2014/02/06 - 2014/02/09
321位(同エリア2007件中)
imuさん
二日目は新幹線に乗って鹿児島に移動します。
九州を縦断すると聞くと時間がかかりそうに思いますが、意外にも1時間15分で行けちゃうんです。料金もキャンペーンをやっていたので、指定席券込みで7,500円になりました。
初めて乗った九州の新幹線は、配列が2席ー2席でグリーン車席のように座席がゆったりとしていました。もっと乗っていたかったです。
鹿児島に着くと、福岡よりもずいぶん温かくて南国らしさを感じました。
途中から雨が降ってしまったので、予定通りの観光は出来ませんでしたが、ホテルの露天風呂から見た桜島に心癒されました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 新幹線 徒歩
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今日は新幹線で鹿児島に移動です。
ホテルの1階にベーカリーがあるので、ここでパンとフルーツジュースとコーヒーを買って来て、昨日買っておいたヨーグルトでさっさと食事を済ませます。
いつもの朝食です。
クロワッサンがパリッとしていて、ちょっと塩味で美味しかったです。 -
新幹線の時間は11:26でしたが、10時過ぎにはチェックアウトを済ませて博多駅に向かいます。
朝は雨が降っていなかったのに、ホテルを出る頃にはポツポツと降り始めました。ホテルには常時タクシーが待機しているので助かります。
タクシーは天神とは反対側の筑紫口に着きました。 -
駅に着いたら、先ずWeb予約していた新幹線の切符を受け取るため、JRの窓口を目指します。
タクシーを降りた筑紫口の近くにみどりの窓口があったので、そこの発券機で受け取ろうとしましたが、そこはJR西日本の窓口でした。どうりで切符が出てこないはずだわ(^_^;)
JR九州の窓口は、博多口と筑紫口を結ぶ通路の真ん中辺りにありました。 -
通路の柱は陶器が使われていて、こんなに可愛らしい絵が描かれていました。
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こちらは博多口、天神側です。
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博多の駅ビルでお土産と、新幹線の中で食べるお弁当を買うため、ウロウロしていました。
お弁当ならここ!とか、お土産はここ!と表示してあると有り難いけど、どこも同じようなショッピングセンターで、初めての人には親切じゃないな、と感じました。
その中で「やま中」というお店のバッテラを見つけました。
鯖寿司大好きな私は即決。夫は蟹寿司にしました。
聞くと、駅の近くにお寿司屋としての店舗があると。見た目も美味しそうだけど、味も期待できそうです。 -
新幹線の改札は筑紫口寄りにあります。
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私達が乗る新幹線は「みずほ605号」です。
「のぞみ」「こだま」は博多駅止まり。
「さくら」「みずほ」は新大阪から鹿児島まで直行ですが、「さくら」の方が停車駅が多く、時間もかかります。
もうひとつ、博多〜鹿児島間を走る「つばめ」があります。
ここからしばらく新幹線の話題になります。
興味のない方はスルーしてください。 -
時刻表を見ると、「つばめ」は熊本止まりが多く、鹿児島まで行く電車は朝と夕方発の2〜3便でした。
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おとなりのホームに、先に発車する「さくら号」が停まっています。
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JR九州とJR西日本を結んでいるという印・・かな?
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向こうのホームに「つばめ号」が停まっているのを見つけて、夫が写真を撮ってきました。
ほとんど“鉄ちゃん”です^_^; -
確かに、九州新幹線と書いてありますね。
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デザインが可愛らしい☆
中も見てみたかったな。 -
以前は品川も走っていました。
今は、新大阪〜博多間を走っているそうです。 -
500系のこだま号だと夫が言っていました。
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30分位前に来て、ずい分色んな新幹線を見ました。
夫が乗りたいと言っていた「つばめ」も見られて良かったね。 -
私達が乗る新幹線が入って来ました。
車両は「さくら」と同じで、すこしブルーがかっています。 -
座席の配列は2−2です。
色もブラウン系で落ち着いた雰囲気です。 -
座席の幅が広ーい!
