2013/11/09 - 2013/11/09
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まみさん
今年もとうとう菊まつりの季節となりました。
というか、とっくになっていました。
これまで可能な限りあちこちの菊まつりに出かけたことがありますが、今年2013年はレッサーパンダ詣のために動物園に頻繁に行くようになったので、花撮影散策のチャンスは限られてしまいました。
その少ないチャンスの中で、外したくない菊まつりといえば───私にとって、やはり新宿御苑の菊花壇展でした@
新宿御苑の菊花壇展は、毎年曜日に関係なく11月1日から15日に開催されます。
先週末だとまだ菊は2〜3分しか咲いていなかったようなので、この週末こそがチャンスだったのですが───いや、この週末を逃せば、私にはもうチャンスはないです。
だから、曇天で花撮影だとテンションが上がりそうにないから、動物園に行こう!
というわけにはいきませんでした。
ああ、先週末の3日連休に出かけた京成バラ園のときといい、今週末といい、花撮影散策に行かねばチャンスを逃すってときに、去年2012年は晴天に恵まれたのに、今年は曇天続き。
晴天の方が光輝く写真が撮れて、それだけで写真が5割増し上手に見えるのに。
曇天なので、今年は5割減を補填する気でいかなくてはなりません。
いや、でも、去年と同じ条件・被写体で撮るよりも、それこそがチャレンジのしがいがあるというもんです。───そう強がってみて、新宿御苑に取り組んでみました。
※これまでの菊まつり/菊花壇展の旅行記は、この旅行記のラストの写真のコメントの最後に一覧&リンクを載せました。
「皇室ゆかり伝統を受け継ぐ 新宿御苑の菊花壇
日本に園芸品種の菊が渡来したのは、奈良時代末から平安時代はじめといわれています。その後、室町、江戸時代と発達をげ、明治元年(1868)に菊が皇室の紋章に定められました。
明治11年(1878)、宮内省は皇室を中心として菊を観賞する初めての『菊花拝観』を赤坂の仮皇居で催しました。展示用の菊は、当初は赤坂離宮内で栽培されていましたが、明治37年(1904)より新宿御苑でも菊の栽培が始まりました。そして昭和4年(1929)からは、観菊会も御苑で行われるようになりました。
大正から昭和にかけては、観菊会の展示の規模、技術、デザインなどがもっとも充実した時期で、これらによって新宿御苑はパレスガーデンとして、広く海外に知られるようになりました。」
(菊花壇展のチラシより)
<マクロレンズ一本でチャレンジした秋の新宿御苑の旅行記のシリーズ構成>
■(1)菊花壇展(前編)露地花壇・懸崖作り花壇・伊勢菊丁子菊嵯峨菊花壇・大作り花壇
□(2)菊花壇展(後編)江戸菊花壇・一文字菊管物菊花壇・肥後菊花壇・大菊花壇
□(3)寒空の透き通るような秋色景色
□(4)寒空の下で艶やかさが増した秋バラ・コレクション
新宿御苑公式サイト
http://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/
「新宿御苑へようこそ」
http://www.fng.or.jp/shinjuku/shinjuku-index.html
最新情報がチェックできるブログ
http://www.fng.blog.ocn.ne.jp/shinjukugyoen/
<タイムメモ>
09:30 家を出る
11:10 新宿御苑到着(下りる駅を間違えたので時間のロスあり)
11:20〜12:30 秋の花撮影をしながら日本庭園へ向かう
12:50〜15:30 日本庭園と菊花壇展
15:40〜16:25 バラ園
16:30頃 新宿御苑を出る
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
-
菊花壇解説が展示されていたはずのインフォメーション・センター
新宿御苑に到着したのは、11時10分。
実は、もう新宿御苑に行くのは慣れたと思って、油断してしまい、久しぶりだったので、間違えて副都心線の東新宿駅で下りてしまいました(苦笑)。
改札を出る前に、あたりの様子があまり見覚えがなかったため気付き、あとから来た地下鉄に乗り直しました。
新宿御苑にもっと朝1番に到着していれば、インフォメーション・センターの菊花壇解説も見に寄ることができたかもしれませんが、今回も時間が足らなくて割愛です。 -
新宿御苑の新宿門前の菊花壇
人がいないすきをねらって、少し離れたところから60mmの単焦点マクロレンズで撮ることができました。
大菊「兼六雪峰」による大作り花壇とポットマムです。
