初めての台湾　～子どもと食べ歩きの旅～ その１

2014/03/26 - 2014/03/29

　ネットで見つけてしまった、台北４日間格安ツアー。
ずーと、本場・台湾で小籠包を食べてみたかったんだよね。
パパは「年度末で仕事休めないよ～」って、残念↓
　春休み中の中学生の娘と小学生の息子と「行っちゃう!?」「行こうぜ!!」
ということになり、三人で行って来てしまいました。私は『小籠包』　娘は『タピオカミルクティー』　息子は『餃子』　それぞれの好物を満足いくまで、食べることができるでしょうか？

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 東武トップツアーズ

　一日目　東京：羽田空港　⇒　台北　桃園国際空港
　　　　　迪化街
　　　　　中正記念堂
　　　　　十分
　　　　　九份

　『台北４日間』とは言え格安ツアー、厳密に言えば２泊４日のプチ弾丸旅行。
　出発は羽田空港国際線ターミナル　午前２：００!!　　これは深夜便というのか、早朝便というのか…？　でも夕方まで学校（終業式と異動される先生方の離任式）があった子供たちにとっては、このくらいゆったりとした出発で良かったみたい。
　夕飯を食べ、お風呂に入って、洗濯物を片付けて、22：00に自宅を出発です。

　そういえば、前回のＮＹ便は早朝だったから、やっぱりお店はみんな
クローズで、羽田空港を堪能できてないのよね…。『江戸小路』純日本風で、とても楽しめそう。次は、ぜひお店が開いてる時間に来なくっちゃ。　　

　チャイナエアライン　2129便
　チャーター便なので3×3席の小さい飛行機です。普段は台北と日本の地方都市を飛んでいるそうです。
　深夜便なので離陸後すぐにサンドイッチと飲み物がサービスされました。サンドイッチは思いのほか、おいしかったです。

　桃園国際空港到着　朝4：30　（日本時間では5：30です。）
　「入境」という矢印に従って歩いていくと、入国審査場につきます。
　審査官には何も聞かれませんでした。
　ターンテーブルから荷物を取って、その先にある台湾銀行で両替。
　１元＝約3.4円くらいでした。

　到着ロビーにあったカラフルなオブジェ。
　
混載バスに乗って、今夜から2泊するホテル　『グリーンワールド松江』へ。
桃園空港からは一番近いホテルだったので、一番最初に到着しました。
格安ツアーなのでビジネスホテルですが、オープンから1年半なので、わりと綺麗でした。ただ、MRTの駅まで遠かった…。徒歩で約15分かかりました。

仮チェックインをして、荷物を預けて、早速市内へ出掛けます。

　ホテルに一番近い、MRT『行天宮』駅。写真に映っている機械は日本の切符と同じ使い方の『トークン』用の販売機です。
　　①運賃を確認　
　　②金額をタッチ
　　③お金を入れる
　　④『トークン』が出てくる。
　　⑤自動改札機のトークン又はカードが描かれているところにかざす
　　⑥出るときは、挿入口に入れる。
購入・使い方は超簡単です。

　私たちはMRTとバスによる観光を予定していたので、日本の『Suica』のような『悠遊卡』を写真横の自販機で購入。こちらも画面の漢字だけでなんとなく理解ができ、簡単に購入できました。チャージも同じ機械でできます。

　上が普通の『悠遊卡』
　下は息子使用の『悠遊卡　優待』です。12歳までと65歳以上の方は
優待が使えるようです。
　日本に帰ってから詳しく知ったのですが、優待は月に60回までバスが無料、MRTも半額だったのです。どうりで何回も使ってもなかなか減らない訳だ！

　MRT淡水線を乗り継いで『雙連駅』下車。2番出口、バス停でウロウロ、キョロキョロしていたら、女子大生くらいのかわいらしいお姉さんに声をかけられました。
　『迪化街』と地図を指したところ、同じバス停（南京西路口）で降りるので連れて行ってくれるとのこと、とても上手な日本語で案内してくれました。
　バスを降りてからも、朝食として行きたかった『金仙魚丸店』の店先まで案内してくれました。台湾の人のあたたかさに感動し、旅の期待が高まります。


　『金仙魚丸店』…　永楽布市場のむかいにあります。

金仙魚丸店 (永樂市場店) アジア料理

　息子が食べた『魯肉飯』　小で20元
　タレが超うまい！　だそうです。

　娘が飲んだ『魚丸湯』：魚のすり身入りスープ　30元

　娘は飛行機の気圧の変化に上手に対応できないのです。今回は花粉症の影響もあってか、耳の痛みと頭痛がひどいうえに、おなかも調子悪いと言い出して…。　このお店に入ったときは体調が最悪でした。

