2013/10/23 - 2013/10/23
867位(同エリア4741件中)
クッキーさん
地下宮殿を見た後はツアー定番の革製品のショップ訪問。
ベリーダンスショーの前のわずかな自由時間の間にタクシム広場から延びる通りを歩いてみました。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
15:34
アヤソフィアから歩いてやってきたのは地下宮殿です。
宮殿という名前に興味津津です。
並んでいる人も少なく、すぐに入場できました。 -
薄暗い水面に、森の木々のようにそびえ立つ大理石の柱。
宮殿という名前がついてはいますが、ここはビザンチン帝国時代から続いている地下貯水池。 -
東ローマ帝国時代の6世紀頃、ユスティニアヌス1世によって建設されたこの建物は、オスマントルコ帝国時代に再発見されたのだそうです。
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黒海に近い水源から19キロかけて水が運びこまれ、ここからアヤソフィアやトプカプ宮殿などに供給されていたのだとか。
その後再び放置されますが1985年にイスタンブール市によって改めて修復され、1987年より一般公開を開始。貯水池としてはもっと広さがあり、この辺り一帯の建物の地下とつながっているという説もあるとか。
ローマ時代から残る、何本ものコリント式やイオニア式の柱がオレンジ色の照明でほのかにライトアップされている様子は、確かに厳かな宮殿のようです。 -
煉瓦造の交差ヴォールト。
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柱は全て高さ9メートルで、4メートルおきに28本並んでおり、これが12列あるので全部で336本。柱の中には帝国内のあちこちから持ち込まれた再利用モノも含まれているため、種類も色々あります。
途中左手には、ライトアップされた「涙の柱」と呼ばれる柱が一本あります。柱のモチーフが、逆向きの涙のしずく模様な上に、常にしっとりと濡れているからこう呼ばれているのだとか。 -
柱の土台部分に使われているメデューサの顔。
なぜか一つは横向きで、もう一つは上下逆さ。なぜこのように置かれたのかについては、メデューサの目の魔力を封じ込めるためだとか、単なる高さ調整、ローマ文明がギリシャ文明征服の意味を込めたため、あるいは多神教から一神教への移行時代に封じ込めの意味があった……などなど色々な説があるそうです。
薄暗い地下宮殿でライトアップされた緑色のメデューサの顔が柱の土台として押さえつけられている様子はちょっと不気味ですが、記念に一枚。 -
15:57
あっという間に見学を終えて、広場に戻ります。
ツアーでなければ、あんなトラムに乗って自由に歩き回れるんだけど・・・ -
16:00
少しは街歩きができるかと思っていたのですが、 -
広場で待機していたバスに強制収容されてしまいました。
写真のバスではありませんよ。 -
16:05
トラムが道路の大部分を占めているかのよう。 -
バスの車窓から。
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16:28
ツアー定番の革製品のショップ訪問です。添乗員さん曰く、こういったお店に行かないと旅行代金が上がるんですって。
まずはチャイなどを頂きながらファッションショーを見学。確かに素晴らしい革製品ばかりです。
入る前には、「誰が買うの?」なんておっしゃっていた方と他一名がお買い上げ。周りでは、その方の選んだ数点をあれこれ口を挟んで楽しみます。 -
17:26
普通なら気の重いショップでの時間も楽しく過ごし、一路ホテルに向かいます。
ヴァレンス水道橋。はるかローマ時代の遺物です。 -
たくさんの幟?が翻っています。
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もう夕暮れどき。
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車窓からですが、こんな光景を目に焼き付けておきましょう。
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17:30
ガラタ橋で釣りをする人。 -
新市街の大通り。
道路は渋滞気味。
ホテルはこの先です。 -
夕食までにまだ時間がありますが、ガラタ塔に行けるほどの時間は無理。
ホテル裏側の公園を抜けてタクシム広場までやって来ました。 -
最近デモが行われた場所です。
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広場に立つ共和国記念碑。
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共和国記念碑。
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一両のトラムに、まさに鈴なり状態の乗客が。
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広場から延びるイスティクラル通り。
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大都会の喧騒。
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どこかヨーロッパ調。
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夫とはぐれないようにと気にしながらもカメラをあちこちに向けています。
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歩行者で溢れた軌道をなんとか進んでいくトラム。
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ショッピングやグルメを楽しめる通りと言われても、
