2014/04/25 - 2014/05/06
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SATORUさん
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4月30日
ホテルの中で「カサブランカでの見どころってほとんどないので、カサブランカ周辺にどこか世界遺産又は有名な観光地が無いものか…」と探していたら、カサブランカから約90kmほど離れた場所に「アル・ジャディーダのポルトガル都市」という世界遺産があることが分かり、「ここに行こう」と決めました。
「できるだけ早くカサブランカへ戻らないと…」って思い、朝早く起きてラバトから列車でカサブランカへ戻ることにしました。ホテル探しもすんなりいき、列車でアル・ジャディーダへ。
(続く)
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午前5時半、寝ていたホテルのレセプションのスタッフを起こしてチェックアウト。
ラバトのお宿はHotel Berlin。
寝るだけだったら十分のお部屋でした。 -
5時半位はまだ暗い感じでした。
人の行き来はほとんどなし。 -
路上で新聞を販売する人は朝が早いのか、
既にオープンしてました。 -
駅前の噴水もさびしい感じです。
-
ラバト駅。
カサブランカへ6時15分の列車があるという事でその列車に合わせてきました。
「カサ・ボヤージュ駅まで1枚」って言うと、
午前7時40分前後発の列車のチケットを出してきたので、
「午前6時15分の列車があるはずだけど…」って言うと、
この列車はカサブランカのもう一つの駅、
カサ・ポートに着く列車だったようです。
という事で、駅員さんに謝りカサ・ポート駅まで1等座席を一枚購入。
55DH(660円位)でした。 -
地球の歩き方にはモロッコで夜行列車に乗ることは治安上、
あまり乗らない方が良いと記載されていましたが、
列車によってはシングルルームを備えた列車なんかもあるようで、
「その列車だったら大丈夫かな」
と感じました。
この列車もカサブランカへ行くようでしたが、
寝台列車であったこの列車には乗れず…。
車両の側面にはHotel Trainの表記がありました。
次の列車に乗らなければいけないようです。 -
駅にはイスラム教らしくお祈りする部屋もありました。
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カサ・ポート駅前には、
ソフィテルホテルとノボテルホテルが林立してました。
どちらも似たような名前ですね。
ちなみに真ん中の高い方がソフィテルで、
その隣がノボテル、その隣がibisホテルです。 -
ソフィテルやノボテルに泊まれるような経済力はないので…。
まずは安宿探しを始めました。
中央市場の近くに目をつけていた宿があったので、
そちらに向かうことにしました。
15分〜20分位歩き中央市場に到着。
そこからホテルは容易に見つけることが出来ました。
ホテルの窓から外を見ると壁に像が…。
どういう意味があるのかわかりません。 -
ホテルはシャワー付き、トイレ共同で、
WIFIが使えて180DH(2160円)でした。
部屋も清潔に保たれていていいホテルでした。 -
午前8時15分、ホテルに荷物を置き行動開始。
まずはホテルから近いという事で、
CTMバスターミナルに行き、
バスの時刻を聞いたのですが…。
アル・ジャディーダ行きのバスは午前10時30分までないという事で、
トラムに乗りカサ・ボヤージュ駅へ向かいました。 -
列車でアル・ジャディーダに向かいます。
値段は確か1等80DH(960円)だったような…。 -
列車の座席は1−2のシートでゆったりしてました。
最後の駅、アル・ジャディーダまですごく空いてました。
その後、なぜ列車を利用しないのか理解できました。
駅から町の中心部まで歩いて1時間位の場所にあり、
非常に不便だったからだと思います。
駅の周りはまだ開発中で人がほとんどおらず。
駅から乗客はみんなタクシーで町の中心部まで向かったようでした。
私は人に聞き町の風景を楽しみながら
世界遺産のポルトガル都市を目指して歩きました。
それにしても遠かった…。 -
バスターミナルの前を途中通ると、
そのバスターミナルの前にタジン鍋料理を炭火で料理しているお店がありました。 -
中を見せて貰うと…。
野菜がたっぷり入っていました。
私がモロッコに来る前、
想像していたタジン鍋料理に一番近いものでした。
1鍋25DH(300円)という事で、
迷わずいただくことにしました。 -
結構色々な料理を出しているようです。
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一緒についてきたパン。
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このタジン鍋、
香辛料が効いていて本当に美味しかったです。
だけど、量があまりにも多すぎて、
最後は少々飽きてしまいました。
下の方には3枚程度ですが、
厚切りの骨付き牛肉も入ってました。
これが地元民向けの本当のタジン鍋なんでしょうね! -
ローストチキン。
人間に胃が牛のようにたくさんあったらと考えてしまいます。
見るもの見るものすべて美味しそうでしたので…。
巨漢の私でも最近は以前より大分食が細くなり、
食べたいものを全て食べれるような感じではなくなりました。 -
タジン鍋の奥がバスターミナルです。
