2013/10/12 - 2013/10/15
335位(同エリア1432件中)
かずおさん
神戸と大分を結ぶフェリーさんふらわあ号に乗ってやってきた大分、1日目はレンタカーでくじゅう花公園や臼杵の石仏などを見てきました。レンタカーは昨日のうちに返却しているので今日はJRとバスを使って由布院と別府に行く予定。結構険しい山なので行けるかどうか検討中ですが、一応由布岳に登る前提でスケジュールを組んでいます。まぁそこは天気や体調を考えながらということで。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 レンタカー JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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明けて10月14日、世間では(自分もだけど)連休最終日です。天気予報では晴れとのことでしたが今の時点では空を雲が覆っています。一日ずれていたら昨日船の上から日の出も見られなかったのですよね・・・
豊の国健康ランド ホテル豊の国 宿・ホテル
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まだ朝早くほとんど人の歩いていない道を歩くこと15分ほどで大分駅に到着。最近高架になったばかりで綺麗な駅です。
大分駅 駅
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大分駅から乗ったのは久大線の由布院行き。しばらくは大分の住宅街の中を走るので地元の人の利用も多いようです。
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住宅地が途切れると開けた農村の中を走るように。嬉しい事に由布院も近い庄内駅のあたりからは予報通り晴れてきてくれました。
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正面に由布院のシンボルとも言える由布岳の姿が。そう言えば前来たときはこの路線でトロッコ列車に乗りましたね、老朽化したのでもう今では走ってないようですが。
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由布院駅に到着。すっきりとした青空、高原の空気が気持ちいいです。
由布院駅 駅
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とりあえず金鱗湖を目指すことにします。歩くと時間もかかるのでここでレンタサイクルを借ります。
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由布院の名物、辻馬車がやって来ました。先ほどレンタサイクルを駅の観光案内所で借りましたが、ひっきりなしに掛かってきていた電話はこの馬車の当日予約のものだったようです。
観光辻馬車 乗り物
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キバナコスモスと由布岳を見られる場所を見つけました。
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寄り道をしながら駅から15分ほどで金鱗湖の入口に到着。川沿いにもみじの木が並んでいます。少しだけ赤くなっている葉っぱもありますが本格的な紅葉のシーズンは11月に入ってからでしょうかね、またその頃に来たくなりました・・・
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一面真っ赤になれば見事なものでしょうね・・・
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金鱗湖に到着しました。なんかイメージとしてはもっと小ぢんまりとしてひっそりとしたものかと思っていましたけれども結構な広さが有ります。既に団体客なども押し寄せていてかなり賑やかです。
金鱗湖 自然・景勝地
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湖の畔にある共同浴場の下ん湯。茅葺き屋根が風情あります。
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湖を一周することも出来ます。湖の東にある天祖神社に来ました。
天祖神社 寺・神社・教会
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朝の木漏れ日
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下ん湯まで来ました。今回は入りませんが湖を見ながらの温泉も気持ちよさそうです。
下ん湯 温泉
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白いコスモスと合わせて。
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長閑な風景の中に似合っています。
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下ん湯を過ぎればほぼ湖を一周したようなもの。名前の由来ともなった魚が夕日に輝く景色を今度は見に来てみたいものです。
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すぐ近くにある高級旅館「亀の井別荘」。ここも紅葉が綺麗なのでしょうね。。。
亀の井別荘 宿・ホテル
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金鱗湖を後にして駅の方へ帰りながら由布院の風景を自転車で見て回りましょうか。
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昨日もさんざん見てきましたが、コスモスが綺麗に咲いていたので由布岳と合わせて撮ってみました。
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本当に綺麗に晴れてくれてよかったです。
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こちらにもキバナコスモスが。
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由布院のどこからでも見える由布岳、さぁこの後登れる・・・のか?
