2013/10/13 - 2013/10/13
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norisaさん
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「動的平衡」や「生物と無生物のあいだ」などで有名な福岡伸一教授が世界中の美術館を旅して魅了されたフェルメール。
彼はデジタルマスタリング技術を駆使して、色彩、形状はもちろん質感も忠実に再現したフェルメールの全作品再現を試み、今回の「フェルメール光の王国展」開催にこぎつけました。
西武デパート(小田原展)でフェルメールの全作品を堪能しました。
そして、折角の小田原、フラワーガーデンにも立ち寄り秋のバラを楽しみましたーーー。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
小田原の西部デパートは昔ロビンソンデパートだったところ。
建物の中央にキャニオンと呼ばれる全館を二分する吹き抜けがあります。
天窓も含め、ちょっとした異空間の趣があります。 -
福岡教授はもちろん直接解説してくれるわけではありませんが、丁寧な説明があります。
彼は京都大学の博士課程卒業後ハーバード大学でもポストドクターフェローとして活躍し帰国後大活躍している生物学者です。
彼はまたフェルメールをこよなく愛する美術フリークでもあります。
あるご婦人が「世界中に散らばっているフェルメールの絵を全て見たい」と言ったのを聞き、リクリエイトというコンピューターと工芸を駆使した新技法を用いて作成当時の色彩や質感に近いフェルメールの全作品(37点と寡作です)を実物大に再現して今回の作品展にこぎつけたそうです。
フェルメールはレンブラントと並んでオランダを代表する名画家です。
一生を小さな町であるデルフトで過ごし、「花のアムステルダム」や外国で活躍することはありませんでした。
その42歳の生涯で37点の作品を残しましたが、失われた絵を入れても50作品未満だったそうですーーー。
以下はnorisa夫婦がいいと思った作品、及び有名な作品のみを掲載します。
(実物ではないので撮影オーケーでした。日本では珍しいですがーー) -
マリアとマルタの家のキリストです。
宗教的背景に疎いのでこの絵のおありがたさは美術面からしかわかりませんが、構図も筆さばきも見事です。
イギリス、エジンバラのスコットランドナショナルギャラリー所蔵。 -
聖女プラクセデスという貴婦人。
個人所蔵というから驚きです。 -
ディアナとニンフたちという柔らかで幻想的な宗教画です。
オランダ、マウリッツハイス美術館が所蔵しています。 -
とり持ち女。
これは売春をあっせんする悪女と客、その援助交際を受け入れる娘の絵。
R18とは言いませんがR15くらいのテーマです(苦笑)
お金をやりとりする彼らの指先、そしてもちろん表情や動作が秀逸です。
これはこの夏訪れたドレスデンにあります。(ドイツ、ドレスデン国立絵画館) -
窓辺で手紙を読む女は有名でしょうか。
これ以後彼の作品には「窓辺」が多く取り上げられます。
その理由を愚考するに、
(1)光線=日光が一面からあたり人物や衣服、物体の陰影表現が容易
(2)部屋の隅での行動、状態であり少なからず密やかな心境を暗示
(3)この時代電灯はなく、暗い背景や人物を避けるためには昼間の窓際が最適
などを挙げてみました。
(すぐさま抗議、非難のカキコに見舞われそうです(笑))
なお、蛇足ながらこの女性は不倫相手からの手紙を読んでいるという解釈が一般的です。
それは周囲の果物その他から分かるそうですが、ここは単純に恋人からの手紙を読んでいると思いたいですーー。
これもドイツ、ドレスデン国立絵画館です。 -
小路という作品ですが、フェルメールの現存する作品では風景がは二点しかなく、そのうちのひとつだそうです。
描いた場所は完全には特定されていません。
オランダ、アムステルダム国立美術館所蔵。 -
兵士と笑う女です。
アメリカ、ニューヨーク・フリックコレクション所蔵。 -
牛乳を注ぐ女、これも有名ですね。
彼は貴婦人やニンフも描きましたが、こうした市井の一般市民も多く描いています。
この何気ない動作に並々ならぬ才能が見て取れます。
オランダ、アムステルダム美術館にあります。 -
紳士とワインを飲む女です。
これは言うまでもなく男性が女性を口説くための過程を描いています。
こーいうモチベーションがなくなったら男女とも寿命間近でしょうか(爆)
ドイツ、ベルリン国立美術館にあるそうです。 -
デルフト眺望です。
これがまさに彼の稀有な風景画です。
オランダの陰鬱な雲の下、静かな時が流れています。
オランダ、マウリッツハイス美術館所蔵。 -
稽古の中断です。
意味深な作品でもあります。
(大体、フェルメールさんの作品は意味深です(汗))
アメリカ、ニューヨーク・フリックコレクション所蔵。 -
音楽の稽古という作品。
イギリス、バッキンガム王室コレクションが所蔵しています。 -
青衣の女。
オランダ、アムステルダム美術館。 -
天秤を持つ女ですが、やはり左手からの光に向かって計量しています。
フェルメールの作品で右手からの光はあるのかしら??
