2016/04/30 - 2016/05/05
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ハッセルバインクさん
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長年の夢だった北朝鮮に行ってきました。
瀋陽/丹東までの往復はUAマイレージで押さえて、丹東発着の朝鮮ツアーはいろいろ迷いましたが、日本人の担当者がいる大連金橋国際旅行社で申し込みました。
朝鮮ツアーは3泊4日(往復鉄道利用)で¥146,000(ビザ代込み)
△△△日程△△△
04/30 HND9:25(NH961)12:20PEK16:55(CA1635)18:25SHE
瀋陽駅21:15(D7641)22:31丹東駅
05/01 丹東駅10:00(K27)17:43平壌駅
05/02 板門店・開城観光
05/03 平壌観光
05/04 平壌駅10:10(K28)16:23丹東駅
DDG20:15(CA1632)22:05PEK
05/05 PEK9:50(NH956)14:20NRT
朝鮮旅行情報(2016年5月現在)
○通用する通貨の順
中国元≧USドル>ユーロ>>日本円
○ガイド同志への土産はタバコが無難
セブンスターよりもピース(黄色いやつ)の方が人気らしい
○美味いと噂の大同江ビールは想像以上に本当に美味い
○オプションで食事を頼むと高い
自分、ガイド同志×2、ドライバー計4人の額を負担しなければいけないため。
○ガイド同志曰く今後アリラン祭を開催することはないらしい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国国際航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
旅の始まりは羽田から。
ANAでまずは北京に飛びます!
朝鮮ツアーでは必ずガイド2人とドライバーがつくので、免税店でおみやげのセブンスター2カトーンを購入。 -
北京で乗り継ぎ瀋陽空港には定刻に着陸。
タクシー(80元)で瀋陽駅へ。 -
丹東行きの高速鉄道発車時刻まで時間があるので、
瀋陽駅前の食堂で軽く夕食。
味は微妙。 -
瀋陽駅構内。
21時近くでしたがかなりの人でした。 -
最終の和偕号で丹東まで。
和偕号の切符も金橋旅行社に手配をお願いしました。 -
1等にしましたが、メーデーの前日ということもあり、
満席でした。 -
丹東駅には定刻到着。
夜も遅いので、駅直結の丹鉄ホテルにチェックイン。
C-TRIPで予約(458元)。 -
朝の8時半に丹東駅前で朝鮮査証と鉄道切符を受け取り。
毛主席にいってきますのご挨拶。 -
核実験や党大会開催の影響から外国人は入国禁止になるんじゃないかとかなり心配していたので、査証と鉄道切符を受け取った時の安堵感は言葉にできないくらいでした。
-
平壌行K27次列車専用の待合室。
出国審査が終わったら、改札開始までこの待合室でしばし待機。ここで初めて、金一族のバッチをしてる人を見て、かなり興奮しました。 -
改札がはじまり、まずはみなさん記念撮影に夢中です。
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昼間しか走らない車両でしたが、3段寝台でした。自分は写真左下のベッド。
列車は定刻に発車して10分もしないうちに新義州青年駅に到着。
ここで北朝鮮の入国審査が行われますが、日本人はかなり厳しく審査され、カメラやスマホの写真は全てチェックされました。 -
無事、入国を果たし、食堂車へ。
まずは大同江ビールをいただきます。 -
ちょうどお昼時間内だったので、ランチをいただきました。
ビールも大瓶2本飲んで、80元でした。
朝鮮で食べた食事でこのランチが1番美味しかったので、おすすめです。 -
隣では朝鮮人民軍の軍人が一杯やってました。
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車内販売もあり、意外にもほとんどが日本製品でキリンビールやジュース、どんぐり焼酎、ワンカップ、カップラーメンなどが販売されていていったいどのようなルートで輸入しているのでしょうか?
