2013/09/06 - 2013/09/12
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Matt Yさん
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2013年 北朝鮮旅行記 その8
9/6 東京→北京
9/7 北京→平壌
9/8 平壌
9/9 平壌(←いまここ)
9/10 平壌→板門店→平壌
9/11 平壌→(列車)→新義州→丹東→
9/12 北京→東京
この日は共和国創建65周年の記念日でした。
まずはお決まりのコースをこなす
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 高麗航空 ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
この日の朝食もビュッフェ。
魚は美味しかった -
まず向かったのは万景台の金日成の生家の見学。
ここについては先達の旅行記でもよく書かれているが、実際行ってみたら本当に、新しかった。民家の民俗博物館的な視点でみれば、まぁいいのだが。 -
一応社会主義国家を標榜していて労働者階級・貧農の味方との立場ゆえ、金日成は貧しい家の出でなくてはいけない。そこを強調するために作り出したのがここの名物(笑)のひしゃげた甕。公式説明では貧しくて曲がった甕しか買えませんでした・・・なんだけど、実態は、せいぜい金日成が「まっすぐではない甕も安かったから使っていた」とは言っても「実用に耐えない程・・・」までは言っていなかったのに、如何に貧しかったかを強調したいがあまりに創作が進行・・・と推理。だってこれは底が上に置かれているけど使うにはこれを逆さまにしなくてはならず、それでどう使うというのか・・・
正直言って家自体は中農に属する規模なので、あるいは金持ちで、甕の質なんか考えないで大人買いしたら使えない甕まで買わされた・・・だったりして -
真剣に説明する案内員同志、でもあんまり聞いちゃいない我々ガイジン達。でも縁石にちょっと足を乗せただけで金ガイドが飛んできた位、ここは聖なる地の扱い
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若き金日成出立の図
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続いて平壌市西部を移動し
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地下鉄復興駅に到着。この地下鉄も当局が見せたいものの一つで、先輩達の旅行記にも必ずと言って良いほど登場する。
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ホームへ降りるエスカレータの入り口
先軍朝鮮の太陽金正恩将軍万歳! -
改札口殆どの人が紙の切符を買っていますが、ICカードを使う人も少数ながら・・・
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ホームから上がってくる人
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ホームはこんな感じ。
ここ復興駅が始発 -
共産趣味的には萌えなプロパガンダ絵画がてんこ盛り。
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高炉を描いたこれぞ工業!って構図
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農業の図。さりげなく手に労働新聞
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石化プラントのレリーフ。蒸留塔などマニアの心わし掴み
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地下鉄は旧東ドイツのお古らしい。運転台の計器名なども朝鮮語の紙を上から貼ったりして
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軽工業の象徴。モデル工場の2.8工場かなと想像
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漁業の図。
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親子の肖像が有るのはお約束
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車内の人。やたらリラックスしている人とものすごく緊張している人の対比が面白い。
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同じ車両に乗っていたおっちゃん。
住所も教えてくれるくらいフレンドリーだった。 -
一駅乗って栄光駅で下車
ここはホームから上がる正面に白頭山の絵が。白頭山も言ってみたいなぁ -
この駅のモザイク画はチュチェ思想塔
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反対側は大同江ごしにチュチェ思想塔側から見た景色
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ハレの日の着飾った子供がかわいい
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学生の集団が降りてきた。
ハイタッチするなどガイジンに興味津々。 -
駅員に写真撮って良いか聞いたら恥ずかしがり方がおもしろかった
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キップ売り場はこんな感じ。手本としているモスクワに感じが似ている
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外にいると学生など大勢の人がいた。地下鉄出口にいた少年達にポーズを取ってもらった
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栄光駅は鉄道の平壌駅に隣接しており、人出も多かった
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道ばたでヤンキー座りをしていた兄さんに写真撮って良いか聞いたら快く応じてくれた
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ちょうど国章をつけた北京行きの国際列車が発車していくところだった
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動員されているのか学生の姿が目立つ
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続いてこれも定番コースの楽園百貨店へ
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ここでお土産購入。
正直中国産のものが多く、北朝鮮産のものはよく見ないといけない状態だった -
北朝鮮産の炭酸飲料などを購入
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店内はこんな感じ。価格表示はウォン建てにもかかわらず実質外貨ショップなので地元民は皆無
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二階の電気製品のコーナーに行ってみてびっくり。配備人テレビでパレードやっていた。リアルタイム?って思わず聞いてしまった。祝日の雰囲気はあったもののパレードやるとは知らなかった。北朝鮮と言ってもそういつもパレードやっている訳ではない。2012年は金日成生誕100周年、今年は既に7月に「戦勝」60周年に大規模なパレードをやっていたから、65周年とはいえ、それほどな区切りでもないしやるとは思っていなかったからだ。
少し前花火が鳴る音がしたのだがこれの音だったのだ。そういえば昨日金日成広場では見覚えがあるアドバルーンが係留されていた。
しかし広場に装飾はあるもののその他それっぽい設営は全くされていなかったのに -
実際この目で見たわけではないのだが、YouTubeではなくハイビジョンでリアルタイムに同じ空の元で見られるのはなんか感動してしまった。
入国初日物干し竿のようなものを持った人を見かけたのはこのような旗行進の練習だったようだ。 -
町には本当沢山の学生っぽい一団が出ている
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町には造花の飾りを持った人も
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次は昼食を食べる予定だったのだが、目指すレストランに行こうとしても町のあちこちで通行規制が行われていて、ここもダメ、あっちもダメと右往左往する
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建設途中で放棄され、長い間朽ちたコンクリートをさらしていた柳京ホテルも建築が再開され、外壁などは完成、付属設備を作っている段階。外国人がここに泊まる日は近いのだろうか。
この付近でどうしても向こうに行けずバスはウロウロしたのでよく観察することが出来た。 -
本来通るはずのない道をバスは走る。人が群がっているキオスクではVCDっぽいディスクを売っていた
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ウサギ肉料理専門店もあった
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人が群がっている一角があったので見ると「西城(多分)市場」との看板が。表に面している国営商店にあまり買い物客が見えないのに対してここは人が沢山出入りしていた。こちらが実体経済なのだろうけど、当局は見せたくないらしく、金ガイドに写真を撮ってはだめと制止された
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屋台のような飲食店に群がる人々、果物を売るリアカー。
本当の人々の生活を垣間見ることが出来た気がした -
ツアーメイトが北朝鮮の国旗を小道具に持っていて道行く人に振ったので道行く人も手を振ってくれた
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子供がかわいかった
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ガイドのChrisが誰か外国産の未開封の煙草を持っていないかというので持参してきたセブンスターを渡した。これが一番ということで持って行った
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交通規制をしていた警官に賄賂を渡して規制していた所を突破することが出来た。その警官のそばを通ると満面の笑顔で手を振られた
学生達のブラバンもスタンバイ。
こうしてレストランに一悶着あったが到着することが出来た。
今日パレードや交通規制があることは朝鮮側の旅行会社も把握していなかったようだ。またバスから写真を撮って良いというのはそもそもバスが当局が認めた道路だけを走っているからと言うことも判明した。
やはり社会主義がうまくいっていな証拠のような自由市場などは写真はとられたくないようだった。
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