2000年前にパリにできたリュテス円形闘技場

2014/01/28 - 2014/02/06

イタリアのコロッセオとほぼ同時期に出来たリュテス円形闘技場は
クリュニー浴場と並びパリに存在する希少なローマ遺跡。


リュテス円形闘技場は1869年、モンジュ通りの突貫工事の際、偶然発見された。

当時、国営交通会社が、その頃主流だった交通手段である馬車の倉庫、および厩舎として利用するため、闘牛場跡の解体を予定していた。

1883年モンジュ通りと交差する通りが計画された時、ユゴーが史跡保護キャンペーンに立ちあがり、それから35年たった1918年、ついに修復を終えて今日あるような姿になった。

これだけ広い遺跡を保存維持するのは大変なこと、それにここの公園ではトイレが解放されている。

パリで自由に使えるトイレは数えるほどしかない。

緑、黄、青、赤のランプがつく箱型のパリの公衆トイレにはいる勇気はない。

エリア パリ(フランス)

コントレスカルプ広場からラセペート通りを下りモンジュ通りを左折。

モンジュ通りにあるリュテス円形闘技場の入口

イタリアのコロッセオとほぼ同時期に出来たリュテス円形闘技場

石積みの階段を上って行くと円形闘技場の全容が分かる

観客席からいろんな戦いなどを見ていたのだろうか

石壁に赤い実が垂れ下がっていた

ここから左の方に行くと子供用の公園がある

寒空の下、遊んでいる子供の姿は無し

モンジュ通りの入口