2013/08/10 - 2013/08/19
276位(同エリア3217件中)
ありママさん
8月10日に始まった今回の旅行も、折り返しとなりました。
日帰りでハンガリーの首都 ブダペストに行きました。
ハンガリーと言う国があることを知ったのは、'64年東京オリンピックの開会式でした。
10/10は平日でしたが、発熱のために学校を休み、母と二人で白黒テレビの前に釘付けになって見ていました。
その翌年、地元市民会館で、”ハンガリー少年少女合唱団”の公演があり、母に連れられて聞きに行きまして、そこからハンガリーに興味を持ちました。
その後、音楽の勉強を進めるに従って、ハンガリー出身の音楽家の作品に触れる機会ができ、とても身近な国と感じるようになったのですが、旅行で行きにくい場所、との認識でしたので、ウィーンから簡単に入国できることを知り、是非行ったみたいと願っていました。
日帰りでの短い滞在は心残りが多々ありますが、少しは東欧の雰囲気を感じることができたと思っています。
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年寄りの朝は早い。
ウィーン西駅発6:48の電車に乗ります。
チケットは前日、駅窓口で購入済み。 -
じぇじぇ〜。
右の電車側プラットホームにトラックが・・・ -
自動ドアではないので、自分でドアの開閉を行います。
チンタラしていると発車しますのでご注意を。
写真左にトラックの車体が見えます。 -
車内放送がない代わりに、運行状況は画像で表示されます。
静かでいいですよ。
日本の鉄道って、お節介アナウンスがうるさいと感じるのは私だけかしら? -
指定席車両と自由席車両の区別はないので、座席上部の掲示板で、確認します。
指定席であれば、区間が表示されます。
私たちの予約席です。
ウィーン西駅〜ブダペスト東駅と表示されています。 -
ワゴン車が廻って来ました。
ホテルは朝食付きプランを予約しなかったので、西駅の売店でサンドイッチとジュースを購入しましたが、車内でも同じようなサンドイッチなどが販売されています。 -
私たちの斜め前の座席には、若い夫婦らしきバッグパッカーが犬を連れて乗り込んで来ました。
このワンちゃん、ブダペストまでの約3時間、ずーーーっと飼い主の足もとで横になっていました。
ワンともクゥーンとも声をあげません。
目が合ったので、手招きしてみたのですが、吠え掛かったりしませんし、寄って来てもくれませんでした。
遊びたかったのになあ。
このワンちゃんに限らず、今回の旅行で見かけた犬全てが、おとなしくよーく躾けられています。
犬の鳴き声を一度も聞くことはありませんでした。
日本ではありえませんね。
犬は吠えるのが当たり前、と思っている飼い主が大部分ですから。残念なことに・・・ -
随分前に、宮本輝著「ドナウの旅人」を読んで以来、鉄道での国境越えに憧れていました。
ただ、この小節の舞台となったのは、東西冷戦時代の東欧で、国境では、車内に銃を持った兵士が乗り込んで来て、眼光鋭く乗客を睨み付ける・・と言うような描写があったと記憶しています。
日本では絶対に経験できないので、怖いながらも陸路での越境を夢見たものでしたが、東西の壁が無くなった今では、あまりにもあっけなく、いつの間にか国境を越えてしまっていました。
とは言え、ハンガリーに入ると、共産主義の負の部分が垣間見えます。
中国・上海から高速道路を1時間も走らせると見えてくる、貧しい農村の風景と同じような印象を受けました。 -
ウィーンを出てから約3時間、車窓からの景色を眺めているとあっと言う間にブダペスト東駅に到着。
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首都の駅とは思えない、なんとなくうすら汚い感じがします。
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ブダペスト東駅(Keleti)
建物は立派なんですが、工事中なのか瓦礫が散らかっていました。
ここから市街地へ地下鉄で移動します。
目の前に、若いイケメンの警官が2名いたので、乗り場を尋ねたところすぐ近くにありました。
ハンガリーの警官の帽子が面白い形だったので、写真を撮らせてもらえばよかったワ、できれば私の両側に立ってもらって3ショットで・・・
しもぅたぁ〜、残念。 -
階段の踊り場に臨時の切符売り場があったので、長い行列に並びましたが、そこでは、一日フリーパスは買えないとのことで、エスカレーターでさらに降りた正面にある、正規の切符売り場で購入。
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こちらのエレベーターはスピードが速く、すばやく乗らなければいけません。
それに、溝も広いので、ピンヒールなんぞ履いて乗ろうものなら、絶対に溝にはまると思います。
ま、ピンヒールを履いて旅行する人なんていないでしょうが。。。 -
エスカレーター正面にある、正規の切符売り場。
24時間乗り放題切符を購入(1550フォリント)
ハンガリーの通貨はフォリントですが、両替できていないのでクレジットカードでの支払い。
大きな荷物を持った観光客らしき人々で長い列が出来ていました。 -
地下鉄2号線に乗って、市の中心地 デアーク広場へ。
たまたま出たところの近くに両替所があったので、日本円で5000円分をハンガリーの通貨、フォリントに両替。 -
デアーク広場から16番の市バスで、王宮の丘へ。
