2014 02 メキシコ①5世界遺産10泊の旅メキシコシテイ

2014/02/11 - 2014/02/22

貯めたマイルを使用して、
航空券無料でメキシコの5世界遺産を12日間で廻りました。

1日目　メキシコシティ空港-地下鉄-ホテル
2日目　地下鉄-北バスターミナル-テオティワカン遺跡-グアダルーペ教会
3日目　東方向行バスターミナル（通称TAPO）-プエブラ
4日目　プエブラ　バスターミナル通称CAPU-オアハカ
5日目　オアハカ　バスターミナル通称CAPU-メキシコシティ
6日目　メキシコシティ北バスターミナル-グアナファト
7日目　グアナファト
8日目　グアナファトバスターミナル-グアダラハラ
9日目　グアダラハラバスターミナル-メキシコシティ
10日目　メキシコシティ空港-アトランタ
11日目　アトランタより帰国

安全の為、長距離バスは夜便を避けて、全て特等か1等で移動しました。
切符売り場に行けば、区間と日時を選択してすべて購入できます。
更に、流しのタクシ-は乗らないように決めていました。

治安が悪いと聞いていましたが、幸運にもあぶないめには遭遇しませんでした。ほとんどの人々は道を尋ねても優しく、銀行や切符売り場での順番も秩序ある穏やかな態度で守られていました。
ただグアダラハラは危険を感じる、よからぬ風体の者が多かったように思いますが、これは旅行にありがちな、時と運によるものだったかもしれません
どこの街でも街中に武装警察官が多いのが、治安の悪さを物語っているようです。

この時期気温は23-7度と昼夜の寒暖の差がはげしく、防寒具は常に携帯していました。又湿度10％の為に鼻が乾燥してこまりましたので、
マスクをしてなんとかしのぎました。

エリア メキシコシティ(メキシコ)

国際空港　ターミナル 2着なので、治安のましな地下鉄の駅に近い　ターミナル 1へバスで移動し、空港ターミナル駅のTerminal Aérea estación駅から、Pantitlan 駅（駅の廻りは治安が悪い地区）へ。そこから乗り換え、ホテルのある1号線-Insurgentes駅まで移動。区間どこへ行くにも5ペソ＝37円です。切符はまとめ買いしておくと便利です。

滞在中、何十回も使用しましたが、治安はそんなに悪くは感じられませんでした。
勿論各駅に、かなりの数の警察官が巡回パトロールしていますので、彼等が常にいるのが必要の迫られての事なら、治安は良くないのでしょうね。

地下鉄の駅

2日目　北バスターミナル　Central de Norte 最寄り地下鉄駅　5号線　Autobuses del NorteからSan Juanのバスでテオティワカン遺跡へ。1時間　42ペソ＝315円　30分に1本でています。往復切符を購入し、帰りは太陽の神殿近くの出口を出た道路上でバスに乗ります。バス停表示がないので手をあげてバスを止めます。

北バスターミナル バス系

世界遺産 テオテイワカンピラミッド、神が集う場所＝テオティワカン　端から端まで4kmは歩かねばなりません。日射がきついので水と帽子は必ず持参した方が良いかと思います。

テオティワカン遺跡 史跡・遺跡

紀元前2世紀から紀元後7世紀にかけて栄えた古代都市テオティワカンの遺跡で、南北に幅40m、長さ4km続く大通り死者の道、北の端に高さ42m、一辺150mの月の神殿、東の端に高さ65m、一辺225mの太陽の神殿があります。ケツァルコアトルの神殿　博物館もあります。

死者の道を皆選んで歩くので、博物館への道は誰も歩いていませんでした。

博物館への道

テオティワカンは当時のメソアメリカで圧倒的な力を持っていましたが、古代中国と古代日本が別の文化だったように、テオティワカンとマヤもそれぞれ別の文化だったようです。

テオティワカン遺跡

遺跡から見つかった精巧なネックレスや墓石、彫刻などが展示されています。

テオティワカン遺跡

太陽のピラミッドは世界3番目、メキシコではチョルラに次いで2番目の大きさと言われています。

年2回、太陽が天頂点に達した時に、ピラミッドの真上にくるように設計されています。このことから、テオティワカン文明で太陽が信仰されていたとされています。

死者の道。南北に続く道は幅約45m、長さは約4kmあります。

この文明は、突如衰退し滅んだようです。では、どうしてこの文明が突然滅んだのか？？？これはいまだに謎だそうです。テオティワカン滅亡後、14世紀にこの地を発見したのが、当時この地を支配していたアステカ人で、彼等はこの土地を神々が暮らした土地だと信じ、聖地として奉ったそうです。

