【2013.12】ポルトガル一人旅 リスボンからナザレ・オビドス日帰り強行

2013/12/27 - 2014/01/06

↓全体概要、旅程などはこちら↓
http://4travel.jp/travelogue/10847119

今回の旅では、ナザレを最終目的地としていた。
いつだったか、絶壁の上から街並を見下ろす写真風景を見て以来、
いつかはこの目で見たい！と願っていたのだった。

そんな思い入れのある地だったので宿泊するつもりでいたのだけど、
今回は『滞在型の旅』にトライしてみようと、えいや！とリスボンの
ホテルを6泊分予約してしまったのだった。勢いで。

後から、道中のオビドスも人気があると知って、
旅程に組み込んでみた。
ただ、日曜日をＸデーとしていたこともあり、
大丈夫だろうかとあらかじめバス時刻表を調査。
何とか日帰りできそうな感じなので、ホッと旨をなでおろして出発したのだけど…

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●Lisbon ? Obidos ? Nazareの交通機関

・Lisbon ? Obidos 7.55euro　所要1：05
TEJO社　平日　7:45.8:15,9:30,11:00,12:00
　土日祝7:30,【9:30】,11:00　
・Obidos ? Caldas da rainha ? Nazare
Obidos ? Caldas da rainha　所要0：10
TEJO社　平日10:35,12:05,13:05,14:20,15:20,16:35
　土日祝10:35,【12:05】,15:35
Caldas da rainha ? Nazare
TEJO社　【12:30】、18:15(LEIRIA行きバス)
Rede expressos社　平日11:10,12:15,13;10,15:30　など
・Nazare ? Lisbon　所要2：00
　Rede expressos社　全日9:20,12:20,14:20,15:15,【18:40】（日曜日は20:00発あり）
参考サイト
Rede expressos社
http://www.rede-expressos.pt/default.aspx
TEJO社
http://www.rodotejo.pt/
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【】が、今回利用する予定の便。

エリア ナザレ(ポルトガル)

オビドス行きTEJO社のバス停がちょっとわかりづらい場所にあるというので、念には念をと、出発45分前にカンポグランデ駅到着。

思いのほかあっさりとバス停を発見。
TEJO社のロゴマークや時刻表があるので、間違いない。
駅北口（スタジアム側）にある市内バス乗り場とは別の場所であることに注意すれば、たやすく見つけることができるだろう。

ちなみに、駅から見るバス停はこんな感じ。
上り（？Centro方面）を向いて撮影したもので、車の向こう。
道路を渡った先がバス停である。

さて。余った時間で朝食を摂ろう。
…？
どこにもない！
ターミナル駅だろうから、何かしらBARや食堂みたいなところがあるだろうとタカをくくっていたが、甘かったらしい。

結局、駅構内の自動販売機に入っていた菓子パンが今朝の朝食となったのだった。
写真は、駅構内のアズレージョ。
タイルの配置が微妙にズレているのは、わざとだろうか。

運転手に運賃を支払い、バスに乗り込む。
自由席で、最前列は優先席。

車窓を眺めているうちに違和感が。
景色が冬っぽくないゾ！？と。

ほぼ定刻どおりにオビドス到着。
人の流れのまま、メイン通りを歩く。

お土産屋等が軒を連ねていて、観光地然としていた。

路地裏。
街歩き的に、生活感漂うこちらの方が楽しい。

城壁に登り、

街並みを俯瞰。
嗚呼、久しぶりの「白い村」。

日本人観光客も多かった。
いつの間にかいなくなっていたので、ツアーの一環だったのかな。

さて。
今回の旅の本命地、ナザレへ向かおうか。
とCaldas da rainha行のバスを待っていたのだけど、
やってくる気配がない。
待っている客もいなく、どうも嫌な予感が…
やっぱり。

時刻表を勘違いして読んでいたことが判明。
「24 e 31」は、24日“と”31日のこと。
何をトチくるっていたのか、勝手に年末年始ダイヤ（24日〜31日）
と解釈してしまっていたのだった。
冷静に考えれば勘違いしないだろうに、どうやら浮足立っていたらしい。

今日は普通の土日休日ダイヤなので、12：05にバスは来ていたのだろう。

困った。とても困った。
次の15:35発ではナザレに着くのは日没後となってしまう。
今日、Caldas da rainhaからナザレ行のバスは
15:10発、15:30発の後は18:10発になってしまうからだ。

これで目的を果たせない。
今日はそのままリスボンに戻り、改めて出直すか。

うーん。
バスで10分だっけ。何kmだろうとスマホのGoogle mapで検索。
「徒歩：1時間25分」と出てきた。

･･･歩くか。

15:30には間に合うだろう。

高低差がないことを祈りながら出発。
このような形でオビドスを見上げることになるとは思わなかった。

えーと、右折ね。
Google mapナビに従って歩くのだけど、
標識があれば精神安定剤になる。

車はほとんど通らない。

歩こうと思ったもう一つの理由。
道すがら、いい感じの集落や一軒家をじっくり見られると思ったから。

もっとも、バスの時間を気にしてじっくりと見ることはできなかったのだけど、
こうやって写真に収めることができて満足。

集落っぽいの。

いつしか、風景が一軒家から集合住宅に変わってきて、街中に近づいているのを実感。

「買ってけろ」？

Caldas da rainhaの街中に入った！

バスターミナルは中心部にあるようなので、もうすぐ。

やった！！到着！！
結局1時間強で到着。時計を見たらちょうど15時。
15:10のバスに間に合う。

ココでは、事前にチケットを購入する必要があるようだ。
窓口の女性は、普通に英語をしゃべってくれた。

コレに乗るために小一時間歩いたのか･･･

日本では真夜中の時間帯だけど、
興奮で眠気を微塵も感じない。

相変わらず緑緑。
ヨーロッパの冬？とは思えんなあ。

ナザレに到着。
バスターミナルは町外れのようだけど、中心部には徒歩で行けるようだ。

オフシーズンは閑散としているかと思いきや…

人・人・人。
思いっきりリゾート地じゃん！！
日曜日だったからか？
閑散と寂れた雰囲気を楽しもうと思っていたのだけど。
まあ、コレはコレでまたいいな、と。

フニクラであの景色に近づくのだ。

続々乗ってきて、最終的には立席客まで。

オビドスもナザレも、トイレに苦労することはなさそうな感じだった。

コレは連れ●●●用？

この旅行で最もワクテカした瞬間。

キター！！！
コレコレ。
この風景を見たくて、
合計24時間のフライトを乗り越えてきたのよ。

サントリーニの夕日を思い出す。

居住者？宿泊者？
うらやましい。
特に居住者だったら。

一通り回って下界へ降りたとき、辺りは暗くなっていた。

思ったよりライトアップされていなかった。
うーん。明るいうちに回っておきたかった。

というか、やっぱりココは宿泊すべきだったな…

完全に暗くなってしまった。

後ろ髪を引かれながら、帰りのバスに乗り込む。
次来た時に泊まろう。

セッテ・リオスバスターミナルに到着。
往路の苦労は一体…と感じてしまったほど、
あっという間の2時間だった。

メトロと直結しているのかと思ったら全然違ってた。
Googlemapがないと、迷っていたと思う。