初香港の旅１　100万ドルの夜景ツアー

2013/05/10 - 2013/05/10

2013年5月10日〜5月13日、3泊4日で初めて香港に行ってきました。

香港は現地ツアーを利用して、マカオは個人で観光。

ヴィクトリア湾を見渡せるハーバーグランド香港に3泊して、観光も食も充実の旅行でした！

まずは、１日目から。

エリア 香港(香港)

• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

2013.5.10（金）羽田〜香港、100万ドルの夜景ツアー

香港初日の観光は、インターネットで申し込んでおいた、現地発の「100万ドルの夜景観賞とジャンボ・キングダムでの夕食」のツアー。

ヴィクトリア・ピークからの夜景は最高！！

それから、アバディーンにある水上レストラン“ジャンボ・キングダム”で海鮮料理。

大満足の香港の旅が始まりました！

京急で羽田空港に向かう。

海外旅行は2009年11月以来と久しぶりで、新しくなった羽田国際ターミナルから海外へ行くのは初めて。

羽田は近い！

同行者は、イトコのY姉さんとK姉さん。出発ロビーで合流。

出国手続きをして、朝食。

8:55発のANAで一路香港へ。

香港在住のイトコのMちゃんを訪ねての旅、香港にイトコ4人が集合する。

日本の領域を飛んでいる時間が結構長い。

台湾上空にさしかかってから、香港はすぐだった。

雲の切れ間から、高層マンション群が見えて間もなく、ランタオ島にある香港国際空港に到着。

12:30の予定が、12:10に早まっていた。

姉さん2人が預けたスーツケースを受け取って、タクシー乗り場へ。

ホテルへの交通手段は、エアポート・エクスプレスにするか、エアポート・ホテル・リンクバスにするか検討したが、3人なのだから、タクシーが早くて便利の結論に達した。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

ターミナルを出た途端、蒸し暑い！香港島へ行くタクシーは赤と決まっているらしく、赤の列に並ぶ。

空港周辺には、高層マンションが立ち並んでいた。

走り出してしばらくすると、山が見える景色になる。緑が多いのが意外。

やがて、大きな橋が現れた。青馬大橋だった。

次の橋を渡ると九龍のビル群が見えてくる。香港に来たんだ！

巨大クレーンの並ぶ港の脇を通って、だんだんと高層ビル群に近づいていく。

ひときわ高いビルの上のほうは、雲に隠れていた。

トンネルを抜けると、ビルは密集。

いろんな形のビルが面白くて、タクシーの窓から何度もシャッターを押す。

風水なのか、危なっかしいようなビルもあった。

13時半、フォートレスヒル（炮台山）にある“ハーバーグランド香港”に到着。

部屋は1206号室。

3人で泊るため、ちょっと高めで、広めのプレミアム・ハーバービューを予約したのに、41階建ての13階？

部屋に入って、狭くて驚いた。写真と違うじゃん！この部屋、ホントにプレミアム・ハーバービュー？？？

フロントに確認に行ったら、Mちゃんとばったり。

14時半にロビーで待ち合わせていたのだが、フライト・インフォメーションをチェックして、早めに来たとのこと。携帯に入れてくれたメールをチェックする余裕がなかった…。

カウンターの人は、A4のクリアファイルの写真を見せながら説明してくれた。う〜む、確かに写真と同じ…。一応、もうひとつランク上の部屋の追加料金を聞いて、Mちゃんと1206号室へ。

