リベンジ・イタリア珍道中①

2012/12/28 - 2012/12/30

2012年の年末、10年前のリベンジを果たすべく母娘2人でイタリア旅行へ出かけました。

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝5時起きでタクシーとバスを乗り継ぎ、無事千歳空港へ到着。
雪による遅延もなく、8：55千歳発ソウル行きKE796便でいざイタリアへ出発！

ソウル仁川空港で、ミラノ経由ローマ行きKE927便に乗り換えです。

お昼ご飯。

少し遅れて6時位にミラノ・マルペンサ空港へ到着。
空港バスに乗り、中央駅前のホテルアンダーソンに到着したのは7時過ぎ。

フロントの方々はとっても親切でゆっくり平易な英語で話してくれました。
こじんまりした良いホテルです。

明朝の出発が早いのでミールボックスをお願いしました。

スターホテルズ アンダーソン ホテル

コンパクトですが必要な物は全て揃っていて清潔でいい感じです。

スターホテルズ アンダーソン ホテル

朝5時半起きでホテルを出立。
まだ真っ暗です。

ミラノ中央駅で列車待ち。
壮麗な建築は美術館のようで圧倒されます。

Trenitaliaのサイトで取った早割チケットは朝６：３５発。
もう少し遅い便が良かったのだけれど、その時間帯は価格が倍近くだったので･･･
朝一便で予約。なんと二人で18ユーロ、激安です。
期待を胸にリベンジのヴェネツィアへ向かいます。

さっそくミールボックスを広げて朝食。
ラスク、デニッシュ、バター、瓶入りジャム、瓶入りはちみつ、ヨーグルト、りんご、ジュース等々盛り沢山で食べ切れませんでした。
瓶入りジャム、蜂蜜はお土産に。りんごはおやつにしました。

車内はがら空きです。

朝９：１０にヴェネツィア・サンタルチア駅に到着。
ヴァポレットでサンマルコ広場へ向かいます。

おぉ、10年ぶりのサンマルコ広場が見えてきました！
霧もなく晴天で、今度こそ鐘楼からの眺めが期待できそう！

2002年の2月に訪れたときはカーニバルでごった返し、
寒空の中30分並んで登った鐘楼からは、霧で何も見えず･･･
人混みに揉まれながら辿り着いたドゥカーレ宮殿は早い時間で（多分4時位）
クローズしていて涙を飲んだので、期待に胸が高まります！

サン・ザッカリア駅で下船してサンマルコ広場裏手のホテルへ向かいます。

ヴェネチアのホテルはTrovatoreHotel

ヴァポレットのサンザッカリア駅から徒歩５，６分の狭い路地にあり、通りにはレストランやバールも沢山。場所的には最高です。

でも悲しいかな･･･フロントの若い女性があんまり親切ではありませんでした。
こちらが英語に堪能ではない事にいらだってる感じ･･･。
たまたま虫の居所が悪かったのかもしれませんが･･･。

数十年前、イタリア旅行からの帰りに飛行機で隣席になったイタリアで仕事をしているというおばさまに｢ヴェネチア人は意地悪だわよ〜｣と言われた事をふと思い出しました。

追記：でも他のヴェネツィアの方々は総じて親切でした。

Hotel Antigo Trovatore ホテル

バスタブ付きを希望したので、２階奥の202号室になりました。

お部屋は可愛らしいダブルで、備品は石鹸とタオルとプラコップのみ。

湯沸かしを持参したのですが、陶器のカップがなく貸しても貰えなかったので、日本茶が飲めませんでした。
出かける前にお部屋でちょっと一服したかったんですが･･･
ミラノのホテルが良すぎたのでその差にちょっと落胆。

ホテル内にコーヒーの自販機はあったので自分だけ後ほど（母が仮眠してる隙に）一服しました。日本茶飲ませてあげられなくてごめんよ母。いや、高いホテルならカップも置いてあるんでしょうけどね〜。

