2013/09/06 - 2013/09/12
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Matt Yさん
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2013年9月に訪れた北朝鮮旅行記その4です。 いよいよ平壌到着です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
私たち一行はバス2台に分乗した。最終的に39人の参加者でバス2台に分乗、私はバスBになった。メインガイドの女性ガイドは金さんと紹介された。南だと金といっても沢山いるので必ずフルネームで自己紹介されるものだが、名字だけなのはちょっと違和感有り。19人のグループにその他に補助券監視要因として若い男性ガイドが2人ついた。うち一人は金日成大学の学生で研修中とのことだった。
注意事項の確認として、軍人は写真に撮ってはいけないこと、その他の人は必ず事前に了解をもらってから撮ること。カメラを指さすだけで分かるので必ず了解を取ってということを言われる。
それだけ気をつければ大丈夫、あとは必ずガイドと一緒にいること、現地通貨は外国人は使えないので中国元かユーロかドルを使うことを言われる。 -
空港の敷地を出るとのどかな田園地帯。しかし田園地帯の割には行き来している人が多い。徒歩の人が多いが自転車も目立つ反面車は殆どない。時折立て看板に政治スローガンが書いてはあるがごくわずかでまだ北朝鮮に来たという実感はない。
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ここでパスポートを預けるように言われる。いわば人質的な感じ。別に預けても逃げやしないので心配はしないが何となく嫌な感じがするのは事実。
ビザ代わりの観光証は出国時に取り上げられるので今のうちに写真に撮っておいた。
入国印には「朝鮮・平壌 航空通行検査所」と有る -
ひたすらのどかな田園地帯を走る。バスから写真は撮って良いとか言われなかったので最初こっそり撮ったのだが、Chrisがバスからの写真は軍人と工事現場(=建設労働者として軍人が動員されている)良いよといってくれて以後堂々と撮った。
後で分かったのだが、そもそも外国人に通行が許されている道は、あらかじめショーケース的な道を指定されているのでどこを撮ってもかまわない仕組みだった。 -
と、思ったら突然三大革命展示館の人工衛星館(!)の地球儀が現れ、ここから平壌という感じだった。なんか途中がなく農村→平壌!と切り替わった感じ。
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すると出ました主席様。金日成の肖像画は至る所にあり、建物の高みにも掲げてあるのだが、案外町中にはなく大通りの交差点にモザイク画が丁重に設置してある。中国の文革時代の毛沢東と比べたら随分慎ましい。
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他には政治ポスターの集合体形式もあった。曰く「朝鮮民主主義人民共和国万歳!祝共和国創建65周年」今日は9/7だが9/9が建国65周年なのだ。
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路面電車を待つ人たち。高層住宅が建ち人口もそこそこ良そうな割に町を歩いている人は少ない。後方の商店のように集合住宅の一階が商店(ここには果物野菜商店とある)なのだが、出入りしている人が少ない
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大通りには中層〜高層住宅が建つのだが、それで目隠しをされる形で奥には伝統家屋も結構有ったのは驚いた。
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ここで金日成は初めて平壌市民の前に登場したんだそうな。曽俺を記念する凱旋門が立つ。モザイク画には当然当日掲げられていた太極旗は描かれていない。
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そしていきなり凱旋門。なんだかいきなりお腹いっぱい感が
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伝統建築の城門の普通閣を見ると少しほっとする。
空港を出るときはこれからホテルに向かうと言うことで事実向かいかけたのだが途中で急遽予定変更し昼食を先に取ることになった。 -
いかにも東側な町並み
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清涼飲料と掲げられているキオスクではものを買っている人をはじめて見た。
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市民の足はこんな感じの路面電車。恐ろしく加速が悪い。
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連れてこられたのは朝鮮国際旅行社が経営するレストラン。
食事はツアー代に含まれているので運ばれてきた料理を食すのみ。 -
正直温かいものが少なく、なんかごちそうという感じでは無かった。
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麻婆豆腐っぽいもの
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卵焼きとか・・・
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ジャガイモの天ぷら様のもの。
驚いたのは南と違い唐辛子を殆ど使わず、味付けに辛みが全く無い。
むしろ和食に近い感覚。
言い方は難しいのだが、なんか普段自宅で食べるような料理な感覚。特においしい!と言うわけでなくてもなんか無難に守備範囲に入るといった具合 -
〆はビビンパ
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集合住宅アップ。
ベランダでランニング姿のオヤジがたたずんでいたり・・・
遠目に見ると綺麗だが結構仕上げが雑な建物であることが分かる -
路面電車の人も、ガイジンに興味津々。
今回国際グループで良かったと思ったのは見た目がいかにもガイジンといった感じの人が多くて、地元の人がそれだけでこっちに関心を持ってくれたこと。
日本人のグループだとその感覚はないだろうな・・・ -
通りの様子
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「馬息嶺速度(金正恩肝いりのスキーリゾートを建設した速さ)で全国で大飛躍、大革新の火の風を起こそう」
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通りには物干し竿のようなポールを持っている人もいた。
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路面電車を待つ人々。感心だったのはきちんと列を守り秩序だって乗り降りしていたこと
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やがて大同江の中州に建つ(=島に幽閉されている)羊角島ホテルが見えてきた。45階建て、1000部屋の規模のホテルである。
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ロビー。
私は一人参加だったので、一人参加の同性と相部屋になった。
ぼんやりしていたら、先に常識的そうな人同士が自然にペアを組んでしまい、私は最後に残ったアイルランド人のロバートと相部屋になることになった。
ロバートは身長2メートル、推定体重120キロ、髪も髭も伸ばし放題、二の腕には入れ墨で革ジャンに変なリュックを背負い、正直あまりお近づきになりたくないタイプだったけど、残り物なので仕方がない・・・ -
エレベーターホール。
この国に来る人は必然的に団体なので移動するタイミングが皆同じ。
しかもこのエレベーター恐ろしくとろいのでエレベーターがボトルネックになってしまうことしばしば。 -
部屋はベッドルーム以外に今があるスぺーリアタイプ。
角の部屋なので我々のツアーは縦に泊まることになった(=エレベーターが各駅停車・・・) -
ベッドルーム。特に何もないけど必要十分で快適
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部屋からの眺めもなかなか。しばらく休憩してからいよいよ観光開始
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