姉さん2人に不満はなく、この部屋に落ち着く。

Mちゃんは「あの写真のほうが広く見えるね。」いいながら、窓の外の景色に見入っていた。

香港は3人で宿泊できるホテルが少なく、ハーバービューとなると、選択肢はグッと狭まる。そこそこの料金で探して、たどり着いたのが、ハーバーグランド。

香港島の中心部からは少し外れるが、湾を見渡せるロケーション。景色の点では満足。

でもねぇ、ソファーの前にエキストラベッドを置かれて、せっかくのソファーが使えない。

バスルームは広くて清潔だけど、丸いバスタブは大きすぎ。

その分、部屋を広くしてもらいたいよ。

荷解きをして、15時前、Mちゃんが用意してくれたIC乗車券の”オクトパスカード“を持って、ホテルを出発。

外は雷の鳴る、どしゃ降りの雨になっていた。

タクシーに乗りたいところだが、翌日の予行演習で、地下鉄のフォートレスヒル駅に向かう。

この日の観光は、100万ドルの夜景観賞。

ジャンボ･キングダムでの夕食がセットになっている、パンダバス催行のツアーを申し込んでおいた。

集合は、19:15にションワン（上環）のフェリーターミナルなので、Mちゃんのお宅にお邪魔してから行く予定。

その前に、フォートレスヒルから2つ目のコーズウェイベイ（銅鑼湾）で下車。K姉さんの傘が、部屋の荷物置き台の後ろに落ちて取れず、傘を調達のためにそごうに寄る。

再び地下鉄でアドミラルティ（金鍾）駅へ。

マンション近くまで、長〜い地下道が通っていた。歩く歩道もあって、すごいなぁ。

マンションからは、香港島の山側が望めた。緑多い、心落ち着く景色。

香港は湿気が多くて、カビに悩まされるため、家探しが大変だったそうだけど、いいところを見つけたね。

雨は一向に止まず、そのうち山に霧がかかってくる。100万ドルの夜景はダメかも…。

16時半、マンションを出る。

集合場所のフェリーターミナルは、マカオ行きのフェリーの出航地。明日のチケットを買っておこうとなった。

チケットは時間を指定しなければならないが、Mちゃんによると、予約した船より前の便に空席があれば乗れるとのこと。

香港 港澳碼頭 船系

窓口で「明日の10時発を予約したいんですが。」言うと、「10:05になるけどいいか？」と確認される。

久しぶりの英語に緊張してるところに、続けて「Back？」。帰りの切符は“Return”じゃなくて“Back”ときたか。

「えーと…、18時で。」するとオジサン、「センベイ？」と聞いてくる。

センベイって、なんのこっちゃ？？？脇からMちゃんが「同じ日かって？」“Same Day”と言ってたのか…。香港英語、わから〜ん！

18時便はないらしく、17:45になる。時刻表と違うのもなぜ？

カード払いも暗証番号を間違えたりして、窓口のオジサンはイライラ。気がつくと、後ろに列ができていた。皆さんゴメンナサイ。

ターミナルビルには、たいした店が入っておらず、少々時間を持て余す。

建物の外に出ると、雨はあがっていた。

ビルから続く歩道橋の先に、香港で2番目に高いIFCタワーが見えた。

夕方のヴィクトリア湾の向こうに見えるのは、2010年に完成した100階建てのICCビル。

415.8ｍのIFCタワーよりさらに高い484ｍ。

上の階にリッツカールトンが入っているとのこと。

まだ30分以上あるため、待ち合わせ場所のマクドナルドでひと休み。紅茶がアツアツで、さすが、元イギリスの植民地と感心。

近くの店で調達したエッグタルトは、黄色いのも、白いのも、なんだか“ゆで卵”のようでイマイチだった。

19時過ぎ、パンダバスのガイドさんに合流して、バスのところへ。

ツアーの参加者はナント、私たち4人だけ！

あの土砂降りで、みんな見送ったと思われる。

まずは、ヴィクトリア・ピークに登るケーブルカーのピークトラム乗り場に向かう。

ピークトラム バス系

ただのケーブルカーと思っていたが、最大斜度27℃の斜面を行くトラムからの眺めは、すご〜く不思議！

林立する建物が、なぜか斜めに見えるのだ。

人間は無意識のうちに、まっすぐ立とうとするため、錯覚が起きるらしい。

景色に驚きながら、頂上駅へ。

外に出ると、とても涼しくなっていた。

ガイドさんに着いて、獅子亭展望台にくる。

ビクトリアピーク 山・渓谷

あきめていた夜景は、とっても、とってもきれいだった！！

まさに100万ドル！

雨で、空気中のチリが流されたと思われる。

「こんなきれいなのは久しぶり」とガイドさんのお墨付き。

キラキラ輝く光の粒に心奪われる。

ピークからバスで坂を下り、香港島の反対側のアバディーン（香港仔）へ。

水上レストラン“ジャンボ・キングダム”は、舟で渡るようになっていた。

暗くて周りの様子がわからないが、背後に高層マンションの灯りが見える。

ジャンボ キングダム (珍寶王國) 中華

キンキラキンのジャンボ・キングダムは、船着場からしてキンキラキン！

料理の評判はイマイチらしいが、この浮世離れしたキンキラキンが魅力的。

20時半、レストランから、レトロな感じの舟が迎えに来て乗り込む。

物語にできそうな、キンキラキンの建物が次第に近づいてくると、

左手に「いらっしゃいませ」の文字が見えた。

建物の入口で、金色の龍に迎えられる。

3階の大広間では、にぎやかに宴会が行われていたが、宴席とは離れた場所に案内される。

まず、運ばれてきたのは茹でたエビ。美味しそう！

「さて、ゆっくり食事を」と思ったら、次々料理が出てきて、

あっという間にチャーハンに焼きそばまで。

1時間で食べ終わるには、こうしないと全品出せないのだろう。

味は可もなく不可もなくだが、種類いっぱいで満足。お腹いっぱ〜い！

帰りはアバディーン・トンネルを通って、コーズウェイベイへ。

22時、パークレーンホテルで解散。

地下鉄の駅に向かう途中、ウェルカムスーパーで金華ハムブイヨンをゲット。

地下鉄の改札を通って、ホームに行こうとしたら、Y姉さんがいなかった…。ついさっきまで一緒だったのに、どこではぐれたやら。

上りのエスカレータは別の場所にあり、同じ改札には出られないよう。下手に動くと行き違いになる。ここで待つしかない。

しばらくして、姉さんが下りて来た。オクトパスカードの磁気がおかしくなったのか、改札を通れなかったそうだ。

コーズウェイベイからMちゃんはマンションへ。私たちはホテルに向かう。

到着日から、充実した時間を過ごすことができて、大満足！