2013/08/09 - 2013/08/09
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温泉スイスさん
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ベルンを出発し、最初に訪れた街が、ローザンヌ(Lausanne)。2009年に1度立ち寄っていますが、その時はレマン湖が見たいなぁ、というのが目的でしたので、今回が初めてと言っていいかな。もしかしたら、ツアーで立ち寄ったことがあったかも…いや、無いな。
しかし今考えると、レマン湖に行きたかったというわりには、レマン湖畔から結構離れた駅に降り立ったもんですね、2009年は。最終目的地がヴェルビエだったこともあり、移動のしやすさも考えてか。衝動で決めた行動でもあったような記憶が。
ということで、ローザンヌ。どうでしょう、レマン湖畔ではジュネーブに次ぐ大きな街ですかね。立ち寄るだけでは街歩き“満喫”とは言えないかもしれませんが、前回、レマン湖畔に行ったこともあり、今回は旧市街地に絞りました。あと、残念なことにオリンピック博物館は改装中で入れないと聞いていましたので、諦めました。新しくなったら行ってみます。
結局、午前中だけで足早に歩いた感じなのですが、見る所の多い綺麗な街でした。できれば、1泊してゆっくり散策すると良いのかなと思います。また、今度ね。
- 旅行の満足度
- 4.0
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ローザンヌ駅に到着。
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ローザンヌ駅正面。レマン湖畔は、この駅舎の向こう側。旧市街地は撮影している我々の後ろを行きます。
ところで、ローザンヌは公共交通が充実しているのが自慢のようです。電車とトローリーバスが縦横に走っていて便利です。我々は利用することがなかったのですが、確かスイスパスで利用できたと思います。 -
ローザンヌ駅を背にして北へ向かいます。坂が多いです。
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歩いてきた方も、向かう先も坂…。坂の途中で撮ればあたりまえか(^_^;)
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しかし坂が延々と。確か、レマン湖畔に行った時も、やたら下ったなぁ。
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招き猫、いっぱい売ってた。
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坂を登りきると、大きな道路と旧市街らしい建物が、急に現れます。こちらは郵便局のようです。City Mapを見ると、Hôtel des Postes(Hotel des Postes)とも書いてあります。City Mapによると、この辺りは、Place St-François(Place St-Fracois)広場と言い、次に紹介する教会のおかげもあって有名な広場だそうです。13世紀頃は南側に大きな壁が続いていたらしいのですが、19世紀にほとんど破壊されて、1840年には乗合馬車のメイン駅があったりしたそうです。その後、この辺りは目まぐるしく役割を変え、グランド・ホテルがあった時期も。で、20世紀初頭、銀行へと続く道路建設もあり、ローザンヌの金融の中心地となったそうでございます。
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で、郵便局と道路を挟んだ反対側には、素晴らしい教会があります。
Eglise St-François(Eglise St-Francois)です。フランシスコ修道院の一部として1270年頃に建てられたそうな。塔の高さは56メートルだと。…いやぁ、City Mapが充実してます(^_^) -
Eglise St-François(Eglise St-Francois)内部です。
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パイプオルガンも素晴らしい。
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ステンドグラスはどこで見てもきれいですね。写真が得意で、それなりのカメラを持っていれば、たくさん撮ってみたいですね。それだけで素晴らしい写真集ができそう。
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こちらが56メートルあるという塔です。
充実のCity Mapによると、旧市街中心にあるCathédrale(Cathedrale-the cathedral)の塔の1つに似せて作られたとあります。 -
Rue du Grand-Pont方面。終盤、この先から、ここに戻ってきます。
見えている建物は、多分、Tour Bel-Air Salle Métropole(Tour Bel-Air Salle Metropole)。ホテルでんな。 -
Eglise St-François(Eglise St-Francois)を後にして、Rue de Bourgという通りを進みます。充実のCity Mapでも写真の建物の紹介はありませんので、現在は、お店やオフィスに使われる普通の古い建物なんでしょう。
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古い建物の間に渡り廊下を通したりしてるんですね。
さて、充実のCity Mapには、このRue de Bourgについても説明があります。
昔は、乗合馬車の重要な路線だった通りです。小さな宿がいくつも連なり、他には、地元の建設技師たちの自宅もたくさんあったそうです。彼らは、貴族の高価な住宅を装飾する仕事をしていたとのこと。City Mapには、見るべきポイントがいくつか記載されているのですが、歩いている間は、そんなことつゆ知らず、「へぇ〜、古い建物が並ぶ通りだなぁ」くらいしか思ってませんでした(^_^;) -