大作り花壇というは、これらの全部が1本の菊です。 -
ポットマムの黄色い菊づくしの世界・その1
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ポットマムの黄色い菊づくしの世界・その2
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サイドビューもかっこいい@
人がいないすきをねらってこういう写真を少し離れたところからマクロレンズで撮れると、なんだか楽しくなってきます。 -
リサイクル・チケットを改札に入れて入苑
去年は、このチケットを改札に入れるところを60mmの単焦点マクロレンズで撮るのとはとても無理と思って、撮れませんでした。
でも、ちゃんと撮れるじゃないですか@
こういうところで、去年の自分より前進したことが自覚できて、嬉しくなり、だんだんとテンションが上がってきました。 -
新宿御苑内からマクロレンズで撮った新宿門
いつもあの場所に見どころ情報&マップがあるので、ちゃんともらっておきます。
同じものは公式サイトにもあるのですが、あそこでもらえる案内は、なかなかいい紙を使っているんですもの。 -
日本庭園の菊花壇展の第1号は、第一露地花壇
今年も順路通りに菊花壇展をまわることにしました。
となると、最初のターゲットは、旧御涼亭が見える池のそばにある、この第一露地花壇です。
60mmの単焦点マクロレンズでも、このくらい近付いて一部だけ撮るのであれば、人がいない瞬間をねらいやすいです。 -
日本庭園と第一露地花壇
やりました!
ほんとに一瞬、人がいなかった瞬間に、こんな写真が撮れました@ -
そして懸崖作り花壇へ
「野菊が断崖の岩間から垂れ下がって咲いている姿を模して、1本の小菊を大きな株に仕立てる技法を「懸崖作り」とよびます。
古木の台の上に、花鉢を配色よくならべています。
作り始め:大正4年(1915)」
(菊花壇展のチラシより)
「竹と木の素材をいかしたよしず張りの上家に、30鉢の大中小の山菊懸崖作りを、野趣にとんだ古木の花台の上に配色よく並べた花壇です。
懸崖作りは、山野に自生する野菊が、岩の間から垂れ下がって咲いている姿にヒントを得て作り始めたもので、野趣を生かした独特の味わいがあります。
懸崖作りに用いる菊は小菊で、分枝性の旺盛なものを摘心によって仕立てます。この花壇に陳列している品種は、小菊のなかでも一重咲きの山菊とよばれる品種を用いています。」
(新宿御苑公式サイトの菊花壇展より)
http://www.fng.or.jp/shinjuku/info/kiku/kikukadan.html -
きれいに咲き揃った色とりどりの懸崖作り花壇
これも60mmの単焦点マクロレンズだと離れたところからでないとこのように撮れないのですが、人がいない瞬間をねらうことができました、るんっ! -
色とりどりの波のように・その1
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花蓑のようにきれいに咲き揃った小菊
菊人形の衣装にもなりそうです。 -
色とりどりの波のように・その2
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反対側から眺めると、すこぉし印象が変わる@
-
次に、古典菊の伊瀬菊・丁子菊・嵯峨菊花壇へ
「伊勢菊は、伊勢地方(三重県松阪)で発達した菊で、縮れた花びらが垂れ下がって咲きます。
丁子菊は、花の中心部が盛り上がって咲く菊で、アネモネ咲きともよばれています。
嵯峨菊は、京都の嵯峨地方(京都・嵯峨野)で発達した菊で、細長い花びらがまっすぐに立ち上がって咲きます。
作り始め:昭和30年(1955)」
(菊花壇展のチラシより)
「木の素材をいかしたよしず張りの上家に、伊勢菊32株、丁子菊32株、嵯峨菊25株を配色よく植え込んだ花壇です。
伊勢菊は伊勢地方(現在の三重県松阪市・津市)で発達した菊です。花びらが平たく、咲き始めは縮れていますが、開花するにしたがって伸び、垂れ下がって満開となります。花びらが長く垂れ下がるほど良い花とされています。
丁子菊は、昔、おもに関西地方で作られた菊です。花の中心の筒状の花びらが香料の丁子の花に似ていることから、この名前がつきました。外国では「アネモネ咲き」とよばれ人気があります。花びらは平たいものや匙のような形のものがあります。
嵯峨菊は、嵯峨天皇の御愛の菊として、京都の大覚寺に植えられたものが始まりといわれる、もっとも古い歴史をもつ古典菊です。花びらが平たく、咲き始めは乱れ咲きに開き、次第に花びらがよじれて立ち上がり、全部立ちきって満開となります。雅趣に富んだ菊です。」
