2013/07/12 - 2013/07/12
120位(同エリア780件中)
クッキーさん
長旅の最終日の前日、モンパルナス駅からフランス国鉄を利用してベルサイユ宮殿に行ってきました。
Versailles Chantiers(ヴェルサイユ・シャンティエ)駅で下車。宮殿まで約1kmの距離です。
パリに代わる新たな都をつくるのが目的で、フランス王ルイ14世(1638年〜1715年)が建てた宮殿です。バロック建築の代表作。
かつては沼地だったこの地に、土が運ばれ、森がつくられ、川の流れまで変えられました。この「史上最大かつ最高の城」の建設には約半世紀という月日が費やされ、史上最大規模の工事になりました。
1682年には、パリから王宮がこのヴェルサイユに宮殿が移され、主な貴族たちも招集されました。王や王族、その臣下が共に住むヴェルサイユ宮殿においては、生活のすべてが絶対王政の実現のために利用されました。王にとっては連日連夜ここで開かれる晩餐会が国家安泰のための方策だったそう。敵対する勢力の力を奪い、王に忠誠を誓わせることに成功したからです。
フランス革命後も、室内の装飾はほぼ無傷で残りました。さまざまな色の大理石やブロンズなどを使用した装飾は、フランス古典主義様式の代表と言われています。部屋の名前は、それぞれの天井に描かれたギリシャ神話の神にちなんでつけられています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8:15
前日に列車のチケットも購入済みで、余裕でモンパルナス駅に向かう。
肝心のホームが今ひとつはっきりせず、右往左往した挙句、乗ったのは各駅停車。
のんびり向かいますか。 -
9:17
9時には宮殿前に着いている予定だったのに、歩いているのは宮殿へと続く並木道。 -
急げばいいのに、並木道の心地よさに歩みを止めては、また一枚。
-
宮殿のすぐ手前にある立派な建物にも目が止まる。
-
宮殿前広場には太陽王、ルイ14世の騎馬像。
-
9:30
やっと列に並び始める。 -
ミュージアムパスを持っていたので、特別待遇の列かと思っていたら、みんな一緒だった。
-
人の列を誘導、整理するスタッフもおらず、2列だったのが1列になり、列が崩れたのを幸い、けっこう前の方に並べた。
モンパルナス駅で見かけた若いカップルの姿が見えたので、列に入るよう声をかけた。が、「おばさんパワー」ってちょっと揶揄された感じで言われ、ちょっと気分が落ち込む。 -
待っている間にもカメラの手は止まらない。
金色のゲートがまぶしい。 -
ベルサイユ宮殿。
-
また一枚。
-
赤坂離宮も真っ青の金ピカぶり。
-
10:00
チェックも済ませてようやく中へ。 -
屋根も金ピカ。
-
-
観光客がどっと押し寄せる。
少し空いたところで前の方へ。 -
王室礼拝堂 Chapelle de Royal
マリー・アントワネットとルイ16世が式を挙げた場所。白と金色で統一されていて華麗。
天井の中央に描かれているのは、蘇生の輝きを表す神の絵だそう。 -
白大理石のシンプルな意匠が美しい。
-
アップで一枚。
-
こんな回廊を歩く。
-
宝物の数々。
-
-
-
-
-
-
-
回廊には数々の彫刻が並ぶ。
-
階段も芸術的。
-
王室オペラ劇場?
-
これだけでもう美術館並み。
-
窓から。
-
立派な彫刻。
-
いずれの部屋か?
-
さきほど見た王室礼拝堂に舞い戻ってきた?