アメリカ、ワシントンナショナルギャラリー所蔵です。 -
窓辺でリュートをひく女です。
リュートというのはギターかマンドリンのようなものでしょうか?
これはアメリカ、メトロポリタン美術館が持っています。 -
真珠の首飾りの少女です。
ドイツ、ベルリン国立美術館所蔵。 -
窓辺で水差しを持つ女。
アメリカ、メトロポリタン美術館所蔵です。 -
これは手紙を書く女です。
当時読み書きの出来るのはある程度身分の高い方だったと思われます。
アメリカ、ワシントンナショナルギャラリー所蔵です。 -
これこそはテレビ「美の巨人たち」で有名な耳飾りの少女です。
オランダ、マウリッツハイス美術館の所蔵です。 -
耳飾りの少女のアップです。
この驚いたような、飾っていないように見える表情が秀逸です。
もちろんモデルが美人さんなこともありますが、彼の作品でも人気度はベスト3に入るのではないでしょうか? -
これはこの夏の中欧旅行で現物を見た「絵画芸術」という作品。
画家が画家を描くという意欲的な作品です。
画面のあちこちに寓意、作者のワナ?があふれていますが、それは彼の作品のほとんど全てに見られますーーー。
もちろん、オーストリア、ウイーン美術史美術館がお持ちです。 -
女と召使い、です。
アメリカ、ニューヨーク・フリックコレクション。 -
天文学者です。
当時の技術レベルは高くないもののやはり尊敬された職業でしょうねーー。
フランス、ルーブル美術館にあります。 -
地理学者という作品です。
しかし上の作品と比べるとよくわかりますが、モデルも服も室内の雰囲気も(調度品は多少変えてありますが)ほぼ同じです。
当時は天文学も地理学も密接に関連していたのでしょうね。
そしてここからが大事なところですが(では今までのコメントはなんじゃい(笑))モデルはオランダの商人にして科学者のレーウェンフックのようです。
彼は初めて微生物を発見したことで知られています。
彼独自の顕微鏡は単眼式のものですが、生涯に500もの顕微鏡を作成してミクロの世界をかいまみたそうです。
彼は大学教育などの専門教育は受けていませんでしたが、恐るべき好奇心の持ち主で自然を観察していきました。
彼はフェルメールの遺産管財人を引き受けていることからも親交の厚さが想像できます。
その彼をモデルにして天文学者と地理学者を描いたようですが、レーウェンフックの理性的な風貌が学者のモデルとして最適だったのかもしれませんーーー。
ドイツ、シュテーデル美術館です。 -
ヴァージナルの前に立つ女。
ヴァージナルというのはピアノに似た楽器のようです。
イギリス、ロンドンナショナルギャラリーが所蔵しています。 -
ギターを弾く女という作品です。
この絵は今から40年近く前に盗難にあったそうです。
その後無事に戻ったといういわくつきの作品です。
イギリス、ロンドン・ケンウッドハウス。 -
信仰の寓意。
キリスト教の原罪と信仰を表現したものですが、かなりいーかげんな仏教徒かつお願いだけする神道支持派にはとてもわかりかねます(笑)
アメリカ、メトロポリタン美術館の所蔵です。 -
手紙を書く女と召使いです。
彼の作品には手紙を主題にしたものが多いそうですが、これもまさしくそれです。
この作品も盗難にあったそうです。
(やはり有名画家の作品は盗まれる運命にあるのですね。norisaの絵は家の前に置いても誰も見向きもしないのに(泣&笑))
アイルランド、ナショナルギャラリーが持っているそうです。 -
恋文。
これも手紙シリーズですね。
意志の伝達手段としては和洋を問わず手紙や和歌で意志を通じ合うしかなかったわけですね。
フェルメール、現代に生きていたら「スマホ」とか「LINE」とかいう作品を制作するかもしれません(爆)
冗談はとにかくとして、この絵も絵画芸術に見られるような奥行きのある空間配置、そして寓意と暗示に満ちた作品であることがわかります。
(これも盗難にあったそうですーー。)