(新宿御苑公式サイトの菊花壇展より)
http://www.fng.or.jp/shinjuku/info/kiku/kikukadan.html -
伊瀬菊・丁子菊・嵯峨菊がそろった花壇の様子
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ピンクの縮れ花びらの伊勢菊
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レモン色の縮れ花びらの伊勢菊
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黄色い縮れ花びらに迫る・その1
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黄色い伊瀬菊をメインに、色とりどりに
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黄色い縮れ花びらに迫る・その2
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帽子みたいな可愛いアネモネ咲きの丁子菊
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色とりどりの丁子菊
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藤色の丁子菊と
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中心がレモン色の丁子菊と
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ほうきみたにつんつんな花びらの嵯峨菊
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白い嵯峨菊は彗星のごとし
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奇跡のような細い花びら
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白い嵯峨菊と色とりどりの仲間たち
去年、白い嵯峨ギクは、ホワイトバランスを曇りモードにしても、青っぽく寒々しく撮れしまいました。
カメラ附属のブラウザソフトで自働補正をかけても、なんとなく病的な青さを感じてしまいました。
でも今回は、フラッシュをたいたら、青白さがとれました。
フラッシュをたくと人工的な色合いになるので、私はあまり使わないようにしているのですが、場合によりけりと思いました。
なちみに、フラッシュを使ったのは白い花だけで、黄色やオレンジの花には使っていません。 -
アネモネ咲きの色とりどりの丁子菊を背景にした黄色い嵯峨菊
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アネモネ咲きの色とりどりの丁子菊を背景にした白い嵯峨菊
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乱れ髪のオレンジの嵯峨菊
満開になると、乱れた花びらがもっとピンと立つのでしょう。 -
そして大作り花壇もマクロレンズでチャレンジ!
「初冬に出てくる芽を1年がかりで枝数をふやし、1株から数百輪の花を半円形に整然と仕立てて咲かせる技法を「大作り」とよびます。
これは新宿御苑独自の様式で、全国各地の菊花壇展でみられる千輪作りの先駆けになっています。
作り始め:明治17年(1884)」
(菊花壇展のチラシより)
「木の素材をいかした、障子屋根とよしず張りの上家に、大菊の大作り菊を陳列した花壇です。
大作りは1本の株から何百というたくさんの花を咲かせるように仕上げたもので、菊のなかでもとくに発達の旺盛な品種を用います。
この作り方で一番大切なことは、多くの花を咲かせることはもちろん、個々の花においても枝や葉が均一で、花の大きさが揃いかつ開花期が同時でなければなりません。
飾りつけは個々の花をこんもりと、そして半円形に整然と結い立てるもので、この栽培と仕立てには高度の技術が必要とされています。この様式は新宿御苑独自の技術であり、菊花壇の中でも見ごたえのある花壇です。全国各地の菊花壇展でみられる千輪作りの先駆けにもなっている菊です。」
(新宿御苑公式サイトの菊花壇展より)
http://www.fng.or.jp/shinjuku/info/kiku/kikukadan.html -
見えてきました、大作り花壇!
