インド（Nashik)のワイナリー訪問

2013/09/09 - 2013/09/10

ムンバイ滞在中に近年急速に注目されているインドのワイン生産業者を３ヶ所訪問した。ムンバイから約２００km北東方向に移動する。高原地帯でムンバイあたりより気温は低く涼しい。途中の景色も緑に溢れ、高度が上がるに従って、高原地帯特有の侵食されずに残った山が独特の景観を生んでいる。そういえば、北アメリカのアリゾナあたりでも、似た景色があった。盛り上がった大地を川が侵食した後のグランドキャニオンを思い出させた。

Sulaワイナリーの直営するBeyondというリゾートホテルに一泊した。その日はSula vinyyard とYork Vinyyardで試飲した。
二日目はさらに来たルートを戻って、Zampa wineryを訪問した。一般には、昨年の世界ソムリエ・コンテストで最終戦の白ワインの銘柄を当てるという問題の1本としてSula の　シェナン・ブランが使用されたことで、ワイン通の間で、Sulaの名前が一気に広がった。

今回の３ヶ所のテイスティングでは、提供されたワインのレベルにもよるが、試飲したかぎりでは、最後のZampaがベスト、次がYork,最後がSulaだった。Sulaは観光地化されて、一般の客が試飲に訪れており、多分、経験不足の方が多いとすぐわかった。　YorkとZampaには、我々以外は誰もいなかったが、こちらのほうが遥かに良心的であった。試飲したワインのなかで、日本まで６本も購入して持ち帰ったのだ。

ここでは、あまり書かないが、わたしは長年ワインに関することを雑誌等に書いてきた経験がある。世界的に有名なワインのプロとやりとりしたこともある。ただ、ここでは、それ以上は突っ込まないことにする。

エリア その他の都市(インド)

• 旅行の満足度: 4.0

Sula winery

Sula

Sula

Beyondというリゾートホテルに一泊。
Sulaの直営。

離れの一軒家に滞在した。広くてゆったり。執事がついていた。

プールも泳ぎやすかった。

ここの本館のレストランだけでなく、Sula wineryのところにも、いいレストランがあった。そこで、ディナーをとった。

ぶどうの樹は、残念ながら、まだ若すぎる。もう10年以上経営が持ちこたえれば、花開くであろうが。。。

York winery 入口。ここは写真を残していないが、買得ワインがあり、3本購入した。

真面目に生産しているが、ぶどうの樹がまだ若すぎる。今後が楽しみ。ただ、フランスのモエエシャンドンと提携をはじめたという。そうなら期待できる。

Zampa winery.
ここはインドのGvover社と提携をはじめたという。経営基盤がしっかりしていて、後10年以上ぶどうの樹が年輪を重ねれば、もっと深い味のワインが産出できるだろう。現時点でも、飲めるワインは生産している。国際コンテストで賞を取るにはまだ10年以上かかるだろう。

この中には購入したものがある。この値段なら戦えるものがある。

ここにも購入したものがある。この値段なら戦える。

この旅行記へのコメント （2）

• ハンクさん 2013/09/28 03:28:10

  インドはいかがですか？

  tadさん、こんばんは。ただいまサンクトペテルブルク滞在中です。
  
  小生は2009-2011年の大半をインドのバンガロールで過ごしました。インド通を自称していましたが、やはりインドは広い。いいワインが取れるとは想像していませんでした。ムンバイでメータを聴かれたとのことにも驚かされました。まだまだ奥が深い国ですね。
  
  それではまた、ロシア周辺を巡って帰ります。ハンク

  tadさん からの返信 2013/09/28 09:07:31

  RE: インドはいかがですか？

  メッセージ有難うございます。
  サンクト・ペテルブルク滞在中とは羨ましいですね。冬の前の町も美しいでしょうね。また行きたい町のトップにきそうなところですから。
  
  ところで、インド通だろうとは思っていました。プロフィール写真がタージマハルでしたし。そうですか、バンガロールですか。息子が数年はいると思いますので、今度は、また別のところに行きたいと思います。インド広すぎます！
  
  ワインも将来性があると思いました。フランスのモエエシャンドンとも提携したりなど、彼らも目をつけているようですね。まだ樹が若すぎますが。。。
  あと、10年以上はかかるでしょう。でも、6本も日本にもち帰りました。
  
  そうそう、エストニアの旅行記今見ましたが、タリンだけ、昨年、ヘルシンキ滞在中にいきました。いいレストランを見つけたので、また行きたいところです。改竄されていない本物の昔の町という感じでしたね。