Rue de Bourgを過ぎ、Rue Carolineという通りを歩いていると、左手に見えてきます。Cathédrale Notre-Dame(Cathedrale Notre-Dame)です。
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Cathédrale Notre-Dame(Cathedrale Notre-Dame)へはPont Ch.-Bessieresという橋を渡って行きます。その橋の上から来た方角を。歩いたRue Caroline通りは橋の直前、見えている通りを横切るようにあります。ちなみに、見えている通りは、Rue de Langallerieだと。
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こちらは、Pont Ch.-Bessieresの上から撮った橋の下の風景。橋と言っても川を横切るためではないんですねぇ。Rue Centraleという通りが下に見えます。
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同じ橋の下、見えている塔が先ほど訪れたEglise St-François(Eglise St-Francois)。多分。
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Cathédrale Notre-Dame(Cathedrale Notre-Dame)に来ました。
大聖堂の手前には、ローザンヌ歴史博物館とデザイン博物館があるそうな。後で知りました。 -
Cathédrale Notre-Dame(Cathedrale Notre-Dame)に向かって階段を上る途中、左後方に見えた建物。Gymnase de la Cité(Gymnase de la Cite)体育館らしいが。学校?
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左にデザイン博物館が見えますね。
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さて、充実のCity Mapによりますと、1150年〜1275年に建てられたそうです。スイスで最も美しいゴシック建築と言われております。南側にあるステンドグラスは“マーベラス”とのこと。これですね。
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もう少し綺麗に撮れていれば良かったのですが、こちらがマーベラスと言われているステンドグラスです。
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もう少し外周を。所によって一段と古さを感じる箇所があったような。
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もうそろそろ、修復しても良いんじゃね?
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こちらが有名な232段の階段で登る塔。何が有名かというと、例の「おぉい、今、夜の11時だぜぃ!!」(もちろん、もっと丁寧だと思いますが)って、600年間もの長い間、そして今も続く、le guet(a watchと英語にある。監視人かな)の雄叫び。聞いてみたい気もしますが…ローザンヌに宿泊しないとだめですね。
ところでこの塔、実は登らなかったんです。観光客が登れるわけないよね、と決めつけてて…。チャンスがあれば次回は。 -
大聖堂の入り口前には、広場があります。そこからローザンヌを眺められます。レマン湖も望めます。
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…塔の上からだったら、もっと凄かったんだろうなぁ…。
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大聖堂の入り口。こちらも素晴らしい。おっ、微かにパイプオルガンの音色が…!!
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中に入ってみました。
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パイプオルガンの練習(?)中。あまりパイプオルガンを生で聞いた記憶がないので、嬉しかったです。見えているのが、大聖堂の入り口にあるステンドグラス。こちらもなかなかです。
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これが今鳴っているのかぁ。
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パイプオルガン全体を。
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ステンドグラスは、どうもきれいに撮影できないのですが、結構まともに撮れた1枚。
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先ほど外周を歩いていて古そうに見えた付近は、中に入ると一画がポコンと飛び出たような部屋になっていました。説明はありませんでしたが、この区画だけ、やはり古さが違う感じです。
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さて、大聖堂を後に、散策路を進みます。
今更ですが、今回は時間もあまりありませんでしたので、「地球の歩き方」にあった散歩コースを利用しました。
消火栓!! -
大聖堂の裏手を北に、Rue Cité-Devant(Rue Cite-Devant)通りを行くと、お城が見えてきます。Château St-Maire(Chateau St-Maire)です。
…例のCity Mapによりますと、1397年〜1427年に建てられ、元々、司教の宮殿として利用されていたそうでございます。このレンガ造りには北イタリア建築の“かほり”が漂うそうです。 -
