年末年始の過ごし方 ヨーロッパ2013/2014　フランクフルト・ウィーン編

2013/12/28 - 2014/01/05

突然与えられた年末年始休暇、ふと気づくと2013/2014の年末年始は、日本では9連休という最高の配置。
では、海外旅行となると既に高くてどうしようもないです。

しかし、北京からフランクフルト便は、欧米系企業のスタッフがクリスマス休暇で早くから帰国している事から、28日となるとガラガラという事が判明！！
という事は、値段が上がる事は無いかと…。

この仮定の基に調べてみると、中国国際航空の北京往復は10万円を切っています。
やはり！！でした！！

私の最寄りの空港からの便を噛ませても年末年始の便で往復11万円ほど。

じゃ〜、行っちゃう〜！？って事で、フランクフルトに飛んでみました☆

しかし、地球の歩き方さえ買っていない思いつきの旅。

どうなる事やら…。

１２月２８日　瀋陽空港　出発
　　　　　　　北京空港　到着

１２月２９日　北京空港　出発
　　　　　　　フランクフルト空港　到着
　　　　　　　フランクフルト中央駅　出発
　　　　　　　ウィーン西駅　到着

１２月３０日　ミュージカル「エリザベート」ライムント劇場

１２月３１日　オペラ「こうもり」　ウィーンオペラ座

１月１日　ウィーン・フィル「ニューイヤーコンサート」市庁舎前広場
　　　　　カルテット　アンナ教会

１月２日　バレエ「くるみ割り人形」　ウィーンオペラ座

１月３日　ウィーン西駅　出発　（鉄道）
　　　　　ザルツブルグ中央駅　到着
　　　　　ザルツブルグ中央駅　出発　（高速バス）
　　　　　ミュンヘン中央駅　到着

１月４日　ミュンヘン・バスターミナル　出発　（高速バス）
　　　　　フランクフルト駅前　到着
　　　　　聖歌隊教会コンサート

１月５日　フランクフルト空港　出発
　　　　　北京空港　到着

エリア フランクフルト(ドイツ)

フランクフルト空港に着いて…

ここって迷路？！と思うほど、ちょっとわかりにくいです。

途中でトイレに入って、同じ便に乗ってきた人の流れが無いと、どこに行っていいのやら…。

これだけ旅慣れている私でも、えっ？！ここで合ってる？！とか迷いました…。
後から考えてみれば、そうでも無いのですが、その場ではドギマギ…。
久々のヨーロッパにもドギマギ…。

なんせ、フランクフルトまでの飛行機が8割日本人という驚異の数値をたたき出していたもので、日本感覚が何処かに残っていたのかもです。

そして、フランクフルト空港から、フランクフルト中央駅へ。

ちなみに、今回は宿代を一泊ケチるために、早朝5時に空港に到着便を選んでいます。

なのに、人が多いなぁ。

とりあえず、一言。
ユーロ高！！地下鉄も高！！

フランクフルト中央駅に着いて…。

未だに早朝過ぎて暗い…。

そもそも、フランクフルトって何があるんだっけ？？
突然思いたって飛行機に乗ったもんだから、何も調べてない。何も知らない。

中学校で習った地理の知識くらいしかないので、金融？ハブ空港？てな感じ。

どうするかな？
ドイツ巡るか、オーストラリアに行くか、オランダに行くか。

暗闇の中、駅前で悩む私。

そこに、大型バスが数台止まっている場所を発見。
あれ、乗れんのかな？と近づくと…

早朝でまだ暗いのに、バス停に日本人らしき女の子の姿が…。
『あの〜？日本人ですか？』
てな感じで、運命的な出会いを果たしました。

そして、いろいろと教えてもらい、なんとなくウィーンがいいなと。

で、ちと調べる事に。

前出の日本人美女から、フランクフルト中央駅のスターバックスにて鉄道のチケットの買い方やら、高速バスの事やらのレクチャーを受け、なんとなくの知識をゲット。

スターバックスには、無料Wi-Fiがあるので、サイトを教えてもらったりするには便利です。

とりあえず、CITY2CITYというバス会社だと、フランクフルトからミュンヘンまで18ユーロで行ける事がわかり、ミュンヘン一泊で翌日ウィーンに向け旅立つか、その宿泊代を削減して直接ウィーンに行くのかに絞る事に。

ミュンヘンはもともとホテル代が高いし、年末なのでかなり高額になる事が予想されました。
ユースホステルはちょっと避けたかったので、フランクフルトから6時間かけてミュンヘンへ行き、そのままウィーンへのバス乗り換えを探したのですが、うまく見つけきれず…。

とりあえず、日本人美女とはお別れをして、ずっと我慢してたトイレに…。

有料…。

マジかよ…です。

よくありがちな荒れ狂った汚いトイレではなく、綺麗なトイレだったので、こういう需要もあるかとは思いますが、有料はちょっとね〜。と島国で育った人間は感じてしまいます。