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宇奈岐日女神社
宇奈岐日女神社 寺・神社・教会
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由布院駅まで戻ってきました。自転車を返却してすぐ目の前にあるバスセンターから由布岳目指してバスに乗り込みます。ちょうど15分ほどの待ち時間で来るようです。
由布院駅前バスセンター 乗り物
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ではその間にこのカードを・・・。ここ数年で全国のバスでも磁気カードからICカードへの移行が進んでいるようで、前に大分へ来た時に買っていたバスカードも今では使えません。返金を受け付けているとのことで窓口で申し出てみました。残額を忘れてしまっていたのでいくら返ってくるかちょっと期待しましたが、結果は160円・・・昼食代にもなりませんな。
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バスカードが使えない代わりにSuicaが使えるようになっていて便利です。バスは由布岳の麓を経由して別府へ向かいます。
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森の中を抜けたら一面の草原へ。なかなかこんな景色もないですよね〜
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由布院の町を見下ろすように。
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ぐんぐん高度を上げていきます。
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20分ほどの乗車で降り立ったのは由布登山口。さてここから由布岳まで片道2時間の登山・・・と意気込んでいましたがさっきから踵が少しばかり痛いのでこれ以上ひどくなってきては困るということで・・・
由布岳(豊後富士) 自然・景勝地
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予定を変更です。
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左の青色で描かれている山が由布岳ですが、その左下に見えている「いもりヶ城」、こちらに行くことにしましょう。
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左手に見えている草原の丘、こちらがその飯盛ヶ城です。実は変更できるように事前にも調べてきていましたが、こちらでしたら片道1時間弱で行けるようです。ちょっと今の状態では由布岳まで登るのは無理そうです。また次の機会にしましょう。
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それにしても綺麗な草原です。遠くに見えているアンテナのある山は鶴見岳ですね。あちらにはロープウェイで簡単に登ることが出来るようです。
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あの上から転がってきたら気持ちよさそう。
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少しばかり紅葉も始まってきているようです。
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草原から森へと入っていきます。
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飯盛ヶ城を単純に往復するだけなら森に入らなくても行けますがそれではつまらないので行きは由布岳の登山道を途中まで登ることにします。
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日差しが差し込む明るい森です。
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登山口から歩くこと35分、合野越展望所に到着。景色が良さそうな名前ですが残念ながら森の中にちょっとした広場があるだけで遠くの景色が見えるような場所ではありません。ここで少しばかり休憩を。ここが飯盛ヶ城へ行く道との分岐になっています。今からならまだ由布岳に挑戦できますが、今回は止めておきます。
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ここからは通る人も少なくなるからか、道も細く頼りない状態に・・・それでもすぐに飯盛ヶ城が正面に見えてきました。一気に駆け上がれば到着できそう。
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森を抜けて由布岳と飯盛ヶ城のちょうど谷底にあたる部分に到着。由布院の町からここまで上がってくる登山道もあるようです。これまで森の中では風もなかったのですがここへ来ると風がかなり吹いていて汗を冷やされてかなり寒いです。
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さあ、あとはこれを登るだけ、結構斜度があり力が入りますが一歩一歩確実に登ればもうゴールは近いはず。
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振り返ると登山口からこれまで歩いてきたルートが分かります。それにしても森林の由布岳と草原の飯盛ヶ城、隣り合っているのにまるで対照的なのが面白いです。
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さあいよいよかな?
