2012/12/07 - 2012/12/24
137位(同エリア1431件中)
のまどさん
ミャンマーもいよいよ観光ブーム到来ですね。
直前のオバマ大統領訪問を恨めしく思いながらも善は急げと旅行したのは2012年末のことです。
大雪の中の出発、想定外の寒さで喉風邪の悪化、電車の切符は行先違いとトラブルがありましたが、至る所で人の優しさに触れ、かつてないほど楽しい旅行になりました。
少し前の旅行ですが、投稿させていただきます。
まずはヤンゴン、ドラマ仕立てで。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
大雪の予報でまんじりともできなかった出発前夜。
起床時には降っていなかった雪がブリュッセル空港に着く頃から降り出し、あれよあれよという間に大降りに。電光掲示板には我々の搭乗便から30分以降の便全てがキャンセルに。
祈りが通じたのが悪運が良いのか、除雪作業で40分遅れただけで奇跡的に飛び立ち、その後の乗継2回に支障を来すことなく、無事にヤンゴンに到着しました。 -
ヤンゴンには泊まらずその日のうちにバガンに移動。夜行バスはきついということで、我が心の師、イギリスが生んだカリスマ鉄オタSeat 61氏の教え(http://www.seat61.com/Burma.htm#Yangon-Bagan)を守って夜行列車で移動することにしました。
午後3時出発ということで時間があるので、ヤンゴン中央駅近くのホステルの部屋を15ドルで使わせてもらい、シャワーを浴びて荷物を置いて出発。 -
まずは列車と、後日乗るマンダレー=ヤンゴン間の飛行機のチケットを受け取るために旅行代理店へ。
予約は自分でしました。ネットで引っかかった代理店にしらみつぶしでメールを送り、その少数から見積もりが来て、レスが途絶えると電話で督促してやっと確定した予約。飛行機はバガンのエアバガンの事務所で取得など、もっとうまい方法があったかもしれません。 -
ヤンゴンはほぼ素通りでしたが、シュウェダゴン・パゴダだけは見逃せません。
色んな恰好をした色んな国籍の人がいます。 -
ほらほら
-
早くも寝仏登場。
-
ひとえに眩しい。鮮やかな色、これぞアジア。
-
このパゴダを作り上げるために60トンとも言われる金と5448個のダイヤ、2317個のルビーが使用されたとのこと。どれだけの資金が必要だったのでしょう。貧しい民がどれだけの税金を納めさせられたことか。
思うに歴史的建造物のほとんどは一般民の血税から作られたもの。そして後世に富みをもたらしうるものなのでしょう。 -
いよいよバガンに出発です。
改札にて。
私:「バガンまで」
駅員:「えっ!今日はバガン行きの列車ないよ」
私:「そんなはずは。だって、切符あるよ」
よく見てみると今朝受け取った切符の行き先は「マンダレー」。どーん!
代理店よ、片言の日本語挨拶なんていいから、バガン行きは一日置きにしかないからマンダレーでいい?とかはっきり言ってくれよー(怒!
でも受け取り時にきちんと確認しなかった、のまども悪い。 -
出発時間が迫っている。もう乗車するしかない。
歯科検診で歯垢チェック剤でも噛んだかようにビンロウで歯と歯茎がピンク色になったトリオが満面の笑顔で夕食の希望をききに来る。 -
寝台車、何年掃除していないんだろうか。
動き出した電車は縦揺れ、平均震度3。トイレに入るのはスリル満点。
1時間後にバゴーを通過したことから、走行速度は時速50キロ。 -
いい年をした大人が買ったばかりの一眼レフでおもちゃのように遊ぶ。
ノックとともに歯垢チェックトリオ再登場。
「夕飯でーす。」焼き飯と焼きそば、期待以上のおいしさ。
疑問①:何でいつも3人でくるんだろう?
疑問②:ご飯は車内で作っているのだろうか?
疑問③:時々電気が止まるのにどうやってビールを冷やしているのだろう?
ま、いっかビールおいしいし。ぐびっと1本飲み干す。(オヤジ;) -
ロンプラと睨めっこして行路を練り直していたが、いつしか空が暗くなり横になることに。と言っても時折震度6の揺れで起こされる。
-
乗車してから12時間経過。一大決心をしてインレー湖へのベースキャンプ、タジで下車したのは深夜3時。
朝まで待ってバスを探そうということで、駅前に停まっていた馬車の御者にバガン行きのバス停まで乗せてくれるようお願いする。
馬車の横を男二人相乗りで徘徊していたバイクが通り(こんな時間にこんなところで何やってんだ?)、御者と何か話している。
馬車が大通りでいきなり止まり、向こうからきたピックアップトラックを3人が止める。運転手が降りてきて、
「8000チャットでどうだ?」
「高い!」
「じゃあ4000だ」
一気に半分まで下がったのはいいが、どこに連れて行かれるのか分からない。 -
下されたのはメクティラという湖畔の町。通りかかった夜市はちょっと不気味な感じがした。
乗り換えたピックアップの荷台には毛布にくるまった行商の女性たちがすし詰め。そう言えば寒い。バックパックから上着を取り出したかったが、我々の荷物はこれでもかと積み上げられた女性たちの荷物のてっぺんに上げられてしまった。 -
日が上り、小さな村に停車すると全員降りていった。ここが職場なんだなんて思いながらぼーっと見ていると、
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運転手に「コーヒー」と促される。
-
家族経営の食堂で揚げたてのパンとサモサをいただく。本当においしい食事だった。しかも900チャットぽっきり!
-
後日グーグルで調べたところ、おそらくここはインドー・ジェル(Indaw Jel)という村。早朝の市場が本当に美しかった。
-
旅を共にしてきた仲間たち(←おおげさ)に別れを告げてここからは貸し切り。
-
瞑想センターのあるチャウパードンで最後の乗り換え。
長い道のりでしたが、みんなが気遣ってくれるので安心して移動ができました。ああ、楽しかった♪ -
まとめるとこんな感じです。
さて、バガン、ニャウンウーのホテルに着いた我々ですが、床に就けるまでまだ一波乱待っているのでした。
続く
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 阿蘇美忍さん 2014/01/15 22:53:51
- はじめまして、遊び人です。
- 思わず見入りました。(^0^)
しかし、タフな旅ですね!
でも、食事が美味しそうで楽しそうで・・・♪
しばらく拝見させて頂きます。
by,遊び人♪
- のまどさん からの返信 2014/01/16 21:02:56
- RE: はじめまして、遊び人です。
- 遊び人さん、こんにちは。
ご投票ならびにフォローいただき、大変ありがとうございます。
移動中はミャンマーってこんな国なのかと思った程度ですが、結構な反響があるので、貴重な体験をしたのだと実感しました。
食事の写真はどれもあまり映りが良くないため、これからの課題です。
小生も「遊び」スピリッツを拝見させていただきます。
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