新疆ウイグル自治区旅行記(ブログ) 一覧に戻る
タクラマカン砂漠のバス旅が続きます。バスの乗務員や乗客たちは、みんな同じ交通旅社に泊まり、同じ部屋だった朱医師にお世話にもなり、1泊目の夜を快適に過ごし、2日目の朝を迎えました。朝食はウイグル風のパン(0.2元)を食べて、午前8時頃出発です。お昼の休憩は、○台というオアシスで、ランチはミンチ入りのパン(0.6元)です。トイレ休憩も兼ねており、ここの大衆トイレもかなり強烈でした。幼い少女がこちらを向いて、愛想良く何かポーズをとっています。またまた、日記帳が登場です。(笑)「懐っこい、あどけない少女!写真でまた再会しましょう。」というわけで、今回の旅行記の表紙写真です。(当時はまだデジカメが無く、残念ながらPC上ではクリアには表現できません。)昼食後、また西へ向かって出発して、途中、何回か休憩しました。そのバスは、当時の日本のバスから見ても、かなりの年代物で、岩山の峠越えの時は、パワーがあまり出なく、エンジンが唸りに唸っても、体感的には時速20km??ぐらいでした。そうこうするうちに、午後6時頃、新和に到着。本日の宿泊地です。交通旅社の宿泊代は3元で、当時のレートで120円か130円ぐらいでしょうかぁ。ここの宿の関係者にも、昨日の宿と同様、「チェンジマネー」と声をかけられました。上海でウイグル族の方々から、しばしば同様の声をかけられましたが、ウイグル族の換金ネットワークでもあるのでしょうかぁ。夕食はウイグル風のパンとシシカバブーに、デザートはハミウリ。翌朝は午前7時スタートとのこと。9月17日が始まり、どこかの休憩でのトイレは、この旅初めての青空トイレ。もちろん大●(汗)です。この日は風景が良かったのでしょう。すみません、また日記帳が登場。「本日の風景は砂漠・砂漠で、これぞTHIS IS SILKROAD」。(笑)ラクダの群れも何回か見て、雰囲気が一人盛り上がっていましたが、他の乗客たちにとっては、日常の風景です。検問もありましたが、スルーして、この日はロングランで午後8時半頃に到着。夕食はウイグル風の焼きうどんです。上海上陸の8月30日から、この日の9月17日までの19日間の出費は538元。円換算で当時のレートで2万2~3千円ぐらいです。約5千kmの移動もしていますし、まあまあのペースかなぁ。時間を持て余していましたし、宿で出費計算もしていました。(笑)持ち出したお金で、できるだけ長い間、旅をする作戦を考える必要もあります。しかし、落ち着いて日本で生活するようになったのは、この後、約15年先になろうとは、この時は思いもしませんでした。(爆)翌朝午前8時頃に出発して、約4時間走りお昼頃、ついにカシュガルに到着。ウルムチを出発して4日目の9月18日です。漢族の乗務員さん、お疲れ様でした。<br />

ウルムチからタクラマカン砂漠を4日間のバス旅② 放浪の旅(12)

48いいね!