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着きました、逆光なので回りこんで反対へ行ってみましょう。
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今度こそ、着きました!標高1067mの飯盛ヶ城の頂上です。下から見てもそんな気がしていましたが、遮るものがない爽快な気分になれる場所です。
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再び登山口からここまで歩いてきた方向を。風も落ち着いていてぽかぽかと暖かいです。
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由布岳の東峰を望遠で。ここより500m以上標高は高いですが登山者がいるのがはっきりと見えています。
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次こそは、ですね。
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先客が2名ほどいましたが、程なくして下山していったので今頂上にいるのは自分だけ。直径20mほどの平らな頂上、本当に気持ちがいいです。下を見るとさっきバスで上がってきた道が見えています。ヘアピンカーブの連続で高度を稼いでいる様子がはっきりわかります。そして下を走る車や、特にバイクの音がここまではっきりと聞こえてきます。
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さっきまでいた由布院の町が見えています。
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金鱗湖はわかるかな〜と思って探してみましたがここからではどうやら山に隠れているようです。
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あっという間に30分ほど過ぎてしまいました。帰りのバスが13時51分に登山口を出るので13時ちょうどに下山を開始です。
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飯盛ヶ城と由布岳
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帰りはひたすら下りしかありません。ゴールが既に見えているというのもいいですね、あっという間に高度を下げていきます。
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背の低い木が並ぶところを通って。
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かなり下りて来ました。
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それにしても飯盛ヶ城は草原の色が綺麗な山でした。手軽に登れるのでもっと人が来るかと思いましたが結局下山中にすれ違ったのは一人だけ、みんな由布岳に行くのでしょうかね・・・
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帰りは30分もかからずに登山口へ。バスまで20分ばかりとちょうどいい時間に戻ってくることが出来ました。
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次こそは、今度はさんふらわあの弾丸フェリーで日帰りで来てみましょうかね。
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登山口から乗ったバスの中では寝ていました。気づいたら既に別府市内、とりあえず昼食にしましょう。山頂でパンを食べただけでは持たなさそうなので。
油屋熊八像 名所・史跡
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駅の中のフードコートで頼んだのは日田やきそばと唐揚げ。どちらも大分県のご当地B級グルメですね。焼きそばは太めの麺がパリパリになっていて食べごたえがあって味も美味しいです。唐揚げは薄味でいくつでも行けそう。あっという間に完食しました。
なつま屋 別府駅店 グルメ・レストラン
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由布岳に行っていればまだ今頃下山中の時間でしょうか。せっかく別府で時間があるのでどこへ行きましょうか・・・と思いましたがここは定番の地獄巡りへ。地獄巡りは一度行きましたが既に7年前、久々ですがまあ定番ということで。
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鉄輪でバスを下りました。町のあちこちから湯気が出ているのが別府らしいですね。
鉄輪温泉 温泉
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歩いてやってきたのは海地獄。
海地獄 名所・史跡
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入口近くにて、地獄蒸しプリンを作っているようです。
極楽饅頭 グルメ・レストラン
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そして見えてきました。コバルトブルーが綺麗な海地獄です。南国の海のような色で地獄という言葉が似合わないかも知れないですが温度は98℃もあるとのこと、落ちたら大火傷です。
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温泉卵が作られています。
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約1300年前の鶴見岳の爆発によって出来たとのこと、温泉成分に含まれる硫酸鉄がこのような色を見せてくれているようです。
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海地獄の看板
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色だけ見ると北海道は美瑛の青い池に似てるようにも見えますが、あちらはアルミニウムが溶けていることによるものなので原理が違うようです(で、いいですよね?)
