士は不満そうな顔をしたが、店の人間は無視して僕らを店内へ案内した。<br /><br />席に着くとShum夫人は僕を見ながら、『あなたが居たから心強かった。女二人だけで、あんなタクシーは怖い。』と英語で言った。<br />そして、相変わらずShum氏は眉間に皺を寄せて夫人と献立表を見ながら料理を注文した。<br />『昔、ここは小さな店だったが、人気が出て忽ち大きな店になった。バンコクでは最も有名なフカヒレのレストランだ。僕らはバンコクへ来ると、ここには必ず来る。香港からバンコクへは二泊三日で一人10万円も有れば十分に来れる。朝早く涼しい時間にゴルフをして、飲茶が終わるとマッサージ、その後はノンビリして夕食にはフカヒレを食べる、とまぁ、こんな風だね。』とShum氏は言った。<br />そして、また大量の料理が運ばれてきた。<br /><br />食事が終わると、店の人間が二台のタクシーを呼んだ。<br />先ほどと同じ様に、一台目にShum氏と車椅子夫妻、二台目にShum氏夫人と僕らが乗り、Shum夫人は助手席で運転士と何か話していた。<br />今度は30分程でホテルに着いたが、何と今度の運転士は料金メーターを始動させておらず、勝手な料金を請求するので、今度はホテルのドアボーイが運転士に何か言い、Shum氏が出した札の中から選んだ札を窓から放り投げる様に渡した。<br />昼間と同じ様に、僕が『没法子(メイ・ファーズ・仕方ない)、トラベルにトラブルは付き物、でも私のトラブル、ちょと困る』と香港訛りの日本語で言うと、またShum氏が笑った。<br /><br />Shum氏は、『せっかくだから、ガーデンフロアで何か飲むか。』と言ったので、僕は車椅子を押して昼食へ行く時に乗ったリフトでガーデンフロアへ移動し、少しウィスキーを飲んだ。<br />その後、『明日は0900から朝食、またロビーで会おう。』とShum氏が言い、僕は車椅子を押して1508号室へ車椅子氏夫妻を送り、自分の部屋に戻って買って来たウィスキーを飲んだが、夕食の量が多かったのでナッツ類は食べなかった。<br />カミサンは部屋のテーブルの上に置いてあったランブータンをデザートに食べ、それでバンコクの一日目は終わった。

香港で知人と合流後、バンコクへ

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2014/05/03 - 2014/05/06

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ヤブレイヌ

ヤブレイヌさん

5月3日、0650に部屋へベルボーイを呼び、僕等の荷物の運搬を頼み20Hk$を渡した。
ベッドの枕元にもベッド・メーキングへの枕銭として50HK$を置き、車椅子氏夫妻を部屋へ迎えに行き、やはりベルボーイを呼んで20HK$を渡して車椅子氏夫妻の荷物を託して、僕は車椅子氏を車椅子に乗せてエレベーターでロビーへ降りた。
0700丁度にShum氏夫妻が現れたので挨拶を交わし、その間にカミサンがチェックアウトをした。
Shum氏夫妻と車椅子氏夫妻はShum氏のMB350Mで、僕等はShum氏の社員らしい人の車で空港へ向かった。
Shum氏は空港の車寄せに車を止め、僕等は全員の荷物と車椅子を降ろし、車椅子氏を乗せた車椅子を押して、キャセイ・パシフィックのカウンターへ行き、Shum氏は駐車場へ車を預けてカウンターへ来た。
ここまで押してきた車椅子は荷物として預け、以後は搭乗までキャセイ・パシフィックは用意してくれた車椅子を使用する事になった。
バンコクへの搭乗手続きを済ませてイミグレーションを通過し、手荷物検査を終えて、キャセイ・パシフィックのラウンジへ入った。
ラウンジではビュッフェ形式で食事が用意されており、二階の奥にはヌードル・バーと点心も有った。
それぞれが好みの朝食を済ませ、車椅子を客室預けにしなければならないので、少し余裕をみた時間に搭乗口へ車椅子を押して移動した。
飛行機内で車椅子氏を車椅子から降ろし指定された座席へ誘導すると、CAは車椅子を引き取って下さった。

