2013年北朝鮮旅行記その10

2013/09/06 - 2013/09/12

2013年　北朝鮮旅行記　その10
9/6　東京→北京
9/7　北京→平壌
9/8　平壌
9/9　平壌（←いまここ）
9/10 平壌→板門店→平壌
9/11 平壌→（列車）→新義州→丹東→
9/12 北京→東京

この日は共和国創建65周年の記念日でした。
予定に無かったパレードを見学でき大興奮。その後モランボン公園を見て
平壌市内を観光します。

エリア ピョンヤン(北朝鮮)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: 高麗航空 ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

モランボン公園で行方不明になったツアーメートも無事見つかり次の目的地、チュチェ思想塔へ。
人民大学習堂と金日成広場と大同江を挟んだ所にある。1982年に金日成の70才の誕生日記念として建てられたもの。お決まりの説明をする案内員同志がつくがごめん、ここでも聞いていなかった。現地で聞いていなくても、ちゃんと主席のそれまで生きていた日数分（ただし閏年考慮するの忘れた）の石を使ったとか、他の旅行記読んで暗記しているから許してくれるよね。

印象に残るのはエレベーターのとろさ。一度に乗れる人数も少ないため、かなり待たされた。

眺めはさすがに美しい。

特に金日成広場の対角、すなわち全平壌の心臓部に位置しているので。

宿泊している羊角島ホテルも見える

炎の部分

郊外方面

特に大同江の対岸部分には古い伝統形式の民家も残る。
北朝鮮当局は自分たちが見せたい、つまり社会主義的に「進んだ」市街しか見せたがらないため、外国人が移動するのは近代的なアパートが建ち並ぶ、決まった道路のみ。

しかしこういう伝統家屋を残していることこそが文化的に「進んでいる」ということに当局は全く気がついていない。

こういう伝統家屋が残っている市街地区なら、お金を払ってでもみたいガイジンは多いのに・・・

チュチェ思想塔とその前に立つ、鎌/ハンマー/筆を持つ社会主義を象徴する像。元ネタは旧ソ連にあるのだが鎌/ハンマーに筆を持つ知識人を加えた形

塔の周りにはいかにもな社会主義リアリズムの石像が並ぶ

「一当百」は朝鮮人民軍のスローガン的なもの

学校の団体がいたので記念撮影に便乗させてもらった

ハレの日の衣装を着させてもらっている子供かわいい

ツアーメイトが全員塔から降りて来るのを待って移動。移動するバスの中から。白頭山での親子の様子を描いたモザイク画

「慶祝９．９」と書かれていて果物を売る屋台に列を作る人々

続いて向かったのはおなじみのハンマー、鎌、筆を形取った労働党創建記念塔。

祝日にはここでフォークダンス大会が開かれるのが恒例で、「ガイジン」が「飛び入り」で参加するのもお約束になっている

よく見ると女性は異様に高いヒールを履いているばかり。このあたり「見栄重視国家」の面目躍如である。

あまりにもお約束感があったため、ダンスに加わるのは遠慮した。むしろ周辺の観衆観察をしてみた。

小学生や

そのへんのおじさん

ハレの日に軍服を模した服を着せるのは社会主義国らしい

ま、子供はかわいいですね

今夜はアリラン祭を見る関係で普段より早めに夕食へ向かう事に。

「お父様大元帥は永遠に我らとともに」

偉大な我が国、我が祖国を千万年無窮に繁栄させさい

夕食は朝鮮国際旅行社が経営するレストランへ

メインは平壌名物の冷麺。有名店の玉流館で食べられなかったのは残念ではあるが、我々は割安ツアーなのでこの辺をセーブしているのかなと思った。

他のおかずはやや中華っぽいものとチャプチェのようなものが出た。