オランダ、アムステルダム国立美術館所蔵だそうです。 -
全ての絵を見終わった後はフェルメールお得意の白黒のタイルと左からの日光が射す窓辺の部屋が待っています。
なかなかの演出ですが、少々明るすぎますね(笑) -
出口に向かっていろいろな解説があります。
-
そして出口寸前には商魂たくましいお土産コーナー。
そうフェルメールの絵ばかりは飾れません(笑)
(自分の絵だけで手狭ですし、比べられたくありません(苦笑)) -
西部百貨店を後にして秋バラ鑑賞も忘れません。
-
フラワーガーデンはとてつもなく交通不便な高台にあります。
海抜100−200mくらいでしょうか?
「日本沈没」でもしない限り現在想定されている最大の大津波も大丈夫ですが、不便過ぎて住むのはちょっとーーー。 -
入園すると(といっても無料ですが)バラのかなたに大きなサルが。
子供さん用の遊具で、中に入って遊ぶためのものーー。
現在何かのフェアをやっているようです。 -
ゴールドバニーというカワイイレモンイエローの花。
(フランス) -
ツル 聖火 というそうです。
何か日本語として?ですが、専門家なら当たり前の命名?
(日本) -
プリンセスドゥモナコ。
そういわれればーー。
(フランス) -
芳純という名にふさわしいお花。
(日本) -
カンデラブラといいます。
作者の国籍は見落としました。 -
サンガンディス。
(アメリカ) -
熱情というストレートな名前のバラです。
(日本) -
デスティニィというそうです。
どんな運命が待ちうけるのかーー。
(フランス) -
ウルメールムンスターという比較的派手なバラです。
(ドイツ) -
アイスフラワーです。
純白の外側に対し中心は薄いピンクで可憐さが引き立ちます。
フィギュアスケートの浅田真央ちゃん?ミキティー、それとも村上佳菜子ちゃん?あたりに例えたいですねーー。
(日本) -
秋晴れの休日、最新技法のリ・クリエイトとはいえ迫真に迫るフェルメールを堪能し、あらためて彼の才能と努力に酔いました。
そして元気な秋バラも楽しめた日曜日です。
食欲の秋をさておいて芸術的な秋を優先させたnorisa夫妻でしたーーー。
(さー早速遅いお昼だ!(笑))
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この旅行記へのコメント (20)
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- わんぱく大将さん 2013/11/18 08:13:35
- マルタとマリア
- norisaさん
先ずは投票だけさせていただき、寝る用意をしておりました! すんませんなあ。
私は絵画は疎くて、でも写真以前と言うことですから、まあ、写真と思えば。。。
さて、最初にある”マルタとマリア”ですが、ガウディのグエイ公園のベンチにも昔は書かれていた文字。”マルタとマリア”丸たん棒違いまっせ。
新約聖書のルカ伝10章の終りにある部分の絵ですね、ご存じでしょうが。イエスさん、なんか、顔がちょっといけてませんね。まあ、それはいいとして。これは旅の途中によった村での出来事。いつ?と言われてもわたしゃ、まだ生まれてませんので、わかりませんが。 とにかくマルタがイエスさんを家に招き入れて、彼女の妹のマリアはイエスさんの足ものに座して、御言にききいっていたが、マルタは其れが気にいらず、イエスさんに文句を言うわけです。
妹が私だけに接待をさせているのを何とも思われないんですか?私の手伝いをするように、妹に言うたってなあ、と(関西弁で言ったかどうかしりませんが)すると主、答えて言い給ふ。”マルタよ、マルタよ、汝様々の事により思い煩ひて心労す。 されど無くてはならぬものは、唯一つのみ、マリアは善きかたを選べたり。 此れは彼より奪うべからざるものなり”
これってサタンですかね? マルコ伝の4章に繋がるものがあるように。