殆ど予定通りの時刻に飛行機は離陸し、暫くすると朝食の機内食が配られた。
機内食が出るのであれば、ラウンジでの朝食は食べなくても良かったな、とも思ったが、やはり機内食のオムレツ、ソーセージ、ベーコンは塩分が多くて、ラウンジのビュッフェの方が味は良い。

飛行機は殆ど予定通りに着陸し、飛行機を出た所にキャセイが手配してくれた車椅子が来ていた。
車椅子に車椅子氏を乗せて、イミグレーションを無事に通過し、荷物も順調に出て来てたが、僕にとって肝腎の商売道具である、香港で預けた車椅子を空港職員が持って来て下さるまでは15分位を要した。
車椅子を交換し、Shum氏が現地の旅行社に手配したミニ・バスの乗員を探す。
「Well come Mr.Shum」と書かれた紙を両手で広げている人を見つけて手を振り合図をして、その人の後を付いていった。
ミニ・バスは空港の出入り口から少しだけ歩いた所に止められていて、タイ製のトヨタ・ハイエースだった。
定員は14人らしいが、今回は6名と荷物に車椅子だ。しかし、14名も乗ると狭いだろう、と思った。
空港からバスまで案内してくれたのは男性だったが、運転士は女性だった。
彼女は何事か男性と言葉を交わし、僕等には無言でバスをスタートさせた。

道は想像したよりも混んでおらず、順調に高速道路へ入って走り続けたが、途中で猛スピードのランボルギーニ・ガヤルドに抜かれた。
『あんな車、車の税金がバカ高いタイで幾らするのだろう?』と僕が呟いたら、Shum氏が『あんな車をタイへ輸入する時は、部品を幾つか外して、故障車か部品の様にして輸入すると税金が安くなるんだ。』と言った。

高速道路を降りて、暫く走るとチャオプラヤ川らしい川に架かった橋を渡り、オリエンタル・マンダリンやシャングリ・ラのホテルが見えた。
ペニンシュラ(半島酒店)・バンコクは、マンダリンやシャングリ・ラとチャオプラヤ川を挟んだ対岸に在るので、僕は『もうすぐ到着だ。』と思ったが、それからもバスは暫く走り続け、ペニンシュラの前を通り過ぎた。
『何か変だな?』と、僕は思ったが、Shum氏も同じ思いだったらしく、運転している女性へ英語で話し掛けたが、女性は英語を良く理解できないらしく、タイ語で返事をするので、通じない。
僕がペニンシュラの所在地を書いた紙を示すと、女性は道端に車を寄せて、自分の会社か何処かに電話を掛けて話し始めた。
数分で電話が終わると、女性は溜息を吐いて、バスをUターンさせると元きた道を戻り始め、15分ほど走るとペニンシュラのゲートが見えてきた。
どうやら、この女性は新米か何かで新米か何かでペニンシュラを知らなかった様だ。
僕が、『没法子(メイ・ファーズ・仕方ない)、トラベルにトラブルは付き物、でも私のトラブル、ちょと困る』と香港訛りの日本語で言うと、Shum氏が笑った。

何とかペニンシュラホテルに着いてチェックインしたが、まだ部屋の準備が整っていない、との事だったので、Shum氏が『ここの下で飲茶にしよう。』と言ったので、僕は車椅子に車椅子氏を乗せてロビーからガーデンフロアーへの小さなエレベーターで降りて、『湄江中菜厅』(メイジャン)という中華料理レストランに入った。
店内で席に案内されると、例によってShum氏は眉間に皺を寄せながら夫人を献立表を指さしながら料理を決め、ウェイターに注文をし、『ビール、飲むか?』と僕らに訊ねたので、『シンガー・ビールを』と、お願いした。
やはり、次から次へと点心が運ばれて来て、またしても満腹以上の状態となってしまった。