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ガイドブックの地図を見ながら、キョロキョロしていると、隣に座っているおじさんが、マジャール語らしき言葉と身振り手振りで、下車する所を教えてくれました。
王宮へ行く途中、衛兵の交代式が行われていましたが、観光用なのでしょうか、なんかヤル気なさそうでした。 -
心なしか、太鼓の音も歯切れが悪く感じます。
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お〜、これがくさり橋なのね。
ハンガリーに キタ━━━(゚∀゚).━━━!!! と実感。 -
王宮
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マーチャーシュ教会
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ここから入ります。
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幼子を抱くマリア様
とても穏やかなお顔をしていらっしゃいます。 -
マーチャーシュ教会
主祭壇 -
主祭壇と対峙するパイプオルガン
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こちらはサイドに設置されたオルガン
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近くで見る事ができます。
足鍵盤と、5段鍵盤の大きなパイプオルガンです。
毎週木曜日にはオルガンコンサートが行われている、と聞いたのですが・・・
それらしき案内は見かけませんでした。
丁度木曜日の訪問だったので楽しみにしてたのになあ。残念。 -
ステンドグラスの絵柄が緻密で美しい!
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ステンドグラスの美しい模様に感動し、聖堂の厳かな雰囲気に心が洗われたところで、外に出ました。
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教会を出て、夫に言いました。
「とーちゃん、漁夫の利に上ろうよ。あ、違う、漁夫の砦やった(≧∇≦)」
すると「あっはっはっは(^O^) 日本人ならそう言うよね。」と、フォローしてくれました。
なんで間違ったか?
それは、旅行前に予習で読んだ、とあるトラベジェンヌさんの旅行記に、漁夫の利と間違った、と書いてあったのが可笑しくて脳裏に貼り付いていたのです。
G様、あーたのことですと☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
これは、“漁夫の砦”でございます。 -
漁夫の砦から見た、国会議事堂。
世界で3番目に大きく、豪華絢爛な内部見学は出来ませんでしたが、ここから外観が見られただけでも、充分満足です。 -
王宮の丘から再びバスで市の中心部へ。
途中、くさり橋の手前で下車し、徒歩で橋を渡ります。
思ったよりも長い。
そして、排ガス臭い。
気分が悪くなって早足で渡りました。 -
デアーク広場から地下鉄でリスト広場へ。
オクトゴン駅周辺を散策途中に見た、”SAMUSUNG”の大きな看板。
初めてのヨーロッパ旅行時では、訪問国のあちこちで日本企業のこのようなロゴを沢山見かけたものです。
あれから30余年、日本のメーカーに替わって韓国企業がこんなに発展するなんて、想像もしなかったことです。
一抹の寂しさを感じます。
がんばれ!!ニッポン。 -
そうこうするうちにお腹がすいて来ました。
朝食は、ウィーン西駅売店で調達したサンドイッチ1個とオレンジジュースだけでしたからね。
リスト広場に軒を連ねるレストランの中から、『メンザ』に決めました。
テラス席は満席。 -
店内に案内されました。
日本人の姿はありません。
現地の若い人たちで賑わっていました。
夫は、グヤーシュを、私はお肉料理を頂きました。 -
空腹が満たされたので、街歩き再開。
レストランの斜め前にある”リスト音楽院”
ハンガリー生まれの、ロマン派の作曲家、リスト自身が創設した音楽院で、バルトークや、コダーイと言った作曲家や、指揮者のショルティ、ヤーノシュ・シュタルケル、ジョルジ・シフラ等等、多くの音楽家を輩出している名門です。
今年10月半ばまで改装中だたので、外観の一部しか見ることは出来ませんでしたが、リストの像を見られただけでも感激しました。 -
重厚な建物がずらりと並ぶ界隈。
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立派な建造物が多いのですが、なーんかすすけた感じがするのよねえ。
だから、美しい建物って印象を受けないのが残念。 -
トラムも走っています。
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地下鉄1号線
ロンドンの地下鉄に次ぐ歴史があるとか。 -
1号線は、深くはありません。
デパートなどの階段を1階分下りた程度の深さでした。 -
ブダペストで一番行きたかったのが、リスト記念館
この黄色い建物です。 -
リスト記念館
写真撮影希望者は入場料金以外に、別料金を支払います。
結構ボッタクリの感あり。 -
実際にリストが弾いたピアノでしょうか?
