2013 広島遠征～陰陽からの隠岐へ旅【その１１】ローソク岩遊覧

2013/08/30 - 2013/09/03

８月最後の週末は広島でのアウェイの試合でした。
せっかくなので、そこに夏休みをくっつけて位置ゲーで行きたいと思っていた隠岐まで足を伸ばしてみました。
広島から中国地方を横断して米子、そして隠岐への旅になりました。

水酢若神社散策の後はこの日の宿であり、また隠岐の観光の個人的に目玉としていたローソク岩遊覧の拠点である福浦へ向かいます。
バスの時間があわなかったので徒歩での移動となりました。

また天候が今ひとつでしたが無事に念願のローソク岩も見ることができました。

エリア 隠岐諸島(島根)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JALグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿のある福浦までは約３キロの距離。しかしバスはもうありません。しかもこの日はその後に予定が入っていたのでどうしても移動しなくてはなりません。３キロなら、ということで歩きました。（普段走っているから平気だろう的な感じで）
その途中にあった学校の校舎です。

ちょうど水田には黄色い稲穂が。収穫間近です。

このあたりはまだ黄色く色づいていませんでした。
奧の山の岩肌がむき出しになっていました。

かなり歩くと分岐の看板が見えてきました。ちょうど半分位来た感じです。

岩肌がむき出しになっている方が旧道です。今回は新道を進んでいきます（旧道は通行できないようです）

長いトンネルを抜けるとホテル海音里というホテルがあります。
その奧で水の音が聞こえてきたのでちょっとそっちに行ってみました。

ホテル海音里 宿・ホテル

小さな滝がありました。少し遊びたかったですが、次の予定があるので、あんまりのんびりできませんでした。

この日の宿はこちらの民宿。井の本さん。隠岐の観光協会に聞いて紹介いただいた宿のウチの一つです。とりあえず荷物を置かせていただきます。

宿の前には小さな入り江の港が広がっていました。次の予定はここが集合場所なので急いで向かいます。

港からは船に乗っていざ出発です。

ちょうど観光バスの団体の人と一緒になりましたが、そのおかげで？船長さんの横の席に座らせていただきました。

全員が乗船したところで出港です。

船から見えるトンネルは明治時代に手彫りで掘られて福浦トンネルです。まるで春に訪れた耶馬溪の青の洞門のようです。
今は危険なので通行止めになっています。

福浦トンネル 名所・史跡

かつては車なども通行していたようで一応、それように整備されていた様子も見られます。

福浦トンネル 名所・史跡

先ほどちょうど福浦まで半分の所にあった分岐点まで道は伸びています。かつての旧道です。

福浦トンネル 名所・史跡

山肌に面白い筋がありました。

海側だからこそ見られる海側の断崖。日本海の荒波にかなり侵食されています。

遠くに目的の場所が見えてきました。時間にあわせて船のエンジンを上げて突き進みます。

それにしてもこのあたりは断崖絶壁です。

目的地であるロウソク岩に到着しました。
まだ時間があるのでこのあたりに停泊して時間を待ちます。

この日は風があって海が少し荒れているのと、雲が出ているので、僅かな時間になりますが、ということで、ロウソク岩観光です。
船長さんの絶妙なテクニックでうまい具合に夕日をロウソク岩のてっぺんにあわせていただけます。

ローソク島 自然・景勝地

なかなか光の加減が難しいですが、それでもこの通り、うまく撮ることができました。

ローソク島 自然・景勝地

雲の切れ間から光が差し込んだところでシャッターを切ります。

ローソク島 自然・景勝地

雲が出て来てしまったのと、風向き、波が悪くなってきたので、一旦、岩陰に待避しました。

その近くにある鉄砲の様な形をした岩。１０〜１１月くらいだと、うまい具合にこの先っぽにも夕日が重なることがあるんだとか。

船長さんが「最後のチャンスに賭けて行ってみましょう」ということで再び、ロウソク岩までやってきました。うまく重なるか？

ローソク島 自然・景勝地

ちょっと外れてしまっていますが、ロウソクのように灯火のようにも見えました。

ローソク島 自然・景勝地

段々と岩の先と夕日が合わさってきました。

ローソク島 自然・景勝地

雲がありましたがロウソクのようなそんな写真を撮ることができました。

ローソク島 自然・景勝地

タイムリミットと言うことでロウソク岩を後にします。
ちなみにロウソク岩、波による浸食がかなりあって、将来的には足下が削られて倒れてしまうのではないか、という話もあるそうです。

ローソク島 自然・景勝地

船を下船して宿に向かうとちょうど夕食の時間でした。
しかも、驚くことにさきほどのロウソク船の遊覧船の船長さんのやられている民宿でした。
島の民宿と言うことでお魚満載です。煮魚、刺身と出てきました。
ボリューム満点でおいしくいただきました。

翌朝。朝ご飯もボリューム満点のお魚中心のメニューでした。

バスで西郷まで向かうことにしました。バスの時間まであったので、すこしぶらぶらしてみました。大きな滝が見えました。

深浦滝 自然・景勝地

入り江をぐるっと回って対岸から福浦の集落を見てみます。

前日は船から見た福浦の洞門を歩いてみてみました。手彫り感のある
トンネルが見えてきました。

福浦トンネル 名所・史跡

これは最近造られたような感じのトンネル。コンクリート製です。

福浦トンネル 名所・史跡

しかし残念ながらこの先は立ち入り禁止のようです。
引き返します。

福浦トンネル 名所・史跡

この先にも道は続いているようです。

福浦トンネル 名所・史跡

来た道を引き返します。ちょうど前の日に見たホテル海音里とその横の滝が見えました。あんなに水量あったかなぁ。。。

ホテル海音里 宿・ホテル

再び福浦の集落へ。一本入るとこんなところがありました。前の日には気づかなかったなぁ。

港のある入り江には小島があり、そこに鳥居が見えました。神社でもあるのでしょうか。

小雨が降ってきたのでバス停にある待合室に避難します。
やはりこのあたりでも密漁はあるのでしょうかね。