飲茶を終えてロビーのフロアに戻り、チェックイン・カウンターへ行くと、部屋の鍵を渡され、荷物は既に運んである、との事だった。
車椅子を押してエレベーターに乗って15階の部屋へ行き、1508号室に車椅子氏夫妻を案内し、『夕食は、フカヒレ料理を食べに行くから、1900にロビーで会おう。』とShum氏は言い、車椅子氏は『疲れたので少し昼寝をしよう。10分前に迎えに来てくれ。』との事だったので、僕らは自分たちの部屋である1502号室へ入った。
部屋の設備を確認して荷物を広げ、少し休むと1640だった。
僕は少しホテルの周りを見てみるか、と思って一人で部屋を出てロビーを抜け、ホテルの外へ出た。
夕日を湿気が纏わり着く様に暑い。
ホテルのゲートを出て右へ少し歩くと、セブンイレブンが有った。
中に入り、氷と水とウィスキーを買うつもりだったが、ウィスキーやワイン等、少し高価な酒類はカウンターの棚に有り、自分では手に取る事が出来なかったので、店員に『ウィスキー、シヴァス・リーガルを』と言ったが、店員が首を振りながら差し出した札には、『酒類販売は、1700〜2400まで』と英語で書かれていた。
時計を見ると1650だったので、僕は店員に礼を言って店を出た。
それから反対方向へ5分程歩くと、24時間営業のマックスバリューが在った。
僕は、そこへ入って、さっきのセブンイレブンよりは豊富な棚の品物を見て回り、1700になるのを待って、棚から1,5リッターの水と氷、ナッツ類を買い物カゴに入れてカウンターへ行き、カウンターの女性に『シヴァス・リーガル』と言うと、彼女は時計で時間を確かめてから背後の棚からウィスキーを降ろして袋に入れた。
水は30円、氷は45円程だったが、ウィスキーは4200円だった。
ホテルの部屋へ戻ると、ベッドメーキングの女性がベッドの状態を確かめに来て、二本のミネラル・ウォーターの500ccをベッド横のテーブルに置き、氷をアイスペールに入れてくれたので、僕が100バーツを差し出すと、両手を合わせて受け取り、笑顔で退室した。

少し休んでから時計を見ると、1830だったので、支度をして車椅子氏夫妻を部屋へ迎えに行き、車椅子を押してロビーに降りた。
Shum氏夫妻も降りて来られて、『それじゃ行くか。』と言い、ドアボーイに料理店のカードを示し、ドアボーイは二台のタクシーを呼んで行き先をタイ語で運転士に告げ、一台目にShum氏と車椅子氏夫妻、二台目にShum氏夫人と僕らが乗って、ホテルを出発した。
一台目のタクシーから僕らが乗った二台目のタクシーは少し遅れて出発したので、逸れてしまい、僕らが乗った車はホテルを出てから左へ走り出したかと思うと暫く走ってUターンして反対方向へ走り、それからは同じ様な所を右往左往した。
道が分からないのか、わざと遠回りをして料金を稼ぐつもりだったのかは分からなかったが、途中で他のタクシーに窓を開けて道を尋ねたり、何処かへ電話を掛けたりしていたので、Shum夫人が料理店へ電話を掛けて運転士に代わって道案内をさせ、本来ならば30分程度で着くらしい距離を1時間以上掛かって到着した。
店の前にはShum氏や店の人間が心配そうに立っていて、僕らが到着すると店の人間が運転士に何か言い、運転士も何か答えていたが、会話の内容は僕らに分かるはずもない。
店の人間はShum氏から現金を受け取り、料金メーターを見て運転士に支払いをしたが、メーターの表示よりも安い料金しか払わなかった様で、運転士は不満そうな顔をしたが、店の人間は無視して僕らを店内へ案内した。

席に着くとShum夫人は僕を見ながら、『あなたが居たから心強かった。女二人だけで、あんなタクシーは怖い。』と英語で言った。
そして、相変わらずShum氏は眉間に皺を寄せて夫人と献立表を見ながら料理を注文した。
『昔、ここは小さな店だったが、人気が出て忽ち大きな店になった。バンコクでは最も有名なフカヒレのレストランだ。僕らはバンコクへ来ると、ここには必ず来る。香港からバンコクへは二泊三日で一人10万円も有れば十分に来れる。朝早く涼しい時間にゴルフをして、飲茶が終わるとマッサージ、その後はノンビリして夕食にはフカヒレを食べる、とまぁ、こんな風だね。』とShum氏は言った。
そして、また大量の料理が運ばれてきた。