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窓の下には電源がありました。
パソコンや携帯の充電にも使えますね。 -
肘かけにもドリンクホルダーがあります。
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壁やドアなど多くの所がウッディです。
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さてと、お弁当にします。
先ほど買ったバッテラとコンビニで買ったワイン。コップは10円でした。 -
半分は昆布が巻いてあります。
柔らかく煮てある昆布にもお酢が効いていて、夫はこちらの方が好みだと言っていたけど、私は手前のバッテラの方が好きかな。
どちらも美味しいです。 -
こちらは夫の蟹寿司。
買う時には分からなかったけど、下のご飯が椎茸の甘煮が混ぜてあるちらし寿司になっていました。
あまりお酢は強くなく、オレンジの酸味でさわやかです。とにかく蟹の量がもの凄い!食べても食べても蟹が出てきます。蟹好きさん向き。
どちらも寿司飯が赤酢なのかな?ちょっと黒っぽかったです。 -
鹿児島中央駅に着いて、ぞろぞろと人に続いて電車を降りました。寒かった博多に比べて、なんて暖ったかいんでしょう(*^_^*)
乗ってきた新幹線は新大阪行きの「さくら」になって、また戻って行くみたい。線路もここで切れていました。
本当に終点なんだなぁ。 -
駅の構内にお雛様が飾ってありました。
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博多駅と違って、小ぢんまりとして温かさを感じる雰囲気です。
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薩摩焼酎が展示してありましたが、やっぱりどれを選べば良いのか分からない・・・(^_^;)
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新幹線改札を出ます。
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ホテルに行くと時間がもったいないので、駅のコインロッカーに荷物を預けて先に観光に出かけます。
キャリーバッグが入る大きなロッカーは、大きさによって500円と600円の物がありましたが、500円の大きさの方で足りました。 -
初めてで、どっちに出れば良いのか分からないけど、とりあえず近くのエスカレーターで外に出てみました。
すると、正面に案内版がありました。
歓迎の言葉、博多とはまた違う鹿児島の言葉は、柔らかい感じがします。
暖かいと思ったら、13℃あるんだ〜
雨も降っていないし楽だわー(^_^) -
観光地案内がレトロな感じで素敵です。
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鹿児島中央駅の駅ビルは予想以上に大きいです。
この観覧車が色んな所から見えて目印になります。 -
駅前にある銅像
たくさんいるけど誰かな?この時はそう思いましたが、この後行った「維新ふるさと館」で分かりました。
「薩摩スチューデント」と呼ばれ、薩英戦争で敗れた英国を学ぶために、日本が鎖国時代にもかかわらず留学した、15人の薩摩藩の留学生達です。敗れた相手に学ぶという発想が凄いと思います。 -
先ず向かうのは、維新ふるさと館です。
向こう側に渡る横断歩道は両側にありましたが、遠回りになるので、地下道で渡ります。
地下道には大理石を使って鹿児島県の地図が描かれていました。 -
駅前から延びる街路樹のある広い通りを5分ほど歩くと左側に橋があります。
南州橋です。
橋の手前に観光案内所があったので、いつものようにパンフレットをもらいました。
維新館は、この橋を渡った所です。 -
橋を渡っていると、右手に桜島が見えました。
初桜島です。
ちょっと雲がかかっているけど十分です。 -
ここが、維新ふるさと館です。
入館料は300円です。
年間パスポート(600円)もあります。今思うと、ちゃんと観ようとすると時間がかかるので、何回かに分けて観られるパスポート券は有り難いかも。 -
1階と地下1階に展示があります。
地下にある円形のホールでは、幕末から明治までの歴史の流れや、薩摩スチューデントがイギリスに行くまでの様子がドラマ形式で上映されています。
2話に分かれていて全部観ると1時間かかりますが、これはお勧めです。
写真は篤姫コーナーです。大奥の襖ですね。 -
このお守りはドラマでも出てきましたね。
ドラマでは篤姫と幼なじみの肝付尚五郎(後の小松帯刀)が直接交換していましたが、こちらでは父親が交換したとあります。 -
ここは、記念撮影の場所です。衣装も借りられるようです。
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薩摩は「君が代」と「日の丸」の発祥地だったんですね。
初めにイギリスの人のフェントンさんが作曲した「君が代」は、西洋音楽の様で、今とはまったく違うメロディです。