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車内に貼られていた時刻表。
全て現地時刻で表示されています。
ちなみに喫煙はデッキにある灰皿前で喫煙可能です。 -
途中通過した全ての駅で、金日成と金正日の肖像画が掲げられてました。
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終点の平壌駅には定刻に到着。
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平壌駅のホームでガイド同志と落ち合う予定だったので、しばし構内を探索しながらガイドの到着を待ちます。
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ガイドと無事落ち合い、そのまま旅行社の車で夕食会場に向かいます。
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写真には写ってませんが、夕食のメインは石焼ビビンバでした。
味は普通。 -
夕食後はホテルに向かい、ホテルの喫茶店で予定について軽く打ち合わせ。その後、疲れていたのですぐに就寝。
今回は高麗ホテルにアサインされました。
28階のスタンダードツインルームを1人利用。
特級とのことですが、日本でいえば一昔前の広めのシティホテルといった感じです。高麗ホテル ホテル
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このスペースはほとんど使いませんでした。
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室内には大きな鏡があり、噂によるとこの鏡はマジックミラーになっていて裏から監視されてると言われてますが、そんなことはないと思います。
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バスルーム。
お湯の出も申し分なく、設備は整ってます。 -
翌朝は7時半起床。
食欲がなかったので朝食はスルーしました。
ホテル室内からの景色。 -
ホテル前にはツアー客用の大型バスが並んでます。
高麗ホテル ホテル
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朝鮮2日目は板門店・開城を訪問します。
旅行社のワンボックスカーでまずは板門店を目指します。 -
途中のドライブインで休憩。
ここでは飲み物やお土産を販売してます。 -
平壌から2時間半ほどで板門店に到着しました。
入口のお土産店前にはたくさんの外国人旅行者が待機してました。 -
人民軍の兵士が朝鮮語で案内し、それをガイド同志が日本語に訳すという方式で進んでいきます。
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大学生だった頃に南側からは見た時は、かなりの緊迫感でしたが、北側はかなりカジュアルな雰囲気でした。
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ガイド役の兵士も気軽に写真撮影に応じてくれたり、かなり気さくな感じでした。
南側との違いに拍子抜けしました。 -
開城に移動して昼食。
開城名物の飯床器の定食。
味は薄味で好みの味でした。
実は開城名物の参鶏湯(200元)をオプションで薦められましたが、体調不良で食欲がなかったので断りました。 -
開城市内の町並み。
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善竹橋
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開城の歴史的建造物群と遺跡群は2013年に世界遺産に登録されています。
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善竹橋で私を急かすガイド同志。
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高麗成均館
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高麗成均館
ここでもチマチョゴリを来た案内人が朝鮮語で案内したものをガイド同志が日本語に訳す方式です。 -
王建王陵
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王建王陵
ここのチマチョゴリを着たガイドは記念撮影に応じてくれました。 -
ここでトラブルが発生。
どうやら板門店の通行許可証をなくしたようで、ガイドとドライバーの言い争いがはじまりました。このトラブルのため、この日予定していた主体思想搭の見学が翌日に延期なりました。 -
この日の夕飯は鍋。
食堂車のランチの次においしかったのが、これかな?
この夕食時に通行許可証紛失の影響からか、明日からガイドが変更する旨が伝えられた。 -
夕食後はホテルに戻る。
部屋に荷物を置いた後、まずは1階の売店へ。
ここは土産、食料品、酒、タバコ、医薬品などを置いていた。 -
ホテル1階の案内板。
写真下の最上階にある回転する展望ラウンジに向かう。 -
展望ラウンジで日本人2組に会ったので、出会いを祝して乾杯。
その後、1階のビアホールに移動して2次会。
かなり盛り上がりました。 -
翌朝は雨。
まずは万寿台の丘へ。
偉大な建国の父金日成主席と金正日総書記の像に献花(1000円)しました。
ここでの記念撮影は、注意事項があり、像のポーズを真似たり、ピースしてはいけないと事前にガイド同志から説明がありました。 -
像の隣にあるレリーフ。
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次は万景台。
ここは金日成主席の生家で、例の曲がった甕が展示してありました。
ちょうど地方の人民が団体で見学してました。 -
万景台の丘の上の展望台。
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ここからの景色は名前のとおりすばらしく、晴れた日に訪れたかった。
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続いて地下鉄に乗車します。
写真は復興駅。 -
駅構内にあった路線案内板。
ランプが光ってるのが復興駅です。 -
復興駅
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まずはレトロな車両の地下鉄に乗ります。
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次の栄光駅で下車。
ホームの人民のひとだかりは労働新聞を読んでいました。 -
こちらの壁画は先ほど訪れた万景台の丘からの風景です。
ちなみに写真のかわいい駅員さんは、唯一私に話しかけてきた一般人民です。 -