　しっ、しかし、この温かいスープを飲み始めたら、おなかのゴロゴロが止まり、気分も良くなり、顔色も戻ったではありませんか!!
　まあ、ただの偶然かもしれませんが、あの独特の香り（香菜や五香粉）は確かに元気になれそうです。

　好き嫌いが分かれる香菜や八角の匂いのある食品ををうちの子供たち、結構喜んで食べてます。

　『蝦捲飯』：魯肉飯の上に茹でた青菜をのせ、その上に蝦と魚のすり身とくわいを棒状にして揚げたものがのっているご飯。80元
写真右側のマスタードをつけて食べるとおいしい。

えび好きな私は追加で上の蝦だけ（35元）もう1つ頼みました。　

蝦仁捲を作っているところ。

『霞海城高隍廟』：台湾一の縁結びの神様

　まだ9:00を過ぎなので、永楽布市場は開店休業状態のお店ばかり。
　「じゃあ、近くの有名なお寺に行こう」ということで、やってきました。
　私は既婚者だし、息子はまだ小学生。ここの神様にお願いすることが無いような･･･と思っていたら、中学生の娘がやけに張り切っている！豪快なあなたは非常に男らしいのに、やっぱり年頃の娘だったのね･･･。
　娘はお線香だけ（50元）でなく、お守りもセットになった参拝お供えセット（260元）も購入して、参拝。時間が早いせいか、他に参拝者がいなかったのでとても丁寧に参拝方法を教えてくれました。
　
　

台北霞海城隍廟 寺院・教会

既婚者は家庭円満、子どもは人間関係（人との結びつき）がうまくいく、というご利益があるそうです。
　どうかお姉ちゃんの願いがかない彼氏が出来ますように･･･
　これで少しは女らしくなってくれるかしら･･･　　　　　　　　期待をこめて。

廟から戻ったら、永楽布市場、活気づいてました。
市場の中はまるで迷路です。100軒以上のお店が所狭しと布やボタンなど
広げています。

　『洋裁が趣味』なんて人がここへ来たら、出てこれないのでは･･･。

台湾らしい客家の花柄の布を購入しました。

家に帰ったら、何か作ろうっと。
　

　

永楽布業商場 市場

『迪化街』は乾物や漢方を扱っている店も立ち並んでいます。
品質の良さそうなからすみもお値段手ごろで、購入できます。

びっくりするくらい大きい『きくらげ』を売ってました。

　バスで駅まで戻り、『雙連駅』から淡水線で『中山記念堂駅』へ

中正紀念堂駅 駅

WWFの動物保護を訴えるための『パンダワールドツアー』が台北に来ていました。
期間前半は市政府広場、後半は中正記念堂前の広場（芸文広場）に1600体のパンダが展示されています。これは実際にいる野生パンダの数だとか…。
　自然保護動物の希少さに驚きました。

大中至正門 / 自由広場門 建造物

『井戸端会議中のパンダ』


これ以外にも『台湾黒熊に頭をなでてもらうために長蛇の列をつくるパンダ』や『雑技団パンダ』などユニークな展示のパンダがあちこちにありました。　

『中正記念堂』
　12時の衛兵の交代式を見るために向かいます。
　交代式は10時〜5時の毎正時に行われます。
　１つ１つの建物が非常に大きいので、近そうに見えて、かなり遠いです。
　この日は非常に天気がよく、暑くて（29℃でした）暑さに慣れてない私たちは
　最後の階段が非常にきつかった〜。

巨大な『蒋介石像』

息子は「夜になったら動き出すんでしょう〜」だって。
それは映画「ナイトミュージアム2」のリンカーン像でしょ!!（笑）

蒋介石の像 史跡・遺跡

交代式、間に合いました。
15分くらいかかります。

みごと息もピッタリです。

息子「僕には無理だな。」そうでしょうとも、卒業式に在校生として出席して
背筋を伸ばして座っていたら、次の日筋肉痛になっちゃったもんね。（笑）

このあとは十分と九分に向かいます。
旅行記　初めての台湾　〜子どもと食べ歩きの旅〜 その２　　へ続きます。

中正紀念公園 衛兵交代儀式 祭り・イベント