さっそく観光に出発。
ホテルから歩いてすぐのため息橋の前で。

まずは１０年前に見られなかったドゥカーレ宮殿を見なくては！
中庭で記念撮影。

中庭回廊

階段を登って上の階から見学します。

宮殿、大広間。

ため息橋を渡った向こう側の牢屋。
冷え冷えしていて囚われ人の念が伝わってくるよう（寒！）。
母もちょっと気味悪がったので早々に退散しました。

ドゥカーレ宮殿を出たところ。

入り口は運河側ですが出口はサンマルコ広場側。
鐘楼がそびえ立ちます。

サンマルコ寺院前から運河と宮殿をバックに。

宮殿バルコニーの美しい柱廊と壁の模様が目を引きます。

宮殿前のゴンドラ乗り場に佇む母。

小運河をバックに、はいポーズ。

ドゥカーレ宮殿との共通チケットを買ったので,サンマルコ広場のコッレール博物館へ入場。
入り口がよく分からずうろうろしましたが、サンマルコ寺院の反対側でした。

写真はその図書室展示。

コッレール博物館 博物館・美術館・ギャラリー

コッレール博物館。

娼婦が穿いた高下駄を前に、母曰く｢日本の花魁と同じだね〜｣

コッレール博物館 博物館・美術館・ギャラリー

博物館を見終わり,再び西陽の差す運河前へ。
その昔、2本の列柱の間で処刑が行われたので、地元の人は縁起を担いで決してその場所は歩かないそうよ〜とガイドブックの受け売りを話すと「歩かなくて良かった〜」と母（苦笑）

鐘楼は凄い行列だったので、明日にパスして一旦ホテルに戻る事に。
途中のカフェで、一度食べてみたかったシチリアの伝統菓子｢カンノーロ｣発見！！

かの映画｢ゴッドファーザー｣で、マフィアの男が、出がけに妻に頼まれたその菓子を買って
次に悠然と殺しを済ませ、また何も無かったように小脇に菓子箱を抱えて家路につく･･･あの｢カンノーロ｣！

いったいどんな味なんだろう？と期待に胸膨らませ、部屋に持ち帰り食べてみました･･･チーズクリームパイのようなお菓子でしたが･･･香料がきつくてちょっと閉口してしまいました。

