2013/12/02 - 2013/12/04
4912位(同エリア9905件中)
jokaさん
旅行二日目
念願の竹生島に初上陸!
そのあとは湖北で仏像巡りです。
一人旅を始めて以来、国宝建築巡りがテーマの一つだったのですが、国宝建築は寺社仏閣が多いため必然的に仏像を見る機会も多くなり、いつの間にやら仏像の方に興味の中心が移ってきました。
今回の旅でも、一日に一体、目玉となる(どうしても見たい)仏像があります。
本日の目玉は、渡岸寺観音堂の“十一面観世音菩薩”です!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
5時半起き、6時20分出発。
昨日の姫路でも見かけたこの歩道2分割。
自転車優先車道ってことに今気づきました。
東京にもあるのかな? -
『本家 第一旭 たかばし本店』075-351-6321
5:00〜翌2:00 木曜定休
京都駅から徒歩3分、京都の朝ごはんの定番です!
ここに来ると京都に来たなあ、と実感します。
この日も6時半過ぎでほぼ満席。仕事明けとおぼしき人たちがビール飲みながら盛り上がってる姿もちらほら。
いいなあ♪
ここに来るのはいつも朝なので、餃子とビールで乾杯♪の機会がなかなかありません。 -
ラーメン 650円
旨い!!!
やっぱり朝食べるここのラーメンは最高です♪
麺はいつものようにすこしやわめ。このスープによく合っています。
でも、次回は「麺かため、ネギ多め」にしよおっと♪ -
7時過ぎですが、すでに通勤・通学のラッシュ状態! -
8時10分過ぎに滋賀県の長浜駅に到着。 -
すこし時間に余裕があるので、びわこ口を出てすぐの豊公園をぶらぶら。 -
大あくび! -
本物の城ではなく長浜城歴史博物館です。
ホントの長浜城は江戸初期に廃城になっています。 -
8時45分、長浜港観光船乗り場へ。 -
9時、竹生島クルーズ出発♪ -
180人くらい収容可能な船ですが、この日の乗客は30人ほど。 -
いよいよ上陸!
30分の船旅でした。 -
都久夫須麻神社本殿(国宝)
人が少ないうちに本殿を見ておこうと、一般的なルートの逆を廻っています。 -
本殿に参拝したあと、すぐ脇の渡廊(舟廊下)へ。
こちらは重要文化財です。
豊臣秀吉の御座船の船櫓を利用していると言われています。 -
途中こんな看板がありました。
今年の6月から平成30年まで、補修工事を行っています。
唐門、観音堂、渡廊の屋根の葺き替えや塗り替えなどの作業が行われるようですが、今は、渡廊中心のようです。
渡廊は内部見学がメインなので、観光にはほとんど影響ありませんでしたが、いずれ工程が進んで唐門が足場に覆われると景観がずいぶん変わってくるはずなので、これから竹生島に行かれる方は、作業の進捗具合をよくチェックしてからの方がいいと思います。 -
昨日の‘天空の白鷺’といい、これからは補修作業自体を楽しむという観光の仕方が増えてくるのでしょうね。 -
見学用の足場は3mぐらいの短いものです。
でも、この距離で見れるのは面白いですね。
作業している方はやりづらいでしょうけど… -
反対側から見た舟廊下
ふつうはこちらから廻ってくることになります。 -
観音堂
山の斜面に海を向いて建っていて、その脇に沿って通路があります。
立地条件の悪さのため、実にコンパクトな造りです。
わたしは、このように狭い場所や本来建築に適さない場所にぎゅっと詰まって建てられている建築物が大好きです♪
見た目そのものはもちろん、‘悪条件を克服するために知恵を絞って造り上げてる’感じがグッとくるんですよね。
そういう意味では、こうしたちいさな島自体がすでにツボです♪
軍艦島…よかったな〜♪♪♪ -
観音堂から正面(海側)を向くとこんな感じ。
実に清々しい場所でした♪ -
唐門(国宝)内部
観音堂の向かって左に隣接しています。
要するにこの壁は観音堂のものです。 -
唐門を外から。 -
色はずいぶん剥げたり、褪せたりしていますが、造りのが豪華さがそれを補っています。
わたしとしてはこのぐらい古色蒼然としている方が好きですね。
仙台の大崎八幡宮のように補修工事でピッカピカになってしまうようなら、すこし残念です。
とはいえ、あくまでも観光客の身勝手な感想で、信徒の方やふだんから参拝している人にとってはそんな考え方は迷惑でしょうが… -
門も立派。 -
さて、正面の参道に戻って、改めて一般的なルートを廻ってみましょう。 -
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弁財天堂
こちらは宝厳寺の本堂です。日本三大弁天のひとつ。
古来より竹生島は神仏一体の聖地として崇められてきたため、神社と寺院がこの小さな島に混ざり合いながら並び立っています。
ちなみに唐門、観音堂は当然ですが、渡廊も宝厳寺に属しています。 -
すくなくとも観光客が立ち入れるなかでは一番の高台にある三重塔。 -
こうして見ると、けっこう高いですね。 -
三重塔脇の宝物殿
規模は小さいながらも、なかなか面白かったです。
重要文化財もいくつかあります。 -
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別ルートを通って下りていきます。 -
階段から見た唐門
この角度から見るのがやはり一番しっくりきますね。 -
最初通ったときには見逃していた‘かわらけ投げ’入り口 -
この辺り一帯は工事中で、アトラクションの通路みたいになっていました。 -
ここです!