次は金正恩元帥が試乗されていた新型車両に乗車しました。
この車両は大人気らしく、私が毎朝乗車している東西線以上の混み具合でした。
車内の液晶画面ではドラマを放映するなど、日本の車両と比べて遜色はありません。 -
凱旋駅で下車しました。
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写真の車両が始めに乗車したレトロなタイプです。
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凱旋駅
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凱旋駅の出口を出ると凱旋門が見えます。
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凱旋門のすぐ右手には金日成競技場もありましたが、工事中のため撮影不可でした。
初日にガイド同志から兵士及び軍の施設と工事中のものは撮影禁止と説明がありました。 -
凱旋門を後にし、昼食会場に向かいます。
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この日の昼食。
まずはチヂミ。 -
メインは冷麺。
味は普通でした。 -
昼食後、濡れた服を着替えに1度ホテルに戻り、その後、翌日の鉄道切符の手配に平壌駅に立ち寄りました。
写真は平壌駅前。 -
続いて主体思想搭に。
3日後に党大会を開催する影響のため、この日からエレベーターで搭の屋上に登るのは不可になったらしく、私はこの搭に登るのを大変楽しみにしてましたので。。前日のアクシデントがなければ。。ガイド同志。。。 -
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主体思想搭前から対岸を眺める。
柳京ホテルも視界に捉えることができます。 -
朝鮮労働党設立記念搭
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朝鮮労働党創立記念塔前
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万景台学生少年宮殿に移動して少年少女たちの音楽発表を見学。
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外国人観光客の隣で現地の児童も舞台を観てるんですが、その拍手が極めて異様だった。。拍手の練習も毎日やってるんだろなぁと。。。
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夕食。
写真には写ってませんが、メインは焼き飯でした。
味は微妙。 -
夕食後はホテルに戻りました。
やることもないので地下にあるマッサージに行きました。 -
全身マッサージは1時間弱で35ドルでした。
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マッサージの後は、展望ラウンジへ。
盛り上がってるドイツ人を横目に、1人でビールをちびちびやりながら友人宛にエアメールを書きました。
この後たまたま1階でガイド同志と会って、ホテル2階のバー飲むことに。
20回以上の訪朝経験があるという日本人紳士にごちそうしていただきました。
ありがとうございました。 -
4日目は快晴。
ホテルで朝食をとった後、荷造り。 -
9時半ごろホテルを出て、平壌駅まで歩きます。
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さすがに平壌駅前は多くの人でごった返してました。
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お世話になったガイド同志にはチップを渡してお別れしました。
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北京行国際列車は定刻の10:10に出発。
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車内では大同江ビールを飲みながら、同じ区画の中国人たちとおしゃべりしたり、ゆっくりすごしました。
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平壌駅を出発してすぐ30分ぐらい停車していた影響か丹東駅には45分ぐらい遅れて到着しました。
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鴨緑江断橋の展望台には多くの人民が中国に無事帰ってきました。
丹東駅到着後、入国審査のためパスポートを回収されて30分ぐらい車内でまたされました。 -
18時前には入国審査と税関を抜けて、丹東駅の外に出ました。
毛主席にただいまのご挨拶。 -
すぐに駅前でタクシーを拾って丹東空港へ。
若いカップルと相乗りで20元。 -
空港には18時半前に到着。
空港はどうやら新設されたばかりのようで、すごいきれいでした。
20:15定刻に北京へ飛び立ちました。 -
北京空港には定刻の着陸。
すぐに予約していたホテルにタクシー(30元)で向かいました。
デイズホテル北京ニューエキシビションセンターはbooking.comで予約(401.58元) -
翌朝は8時発のホテルのシャトルで空港へ向かい、成田行のANAで無事帰国しました。
おわり -
無事、成田の税関を潜り抜けた戦利品。
税関職員も北京入国印の隣に丹東の入出国印があったので、気づいていたと思いますが、5/5の帰国ラッシュで税関検査が混み合っていたためか、スルーしてくれました。税関職員の特別な配慮に感謝。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- haraboさん 2017/08/19 13:23:29
- なつかしい平壌
- ハッセルバインクさん、こんにちは!
ぼくも1995年に平壌や開城などを周り、
ハッセルバインクさんの旅行記を懐かしく拝見しました。
地下鉄も最新車両になっているし、
街並みも新しい建物が増えてるような・・・
ボクは高麗航空での旅だったので
平壌駅には行けなかったので、
次回は鉄道で平壌入りしたいですね。
それでは〜
harabo
- ハッセルバインクさん からの返信 2017/09/27 20:15:25
- RE: なつかしい平壌
haraboさん、こんばんは!
いつも楽しく、旅行記拝見しております!!
先日、南部アフリカを旅行したときもharaboさんの旅行記を参考にさせていただきました。
北朝鮮でも列車内ではガイドはいないので人民と自由に交流できるので、おすすめです!
是非、次回訪朝される際は、鉄道利用をご検討ください。
これからもよろしくお願いします♪
ハッセルバインク
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