1986/08/26 - 1987/04/12

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somtam

somtamさん

タクラマカン砂漠のバス旅が続きます。バスの乗務員や乗客たちは、みんな同じ交通旅社に泊まり、同じ部屋だった朱医師にお世話にもなり、1泊目の夜を快適に過ごし、2日目の朝を迎えました。朝食はウイグル風のパン(0.2元)を食べて、午前8時頃出発です。お昼の休憩は、○台というオアシスで、ランチはミンチ入りのパン(0.6元)です。トイレ休憩も兼ねており、ここの大衆トイレもかなり強烈でした。幼い少女がこちらを向いて、愛想良く何かポーズをとっています。またまた、日記帳が登場です。(笑)「懐っこい、あどけない少女!写真でまた再会しましょう。」というわけで、今回の旅行記の表紙写真です。(当時はまだデジカメが無く、残念ながらPC上ではクリアには表現できません。)昼食後、また西へ向かって出発して、途中、何回か休憩しました。そのバスは、当時の日本のバスから見ても、かなりの年代物で、岩山の峠越えの時は、パワーがあまり出なく、エンジンが唸りに唸っても、体感的には時速20km??ぐらいでした。そうこうするうちに、午後6時頃、新和に到着。本日の宿泊地です。交通旅社の宿泊代は3元で、当時のレートで120円か130円ぐらいでしょうかぁ。ここの宿の関係者にも、昨日の宿と同様、「チェンジマネー」と声をかけられました。上海でウイグル族の方々から、しばしば同様の声をかけられましたが、ウイグル族の換金ネットワークでもあるのでしょうかぁ。夕食はウイグル風のパンとシシカバブーに、デザートはハミウリ。翌朝は午前7時スタートとのこと。9月17日が始まり、どこかの休憩でのトイレは、この旅初めての青空トイレ。もちろん大●(汗)です。この日は風景が良かったのでしょう。すみません、また日記帳が登場。「本日の風景は砂漠・砂漠で、これぞTHIS IS SILKROAD」。(笑)ラクダの群れも何回か見て、雰囲気が一人盛り上がっていましたが、他の乗客たちにとっては、日常の風景です。検問もありましたが、スルーして、この日はロングランで午後8時半頃に到着。夕食はウイグル風の焼きうどんです。上海上陸の8月30日から、この日の9月17日までの19日間の出費は538元。円換算で当時のレートで2万2~3千円ぐらいです。約5千kmの移動もしていますし、まあまあのペースかなぁ。時間を持て余していましたし、宿で出費計算もしていました。(笑)持ち出したお金で、できるだけ長い間、旅をする作戦を考える必要もあります。しかし、落ち着いて日本で生活するようになったのは、この後、約15年先になろうとは、この時は思いもしませんでした。(爆)翌朝午前8時頃に出発して、約4時間走りお昼頃、ついにカシュガルに到着。ウルムチを出発して4日目の9月18日です。漢族の乗務員さん、お疲れ様でした。

旅行の満足度
5.0

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  • 岩山の峠越え。

    岩山の峠越え。

  • 店番をする少女。

    店番をする少女。

  • オアシスの青空病院?

    オアシスの青空病院?

  • タクラマカン砂漠の交通旅社。

    タクラマカン砂漠の交通旅社。

  • オアシスの女たち。

    オアシスの女たち。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • 川岸 町子さん 2013/11/30 19:26:46
    部屋のドアの内側に
    somtamさん、サワディカ

    しかし、落ち着いて日本で生活するようになったのは、この後、約15年先になろうとは、この時は思いもしませんでした。(爆)

    →ふき出しちゃいましたー(笑)!

     みんなそれぞれ、味のあるお写真ばかりです。
     もうこのような風景は、残っていないのでしょうね。

    その頃は、既に放浪の旅はゴールしていました。
    ミー ホーン ティ マッカッサン
    パイ リーアン パーサータイ 
    ナ サタニーロットファイホァラムポーン(笑)
    プー パーサーラオ ダイ ニットノイ
    パイティヨ チャンワットシーサケット ボイボイ(爆)

    →ふふふ・・・これにも(笑)でした。

     プラトゥ コーン ホン ミー ループ ○○ み○○ カ

                    町子

    somtam

    somtamさん からの返信 2013/12/01 17:43:08
    ひみつの、●っ子ちゃん
    町子さん、サワディ クラップ


    > しかし、落ち着いて日本で生活するようになったのは、この後、約15年先になろうとは、この時は思いもしませんでした。(爆)
    >
    > →ふき出しちゃいましたー(笑)!

    そのあたりは、町子さんはよくご存じですよね。



    >  みんなそれぞれ、味のあるお写真ばかりです。
    >  もうこのような風景は、残っていないのでしょうね。

    皆様の旅行記等を読んでも、
    当時より、さらに人民が多くなっていると思います。



    > その頃は、既に放浪の旅はゴールしていました。
    > →ふふふ・・・これにも(笑)でした。

    そう言えば、町子さんは、イサーンとは、
    あまり、かかわりがないような。。。
    今度、ゆっくり行くしかないですね。(笑)


    >  プラトゥ コーン ホン ミー ループ ○○ み○○ カ

    それは、ひみつ・ひみつ・ひみつの、●っ子ちゃん。(爆)