いろいろな欲に惑わされてると、実るものも実らへんで、と言うことでしょうか。それとイエスさんの指2本、そして指をさしてるのがマリアですね。
大将
- norisaさん からの返信 2013/11/18 17:31:03
- RE: マルタとマリア
- 大将閣下、
こんばんわ。
なるほど、そういういわれのある絵でしたか!
聖書は昔英語を習いに行っていた教会で読まされました。
といっては失礼ですね、読ませていただきました。
おかげでヨブ記とかその他のキリスト教のエピソードをかじらせてもらい、欧米の小説を読むときに背景が多少なりとも理解できて今では感謝しています。
そうは言ってもマルタとマリアのお話は覚えていません。
これ、ある種のヒガミが入っている情景なのでしょうかーー。
すいませんがルカ伝、マルコ伝とも名前をsっている程度なのでその連関は理解できません(程度の低いトラベラーでスミマセン)
フェルメールの絵は宗教的なものと全く宗教色のないものに大別されますが、いずれも示唆あるいは暗示に富むものが多いのが人気の秘密かもしれません。
とにかく一堂に会した彼の絵は圧巻でしたーーー。
norisa
-
- hot chocolateさん 2013/11/12 20:50:50
- フェルメール♪
- norisaさま、こんばんは〜
「フェルメール光の王国展」は、去年だったか、一昨年だったか、銀座で開催されていました。
チケットも持っていたのに、何としたことか、開催日時を1か月間違えて、
気がついた時には終わっていました。
本物ではないといっても、フェルメールの全作品を見られるチャンスだったのに、
本当に残念でした。
写真を撮らせてもらえるというのがいいですね。
今日、小江戸といわれる川越に行ったのですが、家康ゆかりの喜多院では、
写真撮影禁止で、仕方なく、目に焼き付けて帰ってきました。(笑)
でも、旅行記を作成するには、写真なしは辛いですね。(汗)
hot choco
- norisaさん からの返信 2013/11/13 06:07:15
- RE: フェルメール♪
- hot chocolateさん、
おはようございます。
フェルメールの作品は三十数点と少ないものの世界各地にあります。
オランダ、ドイツ、イギリス、アメリカetcですね。
ですから一堂に会してくれるというのはありがたかったです。
撮影自由ということでしたので気兼ねなく撮影できましたが、入場者が多く、人影がない画を撮影するのに一苦労!(笑)
日本は美術館、博物館はもちろん、民間のマイナーなガラス工芸や陶磁器、書画まで撮影禁止なのは閉口します。
その理由は、ストロボ使用では作品が痛む場合があるということがあげられますし、著作権侵害の可能性(大した作品じゃないのにそう思いたい人が多すぎ(笑))などが公式の理由ですが、それ以外にも、
?了見が狭すぎる
?日本人にカメラ愛好家多すぎて渋滞する
という理由もありそうです。
?は主催者の猛省をお願いしたいのですが、?は我々側の問題ですので反省したいところです。
名所などで三脚をずらっと並べられて通行にも支障をきたす場合がありますが、そういった気配りも必要ですねーーー。
norisa
-
- たらよろさん 2013/10/24 23:30:53
- わぁー今は浜松に、、
- こんばんは、norisaさま。
フェルメール、光の王国展、
全国を回っているんですね。
私もフェルメールが大好きで、たとえ複写でも、全作品が見れるなら、、、と東京に見に行ったのが。。。
2年近く前。
でも、素晴らしかったです。
あえて、最初に描かれた色を復元ってことで、許可も下りたみたいですね。
今度はいつどこで、、、
彼の作品に出会えるか。楽しみです♪
たらよろ
- norisaさん からの返信 2013/10/25 05:41:49
- RE: わぁー今は浜松に、、
- たらよろさん、
おはようございます。
(早すぎますね(笑))
そうですか、もう2年前近くから開催されているのですか!