現代のピアノと異なり、重厚感があります。 -
わぁ〜面白い。
彼はこの机で作曲してたのかしら?
日本の小学生が持っているような、鍵盤ハーモニカ程度のキーボードがしつらえてあります。
鍵盤が全然足りんけど・・・ -
自筆の楽譜と音叉
割と綺麗な楽譜です。
音叉で音を取っていたのでしょうか?
意外です。
私は、絶対音感がないので、無伴奏合唱曲を指揮するときは、音叉で音を取り、指示を出します。
左手で拳骨を作り、出っ張った関節に音叉をコンと軽く当てます。
すると440HzのA(ラ)が出るので、そこから音を探って行くのですが、リストも同じように、拳骨作ってコンと鳴らしてたのかなあ、なんて想像してしまいました。 -
意外とゴツゴツしたリストの手
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イケメンだった、リスト。
その人気は、キムタクやヨン様(古っ)の比ではなかったとか。
コンサートでは、失神女子も沢山いたらしい。 -
ピアノ作品を沢山作曲したリストですが、オルガン作品も作っています。
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ベーゼンドルファー製ピアノ
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これは別のピアノ
譜面台の装飾がとても美しい -
譜面台のアップ
タイプの異なるグランドピアノが3台ありましたが、使用してのコンサートはあるのでしょうか?
リストの時代の音が聞きたいものです。 -
地下鉄1号線で、オペラハウスまで行きます。
駅名は、趣きのあるタイルで表示されています。 -
国立歌劇場
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歌劇場内部
ガイドツアーもありますが、私たちにとって、オペラハウスはオペラを聞いてなんぼのもん。。。
いつかここでオペラを聞く日があれば、その時にとくと内部見学したいと思います。 -
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短い滞在でしたので、お名残り惜しゅうございますが、ウィーンにもどらなければなりません。
地下鉄駅に改札口はありませんが、係員が抜き打ちで検札をしています。 -
ブタペスト東駅コンコース
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切符の自動販売機を写してみました。
夫が。 -
ブダペストで夕食を頂きたかったのですが、夫がどーーーーーうしても、シュテファン寺院でのパイプオルガンコンサートを聞きたい、とゴネるもんだから、渋々 ハンガリーを離れます。
ウィーン到着予定は20:15
コンサートは20:30開演。
夕食は列車内の食堂車でいただくことに。 -
ハンガリーからオーストリアへ向かう国際列車の中で、ドイツビールで乾杯。
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質素な夕食です^^;
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ビールでお腹一杯になった頃、ウィーン西駅に3分遅れで到着。
猛ダッシュで地下鉄に乗り換え、シュテファン寺院に向かったのでした。
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この旅行記へのコメント (6)
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- rimoさん 2013/12/11 00:34:33
- おお 今夜はブタペスト!
- 「ドナウの旅人」読んだ読んだ
取材旅行編も面白かったですよねー
くさりの橋は岸恵子の本にもでてきたことあったっけ。
また明日読めるかな。
rimo
PS マイジェットの彼は東京の人です。
N村さんって誰だろう?
- ありママさん からの返信 2013/12/11 21:42:12
- RE: おお 今夜はブタペスト!
- > 「ドナウの旅人」読んだ読んだ
> 取材旅行編も面白かったですよねー
*rimoさんも読まれましたか?
