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9月15日、「いよいよウルムチを出発。今日から3泊4日のバスの旅。」と、いつもの日記帳に当時書いています。(笑)この頃、ウルムチからカシュガルまでの約1500kmは、まだ鉄道が敷かれておらず、バスでの移動でした。この10数年後には鉄道で結ばれ、最近の旅行記等を読むと、旅人の皆様は鉄道旅行を楽しんでいるようです。もちろん飛行機は当時からありましたが、1日の予算が千円~2千円で、また陸路で走破するのが目標でしたので、飛行機の移動は考えませんでした。それに、何よりも、陸路で現地の人々と接しながらの旅は、旅の醍醐味です。←少し大げさ。バスに乗る前、長旅なので少し食糧を買い込みました。バスに乗り込むと、当時、まだ外国人に開放されてあまり時間が経っておらず、一日本人旅行者はまるでヒーローのように接しられ、バスにはウイグル族や人民等が乗っていましたが、皆さんから優しく親切にされました。バスはウルムチの市街地から出て砂漠を目指します。山越え区間が終わり、両サイドに砂漠が広がり、道は一直線に延び、はい、耳の中に「喜太郎」の音楽が渦巻いていました。(爆)夜はオアシスの交通旅社で泊まります。4日間、昼夜走り続けるのではありません。この日は午後9時頃着いて、部屋はいろいろと親切にしてくれる人民の朱医師と同じ部屋。宿泊代は1.8元。当時のレートで70円ぐらいです。夕食へ行くと、ウイグル族のおにいさんが、シシカバブーとビールをごちそうしてくれました。シルクロードの民の「お・も・て・な・し」でしょうか。(笑)後年、パキスタン等を旅するようになりますが、このようなことが、しばしばありました。シルクロードの末裔たちは、旅人をもてなす、その血を受けついでいるのでしょう。

ウルムチからタクラマカン砂漠を4日間のバス旅① 放浪の旅(11)

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1986/08/26 - 1987/04/12

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somtam

somtamさん

9月15日、「いよいよウルムチを出発。今日から3泊4日のバスの旅。」と、いつもの日記帳に当時書いています。(笑)この頃、ウルムチからカシュガルまでの約1500kmは、まだ鉄道が敷かれておらず、バスでの移動でした。この10数年後には鉄道で結ばれ、最近の旅行記等を読むと、旅人の皆様は鉄道旅行を楽しんでいるようです。もちろん飛行機は当時からありましたが、1日の予算が千円~2千円で、また陸路で走破するのが目標でしたので、飛行機の移動は考えませんでした。それに、何よりも、陸路で現地の人々と接しながらの旅は、旅の醍醐味です。←少し大げさ。バスに乗る前、長旅なので少し食糧を買い込みました。バスに乗り込むと、当時、まだ外国人に開放されてあまり時間が経っておらず、一日本人旅行者はまるでヒーローのように接しられ、バスにはウイグル族や人民等が乗っていましたが、皆さんから優しく親切にされました。バスはウルムチの市街地から出て砂漠を目指します。山越え区間が終わり、両サイドに砂漠が広がり、道は一直線に延び、はい、耳の中に「喜太郎」の音楽が渦巻いていました。(爆)夜はオアシスの交通旅社で泊まります。4日間、昼夜走り続けるのではありません。この日は午後9時頃着いて、部屋はいろいろと親切にしてくれる人民の朱医師と同じ部屋。宿泊代は1.8元。当時のレートで70円ぐらいです。夕食へ行くと、ウイグル族のおにいさんが、シシカバブーとビールをごちそうしてくれました。シルクロードの民の「お・も・て・な・し」でしょうか。(笑)後年、パキスタン等を旅するようになりますが、このようなことが、しばしばありました。シルクロードの末裔たちは、旅人をもてなす、その血を受けついでいるのでしょう。

旅行の満足度
5.0
  • 砂漠の中のオアシス。<br />道は一直線に延びます。

    砂漠の中のオアシス。
    道は一直線に延びます。

  • ウイグル族の食堂。

    ウイグル族の食堂。

  • ウイグル族の少女。

    ウイグル族の少女。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 川岸 町子さん 2013/11/23 22:00:24
    これぞ旅ですね〜
    はい、耳の中に「喜太郎」の音楽が渦巻いていました。(爆)

    →ふふふ、大変はやりましたよね。
     画像と音楽の見事なコラボレーションです!

    夜はオアシスの交通旅社で泊まります。4日間、昼夜走り続けるのではありません。

    →本で読んだことあります。
     それにしても、気が遠くなる時間ですよー。

    この日は午後9時頃着いて、部屋はいろいろと親切にしてくれる人民の朱医師と同じ部屋。宿泊代は1.8元。当時のレートで70円ぐらいです。

    →フロントの女性の、威嚇からも解放されたのですね(笑)。

    夕食へ行くと、ウイグル族のおにいさんが、シシカバブーとビールをごちそうしてくれました。シルクロードの民の「お・も・て・な・し」でしょうか。(笑)後年、パキスタン等を旅するようになりますが、このようなことが、しばしばありました。シルクロードの末裔たちは、旅人をもてなす、その血を受けついでいるのでしょう。

    →客人をもてなす心。イスラムの大切な教えですものね。

                          町子

    somtam

    somtamさん からの返信 2013/11/24 22:07:27
    あの頃
    > →ふふふ、大変はやりましたよね。
    >  画像と音楽の見事なコラボレーションです!

    今でも、●坂浩二のナレーションも、耳に残っています。
    そして、砂丘バックの、や●せのラクダ。(笑)



    > 夜はオアシスの交通旅社で泊まります。4日間、昼夜走り続けるのではありません。
    >
    > →本で読んだことあります。
    >  それにしても、気が遠くなる時間ですよー。

    あの頃は若かった〜。(笑)



    > →フロントの女性の、威嚇からも解放されたのですね(笑)。

    やれやれですよ〜。でも、よ〜く考えたら、これで普通。



    > →客人をもてなす心。イスラムの大切な教えですものね。

    さ〜、行こうぜ、シルクロード、パキスタンへ♪(爆)

    somtam

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