‘かわらけ投げ’とは、2枚1組の小さな素焼きの皿(杯?)の片方に名前、もう片方に願いごとを書いて海際に立つ鳥居にむかって投げ、うまく鳥居をくぐれば願いごとがかなうというもの。 -
おおっ、絶景ですな♪
鳥居の周囲が白く見えますが、あれ全部割れたかわらけです!
大人気アトラクションですね。 -
スタート地点に戻ってきました。 -
港で船を待ちます。
彦根港からの便はこの時期だとまだ島に到着していませんが、今津港からの便は着いているので、少ないとはいえ数十人の観光客が上陸しているはずですが、観光中はほとんど会うことがありませんでした。
みなさんどこにいたのでしょうか? -
-
11時20分、長浜港に戻ってきました。 -
長浜駅から徒歩2分
『號tetu 』0749-63-4340
【火〜金】11:30〜14:30/18:00〜22:00【土・日】11:30〜16:00/18:00〜22:00 月曜日・第1火曜日定休
湖東を代表するラーメン店です。
当初は、郷土料理の店で焼鯖そうめんを食べる予定にしていましたが、第1火曜であるにもかかわらず本日営業していることを知り、フラフラとこちらへ来てしまいました。 -
ピリ辛HOTなみそラーメン 780円
看板メニューは鶏白湯。
でも、本日限定のこちらをつい頼んでしまった!
初訪問の店で限定メニューを頼むなんて、ラーメン修行の身としては失格です……
あとで深く反省しました。
肝心のお味の方は、濃厚ながらマイルドで、バランスがとてもいい。
‘味噌’‘ピリ辛’を謳いながら、パンチだけで引っ張ろうとしていないところが好感持てました♪
いつか濃厚鶏そばも食べに来ます! -
電車に乗って、北へ2駅。 -
高月駅に到着。
東口の観光案内所に向かいます。 -
ここで自転車を借ります。電動自転車は初めてなので、ちょっと楽しみです。
電動自転車は1000円、ふつうの自転車は500円で、それぞれ保証金500円(自転車返却時に返ってきます)が必要です。また、300円追加すると、木之本駅などほかの駅に乗り捨てることもできるようでした。
目的地への行き方や、おすすめの場所なども詳しく教えてくれるなど、係りの方がたいへん親切でした。 -
漕ぎ出しの‘ウィーーン’感にビックリ!!
3分ぐらいで最初の目的地、渡岸寺観音堂(向源寺)に着きました。 -
ここには、本日の目玉仏像である十一面観世音菩薩像があります。
国宝指定を受けた6体の十一面観音像の中で、もっとも姿が美しいと言われる一体です。
堂内ではなく、専用の展示棟に安置されており、案内の人がつきます。
予想以上の素晴らしさ♪
姿かたちは官能的ともいえる優美さ。しかしてその表情はグッと引き締まり、厳粛な雰囲気を漂わせています。
見映えという点では、これまで見てきた仏像の中で一、二かもしれません。
となりの大日如来や、普賢菩薩、文殊菩薩の台座(鳥獣座)も楽しめました。
15分ぐらい一人で見ていると、あとから先生に引率された30人前後の高校生の集団がやって来ました。案内のおじさんもはりきって一から解説を始めたため出るに出られなくなり、20分近く拝聴することになりました…
予定が……
当然ながら撮影禁止なので、ネット上の写真を載せようかとも思いましたが、こういったものは現地で初めて目にする方が感動が大きいと常々実感していることもあり、写真の掲載はやめることにしました。 -
サイクリングを再開!