食事が終わると、店の人間が二台のタクシーを呼んだ。
先ほどと同じ様に、一台目にShum氏と車椅子夫妻、二台目にShum氏夫人と僕らが乗り、Shum夫人は助手席で運転士と何か話していた。
今度は30分程でホテルに着いたが、何と今度の運転士は料金メーターを始動させておらず、勝手な料金を請求するので、今度はホテルのドアボーイが運転士に何か言い、Shum氏が出した札の中から選んだ札を窓から放り投げる様に渡した。
昼間と同じ様に、僕が『没法子(メイ・ファーズ・仕方ない)、トラベルにトラブルは付き物、でも私のトラブル、ちょと困る』と香港訛りの日本語で言うと、またShum氏が笑った。

Shum氏は、『せっかくだから、ガーデンフロアで何か飲むか。』と言ったので、僕は車椅子を押して昼食へ行く時に乗ったリフトでガーデンフロアへ移動し、少しウィスキーを飲んだ。
その後、『明日は0900から朝食、またロビーで会おう。』とShum氏が言い、僕は車椅子を押して1508号室へ車椅子氏夫妻を送り、自分の部屋に戻って買って来たウィスキーを飲んだが、夕食の量が多かったのでナッツ類は食べなかった。
カミサンは部屋のテーブルの上に置いてあったランブータンをデザートに食べ、それでバンコクの一日目は終わった。

旅行の満足度
4.0
観光
3.5
ホテル
5.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.5
交通
3.0
同行者
社員・団体旅行
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
タクシー
航空会社
キャセイパシフィック航空
旅行の手配内容
個別手配
  • キャセイのラウンジでのビュッフェ一例

    キャセイのラウンジでのビュッフェ一例

  • キャセイの機内。機材はA320だと思います。

    キャセイの機内。機材はA320だと思います。

  • 機内での朝食メニュー

    機内での朝食メニュー

  • 機内での朝食。やはり塩辛い。

    機内での朝食。やはり塩辛い。

  • ペニンシュラホテルの室内。

    ペニンシュラホテルの室内。

  • ペニンシュラの浴室

    ペニンシュラの浴室

  • ペニンシュラの飲茶1

    ペニンシュラの飲茶1

  • ペニンシュラの飲茶2<br /> 青菜の炒め物。油と大蒜の風味が強い。

    ペニンシュラの飲茶2
    青菜の炒め物。油と大蒜の風味が強い。

  • ペニンシュラの点心各種

    ペニンシュラの点心各種

  • やはり続々出て来る点心

    やはり続々出て来る点心

  • 更に出て来る料理。

    更に出て来る料理。

  • やっと、これで終わり。

    やっと、これで終わり。

  • フカヒレ料理専門店

    フカヒレ料理専門店

  • 献立表

    献立表

  • 献立表の内容

    献立表の内容

  • 最初に供された青菜の炒め物。Shum氏は青菜を多めの油と大蒜で味付けした料理を好む。

    最初に供された青菜の炒め物。Shum氏は青菜を多めの油と大蒜で味付けした料理を好む。

  • フカヒレが一枚丸ごと入ったスープ、これは一人に一皿を注文されていた。好みでモヤシとパクチーを入れて食べるが、僕はパクチーが苦手なのでモヤシのみを入れた。

    フカヒレが一枚丸ごと入ったスープ、これは一人に一皿を注文されていた。好みでモヤシとパクチーを入れて食べるが、僕はパクチーが苦手なのでモヤシのみを入れた。

  • フカヒレと鵞鳥の足を煮込んだスープ。これは6人で取り分けて食べた。<br />Shum氏は、鵞鳥の足も好物らしい。

    フカヒレと鵞鳥の足を煮込んだスープ。これは6人で取り分けて食べた。
    Shum氏は、鵞鳥の足も好物らしい。

  • 海老入り春雨の炒め物。

    海老入り春雨の炒め物。

  • デザート、ギンナンのシロップ漬け。<br />あまり日本人には向かない甘さと味だと思う。

    デザート、ギンナンのシロップ漬け。
    あまり日本人には向かない甘さと味だと思う。

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