南西フランス3週間の旅　【１８】La Tour de Faure でバスを待ち、カオールへ

2013/12/01 - 2013/12/01

サン・シル・ラポピーから戻るバスを待つ間、レストランもカフェもない村でさんざん歩き回って疲れはて、やっとバスが来てくれたときは、「これでやっと帰れる！」と嬉しくなり大きく両手を振ってお出迎えしてしまいました｡
顔見知りの運転手さん（たった今朝一緒だっただけなのに、勝手にそう思い込んでいます）と、朝と同じく乗客は私一人の車内は、居心地良いひととき！
そこへ、バス停でないところから乗り込んできた女性、実はツァーガイドをしていると言う方で、とても流暢な英語でガイドをしてくださることになってしまい、ラッキーの一言につきる日になってしまいました♪
運転手さんも女性も親切心の塊のような方で、まるで専用の運転手＆ガイドさんをチャーターしているみたいな感じでカオールに向かうことができました♪

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【スケジュール】

11月25日（月）伊丹空港から乗り継いでマルセイユへ移動
11月26日（火）マルセイユからカルカッソンヌへ移動＆散策
11月27日（水）カルカッソンヌで
11月28日（木）カルカッソンヌからアルビへ移動
11月29日（金）コルド・シュル・シエル日帰り観光
11月30日（土）アルビからカオールへ移動
12月 1日（日）サン・シル・ラポピー日帰り観光
12月 2日（月）カオールからＧＲＡＭＡＴへ移動
12月 3日（火）ロカマドール日帰り観光
12月 4日（水）ＧＲＡＭＡＴからボルドーへ移動
12月 5日（木）サンテミリオン日帰り観光
12月 6日（金）ボルドーからバイヨンヌへ移動＆サン・ジャン・ピエド・ポル日帰り観光
12月 7日（土）サン・ジャン・ド・リュズ日帰り観光＆バイヨンヌ市内散策
12月 8日（日）バイヨンヌからルルドへ移動＆ルルド観光
12月 9日（月）ポー＆オロロン・サント・マリー日帰り観光
12月10日（火）バイヨンヌからペルピニャンへ移動＆バニュルス・シュル・メールとコリウール日帰り観光
12月11日（水）ヴィルフランシュ・ヴェルネ・レ・バン日帰り観光
12月12日（木）ペルピニャンで散策（実はこの日、とんでもない1日になってしまった！）
12月13日（金）ペルピニャンからマルセイユへ移動
12月14日（土）カシのカランクでハイキング
12月15日（日）マルセイユから帰国便へ
12月16日（月）成田で乗り継いで伊丹空港へ

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

バス停へ向かう途中のロット川に架かる橋からの眺め

橋を渡り終えると広がる畑の風景♪

ここから TOUR de FAURE です

廃線となっている線路を渡り…

線路沿いの昔の駅舎へ〜

無人となった駅舎

え？でも、誰かが生活している！？

踏み切りに戻り、

朝のバスの運転手さんが書いてくれた地図通りに道路を進みます〜

800メートルほどと、書いてくれていた以上に遠い気がしてきた頃に、このお屋敷があって、ちょっと元気が回復♪

その先にあったバス停｡｡｡

思ったより辺鄙な所(T_T)

ラポピーの村ではカフェなど開いていなかったので、バス停近くならあるだろうと期待して頑張って歩いて来たんだけど……

こんな地図の案内はあってもカフェらしきものが見当たらない(@_@)

バス停前の広場に面したこの建物も人気もなくひっそり〜

ほんとに、このバス停がポツンとあるのみ！！

かなり、残念(／。\)

隣の敷地の市庁舎の建物も人の気配無し
（日曜日だから当然？）

暇だから目につくものすべてに興味本意で近付いて見る(^_^;)