この時点で13時10分。予定を20分以上超過しています。 -
川沿いの桜並木
予定では、このあと鍋を食べに行くはずだったのですが、仏像巡りを優先して諦めました。
オトナだ! -
絶好のサイクリング日和♪
景色もすばらしい♪
もっと寒いかと思い、手袋も用意してきたのですが、まったく必要ありませんでした。 -
けっこう長い橋でした。 -
下流 -
上流 -
舗装路もあるのですが、調子に乗ってでこぼこ道を選択。
やっぱり走りづらくて、すぐ後悔しました… -
井明神橋
欄干がリアルな鐘です。 -
次の目的地が見えてきました。
サッと移動すれば、渡岸寺から20分くらいでしょうか。
わたしは、あっちふらふら、こっちふらふらとやって来たので30分ほどかかっています。 -
勝手がわからず、裏手の道へ来てしまいました。
この道を上ると建物の真ん前に駐車スペースもあるため、車の方はこちらでないといけませんが、自転車や徒歩の方はさきほどの鳥居をくぐって進まれた方がいいと思います。 -
己高閣
裏手にある世代閣とともに、鶏足寺の文化財収蔵庫です。
今は地区の方々によって管理されています。
破損仏の展示など、珍しいものも見られます。 -
世代閣
こちらの薬師如来立像(重文)は一木彫の見事なもので、「下半身の量感がすごいなあ」と感心していると、「唐招提寺の薬師如来立像とそっくりなんです」と係りの方が教えてくれました。
以前の奈良旅行で薬師寺は行ったけど、時間切れで唐招提寺には行けませんでした。
ああ、やっぱり奈良にいきたいなあ。
法隆寺近辺歩いて、中宮寺の半跏思惟像見て、興福寺の国宝館行って、薬師寺の雰囲気も素晴らしかったな…って、もう一度行きたいところがありすぎて新規開拓がまったくできないじゃないかっ!
2、3日とらないとダメですね。
よし、決めた!来年中にはきっと行くぞっ!! -
紅葉ももう終わりです。 -
-
30分くらい時間が余りました。
これなら鍋食えたな…
今更仕方ないので、観光案内所の人が教えてくれた石道寺と鶏足寺(さきほどの鶏足寺とは場所が違います。このあたりの事情はややこしいので割愛)に寄ってみることにしました。
紅葉の名所だそうで、「もう終わってるだろうけど」と言っていましたが、そもそも紅葉にはたいして興味ないので、まあ、いっかと。 -
緩やかな坂が続いて、キツ〜イ…
途中で自転車止めて、歩くことにしました。 -
脇に水路がある道って大好きです♪
小さい水車が、‘ガタゴト’軽快な音をたてていました。 -
もう少しです。 -
里山の風情。
とてもいいですね♪ -
石道寺
本堂とお守りなどの販売所があるだけの小さなお寺です。 -
あまり時間もないため、すぐに鶏足寺に向かいました。 -
遊歩道が整備されています。 -
緩やかな参道を上っていきます。
紅葉はほとんど落ちていましたが、それでも雰囲気たっぷり。
シーズン中にはさぞや絶景だろうと思います。 -
鶏足寺
おまけ、みたいなもんですかね。
屋根はトタン葺きだし… -
時間もきわどくなってきたので、そろそろ帰ります。
好天に恵まれたこともあり、実に快適な自転車旅でした。
この辺りにはおもしろそうな仏像がまだまだたくさんあるので、次回来ることがあったらもっと時間をとって、遠くのお寺まであれこれ見て回りたいと思います。 -
15時10分、高月駅前に戻ってきました。
小さな駅にもかかわらず休憩所や観光案内所が充実していて、観光客を呼ぼうという気持ちが、いい意味でしっかりと伝わってきました。 -
電車で彦根駅に移動。 -
駅から歩いて1分
『ちゃんぽん亭総本家 彦根駅前本店』0749-23-1616
11:00〜23:00(LO 22:30 ) 無休
近江ちゃんぽん発祥の店『めんるい おかべ』の流れを汲む店です。(そのあたりの経緯も文章にすると面倒なので割愛!)
近年積極的にチェーン展開を図っていて、今年東京進出も果たしていますが、やはり一度は本店に詣でておかないと。
近江ちゃんぽんとは、鰹と昆布からとった出汁をベースにした、野菜たっぷりの和風タンメンだと思ってください。麺も中華麺を使用するなど、長崎のちゃんぽんとは全くの別物です。
彦根周辺では、「ちゃんぽん」と言えば長崎風ではなくこの近江ちゃんぽんのことを指します。 -
かきちゃんぽん 880円
デフォルトメニュー(基本メニュー)を頼むつもりが、ついついこちらを…
『號tetu 』に続き、またもやってしまった……
しかーし、旨いのでよしっ!
