再訪！乗鞍高原にある日本の滝百選『三本滝』◆2013秋・山梨県＆長野県の滝めぐり≪その７≫

2013/10/13 - 2013/10/13

旅行３日目の最初の目的地は、乗鞍高原にある日本の滝百選『三本滝』です。
『三本滝』には二度目の訪問ですが、前回は2010年のＧＷだったので、標高の高い乗鞍中腹はまだ雪の中...
それはそれで良かったのですが、雪の無い風景も見たかったので再訪することにしました。

前回の旅行記はこちら→http://4travel.jp/travelogue/10462870

エリア 乗鞍(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩

安曇野市から国道158号線を上高地方面に走り、前川渡交差点を左折します。
乗鞍高原地区に入ると、乗鞍岳の雄姿がくっきりと見えてきました。
前に来た時の真っ白な山頂とはまた異なった美しい光景でした。

Photo by wife

周りの山も綺麗ですね〜♪
俳句の季語で言う“山装う”状態です。

Photo by wife

「三本滝レストハウス」に到着しました。
乗鞍スカイラインは、この先は一般車両の通行は禁止です。

レストハウスの対面側に見えるこの斜面は、前に来た時はスキー場をしている人がいました。

レストハウスの駐車場はかなり混んでいましたが、何とか車を駐めることができました。
では早速、『三本滝』に向かって歩きましょう。

最初は広めの遊歩道を歩きます。

こちらはほぼ同じ場所で撮った前回（2010年5月2日）の光景です。
全く違う場所のようでしょう〜！

前回はこういう立札が雪に埋もれて見えず、少し道に迷いましたが、今回はスムーズに行けます！

遊歩道には美しい森が広がります。

空を見上げると真っ青な青空が広がっていました。

「三本滝」のすぐ下流のある幅広滝のところまでやって来ました。
歩き始めてここまで約20分でした。

その滝の真上には吊り橋が架かっています。

その吊り橋の上から上流側を見ると、大きな滝壷を擁したミニ滝が見えます。

下流側には先ほどの幅広滝の滝口が見えます。

吊り橋上から見た空の風景。
真っ青な空、気持ちイイですね〜♪

Photo by wife

吊り橋から数分で『三本滝』のところに到着！
レストハウスから二十数分で着いたことになります。
前回の雪中行軍では、45分位かかったので、半分で来ることができました。

同じ説明板ですが...
前回はこんなに雪に埋もれていたんですね（驚）。

３本の滝の中央正面位置には多くの観光客がいますね。

では、『三本滝』をご紹介しましょう。
３本の滝を完全に１ショットで収めるのは不可能なので、できるだけ位置関係がわかるようにご紹介しますね。

まずは３本の中央に位置するのがこちらの直瀑です。
小大野川の本沢にかかっています。
３本それぞれの落差は説明板には書かれていませんが、JOECOOLの目測でこの中央の直瀑は40m位でしょうか...

向かって右側にあるのが小大野川の支流・クロイ沢にかかる分岐瀑です。
こちらはかない高所から落ちているので、落差は50〜60mはあると思われます。

この写真の方が位置関係が分かりやすいでしょうか...

そして向かって左側にあるのが、同じく小大野川の支流・無名の沢にかかる直瀑です。三本の中では最も繊細な印象を受ける滝です。
途中からオーバーハングした崖になっているのと水量が少な目なため、流身下部は水流が見え辛いですが、落差は30m位だと思います。

前回は積雪のため近づけなかった中央の直瀑に接近するJOECOOL。

Photo by wife

ここからだと木の枝に隠れて全容が見えません。

ギリギリまで近付くことができました。

Photo by wife

ギリギリまで近付いた位置から見た中央の直瀑全景。

向かって右側の崖も入れるとこんな感じに見えます。
真下から見上げるとやっぱり迫力がありますね〜。

その滝口。
遠くから見るよりも滝口の幅は広めです。

その滝口をさらにズーム！

半分だけですが、滝壷も見えました！
滝壷の色も綺麗です♪

この日のJOECOOLのルックは、アイスホッケーのスティックを持つスヌーピー柄です。

渡渉も身軽です（笑）。

視線を左手にとると、繊細な直瀑が見えます。

ズームすると途中で崖がオーバーハングしている様子がわかります。

Photo by wife

次は、向かって右側にある分岐瀑をご紹介しましょう。
こちらは滝入口辺りから見える光景。

滝下部では、かなり末広がりになっています。

川に下りて見上げた全景がこちら。

分岐瀑の滝口。
“クロイ沢”と呼ばれるだけあって、滝を形成する岩盤が黒いです。

分岐瀑の流身。

分岐瀑の落下点。
滝壷は無く、直接本流に落ちています。

wifeはカメラを水の中に入れて水中の写真を撮っていました。
こうして見ると、水がとても澄んでいるのがわかります。

“クロイ沢の分岐瀑”を色んなアングルから。

“クロイ沢の分岐瀑”を色んなアングルから。

“クロイ沢の分岐瀑”を色んなアングルから。

“クロイ沢の分岐瀑”を色んなアングルから。

“クロイ沢の分岐瀑”を色んなアングルから。

“クロイ沢の分岐瀑”を色んなアングルから。

“クロイ沢の分岐瀑”を色んなアングルから。

Photo by wife

“クロイ沢の分岐瀑”を色んなアングルから。

“クロイ沢の分岐瀑”を色んなアングルから。

中央の直瀑と右側の分岐瀑が１ショットで見られる位置でスヌ君たちの記念写真！♪

JOECOOLも記念写真を撮ってもらいました。

Photo by wife

三本の滝が１ショットで収まる場所を探しましたが、この位置でギリギリ３つが入りました。
超広角レンズだったら入るかな？

『三本滝』の下流の風景。

ではそろそろ下りることにしましょう。
一度訪れた滝でも、季節を変えて来てみると異なる風景が見られるので、好きな滝は四季折々に訪れてみたいと思いました。

往路とは違う側の山の斜面に日が当たって綺麗ですね〜。

広い遊歩道の部分まで戻ってきました。
ここからレストハウスまでは上り坂です。

それにしても、山々の風景がホントに美しいなっ！！

色付き始めた木々、常緑樹の森...
こんな風景がJOECOOLは好きです♪

紅葉にはまだ少し早いですが、緑と紅色が混じった木々が癒してくれます。

真っ青な空...

真っ青な空...
「天高し」とはこういう空のことを云うのでしょうね。

Photo by wife

真っ青な空...

Photo by wife

Photo by wife

Photo by wife

Photo by wife

Photo by wife

Photo by wife

Photo by wife

最後の階段を登ります。

その階段を登り切ったところで振り返って見た風景をカメラに収めます。

レストハウスが見えてきました。

『三本滝』も素晴らしかったですが、乗鞍高原の山々・木々・青空の風景も素晴らしかったです。
ここは、秋に来るのが最も良いのかもしれません。


"to be continued"