2012/12/07 - 2012/12/24
108位(同エリア1017件中)
のまどさん
東南アジア三大仏教遺跡バガン。
ドラマチックな移動を終え、4泊するうちに疲れも癒え、ゆっくり回ることができました。カンボジアのアンコール遺跡と比べると、お寺の建築様式に多様性がないように感じましたが、特に上から見ると茶色いレンガの統一感が転々と草木の生える乾燥した大地に映えて雄大です。
平地なので自転車で回りやすいです。何より「トゥクトゥク」や「ワンダラー」と売り子が来ないことがいいです。ニャウンウーの町も穏やかです。
お寺の名前はかなりあやしいです。
事後調査の参考にしたサイト↓
http://www.baganmyanmar.com/bagan-pagodas-temples.html
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ピックアップを三台乗り継いでニャウンウーに到着したのは11:30。
ホテルの部屋の準備ができていないと言うのは想定内。
荷物を預かってもらって昼食。
市場でタナカを塗ってもらったが、ミャンマー人に比べて体温が高いせいか発汗量が多いせいか、いつの間にか蒸発してしまった。 -
こんなに集客できるのかと思うほど広いビーチバガン・レストラン。
サービスが遅いのが難ですが、カクテルは本物のフルーツ・ジュースで作られていて、空腹疲労困憊の我々に活力を与えてくれるかのようなタイ料理も贅沢です。 -
感動のあまりソムタムに涙。(←辛めを頼むからこうなる)
激辛もリバーサイドの和やかな風景に和らぐ、、なんてことはない。 -
さあ、1時近いのですから部屋も用意できているでしょと期待を膨らませてホテルに戻ると、「まだです」と。
あの、わたしたち・・・もう、よんじゅうはちじかんも、いどうつづきなんですけど・・・
などという我々の心の絶叫も受付の無垢な笑顔にはじき返される。
タンデ・ホテルはこの界隈では高級な部類に入りますが、お構いもなくロビーで眠りましたよ!
ロビーでの短く深い眠りの後、部屋に通されて丸太のように、泥のように、死んだように我々は眠って夕方まで起きることができなかった。 -
翌日。
ホテルの自転車を借りて自分でお寺回り。東側ミンナトゥ村周辺を散策しました。
気球ツアーで多くのトラベラーが体験しているようにバガンは上からの景色が素晴らしい。
でもな〜気球高いよなシャンパンとかいらないし、ということで、この塔に上りました。 -
イチオシ
エレベーターで上ると息を呑む絶景。
-
日の出の霞の中と言うのもさぞきれいだろう。(←未練か)
-
遠くにイラワディ川も見えます。
-
手当たり次第、お寺に入ってみました。
恐らくナンダ=マーニャの洞窟。装飾は宝石でしょうか。 -
タンブーラパヤー。
とにかく時間がゆっくり流れています。人も少ないので小さなお寺に入ると自分たちの世界に浸れます。 -
ミャンマー式ベビーカー?
この近くのお寺の中で絵を描いていた青年から砂絵を買います。後日、買った砂絵と同じものがどこでも売られていることに気づきましたが、光の弱いお堂の中で一人で黙々と描いている姿がさまになっていて、サービスでかわいい象の絵も描いてくれたのでよしとしましょう。 -
レイミエトゥナ(Leimyethna)パヤー。
この辺りで同行者が欲しがっていた本を売っている売り子がいたので、草食系の本人に代わって勝気な私が交渉。と言っても勝てる訳がない。あとでビニールをといたらコピー本だった・・・。 -
一仕事終えて「買い物って時間が掛かるものね」などと思って自転車にまたがった瞬間、
プシュー
私の自転車の後輪がパンク。がーん!
どうする、寺めぐりを中断して押して帰るかと考えていたところ、さっきの売り子が飛んできて親身に「もう少し先に行ったらポンプ屋がいるから」と助言。 -
100メートルほど進むと、店ではなく寺の入り口でポンプを構えている青年を発見。空気を入れてもらうが入らない。やはり、パンクだ。お代はいらないとのこと。
ポンプ屋が手招きして来た少年に導かれながら自転車を押してたどり着いたミンナトゥ村。牛小屋の奥に工具を構えた青年が待っていて到着するや早速修理開始。
ここまで来ればもう安心。でも果たしてお代は?2000チャットくらいだよね、と同伴者と打ち合わせる。
修理・試乗後お代をきくと「気持ちでいい」というので2000渡す。
無料で空気入れてくれたり、修理代は客次第なんて嬉しいなと思いながらも、
停車時にパンク→ポンプ屋→少年→修理屋というすじ、どうもあやしい。面白かったからま、いっか。 -
ハプニングも無事終焉、ということでホテルに戻り隣のビアホールで昼食。
サラダに、焼き飯、それからなんてったってミャンマービール!ヴェトナムでは常温のままビールを出されてジョッキに氷の塊をドボンと入れられたが、ミャンマーではどこでもぎんぎんに冷やして出してくれる。遺跡めぐりで渇いた喉を潤して、汗をかいて疲れた体に染み渡る。最高!