CTM社、その他民営のバスが発着しているようでした。 -
モロッコ風サラダ。
こちらのはあまり美味しくなく残念な感じのサラダでした。 -
市内バスと町並み。
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御飯を食べ、歩いていくと…。
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世界遺産に登録されている「ポルトガル都市」の城壁が見えました。
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城壁をくぐれば…。
たくさんのお土産屋さんがありました。 -
アルジャディーダは地球の歩き方によりますと、
1502年〜1709年にポルトガルの支配下にあり、
モロッコに最後まで残ったポルトガル要塞だそうです。
この街には今も多くの遺物や要塞が残され、
2004年に世界遺産に登録された。
との事です。 -
呼び込みもそんなにしつこくなく、
ゆっくりとした時間が流れてました。 -
他のメディナは、
結構人がたくさんいて込み合っているような感じがしたのですが、
こちらはそういった感じではありませんでした。 -
お土産屋さんで良く見かけるポストカード。
日焼けしているポストカードのコレクションの数々。
誰も買わないような気がするのですが…。 -
メインから奥の通りに目をやると、
壁がきれいに塗装されてました。 -
そして、メイン通りにたくさんあるお土産物屋。
ここでも中心は欧米人の観光客。
日本人観光客には会いませんでした。 -
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この世界遺産の見どころはポルトガルの貯水槽です。
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入場料は10DH。
午前9時から午後1時、午後3時から午後6時半までのようです。
午前中にギリギリ入ることが出来ました。 -
最初は倉庫として利用されていたらしいのですが、
水が絶たれたことがあり、
その後貯水槽に改造されたようです。 -
何様式とか全然詳しくはないのですが…。
円柱が美しいゴシック建築で、
天窓から雨水が流れ込むようになっているようです。 -
うっすらと床には水が溜まっていました。
天窓から差し込む光が綺麗でした。 -
ポルトガルの貯水槽をさらっと見て、
展望台へ向かいました。
展望台からは向こうの方に砂浜が広がっているのが印象的でした。
夏場はリゾート地として大賑わいになるようです。 -
停泊していた船に風船が飾られてました。
何かお祭りでしょうか!? -
実際に使用された大砲!?
それとも、レプリカ!?
大砲の鉄の部分が重すぎるような気がします。 -
陸に上げられた漁船の数々。
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そして、地中海。
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海の反対側に広がる家々。
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この展望台でドイツから観光に来ていた人に、
自分のカメラで写真を撮ってもらいました。
「どこから来たの?」って聞かれ、
「日本」って答えると、
1994年にハネムーンで日本に行ったことがある。
東京、名古屋、京都、厳島、松江…。
と順番に行った地名を挙げ、
え、松江!?と思わずびっくりして聞き返してしまいました。
松江ってそんなにも外国人観光客に有名な観光地じゃないと思うんだけど…。
それも「1994年に」って…。 -
「ハネムーンの旅行先として日本を選んだ」と聞いて、
日本人として嫌な感じはしませんね〜〜。
やっぱり多くの外国人に素晴らしい日本の文化や習慣、
伝統を知ってもらいたいって改めて感じました。 -
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海はいくら見ても飽きが来ません。
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城壁沿いを歩けば…。
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ユダヤのマークが建物に書いてあったので、
シナゴークという事になるでしょうか!? -
そしてまた海。
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人が入り込めないようにガラスを突き刺して作られた塀。
刺さったら痛そうです。 -
そして、一通り観光を終え、
バスターミナルへと向かいました。
CTMのバスでカサブランカまで40DHでした。
余りにも多くのバスが止まっているので、
自分がどこに行きたいのかを
あらかじめCTM社の職員にアピールしておいた方が良いかもしれません。
バスはアル・ジャディーダ発ではないようです。
あらかじめアピールしていたので、
バスが来たら乗るべきバスまで連れて行ってくれました。
アル・ジャディーダは小さな町でしたが、
観光スレしているような感じでもなく、
ゆっくりとした海がきれいないい町でした。
ここに来てよかったと実感しながら、
カサブランカに戻りました。
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