【2013.12】ポルトガル一人旅 リスボンからファロ日帰り強行

2013/12/27 - 2014/01/06

↓全体概要、旅程などはこちら↓
http://4travel.jp/travelogue/10847119

ポルトを捨てて敢えて、南部のファロに乗り込んだ。
初ポルトガルで、セビリアへ向かうわけでもないのに。
ポルトガルが、冬季にどれだけ温暖かを確認するのには
一番南へ行くのが良いだろう…という単純な理由だった。
あと、以前立ち寄って好印象を持っていたスペインの
アンダルシア地方の面影を求めていた…というのもある。

往復とも列車を利用。

AP180　オリエンテ発8：24 ファロ着11：24
AP184　ファロ発15：05　　オリエンテ着18：04

滞在時間３時間半に対し、移動時間は６時間。
我ながら非効率的だな…と。

参考サイト（ポルトガル鉄道の英語サイト）
http://www.cp.pt/cp/displayPage.do?vgnextoid=87cbd5abe2a74010VgnVCM1000007b01a8c0RCRD&lang=en

果たして、ファロは僕の目にどう映ったのだろうか。

エリア ファロ(ポルトガル)

ホテル最寄のピコアス駅から出発。
7:30だと、まだ夜明け前という風情。
空港へ行くバス744番がそのままオリエンテまで行くらしいので、待ってみたが『（到着まで）4min』の表示のまま10分近く過ぎていたので…

諦めて地下鉄に乗る。
地下鉄だと1回乗り換えなくてはならないし、
何より景色を眺められないのであまり使いたくなかったのだけど･･･
ウィークデーのこの時間帯でこの程度の乗客。
リスボンの街がスロースターターであるらしいことを後から知った。

オリエンテ駅。
コッチに来て、初めてエントレカンボス駅の方が近いことを知ったのだけど、「旅の始まりはやっぱり始発駅からでしょ」とわざわざやってきたのだった。
だけど、この駅がわかりづらい。
ホームに出るのに難儀してしまった。

定刻にやってきた。

これが一等車の車内。

「えっ…？」

そのショボさにちょっとした驚きを隠し切れなかった。
３列シートでなければ、二頭車と間違えていたことだろう。
タリス、TGV、AVE、エウロスター等の一等車とは雲泥の差。

申し訳程度にドリンクサービスがあったけど、
一昔前の国鉄（国営企業）臭プンプン。
＃実際は上下分離されているらしい。

出発して程なく、４月２５日橋を渡る。

翌日以降は天候に恵まれず、
「晴れたリスボンの街並み」を眺めたのは、
これが最初で最後であった。

往復のチケットは、あらかじめネットで予約・支払済。
正規料金と割引料金（払戻不可）のいずれかを選択できる。

クレジットカードでの支払完了後PDFで送られてきた乗車券を念のためプリントアウトして持っていた。

予約画面で名前とパスポート番号の入力を求められ、チケットにも記載されていたけど、車内改札時にパスポートの提出を求められることはなかった。
往復とも。
たまたまかもしれないけど。

なんと、無料車内LANが整備されていた。
思ったより景色が単調だったので、
iPadでいい暇つぶしが出来て助かった。

わりかし速度が出ている様子。

しかし、40分遅れで終点Faroに到着。
途中、何にもないところでしばらく停車していたからだろう。
停車理由は不明。

さて。街に繰り出そうか。

と駅を出たら、そこには大阪があった。

食べ放題でこの値段なら、日本でも安いと思う感覚ではなかろうか。
味はわからないけど（笑。
胃腸炎の影響で食欲不振だったこともあり、トライできなかったことが心残り。

写真だけでは、冬とわからないね。

旧市街の入り口。

白い家並みが続くが、アンダルシアの感じとは少し違う感じ。

肝心の気温は、どうやらリスボンと同じ感じ。
際立って温暖とは言えないのかな、という印象。

むしろ、浜風が吹いてくる分肌寒く感じる。
（あくまでも、旅行日における印象）

正確に言えば、ラグーン風？

写真ではリゾート地っぽく見えるけど、

全体的な印象としては、「のどかな地方都市」って感じかな。

ナザレと違って、観光客らしき人はまばら。
夏に訪れるとまた違うのだろうけど。

気候と言い街並みと言い、何となくイメージが違うな…
と思いながら歩いていたら、新市街発見。

「なんだか、マカオに似てるなあ」
と言うのが率直な感想。
本末転倒な表現で、本家に失礼か。

大阪の次は、名古屋ときたか。
ん？よく見ると、「MAGOYA」だ。
馬子屋？
日本料理店らしくないネーミングだが･･･

やはり、名古屋のことを言っているらしい。
ひらがなで「なごやし」と書いてあった。

レッドカーペット。

ちょうど昼時で店じまいしていた。
シエスタがあるのを忘れていたわ。

泥酔して帰ったら、入口間違えそう。

電車遅延で観光時間が短くなることを危惧していたのだけど、
3時間あれば十分だった…と満足して駅に戻る。

時間的にはリスボンからの日帰りで十分観光可能なんだけど、この街だけのためにまる1日を費やすのはもったいなかったかなという感想。
やはり宿泊を伴って周辺の町を巡るか、スペインへ向かう等のついでに立ち寄るのが吉か。

帰りの電車は、ひたすらうとうと。
前日と違い興奮することもなかったので、
一気に眠気が襲ってきたのだった。

リスボン到着後、眠い目をこすりホテルに戻って、そのまま就寝。
（コレ以降、写真を撮影していなかったらしい）