瀬戸内アート紀行 《東山魁夷せとうち美術館⇒金比羅宮⇒直島》

2006/04/01 - 2006/04/02

１８きっぷを使って久しぶりの四国上陸。

芸術に触れる旅をして来ました。

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 旅行の満足度: 4.0

大阪から岡山までは新快速と普通列車を乗り継いで約３時間、普段の土曜日ならそろそろ起きようかなという午前９時前に岡山駅に到着しました。

ここから、四国へは快速マリンライナーで渡ります。
ちょっと悪そうな面構え。

岡山駅 駅

この車両、横須賀線等で走っているＥ２１７系のグリーン車に、運転台を付けたもの。
横から見たらそっくりです。

※坂出駅で撮影

快速マリンライナー (高松～岡山) 乗り物

桃太郎のエンブレム付き！

※坂出駅で撮影

マリンライナーはグリーン車の先頭を確保。
でも１８きっぷで乗ることの出来るグリーン車は自由のみ。
指定席の場合は乗車券も必要なんです。

ＪＲさんには是非改善をお願いしたいものです。

ちなみにパノラマ席は一列車に４席のみ。
Ａ、Ｂ席は運転手さんが居るのでＣ、Ｄ席の方が眺めはいいかも。

※坂出駅で撮影

早朝出発で朝食を食べ損ねたので、
出発と同時に早速、駅弁を。

瀬戸大橋通過中。当たり前ですが、線路は道路の下にある為、瀬戸内海の眺めはあまり期待できません。

瀬戸大橋 (香川県) 名所・史跡

横から瀬戸内海。

瀬戸大橋線 乗り物

最初の目的地は坂出にある「東山魁夷せとうち美術館」。

駅からは、バスで向かう予定でしたが、なんと前日に廃線との事で、代替交通手段の乗合タクシーで向かいます。

建物はＮＹ近代美術館も手掛けた谷口吉生氏の作品です。

東山魁夷せとうち美術館 美術館・博物館

カフェからは瀬戸大橋が一望。

反対の海側から。

乗り合いタクシーで坂出駅に戻って、次は金比羅宮を目指します。

坂出→琴平はキハ５８＆６５。数は少なくなりましたが、まだまだ現役です。

JR 琴平駅 駅

名駅舎としても名高いJR琴平駅。

こんぴらさんへ登る前の腹ごしらえ。

い、い、いぬ用！！？？

綺麗に咲いてます。

大門をくぐって本宮まで、階段を登って行きます。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

階段を登ること数十分やっと本宮が見えてきました。

立派な本殿。

「大漁満足」「養殖蕃栄」、
こんぴらさんらしいお願い事。

本宮から階段を登る事さらに５８３段、奥社に到着。

生憎の曇り空ですが、琴平の町並み一望です。

今日の宿泊地の高松までは１８きっぷがあるにも関わらず、琴電に。
車両は元京急７００形。第２の人生は温暖な瀬戸内で過ごす様です。

ただ最近はバスで観光に来る人が多いのか、瀬戸大橋が出来て高松から来る人が減ったのか、ちょっと活気が無い感じ。

琴電琴平駅 駅

こちらには名車元京急１０００形。

高松市内で一泊して、翌日はフェリーで直島へ。
駅前のシンボルタワー。名称がシンボルタワーってどうなの？
あ、でも横浜もランドマークタワーかぁ。

高松港 乗り物

こちらの船で向かいます。

瀬戸内海はさすがにフェリーが多い。

直島の目的は安藤忠雄氏の手掛けた地中美術館。

ここは世界各地から観光客が来るようで、フランス等の欧米人のグループが大勢来てました。

日本よりも世界で有名な島なのかもしれませんね。

ただ、地中美術館は全てが作品との事で、残念ながら写真は一切禁止でした。

美術館のテーマの「自然と人間の関係を考える美術館」と、地下に広がってる展示スペース、全てが白い美術館員の制服が相まって、どこかの新興宗教の施設にきたみたいな（実際には行ったこと無いですけど）違和感を感じました。

まぁ、芸術と宗教は似たところも多いし、そう感じたんでしょうね。

直島 自然・景勝地

地中美術館を後にして、本村の家プロジェクト地区へ。
雨も上がり気持ちいい町歩き。

家プロジェクト 美術館・博物館

何の模様？花？

誰？表札？

安藤忠雄による南寺。
中は地中美術館にも作品あるジェームズ・タレル作の「バックサイド・オブ・ザ・ムーン」になってます。
「凄いよ、これ。」見るというより、体感しないと絶対損です。

護王神社。

地下にある石室から上の本殿へガラスの階段が伸びてます。うーん、神秘的。

この時は雨上がりだったので、ガラスというより氷みたい。

護王神社から瀬戸内海を望む。

にゃ～。

一回りのあとは港へのバスまで「カフェまるや」で休憩。悪そうな砂糖入れ。

カフェまるや グルメ・レストラン

帰りはフェリーで宇野へ。
行政区域は香川でも経済的には岡山との結びつきが強いようで、便数も２〜３倍の差があります。

ＵＮＯ駅

宇野駅 駅

ＵＮＯ線。
ここから大阪までまた数時間の帰途の旅。
芸術に触れたショートトリップでした。

この旅行記へのコメント （4）

• wiz さん 2006/11/23 01:07:40

  安藤忠雄による南寺

  堺筋急行さん、はじめまして！
  
  大変大変･･･遅ればせながらのご挨拶･･･、
  「国内外の美術館」コミュニティに
  ご参加いただきありがとうございました♪
  
  瀬戸内アート紀行、
  この写真のあたりおもしろそうですね！
  堺筋急行さんのコメントで見てみたいと思いました！
  
  それではそれでは、
  これからもよろしくお願いいたします(^-^)/~
  
  
  

  堺筋急行さん からの返信 2006/11/23 16:59:38

  RE: 安藤忠雄による南寺

  voodoo様。
  
  こちらこそ、参加させて頂きます。
  宜しくお願い致します。
  
  また、旅行記見て頂いてありがとうございます。
  
  本当に南寺はすごいですよ。
  是非是非行ってみてください。
  
  
  それにしても冬は各地で色々な特別展をやってますね。
  
  東京の実家に戻る年末年始もダリとエッシャーを見に行こうと計画しております。
  
  では、今後とも宜しくお願い致します。
  
  
  
  
  

• 旅のトランクルームさん 2006/04/05 00:14:56

  こんばんわぁ

  <FONT COLOR="#CC0066">
  同じ四国を観光しても思いがけない写真が多いので驚いてます。
  十人十色と一言で表現することもできますが、境筋急行さんの場合は
  群を抜いてる感じがしました。</FONT>

  堺筋急行さん からの返信 2006/04/05 17:11:20

  RE: こんばんわぁ

  旅々様
  
  訪問有難うございます。
  
  皆さんの旅行記には私も感心させられるところが沢山あります。
  本当に同じ所に行ったのかと思うような作品も多いですよね。
  
  これからも見て頂いた方が、
  「へぇ〜」と思ってくれるような旅行記を載せて行きますので再訪下さい。