あの味が伝統の味なのか？
あの店のレシピがたまたまそうなのか？
もしかしたら本場のは美味しいのか？

シチリアを訪れる機会があったら、是非もう一度トライしてみたいです。

ホテルで仮眠を取って元気になったところで、今度は買い物と夕食へ。

ライトアップされたリアルト橋。

夕食はリアルト橋を渡って左の路地にあるアクアサンタへ
満席で30分位待ちました。

外の席にも結構人が･･･寒いのに･･･。

ディアヴォロ エ ラクアサンタ イタリアン

サンタアクア店内。

味は･･･う〜ん普通かな？
パスタ2皿とサラダとお水で50ユーロ位でした。

ディアヴォロ エ ラクアサンタ イタリアン

翌日12月30日、早くに目覚めたのでちょっとサンマルコ広場へお散歩。
誰も居ません。

水の都の為か、かなり底冷えします。

とっても身体が冷えたので
ホテルに戻って、ビデにお湯を貯め足を温めました。

再びサンマルコ広場へ。

朝陽が差す大運河

朝陽に照らされる鐘楼。

日本人かな？と思い写真をお願いした学生風のお兄さん、中国の方でした。
謝謝！

朝一番に入場しようと鐘楼へ行くと何やら貼り紙が･･･。

12月30日(日)の鐘楼の開場は12時20分？？

誰も並んでいないし、何人かに確認してみたけれどよく分からず。

仕方ないので貼り紙を写真に撮り、その場に母を残して（←離れた隙に大行列になったら困るし）確認の為インフォメーションへ。

しかしインフォメーションは大勢の外国人で順番待ち状態。
20分位待って写真を見せ確認したところ、｢多分12時20頃開きます｣という意味だそう。

多分なんだ〜（笑）
さすがイタリア、世界遺産の開場も係員の気分次第みたいです。

鐘楼 建造物

鐘楼に戻ってみると多少人が座り込んでいました。

待つこと3時間。
途中日陰になり寒かったので母は宮殿側の日向へ避難。

12時頃係員さんがジャラジャラと鍵の束を持って現れました！
恥ずかしかったけれど大声で母を呼び戻し、いよいよエレベーターの第一便で頂上へ。
早まって良かった〜。

そしていよいよ鐘楼展望台からの眺め！

快晴で遠くまで見渡せ、10年前のリベンジが出来ました！
はるばる来て良かった〜！

金網にしがみついて景色を眺める母。

2人で記念撮影。

15分位景色を堪能した後、荷物をピックアップしてサンタルチア駅へ
　
普通列車のチケットを買いボローニャへ向かいました。

この旅行記へのコメント （8）

• あの街からさん 2014/03/10 00:12:14

  思いが叶った♪♪♪素敵な旅になりましたね

  workshyさん
  ベネチアの旅へ訪問そしとフォローまで
  ありがとうございます。
  
  わたしもベネチア大好きな街です。
  お母さまとの素敵な旅
  こちらもホッコリとさせていただきました。
  
  今後ともどうぞよろしくお願いします。
  
  あの街から

  workshyさん からの返信 2014/03/10 00:20:36

  RE: 思いが叶った♪♪♪素敵な旅になりましたね

  あの街からさん
  
  コメントありがとうございます。
  あの街からさんの写真がすごく綺麗だったので
  投票＆フォローさせて頂きました。
  こちらこそ宜しくお願い致します。
  過去の旅行記、順に拝見させて頂きますね〜
  
  　　　　　　　　　　 　workshy
  
  > workshyさん
  > ベネチアの旅へ訪問そしとフォローまで
  > ありがとうございます。
  >
  > わたしもベネチア大好きな街です。
  > お母さまとの素敵な旅
  > こちらもホッコリとさせていただきました。
  >
  > 今後ともどうぞよろしくお願いします。
  >
  > あの街から

• るなさん 2014/02/23 10:07:23

  リベンジ出来て良かったですね♪

  workshayさん、こんにちは。
  先日はご訪問頂き、そしてフォローまでして頂いてありがとうございました！
  
  随分前に登録なさってるのに、あまり参加なさってないのですか？もったいなぁい！
  これからよろしくお願いしますね^0^
  
  欧州派の私ですが、中でもイタリアをこよなく愛しておりまする♪
  何度行ってもまたすぐにでも行きたくなるイタリアです（笑）
  
  ヴェネツィアは観光都市としてはNo.1だと思ってます。（住みたいとは思いませんが　笑）
  あの独特な雰囲気は他にはありません。霧のかかったヴェネツィアも幻想的でいいと思います。
  そう、お母様がおっしゃった｢日本の花魁と同じだね〜｣の、娼婦がよく似合う街だとも思いますね。
  入り組んだ運河沿いの路地に、シガーをくわえた美しいシニョーラが立ってるなんて、想像しただけでもカメラに収めたくなります（笑）
  とても妖艶なラヴェリンスヴェネツィア！
  
  5月にシチリアに行きます。
  マフィアのお気に入り「カンノーロ」、どんなお味か試してきますよ（笑）
  
  るな

  workshyさん からの返信 2014/02/24 00:09:12

  RE: リベンジ出来て良かったですね♪

  るなさん　
  
  こんばんは
  返信ありがとうございます！こちらこそ宜しくお願いします。
  
  PCに疎いので、今まで皆様の旅行記を拝見するだけでしたが、
  備忘録として一念発起し作成してみました。
  すると意外にも投票して下さる方がいて･･･あら嬉しい
  そして掲示板でこのように見知らぬ方とやりとり出来て･･･なんか楽しい
  この先４travelにはまりそうです。
  るなさんの旅行記これからじっくり読ませて頂きますね。
  
  ヴェネチアはほんと迷路の街ですね。
  そぞろ歩くにはもう1泊位欲しかったところです。
  
  5月にシチリアへ行かれるんですね！
  ｢カンノーロ」を食する機会があれば是非旅行記にアップして下さいね。
  旅行記楽しみにしています。気をつけて行ってらして下さい。
  
  workshy

• わんぱく大将さん 2014/02/22 03:07:30

  いきなりフォロー

  workshayさん
  
  こんにちは、こちらの時間で。いきなりフォローに、はいっていいんでしょうか？　　どこからつながっているのやら。　まあ、とにかく。
  
  母上とのご旅行、いいですね。私も日本に帰った時は、お袋を温泉にでもと思ったのですが、昨年の夏は暑過ぎて、彼女も動きたくないと。もう８３なのですが、それでもコンサートに行ったり（さすがに、ロックコンサートでは無理ですが）昔に比べて動くようになったのですが。　親父が生きてた時は、二人でヨーロッパに出かけていたので、今は思い出だけで、こんときは若かった、と言っております。　　いっぱい思いで作りしてください。
  