たぶんこれは二階から。 -
パイプオルガンと天井画。
-
柱のマーブル模様が美しい。
-
天井も見上げなくては片手落ち。
-
大理石の柱。
フランス革命でヴェルサイユ宮殿は略奪こそされなかったが、家具類はほぼ1年間におよぶ競売にかけられ散逸したらしい。 -
ルイ14世は庭園を開放し、庶民にもその偉大さを見せつけたそうだ。
-
庶民は、庭園の美しさよりパンを求めたかったと思うのだが。
-
どなたかの胸像。
-
10:38
鏡の回廊 Galerie des Glaces にたどりつく。
ヴェルサイユ宮殿の中でも、最も華麗な部屋。奥行75m、幅10m、高さ12mという広い空間の中に、17の大きな窓があり、そこから入ってくる太陽の光が反対側の壁にはめこまれた17面の鏡が受けている。
当時は、この部屋の家具類はすべて純銀製だったと言われている。
外国からの賓客を迎えたり、盛大な儀式を開催したりする際に使われたハレの間。
1919年、第一次世界大戦を終焉させたヴェルサイユ条約が結ばれた部屋がここ。
2007年に改修が終わり、一般公開されているのだとか。 -
シャンデリアと燭台を置いて光の空間を演出。
-
-
なるほど、見事なシャンデリア。
-
床に置かれた燭台。
-
王の栄光と歴史を描いた豪壮な天井画を造り、金色の装飾で飾り、壁には多数の銅像を置いてバロックらしい重厚さで部屋を飾った。
-
-
-
-
時折、団体客で部屋の中が一時的に満杯状態になるが、人の波が引く時を待ってパシャッターを押す。
-
鏡の回廊で、どうしても撮りたかったのが、鏡の写り具合を示すこの一枚。
-
けっこうきれいに(鏡に)写るものだなあと感心。
-
-
10:45
窓から見える庭園を見て一息。 -
王妃の寝室 Chambre de la Reine
もともとは、ルイ14世が、妃のマリー・テレーズのためにつくった部屋。
マリー・テレーズが亡くなった後は、ルイ15世妃マリー・レクザンスカ、ルイ16世妃マリー・アントワネットの部屋に。
歴代のフランス王子が生まれた部屋でもあり、ここで19人の王子が産声をあげた。 当時は、公開出産が行われていた。
お世継ぎである赤子のすり替えを防ぐ目的で、この頃は他のヨーロッパ諸国でも、公の場での出産が普通に行われていたそうだ。
目的はわからないわけではないが、偉い人たちって大変だったんだな、と思う。 -
鏡の前にあるのは、マリー・アントワネットの胸像。
-
「王の寝室」と思われる写真が一枚もないのは、おそらくその色合いなどが好みではなかったからだと思う。
見てきた記録として一枚くらい撮ってもよかったかも。 -
大会食の間のテーブルセット。
-
さすがのベルサイユ宮殿、「○○の間」というのが、永遠に続くのではないかと思えるほど、いくつも並んでいる。
-
これらの部屋全てを集中力を持続して見学するのは、この年になると体力的に大変だが、それ以上に、精神的な疲れをおぼえる。
一言で言えば、飽き飽きするということ。 -
戴冠の間 Salle du Sacre
壁一面に、巨大な絵画が掲げられている。
ダビィッド作「ナポレオン1世の戴冠式」、「シャン・ド・マルスにおける鷲章旗の授与」、それからグロ作「アブキールの戦い」です。7月王政のルイ・フィリップ王がこれらの絵画を発注し、そのためにわざわざこの部屋を改装させたそうだ。 -
「シャン・ド・マルスにおける鷲章旗の授与」
-
「アブキールの戦い」?
-
天井の装飾も見逃せない。
いずれの天井であるかは定かではないが。 -
「戦争の回廊」
-
496年の「トルビアックの戦い」から、ナポレオン1世がオーストリア軍に勝利する1809年の「ヴァグラムの戦い」までの、フランス史上の戦いを描いた巨大な油絵が、数十枚ずらりと左右の壁一面に飾られている。
-
どの絵画でも、フランス軍の勇猛な姿が描かれている(と思う)けれど、フランスって、敗れたことがないんだったっけ?
-
-
-
-
-
-
-
展示物をざっと見て回るだけでも疲れ果て、庭園を眺める。
建物の配置はわからないのだが、どの窓から見ても、さまざまな表情の庭園が見られるって、すごい。
いったいどれだけの贅を尽くしたことだろう。 -
絵画や、贅沢な室内装飾などよりも、こういった建物の造りを見るほうが好みかも。
-
これらは全てオリジナル。
-
-
-
11:10
本当にざっくりとではあるが、やっと見終わった。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
クッキーさんの関連旅行記
ヴェルサイユ(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
81