ちなみにこのビール、平均毎日4本飲んでいたと思います。いかんせん、道中ウワバミを連れていたもので。えっ、ワタクシ?嗜む程度ですわ、おっほっほ -
しっかり充電できたので、午後はオールド・バガンの方に向かいます。
バガンで二番目に高いと言われるゴードー・パリン寺。工事の着工は12世紀。 -
このお寺の周辺にはたくさんの物売りの子供たち。でも、学校の制服を着ている子もちらほら(児童バイト?)
自分で描いたような絵葉書を売ったり、「どこから来たの」なんて世間話から商売が始まるので、既製品を掲げてワンダラーを繰り返すだけのカンボジアの子供と違って、一瞬買ってあげようかなという気を起こさせます。 -
タラバー門。
-
中の像はチャーミングです。
-
カイ・ミン・ガー(Khay Min Ga)寺周辺にて拝む夕日。
今日はたくさん運動しました、っと。 -
イチオシ
三日目。
昨日ホテルでガイドさんと馬車を手配してもらったので、今日は楽をします。
シュウェジゴン・パゴダ。昨日大きなお寺にはあえて行きませんでした。
ミャンマーでは色々な名前にシュウェが付きますが、金という意味だそうです。
朝だったためか、このパゴダは見る角度によって黄金や白金に見えたり、赤みがかっていたりしました。 -
パゴダ脇の泉の写真を撮るお坊さん、撮ったり。
更にカメラを構える私を撮影する同行者。エッシャーのだまし絵状態。 -
小生の手帳にガイドさんが「Shwe Leik Too」と書いてくれたので、恐らく。
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お寺の中は裸足。ミャンマー人の足の裏は進化しているのか、このような階段の上り下りはみんな素早く、我々には熱かった日向の石も平気で歩けます。
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首長族に遭遇。ロンプラには首長族の村には行かないようにと書いてあるが、このように目の前に現れて、しかも首長族の方ですなどと紹介を受けては素通りする訳には行きません。英語のできる女性は彼女たちの姪だと言っていたけど、本当かな。シャン地方から良い暮らしを求めてバガンに移住してきたとのこと。信じるか信じないかはアナタ次第、って違うか。
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昨日夕日を見たカイ・ミンガーにやってきました。
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イチオシ
ティロ・ミンロー寺裏、夕日スポットとして有名な遺跡の上から撮った風景。
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お次はミョエ・ダウン僧院。木造のお寺は珍しく、日本人には親近感を覚えると思います。
ガイドさんはこの近くの村に住んでいるらしいです。と言っても、それを聞いたのはずいぶん後です。「僕の村はこの近くですよ」などと言えば大概の観光客ならば、行きたい見たいと言うでしょう。そうなると自分の親しい人が見世物となってしまう訳で。 -
なかなか気遣いのできる方です。
Kyaos-Tin(チャオ・ティン)さんという名前で、9年前農家から転職して(!)ガイドになったとのことです。ビンロウペッペッはこの国では男の嗜みなので不問として、集中講座で覚えたという英語はとてもお上手でした。今まで会ったガイドの中で群を抜いてプロフェッショナルです。
そんなガイドさんに昼食の希望をきかれたので、ベジタリアン料理と言って連れていってもらったのが、 -
アーナンダ寺院近くのThe Moon Vegetarian。とても洗練されたお味で盛り付けもおしゃれ。ロンプラに載っているので西洋人御用達です。大概の観光地でガイドブック紹介のレストランにはがっかりさせられますが、ミャンマーでは当たりが多かったです。作る側の一生懸命さが料理に現れていました。
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隣のベジタリアン・レストランも「ロンプラに載っていないけど、おいしいですよ」と宣伝。なんか、健気だわ。
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午後。
まずはアーナンダ寺院。 -
牛車、絵になります。
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ピラミッドのようなダンマヤンジ寺院。秘密をばらされるのを恐れて、王の命令によって殺害された人の犠牲上に成り立つお寺。そう言えば中が何か息苦しいような。
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タッビニュー寺院。
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シュウェグジ寺院。
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「夕日はどこで見たいですか」と聞かれてへそ曲がりの我々は人の少ないお寺を希望。
このお寺はティロ・ミンロー近くですが、あまりにもマイナーで名前がないそうです。(にくい演出。)テラスは我々3人で貸切。
日本のお坊さんは妻帯できるんだよ、とガイドさんに教えると驚愕していた。そんな話をしながら達成感に満ちて今日も昨日と同じように沈む夕日を見る。そして、明日も日は昇って沈むのだ。 -
場所の御者さんから教えてもらった日本料理屋レストラン富士。日本人が経営しているのか半信半疑だったが、メニューには表記誤りがなく(←意地悪)、味は千切り、調味料の使い方、だしのとり方など本格的。店員にきいたらシェフは日本人とのこと。
こんな所でお店を構える日本人がいるなんて感動して挨拶をさせてもらう。
でも考えてみれば日本語のガイドブックには、いの一番に載っている店だろうし、店主にしてみれば毎日のように日本人客を受けているはずだ。
私はさぞナイーヴだと思われたでしょう。恥ずかしい。
気持ちを切り替えて明日はポッパ山だ。
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