こんな辺鄙な所に似合わず、立派な市庁舎の建物です（失礼な言い方でごめんなさい）。

と、遠くに教会発見♪

バスが来るまでには、戻ってこれそうな距離なので、よし！行ってみよう♪

途中の農家の庭先にいた鶏さん

お友達も合流〜

のどかな風景の中のお散歩♪

教会が近くになりました｡

ここでも教会の扉は開いていなかった…

教会の建物

教会の後ろから

その向こうにも広がるのんびりした風景

それ以上行っても何もないので、引き返してきました

ここは、Ｂ＆Ｂみたいです。

ちょこっと門の中へ〜

建物の前に広がるお庭

門の石壁に張られていたプレート

バス停と反対方向へちょっと寄り道〜

後ろの山のてっぺんに見えるのは十字架

田舎道沿いの石の十字架

通りからさっきのB&Bを覗き込んで

まだバスは来ないので、線路づたいに

その先に見えるのは、サン・シル・ラポピーへの緑の橋

橋以外ほんまに何にもない…

のどかな風景が広がるのみ

そろそろバスが来てもよさそうなので、バス停前の広場に戻ってきました｡

広場から見える十字架と教会

市庁舎横の民家

ほぼ定刻にフィジャックからやって来たバスは、朝と同じ運転手さん(?⌒∇⌒?)
見覚えのある顔に思わず安堵してしまう(*^-^*)

シッカリ展望台にも行って来れたよ！教えてくれてありがとう♪とお礼を言って乗り込んで見たら、朝と同じく乗客は又私一人｡
一番前の席に座り出発♪

帰りも、カメラを用意するとスピードをおとして、撮影しやすくしてくれる〜

朝はガスってた風景も、くっきり見えます♪

サン・シル・ラポピーの村から離れていきます。

道路を覆い被さるような崖の下を進みます｡

道路を覆い被さるような崖

崖はまだまだ続く〜

ここに来て、運転手さんが、この写真を撮っておくように教えてくれた｡
何か説明してくれたんだけど、聞き取れなくて聞き返したら、「英語でどう言えばいいんだ ？」と悩みだした…
お互いに、同レベルの英語力のようです(^_^;)

ここでバスを停め、昔の王が造った洞窟がたくさんあるんだと教えてくれた｡
展望台の表示の絵に、この絵があったよ、と伝えたら、そうそう！！とうなずいて、バスが走りだしました｡

大きく張り出す崖の下を走る〜

渓谷の風景を見ながら次の町へ

次の町で、一人の女性が乗ってきました｡

バスに乗ってきた女性は、運転手さんと顔見知り？
しばらくフランス語で挨拶らしきおしゃべりが続き、その後で、何やら私のことを彼女に紹介してくれたみたいで、そのあとは英語で彼女のことを私に紹介してくれた｡
この辺りでツァーガイドをしている人だから、彼女から色々教えてもらうとといい！とのこと♪

彼女は、運転手さんに比べる（大変失礼なのですが(^_^;)）ととっても流暢な英語で、今通過している村のことや廃線となったカオールーフィジャック間の列車のこと、そして通り過ぎてきた洞窟の歴史について説明してくださったのです。
初対面の上、ただ偶然に乗り合わせただけなのに、しかもボランティアで！！

バスが通過するそれぞれの町や村は、どこも見所があるようで、彼女の説明は、楽しくずぅっと続き、まるで専用の運転手＆ガイドさんに案内してもらっている状態♪

見所に来ると、二人して私に、ここ写真にとるべきよ！と教えてくれるので、それまで説明に聞き入っていた私は慌ててカメラの用意！

そのおかげで、こうして写真に残すことができているのですが、耳から聞いたことは残念ながら、頭の中を素通り状態(^_^;)
これは私の記憶力のなさ以上にヒアリング力にも問題があったかも？
その時は、へ〜そういう歴史があったのね♪とわかったつもりだったのに、結局聞き取れただけで意味がシッカリ理解できる聞き取りはできていなかったようです(T_T)

それにしてもお二人とも親切心の塊♪

次の村につく度に、お二人の「フォトストップ！」の声♪

３人での楽しい車内♪

偶然に乗り合わせ、こんなに良くしていただけほんとにありがたいばかりのひとときです♪

カオールの町外れにさしかかると、カオールの町についても簡単に説明もして下さった｡

このラッキーな出会いは、もうすぐ終わってしまいます｡

となるはずだったのですが……。。。

この旅行記へのコメント （4）

• ひよこ＠ぴょこさん 2018/03/07 16:58:08

  はじめまして

  サンシルラポピーという可愛い名前の村に行ってみたいと放浪しているうちに
  こちらの旅行記にようやく（笑）たどり着きました。
  素敵な旅行記を読ませていただいてありがとうございました。
  どこのサイトを見ても個人では行きにくい場所、、、のように書かれているので
  レンタカーもしくはプライベートツアー参加ではないと
  不可能なのかな？とも思い始めていました。
  
