2013/09/01 - 2013/09/02
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あの街からさん
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この日、ムラーノ島でランチをした後
カラフルでポップ感覚まるで
おもちゃの積み木の家が並んでいるような
『ブラーノ島』へ初めてやって来てみました。
これまで何度か訪れたベネチアですが
ムーラーノ島やリド島へは行っても
なぜかブラーノ島には来たことがありません
でした。
一応予備知識として
昔から漁業が盛んであり
霧の多い冬期間でも漁から戻る際
海上から我が家が瞬時にわかる様に
各家々がこぞって
鮮やかなペンキを塗ったことから
今なを色鮮やかな家々が並んでいる。
また
伝統工芸のレース編みが
ヨーロッパ諸国への輸出産業
として栄えた島である。
等ざっくりと見ておきましたが
実際のところ
現在はどうなっているのかなぁ
と、船旅と合わせてワクワク感いっぱいでやって来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エア・ベルリン (運航停止)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ムラーノ島 15:45発
(ヴォパレット12番)で
ブラーノ島 16:28着
およそ45分程
ヴァポレットから下船した
人の流れに付いて行くと -
船着き場の側には
レストランもありました。 -
土産ものの出店が並んでいます。 -
マグネット・小さな仮面
等出店の土産屋さん。 -
絵画・絵はがき・レース等
路地の両側に。 -
狭い路地は観光客で
混雑していました。 -
路地を少し入ると
運河沿いに
視界が開けました。 -
レースの店が並んでいます。
-
「ブラーノ島のレース編み」
16〜18世紀には
伝統工芸のレース編みが栄え
ヨーロッパ諸国に輸出され
ヴェネツィア共和国時代
に富を運んできました。 -
イタリア人が結婚する際に
家の中を美しく飾り
心豊かに暮らすアイテム
には欠かせない
手の込んだレース編みを施した高級リネン
や繊細な刺繍のベッドカバー・シーツ類
テーブルクロスにテーブルナプキン
タオルやカーテンを持参する人が
多いらしいのですが、
手をかけた分
ウンン〜美しですね! -
イチオシ
運河沿いに
カラフルでポップな家々が並んでいます。 -
イチオシ
霧の立ちこめた日にも
船上から自分の家が見分けがつく
ようにとペインティングされた家々。
確かに、一見して
隣り合った家は同じ色を使っていませんね。 -
さて
手編みのレースといえば
ベルギーやフランスの
沢山のボビン(糸巻き)を用いた
ボビン・レースが主流なのだそうですが
ブラーノ島のレースは
ニードル・レースと言って
レース針を使って、1本のレース糸を
結び目を編んで仕上げていく方法とか。
?と聞いたら「簡単に言うとね」
『ボビン・レースは
複数のレース糸を使って
「編んで」いくのに対し
ニードル・レースは
1本の糸で「編んで」いく感じ』
なのだそうです。
これはどんな風な使い方
をするのかな?
確かに生活空間をこころ
豊かにしてくれそう。 -
-
ベネチアでこのニードル・レースが
発達するのはルネサンス時代ということです。
さまざまな手法を駆使し
複雑なパターンを生み出し
当時の貴族や上流階級の女性の
趣味として発展してゆきました。 -
-
-
17世紀に入ってレースは黄金期を迎え
男性も女性も、聖職者を含む様々な
人々が頭からつま先までレースを
まとうことが流行ったとのこと。
ミラノやジェノヴァでは、
ボビン・レースが好まれましたが
一方で
ヴェネツィアのニードル・レースは
その華麗さ繊細さが他の追随を許さず
西洋諸国の羨望の的となったそうです。
他方こんな逸話が残されています。
フランス王ルイ14世は
ベネチアのレース職人を連れ帰り
手元で専用のレースを作らせた
ということです。 -
今でもこの島の重要な産業である
レース編み。
だけれど
現在ブラーノ島やベネチア本島で
売られている手頃な値段のものは
本物のブラーノ島の伝統工法のレース編み
ではないと言われています。
他国の製品やイタリア製であっても
ベネチア以外の地で製造されているもの
が多いとそうで注意を要するということです。 -
土産として購入する際には
沢山の店を見て歩き
目を肥やして。
まぁ、ブラーノ島で買ってきた
という満足感は自分次第。
それも有りですね。 -
洗濯物が干されている
ところを見ると
この島は観光だけではない
生活の島でもあるのですね。 -
イチオシ
イタリアが共和制となる以前
イタリア王国の時代になると
国から家の色を統一するよう指導も
あったそうですが
住民の強い反対により
おもちゃの積み木の家のような
カラフルでポップ感覚の家々が
残ったということです。 -
ここから
家々の窓辺の鉢植え
も見てください。 -
パッと花が咲いたようだ
なンて言い方がありますが
窓辺に置かれた1鉢
まさに -
カラフルな壁にも
負けず -
可憐に
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
観光客でにぎわって
いた交差点。 -
島1番?