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同じ敷地内にはこんな池も。血の池地獄を思わせる赤い池です。特に名前は無いようですが・・・
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こちらの方が海地獄よりも地獄感はあるかも。
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海地獄から歩いて5分ほど、白池地獄に着きました。
白池地獄 名所・史跡
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別府に8つある地獄の中には先ほどの海地獄のように地獄だけでやっていけるところもあれば小規模なところではワニがいたりここのように熱を利用して熱帯魚の展示を行っているところもあります。
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暗くてブレてしまいましたがピラニアです。大群で襲いかかると人間は5分で噛み殺されるそうで・・・
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こちらが白池地獄、海地獄ほどではないですが青みがかっています。海地獄は轟音を立ててもくもくと水蒸気が上がっていましたがこちらは静かなものです。
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確かに白いです。
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バス停まで戻ってきて時間を調べてみると次のバスまで15分ほどある様子、ということで2010年3月にオープンしていまだに待ち時間が発生するという地獄蒸し工房鉄輪の様子をちょっとだけ見に行きましょう。近くには地獄蒸しで使用する食材を販売する店も。
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温泉を利用した蒸し釜が並んでいます。利用料は30分500円とのことで、食材はここでも販売されていますが周辺のスーパーなどに行けばセットで販売されているとのこと。もちろん持ち込み自由です。
地獄蒸し工房 鉄輪 名所・史跡
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食事には中途半端な時間でしたがほとんどの釜が使用中の様子。テーブルで蒸した料理を食べている人も多く人気の観光スポットになっているようです。
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バス停にて見かけたエアコンの室外機、温泉地ならではなのでしょうか、こんな特別仕様のものもあるのですね。
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バスで別府駅まで戻ったらそろそろ帰りの船の時刻が気になりはじめます。逆算すると40分ほど居られるようなので徒歩2分ほどの場所にある「別府駅前高等温泉」に来ました。やはり別府に来て温泉に入らない訳にもいかないですしね。大正13年に建てられたというレトロな外観が特徴です。
別府高等温泉館 宿・ホテル
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小さな建物のように見えますが、男女別でそれぞれあつ湯とぬる湯に入口が分かれているのでこの中に4つもお風呂があることになります。ぬる湯の方に入りましたが、かなり熱くて10分ほどで上がりました。
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さあ、ここでお土産を買ってさんふらわあ乗り場の大分港最寄り駅の西大分駅まで移動しましょう。
別府駅 (大分県) 駅
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そう言えば大分県が出した「おんせん県」の商標登録申請が却下されたというニュースもありましたね・・・勝手に名乗る分にはOKということなのでしょうか。
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ホームに上がるとすぐに電車は到着しました。いよいよ2日間滞在した大分県を出る時が来ました。
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西大分駅からフェリー乗り場までは歩いて10分ほど、自分と同じように歩いていく人が何人もいます。すぐに巨大な船が見えてきました、13日の未明に瀬戸内海上ですれ違っているはずのさんふらわあぱーるです。早いうちに受付を済ませてしまいましょう。
西大分港フェリーターミナル 乗り物
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19時15分発のこの船、受付の際に乗船のタイムリミットを聞いたら19時までに戻ってくればOKとのことだったので近くにあった鳴門うどんへ。大分と福岡に12店舗ほどの店があるうどんのチェーン店のようです。昨日車で走っていて何度か見かけて一度入ってみたいなと思っていたのでした。
鳴門うどん 西大分店 グルメ・レストラン
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ここのお店、うどんは1〜3玉まで全部同料金なのが売りだそうで。これから船に11時間以上乗るので今のうちにしっかり食べておきましょう。
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いよいよ九州の地を離れて神戸港へと向けて出航です・・・
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往路と同じく船室は雑魚寝のツーリスト。ただ往路と違うのはこの広さの部屋にたったの6人しかいないということ。寝具は一人分ですがそれでも隣に人がいるのといないのではまったくゆとりが違います。
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この船は翌朝6時35分に神戸港に到着するので翌日が平日となれば利用できる人は限られるのかな?自分の場合多少遅延しても出勤に影響しないと踏んでいたので乗りましたが、なかなかそうも行かない人も多いのでしょうかね。ということでレストランも行列はなし、行きはびっしりだったロビーにも人はまばらです。自分も疲れたので明日に備えて早めに寝ることにしましょう・・・
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翌朝目が覚めたのは5時30分、ちょうど淡路島の北側を航行中のようです。もうレストランのバイキングにも行かず入港するまでごろごろすることを決めました。
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到着前に外に出るともう見慣れた神戸の港が。今日は空がどんよりしていますね・・・朝起きられたら明石海峡大橋も見たいなと思っていましたが、これでは・・・ですね。
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さあいよいよ六甲アイランドのフェリー乗り場に到着。乗船中かなりの時間寝ていたので本当にあっという間に着いた印象でした。気軽にそして格安に九州旅行が出来るさんふらわあ号、また機会を見つけて乗って旅行したいものです。
フェリーさんふらわあ (神戸~大分) 乗り物
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