アウシュヴィッツ第二強制収容所

2013/05/30 - 2013/05/30

アウシュヴィッツ第二強制収容所に行ってきました。
「３００以上」の施設から成る広大な収容所です。
「絶滅収容所」と呼ばれるほど「過酷な収容所」でした。

エリア アウシュビッツ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

「アウシュヴィッツ第一強制収容所」　から　「バス」　で向かいます。

「５分程度？」　で着いたかと思います。


「バス」　から降りて少し歩きます。

「映像」　や　「写真」　でよく見る　「鉄道引込線」　です。



「アウシュヴィッツ」　の主な　「強制収容施設」　は　「３つ」　あり、


①　「アウシュヴィッツ第一強制収容所（基幹収容所）」


②　「アウシュヴィッツ第二強制収容所（ビルケナウ）」


③　「アウシュヴィッツ第三強制収容所（モノヴィッツ）」


です。

ここは　「②」　の　「アウシュヴィッツ第二強制収容所（ビルケナウ）」　です。

総面積が　「１.７５平方キロメートル（東京ドーム約３７個分）」　の


「３００以上」　の施設から成る大きな施設です。

「アウシュヴィッツ第二強制収容所（ビルケナウ）」　は　「被収容者増」　を補うため、「１９４１年１０月」　に　「ブジェジンカ村」　にて開所しました。

「ピーク時」　の　「１９４４年」　には　「９万人」　が収容されました。

参考までに③の　「アウシュヴィッツ第三強制収容所（モノヴィッツ）」　は、


「製造プラント」　の施設もあったことから、「連合国軍」　の　「爆撃目標」　となりました。
　

写真の　「強制収容所内まで延びる鉄道引込み線」　は　「１９４４年５月」　に完成しました。


「被収容者」　は　「鉄道」　で各地から連れてこられました。

「住環境」　は非常に　「劣悪」　でした。



「夏」　は最高で、「摂氏３７度」　となり、


「冬」　は最低で、「−２０度」　を下回りました。

特に、ここ　「アウシュヴィッツ第二強制収容所（ビルケナウ）」　は　「非常に劣悪」　でした。

「病気」　に関してですが、「チフス」　などの伝染病が蔓延し、多くの収容者が亡くなっています。


「アンネ・フランク」　も　「チフス」　で亡くなっています。

「食事」　に関してですが、「個々の労働能力」、「収容時期」　によって変わっていたようです。

食事の一例を挙げると、

「朝食」　は　「約５００ccのコーヒーと呼ばれる濁った飲み物」。

「昼食」　は　「殆ど具のないスープ」　。

「夕食」　は　「３００gほどの黒パン、３グラムのマーガリン」　。

（ウィキペディア）

「業績に連結した食料配給体制」　が　「多くの労働者」　に対し実施されていますが、「粗末な食事」　だったことは確かです。　

「食料の奪い合い」　が個人やグループ間で日常的にあったとされてます。

「ＳＳ（親衛隊）」　に　「協力する者」　には　「個室」　や　「まともな食事」　が与えられてたようです（ウィキ）。

等間隔に　「監視塔」　です。


建物の一部は　「当時の建物」　ですが、多くが　「補修・復元」　されたもののようです。

「被収容者」　の中には、

「ノーベル文学賞（２００２年）」　の　「ケルテース・イムレ」　。

「ノーベル平和賞（１９８６年）」　の　「エリ・ヴィーゼル」　。

もいます。

「バラック」　の内部です。

「バラック」　は基礎工事なしで建てられた床がなかったものもありました。


「隙間風」　がいやおうなく吹き込んできました。


（ウィキペディア）

「暖房設備」　は完備されていたが、収容所として利用された時には　「薪などの燃料」　は供給されなかったと言われています（ウィキ）。

写真は　「トイレ」　です。


「三段ベッド」　と同じ部屋にあります。

排水がままならない　「不衛生なトイレ」　です。

「トイレの使用」　は、「午前・午後２回」　に制限されており、一斉に使用を強制されていました。

少しの距離を　「バス」　で移動して　「昼食」　です。


写真は　「アウシュヴィッツ第二強制収容所」　の周辺です。

レストランの近くに　「オシフィエンチム駅」　がありました。


「オシフィエンチム」　は　「ポーランド語」　で、


「ドイツ語」　だと　「アウシュヴィッツ」　です。

「ポーランド料理」　の　「ポンチキ」　と思われます。


「ドーナツ」　のような食べ物でした。

「ズッパ・グジボヴァ？」　をよそってくれてると思われます。


「ズッパ・グジボヴァ」　は　「発酵したライ麦」　の　「白いスープ」　です。

「ツアー参加者」　と　「アウシュヴィッツ」　について語りました。

よそってもらった　「ポーランド料理」　の　「ズッパ・グジボヴァ」　です。

「ピエロギ」　という　「ポーランド料理」　と思われます。


「水餃子」　のような食べ物でした。