そしてわざわざ東京へ!−−!
よほどフェルメールお好きなのですね。
実際、印象派はいいとしても野獣派、立体派、XX派などに比べて素直に美しいし、示唆や含蓄に富むの絵が多いですね。
宗教画よりも身近ですし、光線の使い方も見事。
この展覧会はきっと数年後も人気でしょうね!!
norisa
-
- mintさん 2013/10/23 20:26:57
- フェルメール。。。。
- norisaさん こんばんは。。
『フェルメール光の王国展』行かれたのですね!
私も、今年仙台で開催のとき行って来ました。
仙台駅前の「SAKURANО」デパートで開催でした。
主催者?の方が、・・「写真良いですよー!」って言われ、
私も写してみました。
なかなか、そう言うことないので驚きました。
iroenpitu
- norisaさん からの返信 2013/10/24 15:30:49
- RE: フェルメール。。。。
- iroenpituさん、
こんにちは。
いつもありがとうございます。
そうでしたか!
そちらでも開催していましたかーー。
写真が撮り放題というのは4トラベラーには嬉しい限りですね。
もっとも本場のヨーロッパの美術館も撮影OKのところが多いかもしれません。
それにひきかえ日本では美術館、博物館はもちろん、マイナーな記念館でさえ撮影禁止が多く閉口しますね。
今回のフェルメール展はそういう意味でもスッキリしました!
norisa
-
- liberty-libertyさん 2013/10/23 17:53:43
- 羨ましい!
- norisaさん、度々お邪魔いたします(^o^)
私、1番好きな画家がフェルメールです!
レプリカとはいえ、全作品が見られる展覧会が近くであるなんて
本当に羨ましいです〜(*^o^*)
(しかも撮影OKだったんですね!)
針や糸を使って綿密に測定して描かれたという構図
光と影のバランス
日本に来た
「真珠の耳飾りの少女」「真珠の首飾りの女」
「ディアナとニンフたち」は実物を見ましたが
やはり圧巻。特に耳飾りの少女は
オンナの私でさえ恋をしてしまいそうなほど(笑)
でも
一番好きな作品は「牛乳を注ぐ女」です。
あのミルクの一筋の流れ!
あの女性だけではなく
この作品を見る人はみな
この流れを見つめてしまう(と私は思う)構成!
穏やかな窓辺の光の中
古いパンを牛乳に浸して料理するという題材から
平凡でささやかな当時の人々の生活が伝わる素晴らしい作品!
・・・・・・すみません(^o^;)
フェルメール、語ると熱くなります(^o^;)
この展示会
福岡の百貨店でもやらないかな〜!!
いや、ホントに羨ましいです〜(^o^)
- norisaさん からの返信 2013/10/23 22:08:37
- RE: 羨ましい!
- liberty-libertyさん、
たびたびありがとうございます。
すごいフェルメール通ですね。
牛乳を注ぐ女、なるほど固いパンをーーですか。
それほどフェルメール好きなら是非福岡で!はわかります。
とにかく一回で37作品すべて見れるのは比較もできるし、歴史も理解できるしメリット大ですからね。
主宰者に依頼すれば福岡のような人口の多い所なら開催してくれるのではないでしょうか?