    PS 日本に一時帰国中のタイ永住組の知人から、
      先ほど、電話がかかりました。
      連日、クルンテープの騒動が報じられていますが、
      いつものように、極一角での出来事で、
      クルンテープの人たちは普通に生活をしているとのこと。
      旅行するならば、ホテル等のキャンセルが出ており、
      今ダ、と言っていましたよ♪


        somtam
      
  • ゆっくりOm Koiさん 2013/11/28 21:47:35
    夏目雅子の西遊記
    三泊四日のパス旅が懐かしいです。
    私が初めて中国シルクロードを訪れたのはsomtamさんより2〜3年後の
    1989年でした。
    私の頃には「イカロス号」という選択肢がありました。
    ソ連製の大型快速バスです。
    二泊三日で料金は約倍だったと記憶しています。

    色あせた銀塩フィルムが非常に良い空気を伝えています。
    どれも素晴らしい写真ですね。
    サントリーウイスキーの古いCMをみている様です。
    ウイグル語オンリーの看板等、今ではほとんど見られないのではないでしょうか。
    角帽子の風格のある老人、イイですよね。
    私も大量に写真を撮っていたのですが全て処分してしまいました。

    「中国内地はイヤだ」とシルクロード・インそのままアウトという白人が結構居ました。
    今の状況を予見していたかの様です。

    私が中国シルクロードを好きになったのは堺正明や夏目雅子の「西遊記」の影響でした。
    ドラマのロケ地のは結局どこにも行けませんでした。
    街道筋以外の入域制限が厳しかったですよね。


    Om Koi

    somtam

    somtamさん からの返信 2013/11/30 12:45:28
    1989年
    Om Koiさん、メッセージありがとうございます。

    > 三泊四日のパス旅が懐かしいです。

    当時、まだ若かったし、バスの4日間と言っても、
    特に苦痛ではありませんでした。
    それに、喜太郎が自身の耳の中に流れているし。。。


    > 私が初めて中国シルクロードを訪れたのはsomtamさんより2〜3年後の
    > 1989年でした。

    その頃は、既に放浪の旅はゴールしていました。
    ミー ホーン ティ マッカッサン
    パイ リーアン パーサータイ 
    ナ サタニーロットファイホァラムポーン(笑)
    プー パーサーラオ ダイ ニットノイ
    パイティヨ チャンワットシーサケット ボイボイ(爆)


    > 私の頃には「イカロス号」という選択肢がありました。
    > ソ連製の大型快速バスです。
    > 二泊三日で料金は約倍だったと記憶しています。

    そのバスの事は、誰かに聞いたのか、本で読んだのか、
    頭の片隅にありますが、私の頃はなかったです。


    > 色あせた銀塩フィルムが非常に良い空気を伝えています。
    > どれも素晴らしい写真ですね。
    > サントリーウイスキーの古いCMをみている様です。
    > ウイグル語オンリーの看板等、今ではほとんど見られないのではないでしょうか。
    > 角帽子の風格のある老人、イイですよね。

    貴重(補給も含め)なポジでしたから、当初の人民エリアでは
    あまり撮っていません。それが、ウイグルに入ると、
    けっこう撮り出しましたよ。
    魅力的だったのでしょう。


    > 私も大量に写真を撮っていたのですが全て処分してしまいました。

    私は小学生時代からの鉄道の写真を全部持っていますよ。
    しかし、整理が出来ていなく、バラバラ。(笑)


    > 「中国内地はイヤだ」とシルクロード・インそのままアウトという白人が結構居ました。
    > 今の状況を予見していたかの様です。

    ツーリストは、まさに人民との格闘でしたからね。


    > 私が中国シルクロードを好きになったのは堺正明や夏目雅子の「西遊記」の影響でした。

    そのドラマの曲のヴォーカルが、私の母の好きなシンガーの一人でした。


    > ドラマのロケ地のは結局どこにも行けませんでした。
    > 街道筋以外の入域制限が厳しかったですよね。

    はい、かなり厳しかったです。
    今は当時よりも解放されていると思いますが、
    それでも、ポイントポイントでは
    入域が厳しく制限せれていますね。



    somtam

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