スーパー?
大きなお店。 -
大きな店の前のカンポに
ポツンと。 -
-
-
「あれっ 貝殻遊びをしている」
「島の子の遊び見〜つけた!」
と近づいてみると
「1枚1ユーロだよ。買ってよ〜ぉ。」
一瞬驚いたけれど -
少し離れた所で
おばあちやんがニコニコ顔で
見守っていました。
「貝殻遊びをしながら
同時に土産用に貝殻を売り
を手伝っていまのでした。」
記念に1枚買ってきました。
-
イチオシ
あのペントハウスに
住みたいなぁ。
子供の頃木の上の隠れ家
を思い出したね。(笑) -
-
交差点付近にレストランが
連なっていました。
しかし
ムラーノ島でランチを済ませた
後でしたから
いつも目がゆくレストラン
も素通りしてきましたが -
おしゃれなお二人を
目にして
いかにも、リゾート地っぽい -
こちらも
おしゃれなお2人さん。 -
-
イチオシ
-
イチオシ
カラフルな絵が
-
額に入ったものも
あります。 -
このカラフル・ポップ感覚
の家々。
仮に日本に在ったなら
奇抜な色と浮いてしまうか
カラオケBOXにありそうですが -
やっぱり
ここはイタリア。
ちっとも奇抜とは見えないし
可愛くもあり楽しくも
見えてくるから不思議です。 -
私たちが歩いた
いわば、メインコースは
観光客でにぎわっていて
漁師さんの暮らしはあまり
見えてこない観光の島
といった感じ。
ここまでの船旅と合わせて
ベネチアを訪れた際には
一度は来る所かな。 -
そろそろヴァポレット
乗り場へ向います。
木陰でランチBOXを開いて
いる人を何組も見かけました。
いいないいな
涼風が通り抜けて行く
木陰の休日のピクニックだぁ。
こちらの人たちは
こういう暮らしをする
術が上手いなぁ。 -
ヴァポレット(水上バス)の乗り場
ヴァポレット乗り場
では珍しく改札がありました。
この時間はブラーノ島から
サンマルコ広場へ行く
直通ヴァポレットがなく
ブラーノ島〜プンタサビオー二
(12番)で45分
プンタサビオー二で下船。
しばし待ち時間があり
プンタサビオー二〜リド島を
経由して
本島サンマルコ広場前(サンザッカリア)
(14番)40分 -
イチオシ
夏の陽は長い
とはいえ
サンタ・マリア・デツラ・サルーテ教会
が見えてきた頃には -
イチオシ
陽は傾いていました。
-
リアルト橋は
まだまだ賑わっていました。 -
リアルト橋に
残されていた1本の瓶。 -
リアルト橋の上から
-
昼の喧騒が嘘のよう。
ゴンドラさんも
今日1日
おっかれさんでした。 -
リアルト橋から歩いて
夕食をするレストランを
探しました。 -
路地裏通りにあるレストランを
何件か見た中で -
1番混んでいた店。
客席は総て
中庭にあります。
遅い時間にも関わらず
次々にお客さまが入ってきます。 -
「ムラーノ島」「ブラーノ島」
と回って
少し歩き疲れたかなぁ。
食欲があるから
まだ大丈夫です。(笑)
ムール貝のパスタ&トマトサラダ
白ワインをチョイス。
37.50ユーロ(4,950円程) -
すっかり夜の帳が落ちた
カナルグランデ(大運河)
本編の他、「ヴェネツィア編」として
下記の3編があります。
「カナルグランデ編」
http://4travel.jp/travelogue/10811472
「ベニスに恋して編」
http://4travel.jp/travelogue/10811472
「キラキラ ベネチアン・雑貨編」
http://4travel.jp/dynamic/jump.php?url=http://4travel.jp/traveler/313173/album/10811217/ -
今日の締めくくり
でもう一度
リアルト橋を眺めホテルへ戻ります。
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この旅行記へのコメント (9)
-
- ココさん 2014/03/01 12:26:25
- カラフルなお家☆
- あの街からさん
こんにちは!