広大なエリアで本当に疲れました。帰りは、太陽の神殿近くの出口を出た道路上で、バスに乗ります。バス停の表示はないので、手をあげてバスを止めます。

驚くことに、途中のバス停は全体まるごと金網でかこまれていました。

さらにバス検閲の武装警察が乗り込んできました。 やはり治安が悪いように思われます。

地下鉄駅　5号線　Autobuses del Norteのファストフ-ド店で昼食。

これはおいしかったなあ！メキシコ料理はすべて美味しかったです！！全部で120ペソ＝900円位

戻った　Autobuses del Norte駅から６号線 Basilica La Villa 駅のグアダルーペ教会へ。カトリック3大奇跡の教会の一つで、メキシコのキリスト教信者の精神的な支えである褐色の肌のマリアが祀られています。ラテンアメリカ最大の巡礼地。建物は、
少し傾いていますね..地盤沈下で傾いてしまったらしい旧聖堂です。

グアダルーペ寺院 寺院・教会

グアダルーペ教会

グアダルーペ教会

グアダルーペ教会

グアダルーペ教会

グアダルーペ教会

グアダルーペ教会

舞台のように場面が進行していきます。

舞台のように場面が進行していきます。

町はクリスチャンの為の、グッズ屋さんばかりです。

クリスチャンの為の、グッズ屋

クリスチャンの為の、グッズ屋

たまたま祭り日に遭遇して、地方からの巡礼者達の行進が続きます。

皆さんお気付きでしょうか？マリアさんもキリストさんも肌の色は茶色ですね、

地下鉄でホテルへ戻ります。最初にメキシコシティで泊まったホテルは、ユーロスターズ ソナ ロッサ スイーツ　ホテル。　地下鉄ピンク　1号線-Insurgentes駅から5分で繁華街の真ん中にあり、初日のメキシコ泊にはとても便利でした。廻りにはレストランもたくさんあります。

ホテルの近くで夕食。

ユーロスターズ ソナ ロッサ スイーツ ホテル

まずは！やはりメキシコビールを！！地元ビールの飲み比べが、旅での至福の時です！

後は..チープな夕食です！

5日目、オアハカから戻り　Zocalo　駅へ移動。観光の中心地でもあり、いたる所に警察官がいます。中にはマシンガン装備の警官もいます。つまりそれだけこの地域は治安が悪い場所だと思われます。

ソカロ広場の東側にある壮麗な　正面階段には一面　ディエゴ・リベラ作の巨大壁画があります。

ホテル ソカロ セントラル ホテル

ディエゴ・リベラ作の巨大壁画

テンプロ・マヨール（中央神殿の遺跡）ソカロ広場の北東にあるアステカ遺跡です。

テンプロ・マヨール 建造物

アステカは、1428年頃から1521年まで北米のメキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明国家。

テンプロ・マヨール

テンプロ・マヨール

テンプロ・マヨール

博物館も隣接されています。まともに見れば2時間はかかります。

アステカ室、テオティワカン室、トルテカ室オアハカ室、メキシコ湾岸室、マヤ室と分かれて展示されています。

博物館

250年もの歳月をかけて完成した、中南米最大の大聖堂　メキシコの全教会を統括する総本山の、メトロポリタン大聖堂

メキシコシティ メトロポリタン大聖堂 寺院・教会

大聖堂

大聖堂

たまたま前の広場で軍隊の展示会がありました。

ソカロ (中央広場)です。

ここも有名な観光ポイント、グランドホテルのロビーの天井

Francisco I. Madero通り

青いタイルの家

中にあるレストラン、Sanborns　Maderoとてもエレガントでレトロな雰囲気で楽しめます。料理のお味もナイスでした。

Sanborns Madero メキシコ料理

レトロな雰囲気！！

有名料理 Mole poblano モレポブラノ 　　プエブラのサンタ･ローサ修道院発祥の料理。左が牛バラ肉の青唐辛子味、右がモレポブラノで、鳥肉のチョコレートソース味、紅小豆チ-ズトッピング。量が凄いので、東洋人には1人前で充分2人分あります。