こちらで視聴できますが、何度聞いても覚えられません^_^; -
そして「日の丸」のルーツ。
昇平丸は大砲を乗せた日本初の西洋式の軍艦で、外国船と区別するために「日の丸」を掲げたのが始まりのようです。 -
薩摩の郷中教育は有名ですが、改めて知るとこの教え、現代の子育てにも使えそうな気がします。
私は、このふるさと維新館を見学して直ぐに、薩摩が好きになりました。 -
維新館のすぐ近くに西郷隆盛の生誕地があります。
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大久保利通の家も近くにありますが、どちらもあまり整備されていないので、自分で想像するしかありません。
何か、もったいない気がしました。 -
広い通りに出た所に大久保利通の銅像がありました。
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大久保利通の銅像の前でタクシーを拾って西郷隆盛の銅像にやってきました。
銅像は少し高い所にあるので、撮影スポットは道路の向こうと書いてありましたが、銅像だけ見てもしょうがないかな、だんだんそう思えてきました。 -
少し戻って、照国神社に来ました。
鹿児島の総氏神様で、島津斉彬を祀る神社です。 -
2月だけど「迎春」の文字が。
旧正月を祝う風習があるのかな? -
手水舎や本殿前には、お参りの仕方を書いた紙が置いてありました。
知っているつもりでも、忘れてしまう時もあるので助かります。
後ろから、制服姿の女子学生さんが颯爽と歩いてきて、一緒にお参りをしました。慣れた様子でさっさとお参りを済ませて戻っていきました。
傘をさして歩いて行くうしろ姿がとても恰好よく見えました。 -
照国神社を参拝した後、鶴丸城跡と黎明館に行く予定でしたが、雨足が強くなって風も出てきたので、観光を諦めて早めにホテルに行く事にしました。
通りでタクシーを拾って鹿児島中央駅に戻って来ました。駅のロータリーが混雑していたので、手前でタクシーを降りるとアーケードがありました。
ちょっと入って行くと、直ぐにお土産屋があって、夫が「森伊蔵」は売っているかと聞いていました。
無いに決まっているじゃない!そう思って聞いていると「ここには無いけど、向こうの酒屋さんにあるよ」と。
うそー!あるの?
教えてもらったお店に行ってみると、確かにありました。
でも値段が・・・900mlで19,000円、一升瓶は29,000円だって。
普段焼酎を飲まない私達には値段は分からないけど、高すぎ!全くもって「豚に真珠」よ!!
それでも欲しい人は行ってみてください。
アーケードの「一番街商店街」より1本駅側に、並行して通っている道がありますが、その道を入ってすぐ右側にある「ふかえ酒店」です。 -
「森伊蔵」って本当にそんなに高いのかな・・などと話しながら、駅のコインロッカーでバッグを受け取り、ホテル行きのシャトルバスの乗り場に向かいました。
「城山観光ホテル」のバスが来るのは、先ほどとは反対側の駅前です。
小さなロータリーには切子をデザインしたモニュメントがありました。 -
バスは鹿児島中央駅を出ると、バスセンターと天文館を経由してからホテルに行くので結構時間がかかりました。無料なので文句は言えません。
ホテル前でバスを降りると、ベルボーイの迎えはなく、それぞれ自分でチェックインカウンターに向かいます。 -
山の上にあって、桜島や市内の景色が一望できるホテルです。
外見は立派でした。 -
庭には梅ではなく、桜が咲いていました。
ピンクは春の色、心が温かくなりますね。 -
ロビーに雛飾りがありました。
鹿児島中央駅にもありましたね。
東京の雛祭りは各家庭のお祭りという意識があるせいか、あまり外では見かけないけど、鹿児島は町全体でお祝いするのかな? -
チェックインカウンターに行くと、手荷物はカートに乗せられ、人は列に並びます。
手続きが終わると今度は案内をしてくれるスタッフ待ちです。
これが日本式のサービスなのかな?
私達にはもっと合理的な方が合っているな(ー_ー)!! -
案内された部屋は、広くはありませんでしたが、使い勝手は良さそうです。
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部屋の窓から桜島が見えました。
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こっちは天文館の方かな。
向こうの方に海が見えました。 -
窓の下を見ると、庭はもうライトアップが始まっていました。
食事の前に、さっと温泉に浸かって来ようと二人で部屋を出ました。
実は私、熱いお湯に入れなくて、いつも温泉には行かないので本当に久しぶり。湯温の低い露天風呂に直行します。比較的ぬるくて、私でも十分お湯に浸かる事ができました。
しかも、露天風呂は私の貸切で、広ーいお風呂を独り占め。
桜島を目の前に、とっても贅沢な時間でした。
さて、予約時間が迫っているので、レストランに急ぎます。
今回は2食付でしか予約が取れなかったので、夕食もホテルのレストランです。 -
温泉から戻った夫が「マッチョな人達で、すごく混んでいたよ」と言っていたのは、このせい?