  　大将

  workshyさん からの返信 2014/02/22 19:58:28

  RE: いきなりフォロー

  大将　さん
  
  リアルタイムで携帯にメールとか行ってしまったのでしょうか？
  もしそうなら申し訳ありませんでした。
  大将さんの旅行記がとても素晴らしかったので、また読みたいなと思いよく考えずフォローにチェックしてしまいした。今度から気を付けます。
  
  今年はお母様と小旅行できるといいですね。
  我が母も今年傘寿なのでそろそろ海外は無理？と感じますが、ヨーロッパの紀行番組などを観てると楽しそうに｢ここ行ったね！｣なんて言うので、また元気なうちにどこか連れて行けたらと思います。返信ありがとうございました。
  
  workshay

  わんぱく大将さん からの返信 2014/02/26 02:41:34

  RE: RE: いきなりフォロー

  > 大将　さん
  >
  > リアルタイムで携帯にメールとか行ってしまったのでしょうか？
  > もしそうなら申し訳ありませんでした。
  > 大将さんの旅行記がとても素晴らしかったので、また読みたいなと思いよく考えずフォローにチェックしてしまいした。今度から気を付けます。
  >
  > 今年はお母様と小旅行できるといいですね。
  > 我が母も今年傘寿なのでそろそろ海外は無理？と感じますが、ヨーロッパの紀行番組などを観てると楽しそうに｢ここ行ったね！｣なんて言うので、また元気なうちにどこか連れて行けたらと思います。返信ありがとうございました。
  >
  > workshay
  
  workshayさん
  
  いきなり誤解させてしまって申し訳ありません。　いえいえ、そんなことありませんでえ。　それに２４時間営業中だ。構いませんでえ。
  私のあほな旅行記でフォロー、気得な方も、と思っただけで、迷惑だなんてことはありません。
  
  うちの母は、父が退職してから２人で海外あちこち行ったみたいですが、うちは父が母のようで、母が父みたいに男性的であっさりしてるので、どんな旅やったんかと思いますわ。
  
  　大将

  workshyさん からの返信 2014/02/28 21:59:29

  RE: RE: RE: いきなりフォロー

  > > 大将　さん
  > >
  > > リアルタイムで携帯にメールとか行ってしまったのでしょうか？
  > > もしそうなら申し訳ありませんでした。
  > > 大将さんの旅行記がとても素晴らしかったので、また読みたいなと思いよく考えずフォローにチェックしてしまいした。今度から気を付けます。
  > >
  > > 今年はお母様と小旅行できるといいですね。
  > > 我が母も今年傘寿なのでそろそろ海外は無理？と感じますが、ヨーロッパの紀行番組などを観てると楽しそうに｢ここ行ったね！｣なんて言うので、また元気なうちにどこか連れて行けたらと思います。返信ありがとうございました。
  > >
  > > workshay
  >
  > workshayさん
  >
  > いきなり誤解させてしまって申し訳ありません。　いえいえ、そんなことありませんでえ。　それに２４時間営業中だ。構いませんでえ。
  > 私のあほな旅行記でフォロー、気得な方も、と思っただけで、迷惑だなんてことはありません。
  >
  > うちの母は、父が退職してから２人で海外あちこち行ったみたいですが、うちは父が母のようで、母が父みたいに男性的であっさりしてるので、どんな旅やったんかと思いますわ。
  >
  > 　大将
  
  
  大将さん
  
  いやいや〜返ってすみません(￣∇￣;)
  ご夫婦であちこち海外、いいですねぇ。
  逆転ご夫婦の道中はどんなだったんでしょうね？
  うちの父は頑として海外へ出なかったので夫婦では国内ばかりでした。
  なので反動？で海外放浪する我が母です。
  
  中途半端な旅行記2（←間違って公開）に投票して頂いて恐縮です。
  大将さんの旅行記も順にじっくり読ませて頂きますね〜
  
  workshy