(勝手な見解ですがーー)
是非実現するといいですねーーー。
norisa
-
- frau.himmelさん 2013/10/23 17:10:42
- フェルメールを堪能・・・!
- norisaさん こんにちは。
青いターバンの少女にじっと見つめられて一瞬どきりとしました。
美しいお写真に、詳細な解説。至れり尽くせりです。
フェルメールを堪能いたしました。
相変わらずnorisaさんのバラの写真、ホントに美しいです。
これもうっとり。
ところでちょっと気になったので。
表紙の青いターバンの少女は、首飾りの少女ではなく「耳」飾りの少女ではないかと思います。
もう一つベルリン美術館のほうが「真珠の首飾りの少女」だったような。
この2点は昨年来日したのでよく覚えていました。
おせっかいごめんなさい。
himmel
- norisaさん からの返信 2013/10/23 17:18:08
- RE: フェルメールを堪能・・・!
- frau himmelさん、
こんばんわ!
ありがとうございます!
まさに間違いです。
早速直しますね!
借りイチです!!!(笑)
norisa
-
- pedaruさん 2013/10/23 06:33:31
- サービス精神
- norisaさん お早うございます。
タイトルを、本文中で忘れる前に・・・たくさんの絵と解説、十分堪能した後、更にバラの鑑賞、サービス満点です。
展覧会では、これほどの解説は不可能ですね、ふむ、ふむ、と解説を読んでいたら後のひとの邪魔になるし、時間もかかる、同行者を怒らせる、norisaさんの解説は読みやすく、フェルメールについて、ひと通り学んだ感があります。
pedaru
- norisaさん からの返信 2013/10/23 09:14:15
- RE: サービス精神
- pedaruさん、
おはようございます。
タイトルと本文!−−−トラウマを植え付けてしまったようで恐縮です(笑)
フェルメールは寡作も寡作ですが、その40点に満たない作品がオランダのみならずイギリス、ドイツ、アメリカ、オーストリアなどに散在しています。
ですから今回の企画展はありがたい限りです。
(模造とはいえ写真がとれるので自分専用のミニギャラリーができます)
解説は結構私論が入っていますので忘却してくださいね(爆)
norisa
-
- 前日光さん 2013/10/22 00:22:05
- 昨年の10月に。。。
- norisaさん、こんばんは。
私も、この福岡先生監修の「フェルメール光の王国展」を、昨年の銀座開催の時に見ました。
フェルメールの全作品を一挙に見られるということで、たとえCGであったとしても、満喫させていただきました。
この時は、東博で出雲展を見たり、中国王朝の至宝展を見て、翌日は銀座でフェルメール、午後出雲大社大遷宮にちなむ古代出雲王国についてのシンポジユームという、盛りだくさんの2日間を過ごしたことを思い出しました。
実は、昨年私の勤務先に福岡先生をお招きして、「動的平衡」やフェルメール、レーウェンフックなどについてのお話を伺ったばかりでしたので、よりフェルメールの絵に親近感を抱いたのでした。
あれからもう一年経ってしまったのだなと、norisaさんのブログを拝見しまして、時の経過の速やかさに感じ入った次第です。
実は我が家の居間には、川上澄夫の版画、藤田嗣治、小山敬三、そしてフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の絵(川上澄夫を除いては、言うまでも無く模倣品ですが)などが壁に飾られております。脈絡の無い飾り方ですが、いいなと思ったものをいつも眺め、満足している分には罪はないのではないかと(>_<)
福岡先生も、飾っていただけるならば、全国どこででも展示したいとおっしゃられていました。
充実した秋の一日を過ごされたようですね(*^_^*)
前日光
- norisaさん からの返信 2013/10/22 11:28:45
- RE: 昨年の10月に。。。
- 前日光さん、
こんにちは!
ご訪問や書き込みありがとうございます。
え!そうなんですか!昨年銀座で開催されたのですかーー!
やはり神奈川は遅れている?