ご無沙汰しております。
お元気ですか?
私は元気です。
住んでいる群馬は先月、大雪が降り
それはそれは大変でした。
やっと落ち着いてきたのに、また明日も雪が降るとの予報で…
休みのたびにこう降られるとどこにも行けません(;。;)
みなさんの旅行記を見て気を紛らわせています(笑)
さてさて、
ベネチア旅行記拝見させていただきました☆
ムラーノ島とブラーノ島、どちらも素敵ですね♪
私も3年前にベネチアへ行きましたが、本島のみで、
離島には行けませんでした。
初イタリアなのもあって観たいものばかりで
離島へ行く時間を取らなかったんですよねぇ。
ブラーノは行きたいけど断念したところだったので
行ったあの街からさんが羨ましい(*^ー^*)
カラフルでポップ☆
本当にその通りで、行けば気持ちが上がってくるような島ですね♪
ベネチア・ローマ・フィレンツェの中でベネチアが一番好きです☆
また行きたい気持ちになる、素敵な旅行記でした(^^)
ココより
- あの街からさん からの返信 2014/03/02 15:35:10
- RE: カラフルなお家☆
- ココさん
元気そうで♪♪♪
2週続きの大雪で
通勤等大変でしたね。
交通機関や道路事情等
やはり関東圏は雪には弱いですよね。
それにしても2週続きというのも厳しいですよね。
といいつつ私は雪国からつい先程戻ってきました。
少し寝不足ですが元気です。
さて、ムラーノ島とブラーノ島見ていただいて
うれしいです。
今日のような寒空を見ていると
あのカラフルでポップな家並みを見ては
楽しかったあの日々がよみがえってきます。
あと少し、夏旅が残っているのですが
なんとか頑張って残しておこうと思っています。
また、遊びに来てくださいね。
寒の戻りでまだまだ寒さが続きそうです。
風邪等ひきませんように。
あの街から
-
- 讃岐おばさんさん 2014/02/26 14:38:33
- ホント、カラフル!
- こんにちは〜
まぁ、こんなカラフルなお家、見た事が無いです。
楽しいですね〜♪
そしてレース編みの美しいこと!
本島でもガラス工房の入口にレース編みの学校(?)があると現地ガイドさんが言われてました。
そしてそのレース編みを展示していましたが、写真を撮るのは失念。
食事も美味しそうですね。
ガラスのオーケストラ、アップ、ありがとうございます。
そうそう、これでした。
私も写せば良かったなぁ〜
3€のサクランボもとっても綺麗です。
- あの街からさん からの返信 2014/02/28 01:49:46
- RE: カラフルが見事な♪ハーモニーに
- 今晩は 讃岐おばさん
本島に ブラーノ島は カラフルでポップ
の見事なハーモニーでした。
今日(昨日になりましたが)は
コーラスでしたね。
「冬景色」「しあわせを運べるように」
それに
「県民歌」って歌えるって良いですね。
ゲーテの「野ばら」と言う詩につけた曲が
分かっているだけでも80以上もあるって
人気なんですね。
♪わ〜らべはみたり野中のバ〜ラ
という歌詞しか思い浮かびませんが
ドイツ語で歌う「讃岐おばさん」の歌声
香川がもう少し近ければ聴きに行きたいところです。
その時には もちろん うどんと温泉も合わせて
あぁ 瀬戸大橋も渡ったことがないので
やっぱり 見所 楽しみ所いっぱいだなぁ。
あの街から
-
- レモングラスさん 2014/02/25 22:23:39
- 女子にはたまらないわ〜
- あの街ちゃん、こんばんは。
2つの旅行記をじっくりと読ませていただきました。
あの街からさんの旅行記はいつも私に夢を見させてくださいます。
今回は、ヴェネチアの街なみやゴンドラ、そして2か所の島。
う〜ん、なんて素敵なの!