振り返ると、大聖堂を見ることができます。
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このあたりは、Place du Château(Place du Chateau)という広場で駐車場となっております。そこに隣接するようにあった建物。全く情報なし。アパートメントかな。
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なるほどぉ、北イタリアの“かほり”というのは、上の赤い部分のことですね。多分…。
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シャトーに入ってみたところ、現在はオフィスとして利用されているようで、見られるようなところはありませんでした。唯一、このタペストリーが「おっ」と思わせる…。でも、ただの飾りかも。
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City Mapによる説明をもう少し。
元々司教のお家だったシャトーは、1536年、ベルンによる征服(conquestとあります)後、執行吏に移り、最終的に1803年から、ヴォー州の所有になっています。その後、紆余曲折(City Mapには説明されてますが)があったもようで、ヴォー革命の英雄、ダヴェル少佐(Major Davel)さんの銅像が建立されました。 -
シャトー広場からもローザンヌを眺められます。
ちょっと、カメラの「ミニチュア撮影」というものにトライしてみました。 -
Château St-Maire(Chateau St-Maire)を離れ、大聖堂へ戻り、広場からEscaliers du Marché(Escaliers du Marche)の階段へ。
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ここも訪れてみたかったところです。
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でも、たいして特別なものでもなく、普通の歩道なのかな。充実のCity Mapにも特に説明がなかったし…。
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なかなか趣がありますよ。
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Place de la Palud広場へやってきました。Paludってフランス語で沼地って意味らしいですが、やはり昔は沼地だったようです。そこが、9世紀に商業の中心地として選ばれ栄えたとか。City Mapを読む英語力があれば、見る所がたくさんある広場だったことが…後でわかりました…。
そして、この建物、Hôtel de Ville(Hotel de Ville)「街のホテル」は、なぁんと、1766年、モーツアルトが10歳のとき、2度コンサートを開いた場所だって!! もっと真剣に写真撮るんだった…。「地球の歩き方」には市庁舎とある。現役の建物かぁ。凄いなぁ。 -
Statue of Justice。やはり、商業の中心地ということで、このような銅像が作られたようですね。この銅像、1585年に作られたオリジナルのコピーで、オリジナルは歴史博物館で見ることができるそうです。
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そろそろ散歩コースも終盤。
ここは、6つの通りが交わる所…だと思います。 -
City Mapに紹介が無い…。「地球の歩き方」だと教会らしいんだが…。
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最後に絶景ポイント。
Rue du Grand-Pontという大通り。先ほど、橋の上から通りを見下ろしましたが、同じ通りの上に架かる橋から見たCathédrale Notre-Dame(Cathedrale Notre-Dame)。ちょっと雲が厚く暗い感じになりましたが、眺望抜群。 -
さて、お昼は、ローザンヌ駅近くのイタリア料理店。
でも、雰囲気は日本のファミレスみたい。ほぼセルフ。
テイクアウトあり。味は、問題なし。 -
肝心の店の名前は、VAPIANO LAUSANE。
場所は、ローザンヌ駅を出て、旧市街へ向かう坂を登り始めたところです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kawakoさん 2013/12/17 04:16:29
- ローザンヌの思い出
- ローザンヌは乗換えのために下車はするものの、駅からほとんど出たことが無い場所です。
以前、腹が減ったので駅前にあったマクドに入った時のこと。
私が注文をしたらレジの人が無言で奥に引っ込んでしまい、ええwwっと思っていたら、もう一人店員を連れて戻ってきました。
その人は私に英語で話しかけ、私がドイツ語でまた注文すると、さらにもう一人別の人を連れてきて、やっと注文が完了しましたっけww
レマン湖地域にウチの夫(フランス語が分からない)が来たがらない理由の一つですわ・・・
- 温泉スイスさん からの返信 2013/12/17 19:00:08
- RE: ローザンヌの思い出
- kawakoさん
こんばんわ。
たくさんの投票とフォローありがとうございます(^_^)
確かにスイスとは思えないほど、ドイツ語の雰囲気がありませんよね。
温泉スイス妻は、確か、江戸っ子なのですが、富山弁の強かった私の祖母が言うことがわからず、私が通訳してました。ドイツ語とフランス語じゃぁ、それ以上ですもんね。
でも、マックなんか全部共通な感じがしますが、やっぱダメなんですね。言葉って大変だぁ。
ところで、来年の飛行機を予約しました\(^o^)/
詳細は、まだまだですが、ある程度決まったら、一応、メールをお送りします。バートラガッツあたりに泊まって、トッゲンブルクに行こうかなぁなんて思ってます。
では!!
温泉スイス
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