少し離れたところからなら、マクロレンズでもちゃんと撮れました。
さすがに人が切れる瞬間は狙えなかったのですが、逆に人の姿がこのくらいであれば、大きさの比較ができてよいかも。 -
花株518輪に達した大菊「裾野の月」
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花株555輪に達した大菊「裾野の輝」
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裾野の輝をタテで捉えてみる
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弓なりのラインが美しい
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少しななめから捉えた「裾野の月」
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ここでも美しいラインに注目
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規則正しくぎっしり並ぶ花たち
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ときどきよそ見する子もいるけど@
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ほんとに1株なの?
と覗きたくなりますネ。 -
ピンクの花びらに黄色の花芯の花型の第二露地花壇
これは人が群がっていて、もっと離れて全体を撮るタイミングがはかれませんでした。
ラストに秋バラを撮りにいくのに時間がなくなっても困ると思ったので、人が切れる瞬間をのんびりと待てなかったのです。 -
ほんのりピンクがかったポットマム
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はずかしそうに頬をそめた小菊
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1つたりとも同じ色合いの花はなし
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ピンク一色づくしもステキ@
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ピンクとイエローのハーモニー
菊花壇展前半はここまで。
ちなみに、ほんとは順路&写真を撮った順でいえば、第二露地花壇は後編にアップする江戸菊花壇の後なのですが、前後編2つに分けた新宿御苑の菊花壇展の旅行記の写真枚数のバランスを考えて、第二露地花壇の写真を前編に載せました。
「マクロレンズ撮影が楽しい新宿御苑の菊花壇展と秋の装い(2)菊花壇展(後編)江戸菊花壇・第二露地花壇・一文字菊管物菊花壇・肥後菊花壇」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10830479/
<これまでの菊まつり/菊花壇展の旅行記>
2012年11月10日
「菊花壇展と秋深まる新宿御苑(1)秋晴れの中でうっすら始まりつつある紅葉と秋花の苑」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10725622
「菊花壇展と秋深まる新宿御苑(2)マクロレンズも駆使した菊花壇展(前編)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10725860
「菊花壇展と秋深まる新宿御苑(3)マクロレンズも駆使した菊花壇展(後編)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10725980/
2011年11月23日
「境内に錦を添える湯島天神菊まつり・2011〜今年も観劇前に散策〜」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10623945
2011年11月13日
「秋色ハーモニーの新宿御苑(2)菊花壇展(前編)懸崖作り花壇・伊勢菊・丁字菊・嵯峨菊花壇・大作り花壇など」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10621626
「秋色ハーモニーの新宿御苑(3)菊花壇展(後編)江戸菊花壇・一文字菊・管物菊花壇・肥後菊花壇・大菊花壇など」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10621837
2011年11月5日
「菊とバラの日比谷公園へ久しぶりに(3)東京都観光菊花大会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10619927
2010年11月13日
「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609
「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612
2010年11月6日
「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(前編)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518910
「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(中編)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518911
「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(後編)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518913
2010年11月3日
「紅葉きざす秋晴れの森林公園(2)菊花展でモコモコつるつる」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10517557
2009年11月15日
「錦なす花の終わりの菊だより(6)明治神宮デビューきっかけの菊花展」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10400727/
2009年11月8日
「錦なす花の終わりの菊だより(4)新宿御苑の菊花壇展2009・前編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10398072/
「錦なす花の終わりの菊だより(5)新宿御苑の菊花壇展2009・後編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10398073/
2009年11月1日
「錦なす花の終わりの菊だより(2)川越喜多院の菊まつり・2009」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10395147/
2008年11月15日
「新宿御苑の菊花壇めぐり」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10289196/
2008年11月3日
「今年も川越の喜多院で菊まつり」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10286427/
2007年11月18日
「喜多院菊まつりにかこつけた川越散策」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10198521/
2006年11月12日
「秋の花はやっぱり菊ですね@:川越喜多院・菊まつり」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10105086/
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