美味です。

美味です。

ここも観光ポイント、美しい中央郵便局の内部。ベジャス・アルテス宮殿の建築も担当したイタリア人建築家のアダモ・ボアーリが建築した。

中央郵便局

街の通りも

レトロな雰囲気です。

レトロな雰囲気です。

ソカロとサンフランシスコ教会の中間点南側の位置にあるオットマン時計塔です。

レトロな雰囲気です。

路上ライブや手品、なんでもありで楽しめます。

路上ライブや手品

ベジャス・アルテス宮殿　総大理石の大劇場　Zocalo　駅から地下鉄　2駅分を歩いて観光してきましたので、ここ　Bellas　Artes駅からホテルへ帰ります。

ベジャス アルテス宮殿 建造物

9日目　グアダラハラから戻り、土産屋が集まる、シウダデラ市場へ移動。最寄駅はBalderas駅

シウダデラ市場 市場

結構値札がついていますので、ぼられる事はありません。

お土産ならここで揃います。

市場の前のモール内で昼食。

昼食

メキシコシティの旅行記は、移動途中のものも含めて、全てひとつにまとめました。

この旅行記へのコメント （3）

• リリーさん 2017/08/10 18:21:09

  初めまして

  私の拙い旅行記にいいねを下さり、ありがとうございます(^o^)。
  
  メキシコ、私も二回行きました。一度目はフランス留学の時のメキシコ人の友人の結婚式でメキシコシティーとテオティワカンへ、二回目は祖母とロサンゼルスから日帰りバスツアーでティワナへ。
  メキシコ独特の明るさが大好きで(^^)。スペイン語が出来たらもっと面白かったんだろうなぁ。テオティワカン、そんなに広大でしたっけ。もう忘れてしまいました。上に登るのが大変だったことは覚えています(^o^)。ピラミッドへ行ったのは初めてでしたので感動ものでした。。
  
  チョコレートソースのチキン、私もたべましたが、口に合いませんでした(>_<)。メキシコ料理はどうも苦手で。今は毎朝タコスを作って食べていますが、本場のメキシコ料理、もう一度チャレンジしてみたいです。
  
  これからもよろしくお願いします^ ^。

• あの街からさん 2014/03/02 19:19:25

  メキシコへ♪飛んで行ってたのですね

  だりさん　今晩は
  先日のだりさんからの深夜便を見た時に
  もしかしたら、だりさん外国からかなぁ。
  と思っていました。
  時差が相当ありそうな感じがしたのでアジア以外だなぁ
  と予想をしていました。
  
  メキシコだったのですね。
  「テオティワカン」他　懐かしいメキシコティの風景
  楽しみながら拝見いたします。
  
  そういえば、メキシコシティの国際空港
  で
  空港ビルの土産屋さん、当時はうなぎの寝床のようだった
  けれど、いかにもメキシカンなお土産が並んでいて楽しかったことや
  乗り換えをした時、搭乗時間・間際に
  搭乗ゲートが突然変更のアナウンスがあり
  近くにあった電光掲示板で変わったゲートを見たら
  ずーっと遠く離れた所で冷や汗をかいたこと等なつかしく
  思いだしました。
  
  だりさんのメキシコ旅行　じっくり楽しませてください。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの街から

  だりさん からの返信 2014/03/02 19:44:07

  RE: メキシコへ♪飛んで行ってたのですね

  あの街からさん　今晩は
  何時もお世話さまです。
  
  そうです。 メキシコだったんです。
  
  あの街からさんが行かれたのは2002年ですね。
  もはやポンチョやメキシカンハットの人は1人もいませんでした。
  （少しがっくり）
  空港は近代化されてトラムも走っています。街にはゴミも落ちていません。
  しつこく言い寄るみやげ屋やタクシ-もいませんでした。
  ただ重武装の警察官がどこの街でも多数街を巡回しているのが、
  逆に力で良からぬ者を抑え込んでいる感じがして不気味でした。
  
  でも一般の人々はとても親切で紳士淑女でしたよ。
  メキシコはきっと変革の過渡期にあるのでしょうね。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　だり