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時間を気にしながら通りの雰囲気を、束の間だけでも味わいます。
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大通りから脇道を垣間見て。
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ちょっと覗いてみた高級菓子店。
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こちらの脇道の雰囲気はちょっと・・・
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トルコのスウィーツのオンパレード。
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甘さが雫のように。
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食卓に上るであろう惣菜もきれいにディスプレイされています。
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トルコを離れた今、あれらのお菓子を買っておけばよかったと後悔しきり。
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上品な日本のお菓子と違って、ただもう甘いだけだけど、私の舌には心地よい甘さ。
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賑わっている惣菜屋さん。
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タクシン広場の片隅の花屋さん。
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夕闇のなかでも華やかです。
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19:32
ベリーダンスショーが見られるレストランに到着です。 -
ガラタ塔への未練を残しながらのディナーですが、
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特に美味しいというほどではなく、
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記念にと、ひと皿ずつ撮ってはいるものの、
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味の記憶は全く蘇らす、
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ほぼ全てを平らげはしたものの、
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21:06
最後のデザートは、もっと甘いものが良かったな。 -
ベリーダンス・ショーを見た記念の一枚。
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この日の歩数を記録。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- batfishさん 2015/01/16 19:16:24
- 懐かしく拝見しました。
- クッキオさん こんにちは
トルコ旅行記、また拝見しています。
地下宮殿、お気に入りでした。
でも、全然ガイドさんの説明を聞いていなかったことが判明(^^;
クッキーさんの説明を読んで、そうだったのかと思うこと多数…
なんか落ち着くなぁ、お茶したい…と思いながら
フラフラしてたようです。
革製品のファッションショー!
私が参加したツアーでは数日前に絨毯工房、トルコ石のお店
とお土産屋を訪れたあと、最後に革製品のお店だったのですが
それまでにお買い上げした方々がファッションショーのモデル
として指名されてランウェイを歩いたんですよ!!
もちろんお高いジャケットを着せられて…
商売がうまい!と思ってしまいました。
もちろんその方々はかなりの確率でお買い上げされていました(^^)
私はアウトレットコーナー(という名の物置フロア)に
一人だけ案内されて1万円台のジャケットを1枚買いました(^^;
さすがよく人を見ている、と感心した覚えがあります。
私の参加したツアーはとても忙しくて
全然町を自由にあるく時間がなかったので
くっきーさんのようにトラムとか見て歩いてみたかったなぁと
今更ながらに思います。
また、イスタンブールだけ来ればいいや、とその時は思いましたが
なかなかチャンスがないものですね(^^;
やはり旅は一期一会ですね。
続きも楽しみに拝見します!!
batfish
- batfishさん からの返信 2015/01/16 19:18:54
- 追伸、お詫びです(RE: 懐かしく拝見しました。)
- クッキーさん
> クッキオさん こんにちは
↑クッキオになってました(^^;
すみません…m(__)m
全然確認せず投稿してしまいました。
お詫びします。
batfish
- クッキーさん からの返信 2015/03/21 10:28:49
- RE: 懐かしく拝見しました。
- batfishさん こんにちは
トルコはどこも素敵なところばかりでした。
私も ガイドさんの説明なんてほとんど聞かないほうなんですよ。
自分が見たいものばかりに目が向いて、説明なんて頭上を素通りです。
でも なかには メモまでとっていらっしゃる方がいて、すっかり感心したものです。
旅行記のコメントは、すべて復習の結果なんですよ。
ツアーは、やはりツアーでしかないようですよ。
自由に街歩きを楽しむには 個人で行くほかないみたいですね。
でも 昨今の イスラム国の所業を見ている限り、トルコ旅行も至難の技になりつつあるかもしれませんね。
いい時に 訪れられたと感謝です。
クッキー
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