中国 貴州・雲南・重慶 旅行記②遵義編

2012/08/12 - 2012/08/12

重慶から南下し、貴州省遵義市へやって来た。
遵義と言えば知る人ぞ知る「遵義会議」。
中国共産党は長征途上の1935年1月貴州省遵義に立ち寄り、ここで開催された会議において、毛沢東の指導権が確立した。
その「遵義会議」跡地を見学する。

【旅程】
8/11（土）CA158 成田－重慶
　　　　　　K671 重慶－遵義 （車中泊）
8/12（日）遵義－貴陽
　　　　　　K813 貴陽－昆明（車中泊）
8/13（月）昆明－石林－昆明
8/14（火）昆明－大理－麗江
8/15（水）麗江－石鼓鎮－麗江
8/16（木）麗江－香格里拉
8/17（金）CZ8130 香格里拉－重慶
8/18（土）重慶－大足－重慶
8/19（日）CA157 重慶－成田

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝5:40前に貴州省遵義に到着。

まだ外は薄暗かった。
それと肌寒い！

自分以外にも何人かここで降りる人がいた。

遵義市周辺の地図。

市内交通地図。

月が見えていた。

6時になり、革命歌「東方紅」のベルが鳴り始めた。
さすが聖地である。

こちらも駅前バスターミナルの時刻表。
情報提供として載せておきます。

南下してきたのだが、標高が上がっているので、気温が低いのだ。
朝だから寒いというわけではない。
全く考えてもみなかった。

寒くて居場所もないため、駅隣の安ホテルで交渉し、15時まで70元で部屋を借りた。

ホテルでシャワーを浴び、洗濯をし、少し休んで
朝8:00頃、外へ出た。

駅前広場のバス停から1路のバスで遵義会議の跡地へ行く。

バスで行き過ぎたようなので、下車する。
下車した停留所の前に「豆花麺」との看板があった。
気になったのと朝食を取っていないこともあり、入ってみる。
豆花麺とは、麺の中に豆腐が入っており、ピリ辛の汁につけて食べる。
朝からやや重たいが、美味しかった！
小、中、大があり、自分が食べたのは小で8元。

1kmくらい歩い戻り、遵義会議跡地へ着いた。
遵義が載っているやや古い06年度版の歩き方を持っていたが、入り口周辺部の状況が変わり、車の乗り入れができないようになっていた。
バスは迂回したルートを走っていたため、気が付かなかった。

入場は無料で身分証明書（外国人はパスポート）の提示が必要。
会議跡地以外に周辺の革命関連施設の副券も付いている。

早速中へ入ってみる。

若かりし頃（30代前半？）の主席と朱徳。

抗日に関する展示は少なく、毛沢東思想の正当性と、共産党が如何に苦労の末に人民の支持を集め、政権樹立したかの内容が多い。

長征の苦労体験が歌になっている。
どんなメロディーなのだろう？

40分ほど中を見学し、外へ出て周辺を探索してみた。

会議跡地周辺にはいろいろな革命関連の施設がある。

先にもらった会議跡地の門票にその他施設の副券が付いていて、門票を持っていれば無料で入れる。

ひまわりの種を売っていた。

貴州省の銘酒として茅台酒がある。
ここでもいろいろなお酒が売られている。

ちょっと嗜めて見たい気もしたが、度数が半端なく強そうだし、こんな瓶を持ち歩いて旅行を続けるのが面倒なのと、必ず割ってしまう自信があるので買わなかった。

朝行った店ではないが、豆花麺はあちこちで見かけた。
たぶん地元の名物なのであろう。

豆花麺を食べている。

小さな路地がいくつもあり、いろんな物を売っていて、歩いていて結構面白かった。

紅衛兵が何か集会を開いてる！

という訳ではなく、ここは文革時代の雰囲気を再現したレストランで、店員が11時開店前の朝礼をしているようであった。

とは言うものの、取り囲まれたら怖いので、遠くから撮影。

会議跡地周辺は結構にぎやかな場所であるが、KFCとかマックとか西側のファストフードは一切見かけなかった。

正午過ぎにホテルへ戻る。
13時半発貴陽行きのバスがあったので、それに乗車し、貴陽へ向かった。

→③貴陽編へ続く。
http://4travel.jp/travelogue/10868071