2013/12/29 - 2014/01/05
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azianokazeさん
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12月31日 大晦日 そんなことには関係なく、ヤンゴン市内を環状線(列車)・ローカルバス・フェリー・サイカーと、いろんな乗り物で回ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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前編でも紹介したように、今回のヤンゴンでの宿泊ホテルは「Hninn Si Budget Inn」という、トイレ・シャワー共用で1泊3400円あまりという安宿。
トイレ・シャワーが共用はさほど支障もないのですが、どういう訳か、部屋の壁をパイプが通っており、ときどき水が流れる音がします。まあ、別に水が噴出す訳でもないので、小川のせせらぎと思えば・・・ -
7年前にミャンマー中部のマンダレーを旅行した際には、電気が使える時間帯より、使えない時間帯の方が長いというひどい状態でしたが、今回はヤンゴンでは停電はありません。
首都ヤンゴンの特殊性でしょうか。それとも事態が改善したのでしょうか。
一応、ホテルの前には大きなジェネレーターは設置してありますが、多分、そのせいではなく、まともに通電しているのではないでしょうか。 -
写真は、ホテル入口階段付近の配線。
もっとも、建物に引き込む電線はくもの巣を更にごちゃごちゃにしたようなすさまじい状態です。これで漏電とかしないのか不思議です。 -
驚いたのは、朝食を食べる場所。(手振れですが、写真不許可とのことで撮り直しができませんでした)
昨日午後にチェックインした際、2階のフロントで「朝食は1階で」と言われたのですが、1階はスマホなどを扱うような店舗で、「どこで食べるのだろうか?」と不思議に思っていました。
今朝、1階に下りてみると、店舗の商品が消え、朝食スペースに早変わりしていました。朝はホテルのレストラン、昼からはスマホ販売店として使っているようです。
ただ、外から店の写真を撮ると「写真は撮らないで!」とのこと。営業許可かなんかで問題があるのでしょうか。
なお、バターを塗ったトーストに蝿取り紙のように蝿がはりつくのは、ホテルのせいではありません。 -
今日は、ヤンゴンの鉄道、環状線に乗ってみます。
先ずはタクシー(2000チャット)でヤンゴン中央駅(写真)へ。 -
サイカー(客席付き自転車)に頼むと「タクシーで行け」とのこと。
サイカーは市内中央部での走行が時間制限されていますが、そのためでしょうか? -
チケット売り場みたいなところで、「さてどうしたものか・・・」と迷っていると、英語の分かる人が向こうから話しかけてくれ、行き先の駅名の“インセイン”、更に環状線の意味の“ミョバッ・ヤター”と言うと、「こっちへこい」と構内へ案内してくれ、「7番線に行け」とのこと。チケットも向こうのホームで買えるようです。
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写真は7番線ホーム
案ずるより産むがやすしではありますが、示された方向には陸橋はありません。
陸橋がなく、線路を横切るのはアジアでは普通のことですが(反対側には陸橋があったようです)、6番線あたりに列車が止まっており、線路を横切ろうにも、どうやれば7番線に行けるのかわかりません。
さっきの男性とのやりとりを聞いていた先を歩く女性に尋ねると(“ミョバッ・ヤター”と叫んだだけですが・・・)、止まっている列車にいったん乗って、反対側に降りろ・・・とのこと。なるほど。 -
こんどは7番線ホームで「チケット!」と騒ぐと、そこらの人がホームにあるオフィスを教えてくれました。
外国人はオフィスで名前・国籍を記入して、外国人料金の1200チャット(約120円)を支払います。 -
ホームではいろんな物が売られています。
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写真は、入船した環状線の列車。環状線なのでヤンゴン近郊を一周しますが、3時間近くかかるようなので、約1時間ほどのインセインまで。
もう10分待てば、エアコン付きの列車があるとのことでしたが、自然空調の方がミャンマーらしいので、そのまま乗車。 -
列車内の様子。以前マンダレーを案内してくれたガイドが、「ミャンマーの汽車は、馬のように飛び跳ね、亀のように走ります」と言っていましたが、そこまでひどくもありません。
特に、亀どころかなかなかスピーディーです。9時40分発のはずが、36分には出発。各駅にも止まったかと思うとすぐに動き出す“タッチ・アンド・ゴー”という具合で、ほとんど停車時間がありません。 -
ドアは開けっ放し・・・と言うか、そもそもドアがなかったような気もします。
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全部ではありませんが、各駅には英語表記の駅名が記された表示板が設置してありますので、どのあたりを走っているのかも大体わかります。
