オスマンの改造を逃れたノートルダム脇のシャントル通り

2014/01/28 - 2014/02/06

パリに関する書物で圧倒的にお世話になっているのは鹿島茂氏。
これだけ多数のパリ関連書物を著わすそのバイタリティに敬服。

鹿島氏の著書は「パリ万博」「パリ大改造」「パリのパサージュ」
「パリの娼婦」「パリの古書店」などに分類される。


鹿島氏が懇意にしているギャルリ・ヴィヴィエンヌの
ジュソーム古書店の外観を撮っていると店主がやってきて
「中も撮ってくれ」と招き入れてくれて小さな記念品までくれた。

エリア パリ(フランス)

サン・ルイ橋ではいつものパフォーマンスは見られず

サン・ルイ橋を過ぎ、対岸にサン・ジャックの塔が見えたあたりで左へ下りる

両側から壁が迫るシャントル通り。

クロワートル・ド・ノートル・ダム通りから
シャノワネス通りに入ってシャントル通りで右に折れ、
ユルサン通りに抜けたところで後ろを振り返るというコース。

両側に壁が迫った狭くて暗いシャントル通りから視線を
上方に挙げると、そこにはノートルダムの後陣の尖塔が
空を貫いてる光景が目に入る。


「パリの秘密」（鹿島茂著、２００６年、中央公論社刊）より。

狭い通りを車がやってきた。

通りを記したプレートの下の小さなプレートに注目したい。

1910年1月の大洪水の水位を表している 。

格好の抜け道か、たまに人が通る

ノートルダム側まで行き振り返るとセーヌ越しにパリ右岸が見える

シャノワネス通りに警察のバイクがずらり整列