いやいや横浜であたりで開催したのに見落としたのかもしれません。
それはさておきフェルメールは自分の最も好きな画家のひとりなので勢いこんで鑑賞しました。
しかも福岡先生をお招きして講演を聞かれたとはうらやましい限りです。
(すごい大企業なんですねーー)
ご自宅に多くの絵を飾られているようですが、これは精神衛生上とてもいいことですね。
我々も有名、無名な絵を十以上飾ってありますが、無価値の自筆のが多数派なので精神衛生のたしにはなりません(笑)
有名なものは全て写真なのですが、このフェルメールのリ・クリエイト版が安ければほしいものですーー。
(高そうですね!?)
norisa
-
- aoitomoさん 2013/10/21 23:32:40
- 芸術の秋満喫〜
- norisaさん
デジタルマスタリング技術で再現されたフェルメールの絵聞いたことあります。
撮影できるし、お手軽だし私も見に行きたいです。
norisaさんの解説がわかりやすい。ありがたいです。
フェルメールの有名な「牛乳を注ぐ女」「真珠の首飾り」が見れるのが嬉しいですね。
本物との違いなどnorisaさん何か気づきましたか?
レーウェンフックコルクの細胞壁を観察した人でしたっけ。
生物でならいましたね。フェルメールと関係があるとは知りませんでした。
「ギターを弾く女」これだけ右からの光源ですね。
絵を書くの苦労したでしょうね!(笑)
norisaさんの絵も気になります。
是非旅行記にアップしてください。
白黒のタイルと左からの日光が射す窓辺の部屋
ここはここで写真を撮るのですか?
面白い演出ですね。
フラワーガーデンもチェック忘れてませんね。
バラの開花時期も種類によりさまざまで難しいです。
芸術の秋楽しませていただきました〜
aoitomo
- norisaさん からの返信 2013/10/22 10:55:33
- RE: 芸術の秋満喫〜
- aoitomoさん、
おはようございます。
いつもご訪問いただき、コメントも含めありがとうございます。
このデジタル版フェルメールは色合いや彩度が劣化前を再現しているため、むしろ現物よりも綺麗でした。
何といっても37点全てが一堂に会しているのはありがたいものです。
解説ではさすがに晩年の作品は筆力が落ちているとのことですが、それでもなかなかの迫力です。
これとレーウェンフックの間柄はかなり親密だったような気がします。
(モデルになるのもらくじゃないしーー)
私の絵!?
お恥ずかしいですが4トラにあります。
お暇なら下記を見てくださいね。
http://4travel.jp/traveler/norisa/album/10642132/
バラはいつもても美しく、名画とバラで癒された一日でした。
norisa
-
- rinnmamaさん 2013/10/21 20:29:33
- 素敵な空間で良いですね!
- norisaさん、こんばんは
面白い企画展ですね。日本人はフェルメールが好きですので、
他でも開催されるのではないでしょうか?
昨年はドレスデン・ベルリン・フランクフルト・ウィーンで
対面してまいりました。イギリス・日本でも見ていますので
結構見ていますね〜。追っかけではないのですが・・(笑)
フラワーガーデンはなぜ高台?憩いの場所ではなくて、避難場所?目的
なんでしょうか?
バラは改良されすぎて、判らなくて、ただ眺めて終わりが多いです。
バラ鑑賞で各国めぐりが出来ましたね。rinnmama
- norisaさん からの返信 2013/10/22 06:32:27
- RE: 素敵な空間で良いですね!
- rinnmamaさん、
おはようございます。
いつもありがとうございます!
フェルメールをドレスデン・ベルリン・フランクフルト・ウィーンでご覧になったとはすごいですね!!
フェルメール愛好会から表彰されそうです(笑)
とても寓意に満ちた奥深い画が多いのも彼の人気の秘密でしょうね。
それゆえ風景画よりも人物画が多いのでしょう。
バラはその名前と組み合わせると納得しますね。
バラのDNAを種々変えて微妙な色合いを造る、これ危険なような奥深いような楽しみかもしれませんーー。
norsa
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