ガイドブック地図の駅名とそれらを見比べながら、降りるべきインセインを素通りしないように気を付けます。
車両の一番後ろに旗をもったおじさんが気だるく座っており、この人が発車確認をする車掌のような仕事をしているようです。
インセインが近づいたと思ったあたりで、このおじさんに“インセイン”と叫ぶと、向こうも事情は了解していて、「次の次、二つ目の駅」と教えてくれます。 -
無事インセインに到着。約1時間の列車の旅でした。
ここで列車はしばらく止まり、車掌なども交代するようです。 -
さて、これからどうするか・・・ノープランでやってきました。
そもそもインセインで降りたのは、参考にした現地旅行会社が企画している現地発着ツアー「ヤンゴン1日生活体験」(ヤンゴン市民の足環状線、路線バス、人力三輪車等に乗ってたっぷり1日一般市民の生活を体験します)というものがそうなっていたから・・・というだけの理由です。(上記ツアーも事前に旅行会社に問い合わせたのですが、大晦日の忙しいときに一人旅ということもあってか、手が回らないと断られました)
上記ツアーでは、インセインで下車後は、“車に乗って活気溢れる青空市場見学(ミャンマー人の食生活が分かります)→若者の人気スポット「インヤー湖」散策”となっています。
青空市場は大好きですが、場所がわかりません。インヤー湖はたたの湖ですし、若いカップルが大勢いるところに、男ひとりで行ってもムカつくだけです。 -
これからどうするか考えながら駅舎のベンチで「歩き方」の地図を眺めていると、インセイン近郊に観光スポットが3か所ほどあるようです。非常に好都合です。
駅前で客待ちしていたサイカー(自転車にサイド席をつけた3輪車)で最初のスポット「アーレインガーシン・パゴダ」に向かいます。 -
明日が新年のせいでしょうか。門前はたくさんの出店が立ち随分賑やかです。
もちろんミャンマーの新年は、ビルマ暦によりますので、ティンジャン祭り(水かけ祭り)の翌日ということで4月になります。 -
ただ、そうは言っても・・・ということで、1月1日はそれなりに・・・ということでしょうか。
境内には、写真のような新年を祝う準備も。
“KAYIN”とありますが、カレン族と関係があるのでしょうか?カレン州はヤンゴンからそう遠くはありません。・・・わかりません。 -
境内では、正月の催し物の小屋掛けみたいなものも準備されていました。ムエタイ(タイ式ボクシング)の絵も掲げてあります。
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民族衣装の娘さん
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順序が後先になってしまいましたが、お寺の方は・・・、「歩き方」では“5層の塔が中心で、境内には不思議な塔が林立し・・・・”とありますが、よくわかりません。
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木に隠れたうえに逆光でほとんど見えませんが、これが5層の塔でしょうか。
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どうも、この囲いの中に入れば「歩き方」記載の景観になったようですが、立ち入りをためらわれる雰囲気があり入りませんでした。
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ご本尊
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ご本尊を取り囲むように20体ほどの仏像が建物の壁に沿って配置されています。
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本堂とは別の建物では説法の最中でした。
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お寺の前で再びサイカーをつかまえて、今度は「ローカチャンタ・アーバヤ・ラバムニ大仏」へ
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数分で「ローカチャンタ・アーバヤ・ラバムニ大仏」に到着
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階段を上るとあらわれるのが・・・・
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ガラスで守られた大きな大理石の大仏です。
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地元では「チャウットーヂー」(大理石仏)と呼んでいるそうです。
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尼さんたちも来られました。
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マンダレーから、特別運搬船でエーヤワディー川を下って運ばれたそうで、そのときの様子を伝える壁画
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横顔
