2013/08/20 - 2013/08/28
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さくらいろさん
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いよいよオスロ中央駅から山岳鉄道に乗ります。オスロから
ミュルダールはノルウェー鉄道のベルゲン線、ミュルダールから
フロムはフロム線です。
ベルゲン線は北欧の主要鉄道の中で最も高い地点を走ります。
また、フロム線はノルウェー鉄道の最高傑作山岳鉄道と言われています。
素晴らしい景色の連続です。
そしてフロムからはフィヨルドクルーズの船の旅です。
世界遺産ネーロイフィヨルドを含む壮大なフィヨルドの絶景でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ジャルパック
PR
-
オスロのホテルの朝食会場です。
この日は7時から食事でした。 -
いつものように、いろんな種類を少しずつ
並べます。 -
ヨーグルトと一緒にコーヒーもいただきました。
このカップの柄も音符でした。 -
朝食を終えて7時45分にホテルを出発。
オスロ中央駅は歩いてすぐです。
空港のような出発インフォメーション。
私達の乗る列車はベルゲン行。
8時05分発です。 -
列車が入ってきました。
ベルゲン線は、1883年にベルゲンからヴォスを結ぶ
ヴォス線が建設され、1909年に山岳地帯を越えて
オスロに延伸したとのこと。
ハルダンゲル高原を横切る地点では標高1,237mに達し
北欧の主要鉄道の中で最も高い地点を走るそうです。 -
鉄道好きな夫は、今回の旅で一番楽しみに
していました。 -
列車の中です。
ベルゲン行の観光急行列車でした。
(私達はミュルダールで降ります)
途中でいくつかの駅に停車していきます。 -
列車は窓が開かないので、乗り出して写真を
撮ることはできません。
夫が途中駅でホームに出て、大急ぎで撮った1枚。 -
オスロの住宅地域を過ぎると、しばらくは
牧歌的な農地が続きます。 -
1時間余りで湖水地方に入り、その後はずっと
湖と川の美しい風景を眺めながらの旅でした。 -
空も水もきれいです。
-
いくつかの駅にも寄ります。
いろんな場所で観光ができるのか、乗降客が
かなりいます。 -
いかにもきれいな水の流れ。
北欧では、どこも水がきれいでした。 -
昼食はボックスランチでした。
なかなか美味しくて、お腹いっぱいに
なりました。
リンゴも丸かじり。小さくて少し酸味がありました。
このあたりで取れるリンゴかな、と思いました。 -
12時頃からハルダンゲル高原にさしかかりました。
トンネルを抜けると突然、荒涼たる風景が
車窓に広がります。 -
山は万年雪、地面は永久凍土。
8月とは思えない景色です。 -
木々もほとんど無くなっていきます。
そしてこの場所は「スターウォーズ 帝国の逆襲」の
ロケ地だったそうです。 -
12時半頃に列車はミュルダールに到着しました。
この列車は、フロム鉄道に乗り換える観光客を
降ろしヴォス経由でベルゲンへ向かって行きました。 -
ミュルダールは、オスロから約354km。
海抜866m。
フロム鉄道との乗り継ぎ駅です。 -
赤がきれいな駅舎。
-
13時10分頃、フロム鉄道の列車が山を登って
きました。
フロム鉄道は前後に電気機関車がつき、ここで
折り返します。
右のトンネルはオスロから来たベルゲン線の
ものです(私達が乗ってきた)。 -
頑丈な電気機関車。
フロム鉄道はミュルダールとフロム間、約20kmを
1時間で結んでいます。 -
フロム鉄道の車内。
年間を通して運行され、年間乗降客は50万人を
越えるとのこと。
ベルゲン、オスロに次いでノルウェーで3番目に
多くの観光客が訪れ、乗車するそうです。 -
列車は雪覆いの間から見える谷底へと
降りて行きます。
この写真でも崖の下、1/3のところに線路が
あるのです。 -
列車でその崖の下まで行って、見上げたところ。
左上に小さくミュルダールの駅が見えます。 -
「ヒョース滝」です。
海抜630mから落差93mを流れ落ちます。
隣に発電所があり、フロム鉄道の電源をまかなって
いるそうです。
観光と発電所のための駅があり、夏期には10分くらい
停車するので、みんな列車を降りてきます。
水しぶきがかかるほどの水量です。
下の方に小さな人が立っているのが見えるでしょうか。 -
この駅ではフロム鉄道最大の(唯一の?)