牡蠣の旨みが凄い!
ベースの和風だしと相まって、極上の寄せ鍋味を形成しています。
残ったスープで雑炊作ったら美味しいだろうな♪ -
駅から見た彦根城 -
バスの時間まで25分あるので、駅近くを探検。
駅から5分の大師寺へ。
‘寝弘法さん’(涅槃図状態の弘法大師さま)で有名です。
住職さんの話では、先先代だったお婆さまがもともとのモデルだそうです。
小さいながらもたいへん落ち着くお寺でした。 -
16時55分発のバスに乗車。 -
5時10分過ぎに目的地で降りると、もう真っ暗!
歩いている人は誰もいない街道沿いをしばし進みます。 -
『ラーメンにっこう 本店 』0749-28-2035
[火〜金]11:30〜14:30,17:30〜21:00[土・日・祝]11:30〜21:00 月曜定休
滋賀県のラーメン界を引っ張る一軒。
公共交通機関だとなかなか訪れにくい場所にあるため、まさか本当に来る日が来るとは…
感無量です!
開店まで15分ほど待ちました。 -
鶏白湯(塩) 700円
清湯の日香麺や湖国ブラックなどあれこれ目移りしそうでしたが、「負けるな!」「根性を見せろ!」と自分を叱咤激励して、なんとか看板メニューのこちらを注文できました。
ラーメンの神様!おれ、がんばったよ!!
まあ、2杯頼めばこの煩悶もずいぶん少なく済んだはずですが…
この段階ではこのあともう一軒訪問する気満々であり、なるべく美味しく食べるため、‘一軒一杯’ルールを頑なに守っていたんですね。
さて、肝心の味ですが、‘さすがっ’の一言です♪
鶏白湯にはこの頃ちょっと飽き気味で、それが注文の際の葛藤を更に倍加させていたわけですが、ここのはスープのバランスが抜群にいい!
鶏自体の味や匂いがほとんど前面に出て来ず、その旨みだけを上手にスープに活かしている気がします。
麺もしなやかで美味しかったです。
ただし、スープとの絡みがもうひとつしっくりきませんでした。
とはいえ大満足の一杯♪
機会を見て、再訪を目指したいと思います! -
予定では、降りたバス停から乗って河瀬駅まで行くつもり。
ところが、美味しいラーメンを食べて頭が冴え渡っているわたしは、逆方向のバスに乗って彦根か南彦根に戻るという手もあることに気づいてしまいました。
時刻表を確認すると、河瀬駅方面は25分待ち、逆方向は6分待ち。
というわけで彦根方面行に乗車。
運転手さんと一人だけの乗客の方が降りた時とまったく同じで、一瞬妖怪バスに乗ってしまったかと思いました…
乗客の方は路線を勘違いしていて、アナウンスされるはずのないバス停を待っているうちに、ここまで戻ってきてしまったみたいです。
電車の本数の少ない南彦根で降りるべきか、あるいは快速が停まる彦根まで行くべきか、ダメもとで運転手さんに聞いてみると、それを聞いていた乗客の方が時刻表を見せてアドバイスしてくれたりと、いろいろ助かりました。
妖怪呼ばわりして、ごめんなさい…
結果、南彦根駅で下車して、ホームに走り込んだところで電車到着!
完璧だ♪ -
席に座ってしまったこともあり、予定していた大津では降りずに、そのまま京都まで。 -
なぜか四条駅近くの日本酒バーへ…
『膳』075-241-4007
6:00〜深夜 不定休
忠臣蔵 山廃純米 安兵衛(兵庫)
「すこし熟成した感じで」というリクエストに対して出てきた一杯。
ほどよいコクがあって美味しいです。 -
メニューはなく、食べ物も突出しだけというゴリゴリのバーなので、飲みたいイメージだけ伝えてお願いしています。
二杯目は、「もうすこし濃いものを」とリクエストしました。
悦凱陣 純米吟醸 道孝(香川)
杜氏の名前を冠した自信作なんだとか。
こちらもいい塩梅でした。
最近はふだんまったく日本酒を飲まないので、これだけですっかりいい気分になりました♪
酔い覚ましにホテルまで歩いて帰って、すこしだけ飲みなおして就寝。
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旅行記グループ 2013年12月兵庫&滋賀&京都《白鷺城と竹生島、浄瑠璃寺の旅》
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