パリの別天地パサージュのクール・ド・ロアン（Cour de Rohan）

2014/01/28 - 2014/02/06

パリの別天地クール・ド・ロアン（Cour de Rohan）は
フランス学士院から伸びるマザリーヌ通りとポン･ヌフから
伸びるドーフィーヌ通りが合流する所に近いクール・デュ・
コメルス・サンタンドレ(Cour du Commerce St Andre）
から分岐している。


サンジェルマン大通りのそば、しかもル・プロコープの
ある人通りの多いパサージュとつながっているのに
別天地のように閑静、歴史に耐えた落ち着いた佇まい。
住民が出てきたので「ボンジュール」と声をかけると
ちゃんと返事が返ってきた。


ここにルーアン大司教の館があったことからクール・ド・ロアン
（Cour de Rohan）と呼ばれるようになった。


中庭が連続してありパサージュと道路に挟まれた位置関係。
「両端が道路」というパサージュの原則からは外れる。
ただし連続するクール・デュ・コメルス・サンタンドレの
両端が道路なので間接的には原則が成立する。

　　　

エリア パリ(フランス)

パリで最古のカフェ、ル・プロコープ（Le Procope）のある
クール・デュ・コメルス・サンタンドレ(Cour du Commerce St Andre）からつながる

クール・デュ・コメルス・サンタンドレから分岐した
クール・ド・ロアンの入口

石畳の中庭が見える

アーケードのないパサージュ空間にあるのは住宅のみ

鍵の付いた門扉の向こうに車道に続く反対側の入口が見える

反対側の入口までは車で来ることができる

車道側から中を見たところ

住民はここで解錠するための操作を行う

更に中に入ったここにもある

中庭が三つありそこが通路を兼ねている

最初に入った入口に戻ってきた

絵になる風景

最初の入り口から出ると目の前にクール・デュ・コメタンドルス・サンレにあるル・プロコープが見えてきた