アトラクションがあります。
妖精が現れて音楽に合わせて踊るのです。
赤い服を着たフルドレは、ノルウェー民話に
登場する美しい山の妖精です。 -
観光客から歓声があがります。
この妖精が不思議なことに、あちらこちらから
現れるのです。
実は演劇学校の生徒さんで2人いるようです。
(上手に隠れたり現れたりします)
夏のアルバイトだそうです。 -
ショーが終わったら、列車に戻ります。
半分はトンネル内に停車していますが、みんな
降りてきて見ることができました。 -
これからはぐんぐんと下っていきます。
-
フロム鉄道は窓が開けられたので、
夫が窓からパチリ。
列車の前方です。 -
だんだんと下に降りてきました。
美しい風景をずっと見ながらなので
外を眺めていると飽きることがありません。 -
小さな村が次々と現れます。
きれいな景色だなあ、とため息です。 -
フロム駅に着きました。
約1時間かけて標高差863m、距離20?を下って
きました。
ここフロムはソグネフィヨルドの分岐のひとつ、
アウルランドフィヨルドの最奥部に位置する
人口約500人の村です。 -
フロム駅の駅舎。
おみやげ屋さんが何軒かあります。
「フロム」とは「険しい山の間の小さい平坦な
領域」の意味だそうです。
その通りですね。 -
駅のすぐ近くは港で、私達の乗る船も
停泊していました。
オスロを出てから列車の旅が約5時間半、
もう16時ですが日が長いので、これから充分
観光できます。 -
フィヨルドの地図ですが、私達が観光したのは
ほんの一部です。
ソグネフィヨルドはノルウェーの西部にあり、
ノルウェー最大、世界で2番目に大きなフィヨルドです。
(1位はグリーンランドのスコルズビ湾) -
いよいよ出航です。
これから2時間のフィヨルド観光です。
今回の旅は本当に天気に恵まれました。
このあたりも「1年に400日雨が降る」と言われるほど
雨が多いらしいのですが、この時は少しも降りません
でした。
雨が多いといっても、降ったり、止んだり、晴れたりと
変わりやすり天気とのことでしたが。 -
この船は地元の人も多く利用するので
中程度の村のある港に一つ一つ泊まって
いきます。
当然ですが、地元で生活している人が乗り降り
します。 -
こういう村もなんて可愛い家だろう、と
思います。
みんなきれいな色で素敵な建物なのです。 -
前方のデッキは大人気で人がいっぱいです。
ここが旅行中、一番寒いとの情報だったので
ダウンなども用意しましたが、天気がよかった
ので全く必要ありませんでした。 -
私達はちょうど景色の良い室内の席が
あったので、そこで眺めていました。
(この時は港に入るので、船首が上がっている
ため見にくいですが、出航すれば景色が良いです)
それでも時々、デッキに出て風に吹かれると
フィヨルドを航行しているという実感がわきました。 -
比較するものがないので分かりにくいですが
両側は1000mを越える崖に囲まれています。
雄大な眺めです。 -
滝はいたる所に落ちていました。
-
外洋航海の大型観光船も停泊していました。
大きな船なのに、遠くからは豆粒のように
見えます。
あちらから見ると私達のフェリーは芥子粒くらいで
しょうか。 -
ネーロイ教会です。
小さな港の小さな村にも教会があります。 -
終着のグドヴァンゲンが近づいてきました。
ここも小さな港町です。 -
グドヴァンゲンでバスに乗り換え、今日の
宿泊先のベルゲンに向かいました。
この日はずっと乗り物に乗っての観光の
1日でした。
バスからの景色もきれいです。
氷河湖が鏡のようで、景色が映りこんでいます。 -
バスで2時間ほど走って、ベルゲンに
着きました。
まだ明るいですが、20時頃です。
そのまま夕食です。
宿泊先とは違うホテル(グランドホテル テルミナス)
のレストランへ。 -
レストランの室内。
-
長い1日の観光を終えて、ビールで乾杯。
この時は約1,100円でした。 -
トマトと根セロリのサラダ。
何の味?と思いましたが
セロリでした。 -
サーモン料理。
さすがにノルウェーです。サーモンが
美味しいです。
そしてじゃがいもも美味しかったです。 -
デザートはチョコとベリーのムース。
ふんわりしていました。 -
夕食の後、宿泊先のホテルへ。
「ファーストホテル マリン」です。
ブリッゲン地区の中心部にあり、便利でした。 -
ようやく部屋に入りました。
クラシックな調度品の静かな部屋でした。
長い1日が終わり、ゆっくり休みます。
次は美しい世界遺産の街、ベルゲン探訪から
始まります。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- りりいさん 2013/09/24 23:14:39
- 山岳鉄道とフィヨルドクルーズ
- この旅行は、本当にいろいろな乗り物に乗ることができましたね。
なかでも、この日は、ずっと乗ってばかり。山あり、滝あり、海ありの変化にとんだいちにち。
やはり一番強烈に印象に残っているのがフルドレ、妖精です。
妖精というと白いイメージを持っていたので、赤いドレス姿にはびっくり。
イメージがひっくり返りました(笑)。
個人的にはクルーズ船より、山岳鉄道の景色の方が変化があって楽しかったです。
詳しいレポートを読ませていただき、ありがとうございました。
- さくらいろさん からの返信 2013/09/26 21:18:09
- RE: 山岳鉄道とフィヨルドクルーズ
- この日は本当に旅のハイライトという感じでした。
夫が乗り物好きということもありますが、私も期待して
いました。
私も鉄道の方がいろいろな景色を見ることができて
思い出に残っています。
牧歌的な村から湖や川(水が美しい)、そして木々も
なくなる寒々とした景色。
フロム鉄道の妖精の登場は印象的でしたね。
滝を見るだけでなく、アトラクションまで用意しているとは!
フィヨルド観光の雄大さにも心惹かれましたし、充実した1日でした。
同じツアーの方に旅行記を読んでいただけて、嬉しいです。
それぞれの感じ方もあるので面白いですね。
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