ウィーンへの行き方に悩んだので、とりあえず中央駅のインフォメーション前に置いてある無料の地図をゲットし、駅周辺を散歩してみることに。

余談ですが、この無料の地図はすぐに無くなるので、見つけたらスグにゲットして下さい。
駅の観光センターにも地図はありますが、こちらは有料なのにあまりよくありません。

ふんふん。と小粋に散歩してると、怪しげな通りが…。
カジノやらピンク色のライトやら…。

明らかに…そういう街ですな…。
駅から徒歩5分圏内にこういう街があるとは…。
しかも、ユースホステルが立ち並ぶ怪しげな地域です。

日本人の男子大学生とかは好んで泊まりそうな一帯です。

うーん。ミュンヘンでも同じような感じだと困るし…。治安悪いのは怖いし…。

ウィーンに行っちゃおうかな？？とおおよそまとまりました。

はいはい。

決まれば早いもんです。

他の人がアップしているような高性能券売機で、ウィーンまでを検索ANDゲットです。

しかし、よくよく注意が必要なのが、乗り換えです。

乗り換えが1回、2回とあるようなチケットは、乗り換え時間がタイトではないか？
日本と異なり、海外では15分の遅延なんてザラです。
乗り換え時間が5分とかは、まずもって無理です。
この電車が遅れたから、あの電車も待ってくれるだろう。
なんて事はありません。

乗り換え時間が20分はある。
そして、ホームが近い。などを確認する必要があります。

しかし、田舎に行く場合は、その乗り換えでも仕方ありませんが、ある程度の都市間移動の場合は、最初から乗り換え無しを選ぶのが安全かもしれません。

私は到着初日という事もあり、ゆっくりと景色を楽しみながら移動出来るように、乗り換え無しのチケットをゲット！！
あ、ドイツの券売機は、クレジットカードも使用出来るので、使用不可と出た場合は、違う券売機で再度入力すれば大丈夫だと思います。

しかし、これが恐ろしく高い！！
当日券の恐ろしさを味わいました。
フランクフルトからウィーンまで、しめて140ユーロなり〜(T_T)

この半額くらいで確保したかったですが、事前に何も準備してこなかったので、ここで痛い目をみました。

帰りは半額を目指すと財布に固く誓いました。

という事で、ICEという高速電車に乗りフランクフルトをウィーンに向け出発です。

寝台や夜行もこの区間にはあったのですが、景色を楽しむという事と、まだヨーロッパ初日での夜間移動に若干の不安を感じたので、昼間に出発する直行便を選びました。

しかし、これが思ってたよりも日が沈むのが早い！！
そうだ…。今は冬だ…。
時間的にも、景色も楽しめるという程ではないですね(^^;;

珍道中も始まったばかりで、この先に期待しか感じません(^o^)

もっと面白くなっていくだろな〜(^o^)

着きました！！
ウィーン！！
2013年の最後を締めるのは、このウィーンに決定！！

ちなみに、ウィーンって現地の人に言っても通じない。
発音が違うのでしょうね。
英語表記のVIENNAの発音では通じるので、ヴィーナくらいで発音すると現地の人にも通じました。

通じない発音は正すべきだと、海外に住むと痛感します。
英語の発音とかも、恥ずかしがってカナカナ発音で言ってた学生時代が悔やまれます。

ヨーロッパの電車内では無料Wi-Fiがあるので、その中で景色が楽しめなくなってから、いろいろと検索やホテル予約をしました。

いや〜、着いた〜！！
ウィーン！！オシャレ〜！！
クリスマスツリーもシンプルでオシャレに見えます(^o^)

ヴィーナと書いてしまうと、ネットでせっかく検索した人に引っかからないので、カタカナ読みで通用しているウィーンと表記します。

ウィーン西駅に到着して、もう19時も過ぎているし、ご飯食べとくか。と。
何やらミスターリーという店に大行列が…。

ミスターリーと言いながら、寿司も売っています(^^;;
日本の認識って、ヨーロッパの人には中国と同じと思われているというのは、こういうところから来ているのでしょうね(^^;;

せっかくなので、マズイ料理を味わっておくかと、寿司を買おうとしましたが、私の前で無くなってしまいました。
せっかく並んでいたので、チャーハンと味噌汁を注文。
チャーハンを一口。

うん。マズイ！！
中華系は漏れなく期待に答えてくれます！！

味噌汁を一口。
あれ？
あれあれ？
意外と美味しい…(⌒-⌒; )
期待外れの美味しさがこの味噌汁です。

チャーハンがまずかったので、スグ隣のピザを購入。
いや、これ美味い！！
普段、中国に、住んでいるからかもしれないけど、これは美味しいです！！

中国の料理と比べると、何でも美味しく感じてしまうのかな〜。
いや〜、ウィーンいいですね〜！！