  やっぱり素敵ですね・・・本当に行ってみたいです。
  おまけに行き帰りも素敵な運転手さんだったなんて
  きっとデコさんの日頃の行いですね！
  
  帰りのバスを待つ間の不安とかもなかったのでしょうね・・・
  私はそれを考えただけで不安で気後れしてしまうんですよね・・・。
  
  でも、行ってみたいです。。
  またお邪魔させていただく事になると思いますが
  どうぞよろしくお願いします。

  デコさん からの返信 2018/03/08 10:24:44

  RE: はじめまして

  ひよこ＠ぴょこさん、おはようございます(^^♪
  
  サンシルラポピーをご覧下さってありがとうございます。
  個人でも行けるんだよ〜と言うことをお伝えしたくて、
  拙い内容ですが、旅行記に挙げさせていただきました。
  鉄道駅のあるカオールからも、フィジャックからも、バスで繋がっていますので
  ほんとに行けちゃいました^^しかも、嬉しい出会いも含めて！
  
  確かに帰りのバス待ち時間は、他に誰にも会うことがなく、ひっそりした村なので
  寂しいと言えば寂しい所ですが、周りの風景がそれを慰めてくれますし、
  民家から出てきた男の子と少しばかりコンタクトもあって、散策できてよかったと思えました。
  
  ひよこ＠ぴょこさんにも是非、行っていただきたいと思っています。
  もし、ご質問があればどうぞご遠慮なくお問い合わせくださいな。
  私でお応えできることは全てお伝えさせていただきますよ^^
  
  では、またおいでくださるのを楽しみにお待ちしています(^0^)/
  こちらこそ今後ともどうぞよろしくお願いしますね^^

• kuritchiさん 2015/03/15 11:19:47

  はじめまして。。

  デコさん、はじめまして。
  とってもステキな南西フランス旅に　また、お邪魔させていただいております。
  来年、フランスを訪問したいなぁ〜と研究中（？）です。
  
  バスのドライバーさんと偶然出会われた同乗された方とのステキなお時間に感動しています。
  途中の道？カオールへ戻られる道の魅力的なこと。。
  その道を、独占ガイド付きで〜♪
  う〜〜〜ん　うらやましい限りです〜♪
  
  ○十年前に訪れたフランス人（主にパリでしたが…＾＾；）の印象は最悪！
  予約したフレンチレストランではWCの前の狭い席だったし、お釣りは返してくれないし、都合が悪くなると英語がわからないフリをして無視！etc…
  
  デコさんの旅行記を拝見しているうちに、その悪い印象が、少しずつとけ出しています。。
  フランスもいいなぁ。。
  
  また、お邪魔させていただいて参考にさせていただきます。
  
  kuritchi
  
  

  デコさん からの返信 2015/03/15 13:49:11

  RE: はじめまして。。

  kuritchiさん、いつもご覧&ご投票ありがとうございます♪
  
  ホントにラッキーな出会いで心が癒されました^^
  きっと、頼りなさそうな奴が一人でフラフラしてるので
  親切にしてくださったのでしょうね、こんなやつ放っておけない！と^^;
  おかげさまで、とってもいい思いをさせていただけて幸せ者です！
  
  確かに大きな街では、冷たい感じでの対応に合うこともありましたが、
  田舎は、[あったかいんだから〜〜〜]です♪
  だから、交通の便は悪くってもついつい田舎へ行ってしまう今日この頃！
  
  ぜひぜひ来年のフランス、楽しんできていただきたいと思います^^
  もし、私でお役に立つことがあれば嬉しいかぎりですので
  なにかあればご遠慮なくお尋ねくださいな〜^^
  わかることはすべてお伝えしたいと思います~~
  
  またおいでくださるとのこと、楽しみにお待ちしています(^0^)/