この中のウィーンの巻に登場する通訳の日本人留学生のモデルは、私の2期下の後輩なんですよ。
取材旅行編の中で、「ウィーン編を書くつもりはなかったが、彼との出会いが気持ちを変えた。彼のことを書きたかった。」と実名を出して書いておられました。
>
> また明日読めるかな。
*焦るぅ〜。続きは、構想1年、完成まで2年かかりそうです(笑)
> PS マイジェットの彼は東京の人です。
> N村さんって誰だろう?
*東京には、とんでもない大金持ちがいるのですねえ。
N村さんのショップは、rimoさん世代はあまり利用しないかも。
天ちかやパルコ他、あちこちに出店しています。
確か、桜坂近辺に豪邸があり、随分前にTVで公開していました。
ARIC
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- nadeshiko28さん 2013/11/04 10:39:11
- ハンガリー旅行記楽しみにしています♪〜
- ARICさんおはようございます
夕べは 秋の夜長とでもいいましょうか
ついつい夜更かししてしまい
ARICさんのヨーロッパの旅行記にはまっていました(楽)
オーストリアの小さな町 「ハルシュタット」
車が通らない町
湖からみた景色 もう最高でした!!!
素敵な思い出がいっぱい出来たと思います
折り返しからの旅行記楽しみにしています♪〜
nadeshiko28
- ありママさん からの返信 2013/11/04 21:25:49
- RE: ハンガリー旅行記楽しみにしています♪〜
- nadeshikoさん、こんばんは☆
> ARICさんのヨーロッパの旅行記にはまっていました(楽)
☆あら、嬉しい〜。
> オーストリアの小さな町 「ハルシュタット」
> 車が通らない町
> 湖からみた景色 もう最高でした!!!
☆他の方の旅行記やTV番組などで、散々予習し過ぎたので、感動はないかな?って思っていたんですけど、やっぱりこの目で実際に見て、空気に触れて、街歩きをすると、より一層感動するものですねぇ。
多くの観光客、特に団体さんは、ザルツブルクから日帰りで来るみたいなので、夕方ともなると静かでしたし、本当に素敵な所でした。
これからオーストリア旅行する人に、絶対にお薦めしたい場所です。
この後、ハンガリー旅行記を急いで仕上げて、今回のメインイベントの旅行記に早く取り掛かりたいと思います。
また覗いて見てくださいね。
コメントありがとうございました。
とーっても嬉しかったです。
ARIC
-
- Michyさん 2013/10/29 12:46:13
- リストマニア♪
- ARICさん、作成途中なのに失礼します。
それは麗しのリストが出てきたから!?(笑)です。
あの記念館へ行きたかったのに、時間が足りなくて無くなく諦めたブタペス
トの旅を想い出しました。
ラ・カンパネラの曲を作るにあたってのエピソードを知ってから、曲をめぐる旅に憧れていた昔の自分をふと思い出しました。
私はちょっと指が長くて繊細な手を勝手にイメージしていたので、ARICさんの写真を拝見して、やはりピアニストとしてもピアノの魔術師と言われただけはあるんだなぁ〜っと納得しました。
続きが楽しみです♪
Michy
- ありママさん からの返信 2013/10/30 09:07:52
- RE: リストマニア♪
- Michyさん、おはようございます。
早速コメントを頂きありがとうございます。
リストがお好きなんですね?
私も、自分では到底弾けませんが、聞くのは好きで、超絶技巧集のCDはよく聞いて、脳内演奏を楽しんでいます♪ (*'▽')
記念館はこじんまりした空間ですが、今では作られていないような、美しい装飾が施されたピアノの展示、そして自筆の楽譜など、興味深いものがありました。
その昔、写真で、スラリと長いショパンの手型を見ていたものですから、リストの手もさぞかし・・・と勝手に想像していたので、(しかもあのイケメンですから)意外に思いました。
ショパンと違って、74歳まで生きたそうなので、晩年のものかもしれませんが。
ラ・カンパネラは、イタリアのコモ湖で聞いた教会の鐘にインスピレーションを受けて作曲されたと何かで読んだような気がしますが、どうだったかしら?
私も聞いてみたいなぁ、コモ湖の鐘の音。
ブダペストのガイドブックを現地で紛失したので、作成が遅々として進まず、ですが又覗いて下さいね。
ARIC
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