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ちょうどお昼になったので、境内のお店で昼食。
隣の人たちが食べていたものを指さし、両手で小さな円をつくり「スモールサイズで」と頼んだのですが、持ち帰り弁当の形で出てきました。
身振り手振りは、ときどき通じていないことがあります。結構おいしかったです。
それはいいのですが、料金が50000チャットとのこと。相場の倍はするのではないでしょうか。
ちょっと驚きましたが、食べてしまった後ですから・・・・。
まあ、観光地料金で1000チャット、外国人料金で1000チャット、更にお寺への寄付で10000チャット、上乗せして払ったと考えましょう。
外国人相手とは言え、仏様のお膝元でのあこぎな商売はいただけません。 -
次は、「ローカチャンタ・アーバヤ・ラバムニ大仏」から歩いて数分のところにある「ロイヤル・ホワイト・エレファント・ガーデン」
国の平和と繁栄を司る吉祥とされる白ゾウが飼育されています。 -
“アルビノ”(白子)ですが、野生ではアルビノは敵に目立つため長生きできません。
ゾウのアルビノは吉祥として大切にされますが、人間のアルビノは、アフリカのウガンダなどでは殺されてバラバラにされ、呪術用などに売られるそうです。 -
ゾウたちがしきりに足を動かしているのが、特段の意味はないのか、足の鎖を嫌がっているのか・・・ちょっと気になりました。
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写真は渋滞するヤンゴン市内(バスの中から)
帰りはタクシーでなく、ローカルバスでと決めたのですが、バス停がわかりません。 何人か尋ねながらようやくそれらしき場所に。
着たバスに飛び乗って(列車と同じで殆ど停車しませんので、行き先の確認などしている余裕はありません)中で確認すると、反対方向だったようです。
次のバス停で下ろしてもらいましたが、大きな三叉路になっており、反対方向のバス停がわかりません。
再び何人かに尋ね、ようやくそれらしき場所に。 親切な若い男性が、乗るバスを教えてくれました。 -
車内で料金集めの声がかかるかと思っていたのですが、それもなく、 渋滞で1時間ほどかけてヤンゴン中心部の終点スーレー・パゴダ付近に戻ってきました。
下車してから料金を払おうと思ったのですが、殆ど停車時間がないなかで大勢が下車し、大勢が乗り込む慌しさ。
料金係りの男性の横で、お金を握りしめて待っていたのですが、乗車が終わると、私には目もくれずそのまま乗車して行ってしまいました。
という訳でバス代はタダ・・・と言うか、無賃乗車でした。
慌しいなかで、言葉も通じない外国人相手に面倒なやりとりなどしたくなかったのか、単純に気付かなかったのか・・・。私もどこから乗ったかも説明できませんので。 -
写真はフェリー乗り場(パンソダン埠頭)付近
バスを降りて、スーレー・パゴダからヤンゴン川の渡し場まで歩きます。この渡し舟(2〜300人は乗り込む大きな船ですが)には、十数年前にも乗ったことがあります。 -
写真はパンソダン埠頭前
そのときと同じように、やはり外国人は一般客とは別扱いで、なんと料金は片道2000チャット、往復で4000チャットも取られました。
日本円にすれば200円、400円といった金額ですが、ミャンマーの物価、片道10分ほどしかかからないことを考えると、ぼったくりの外国人料金です。
もっとも、バスを無賃乗車しましたので文句は言えませんが。 -
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向こう岸で、サイカーやタクシーで観光・・・というのが定番ですが、十数年前にすませていますので、今回は船から下りずにそのまま戻ります。
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船の後部にお茶など飲めるところがあり、対岸やカモメなど眺めながらお茶をいただきます。なかなか優雅な時間です。
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船着場に戻ると、サイカーで中心部(サクラタワー付近)へ。そこからブラブラ歩いていると、イスラムの葬列に出会いました。
よほどの大物だったようで、大規模な葬列でした。 -
ミャンマーでは、少数民族問題と並んで圧倒的多数派仏教徒と少数派イスラム教徒の対立という問題があります。
仏教僧のなかには対立を煽るやからもいて問題が大きくなっています。
市内ど真ん中でこんな葬列をおこなって、大丈夫なのか・・・とも思いましたが、周囲の人々(仏教徒)にもそんなとげとげしさもなかったようにも見えました。
あくまでもそんな感じがした・・・というだけですが。 -
夕食
ミャンマーを最初に旅行したときに食べた魚カレーが、油の中に魚が浮かんでいるような料理で、以来「ミャンマーの食事はまずい」という思いがありました。
ただ、昨夜から今日にかけては、どれもおいしく食べられる料理で、私の思い込みに過ぎなかったようです。
「女性というものは・・・」と言う者は、過去に出会った特定の一人の女性について語っているに過ぎない・・・と言われていますが、すべてそんなものでしょう。
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