ヴェネツィアン・グラスやレースは女子にとっては最高にテンションが上がるわ。
美しいものに囲まれて生活していると心も豊かになるでしょうね。
木陰でランチをしている姿・・いいな〜あんな生活がしてみたい!
カンツォーネを聴きながらヴェネチア入りするなんて準備万端!
そう、これから行く旅先をイメージしながら色々と準備をする時間は楽しいもんですよね。
絵葉書をお友達に送られるんですね。ほんとにいつもダンディなあの街からさん♪私にも送ってほしいな〜
レモングラス
- あの街からさん からの返信 2014/02/25 23:15:17
- RE:美しいものに囲まれて生活していると♪心も豊かになるって
- 今晩は レモングラスさん
ベネチアの2つの島を訪ねた旅行記をじっくり見ていただき
♪ありがとうございます。
> あの街からさんの旅行記はいつも私に夢を見させてくださいます。
ほンとなら ♪うれしいなぁ。
やっぱり旅に出ると こころワクワクするのでカメラで写す
被写体にもわくわくが伝わるのかな?
> 美しいものに囲まれて生活していると心も豊かになるでしょうね。
> 木陰でランチをしている姿・・いいな〜あんな生活がしてみたい!
だょね! ♪♪♪
> カンツォーネを聴きながらヴェネチア入りするなんて準備万端!
> そう、これから行く旅先をイメージしながら色々と準備をする時間は楽しいもんですよね。
旅支度 もうその時間から楽しめるから 大事にしたい時間だよね。
こころワクワクするって無くしたくない宝!
身体にだっていいンだよね きっと。
> 絵葉書をお友達に送られるんですね。ほんとにいつもダンディなあの街からさん
♪私にも送ってほしいな〜
旅行記に載せるとか サプライズを考えてみるね。
レモングラスさんのカンツォーネも聴きたいなぁ。
カンツォーネなら有名どころの曲はほとんどわかるよ。
あの街から
-
- oneonekukikoさん 2014/02/24 21:19:49
- カラフルなブラーノ島、
- あの街からさん
こんばんは。
カラフルなブラーノ島を懐かしく思い出しています。
それにしてもカラフルですね。
4年前に訪れた時と比べると
一層カラフルになった気がします。
頑張ってレースのパラソル買ってくればよかったと
今頃後悔しています。
でも、手が出ないほど高価でしたけど。
oneonekukiko
-
- zunzunさん 2014/02/24 08:09:04
- ムラーノとブラーノ♪
- あの街からさん、おはようございます^^
ムラーノ島とブラーノ島、どちらも素敵な島ですね。
ヴェネチアへは一度行ったけど、どちらの島へも行ってなくて><
楽しく読ませていただきました。
赤いヴェネチアングラスは色を出すのが難しいのですね。
あのさくらんぼ食べちゃうぞ!って思いました。
そしてブラーノ島のカラフルな街並みはやはり素敵だな♪
ニードル・レースとボビン・レースの違いを知りました。
どちらの島も彷徨ってみたいですね〜♪
夜のヴェネチアもまた素敵♪
人を惹きつける街ですね^^
朝から楽しい気分になりました^^
zun
- あの街からさん からの返信 2014/02/24 21:31:54
- RE: ムラーノとブラーノ♪
- 今晩は zun zunさん
ムラーノ島とブラーノ島編
楽しんでもらえて♪♪♪
ありがとうございます!
それぞれに特徴がありますし
何より各島までの船旅が楽しいですよ。
乗船時間も片道1時間程度で
丁度いい距離に在ります。
ムラーノ島はヴェネチアングラスを
じっくり見ることができますし
ブラーノ島は観光スポット的範囲は意外と
狭いのですが、ベネチアを訪れたなら
1度は訪れたい所です。
> 赤いヴェネチアングラスは色を出すのが難しいのですね。
> あのさくらんぼ食べちゃうぞ!って思いました。
サクランボ 光沢が美しく
買ってきてカウンターとかに置いて
置きたくなりました。
Zun Zunさんのタイの旅行記は進行が早くって
うらやましい。
また、続きを拝見しに飛んでゆきます。
こちらの旅はスローペースながらもう少し続きますので
時間をみてまた来てくださいね。
あの街から
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