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レストランのある1階へは、ロビーに行く時とは別のエレベーターで行きます。
切子風の照明が綺麗です。 -
今日の夕食は「水簾」で、黒豚しゃぶしゃぶです。
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私の飲み物は、やっぱりワイン。
赤のグラスワインはチリ産?・・う〜ん・・ハーフボトルでブルゴーニュ産の白を見つけて、そちらにしました。
苦手な酸味はなく、美味しい白ワインでした。 -
実は、こちらの売りは地ビールなんです。
夫は店員さんが勧めるビールを頼んでいました。とってもフルーティなんだとか。普段は地ビールを好まない夫もリピートしていました。
よっぽど美味しかったのね。 -
こちらは前菜
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お刺身は、鯛とカンパチとカツオです。
とても美味しかったので、お刺身だけアップです(^_-) -
黒豚がきました。
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だしは、鶏がらと昆布だしで選びます。
沸騰したら、春雨とお餅以外の野菜を全部いれていました。
ここまで店員さんがやってくれます。
あとは自分でお肉を入れていただきます。〆はおうどんかお蕎麦です。
このあたりで、隣の席が煩くなってきたので場所を変えようとレストランを出ました。
聞くと、ラウンジの禁煙席は無いとのこと。仕方がない、部屋で飲むことにしました。 -
夫はもう一度温泉に入って来ると言って出かけました。
私はワインを飲みながらテレビを付けると、東京が雪で大変なことに・・・
そこからは、前回の旅行記の概要に書いた通りです。
とりあえず明日の宿は確保したし、あとは明日の朝、飛行機の便を変更しましょ。
夫の心配をよそに、明日の観光場所を調べる私でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- hamaさん 2014/02/25 15:21:19
- 家族一同胸のつかえが取れました。
imu さん、再び失礼します。
当旅行記に再訪させて頂きました。
鹿児島駅前の銅像群は、昨年鹿児島に旅行した際駅前をレンタカーで
通り過ぎ桜島行のフェリーターミナルに行きました。
その際この銅像群はだれ? そのまま今日に至っていました。
今回imuさんの旅行記で判明しました。
薩英戦争の生麦事件、英国への15人の留学生たちですか。
家族一同、つかえていた物が取れました(笑)。
imuさんも博物館で知った由、銅像群の場所はロータリーかな?
車を止められる場所でもなかったような気がしました。
いずれにしましてもやっと解明しました。
ありがとうございました。
hama
- imuさん からの返信 2014/02/25 16:01:28
- RE: 家族一同胸のつかえが取れました。
- >
> imu さん、再び失礼します。
>
> 当旅行記に再訪させて頂きました。
>
> 鹿児島駅前の銅像群は、昨年鹿児島に旅行した際駅前をレンタカーで
> 通り過ぎ桜島行のフェリーターミナルに行きました。
>
> その際この銅像群はだれ? そのまま今日に至っていました。
> 今回imuさんの旅行記で判明しました。
> 薩英戦争の生麦事件、英国への15人の留学生たちですか。
> 家族一同、つかえていた物が取れました(笑)。
>
> imuさんも博物館で知った由、銅像群の場所はロータリーかな?
> 車を止められる場所でもなかったような気がしました。
>
> いずれにしましてもやっと解明しました。
>
> ありがとうございました。
>
> hama
>
hamaさん、再訪ありがとうございます。
そうです!
あの銅像群の場所は鹿児島中央駅のロータリーにある物です。
確かに、あの辺りは車の通りが激しく、停車できる場所ではありませんでしたね。
鹿児島の小料理屋で知り合いになった市内在住のご夫婦も、この銅像のモデルについてはご存じなかったので、せっかくの鹿児島の玄関にある銅像なのにもったいない気がしますよね。
余談ですが、鹿児島には銅像があり過ぎに感じます。
お役にたてて良かったです。
ありがとうございました。
imu
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