2013 東北ぶらり旅（5） 乳頭温泉②

2013/09/10 - 2013/09/11

東北ぶらり旅5日目、乳頭温泉での2日目です。この日は、前日まわらなかった鶴の湯、妙乃湯をめぐってきました。乳頭温泉郷は、ブナ林できれいだし遊歩道が充実していて、歩くのが楽しい。もちろん温泉もよかったですよ～！


【全日程】
1-2日目 岩手(遠野) フォルクローロ遠野泊
3日目 岩手(盛岡) ホテルパールシティ盛岡泊　
4-5日目 秋田(乳頭温泉) 休暇村乳頭温泉泊
6日目 宮城(作並温泉) ゆづくしSalon一の坊泊
7日目 山形(山形・米沢) 知人宅泊
8日目 福島(田村)

エリア 田沢湖・乳頭温泉郷(秋田)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

乳頭温泉2日目の朝。5時に起きて、朝風呂ですっきり！朝食の7時までちょっとメールなどを確認します。

乳頭温泉郷は圏外ってことはないんですが、私の使っているauだと「1X」です。まぁネットはほぼ無理ですね（でも休暇村にはロビーにPCもありましたよ）。

ご飯を食べたら、8時ちょっと過ぎくらいに散策開始です。今日は鶴の湯まで歩いてみることにします。

片道だけ湯めぐりバスを使おうかとも思ったのですが、休暇村のロビーにいろいろな散策ルートの案内がでていたのを見ると、鶴の湯までの散策は難易度は5段階のうち1、所要1時間ほどでしたので、歩いても大丈夫だと判断。

時間もたっぷりあり最短ルートをとる必要はないので、休暇村わきの広場に出てみたり。タンポポが咲いてる〜

ここは芝生じゃなくて、なんかフワフワした苔に近いような植物でした。歩くと気持ちいいの！

舗装された道路に沿って、クネクネと遊歩道が整備されています。ブナ林が続いていて素敵だし、ウッドチップが敷かれていて、とても歩きやすいです。
でも誰も歩いてないんですよねー。鶴の湯近くまで、誰とも合わなかったです。

ちょっとだけアップダウンもあり。
ところどころベンチなんかもあるので、休憩しながらのんびり行きます。

遊歩道は15分くらいおきに舗装された道路に出るので、寂しくもないです。ちょっと寄り道しつつも40分くらい歩くと、鶴の湯峡への案内があるところまで来ました。

ええっと・・・渓谷の展望台？なのかな？
木々が多くて全然下は見えません〜。

この先はちょっと細い道になります。怖いほどじゃないですけど、手ぶらでハイキング用の靴を履いていたほうがいいですね。

ここが鶴の湯峡かな？きれいです！

小さな吊り橋を渡りまーす。

先達川でしょうか。流れも速くないけれど、温泉成分によるものか、青みかかった綺麗な色です。

渓谷なので、下りたら上がらねばなりません。よいしょっと。
休暇村を出発してここで初めて、ハイキングしているご夫婦にお会いしました。狭い道なので、私が上り終わるのを待っていてくださったようです。このご夫婦にはこのあとも何度か遭遇するのですが、とてもよい方たちで楽しくおしゃべりさせていただきました！

ここから鶴の湯までは0.6キロだそうです。このあとはもうアップダウンもありませんでした。

ツァールの森、というあたりを歩きます。左がブナ、右が杉。

休暇村から1時間半弱、鶴の湯に到着しました。ここは裏手のようです。

ここが有名な鶴の湯ですかー。左が茅葺の「本陣」ですね。

木造だから、とくに火の用心、ですね。

電話ボックスも茅葺き〜。

しばらく色々見ているうちに日帰入浴時間の10時になったので、いざ入浴、です！

混浴露天が有名ですが、女性用だけでも沢山のお風呂がありました。

有名なところなのでこのあと沢山の方がいらっしゃいましたが、まだ10時なのでわりに独占状態です。さすが有名なだけあって、どのお風呂も風情もよくいい湯です〜。

この左手から混浴に行けるみたいです。私は混浴にも平気で入っちゃうほうなんですけど、ここの混浴露天は外から丸見えだし、有名だから人が入ってるのに写真とかも撮ってたりするし、さすがにちょっと嫌かな・・・

のんびり一時間ちょっと入浴したのち、ちょっとだけ旅館内を探索します。売店もいい感じですね。品揃えはともかく、ゴチャゴチャしているところが楽しい。

飲み物も冷えてます。自動販売機もあるけど、瓶のジュースとかおいしそう。

日帰り客はこちらで休憩してよいそうです。誰もいなかったので、しばし休憩。

まだ午前中ですし、元気いっぱいでしたので、帰りも歩くことにしました。

鶴の湯別館の山の宿まで1.5キロ。食事ができるらしいので、そちらにも寄ってみることに。

乳頭温泉郷 鶴の湯別館 山の宿 宿・ホテル

険しい道もなく、山の宿に到着しました。

乳頭温泉郷 鶴の湯別館 山の宿 宿・ホテル

こちらもいい感じですねぇ。
ここは日帰り入浴はなしだけど、昼食がとれるとのこと。

フロントで、一人でもいいですかー？と聞いたら、宿の奥のほうの囲炉裏に案内してくださいました。

山の芋鍋、というのが名物だそうです。
岩魚の塩焼き付きだと2000円、私は岩魚なしのＢ定食1500円にしました。

一人なのに、囲炉裏に火を入れてお鍋をかけてくれました。おう！けっこうあるなぁ！

おいしいお鍋のほか、けっこう量のある小鉢が3品とご飯。この小鉢も薄味だけど出汁が効いていて、とてもおいしかったです！
キノコや山菜が中心なので、お腹によさそう。お鍋もご飯も残さずペロリと食べたけど、体にやさしい食材だからか胃もたれもせず。

さて。お腹も満たされましたので、再び歩きはじめます。
ほどなく、水芭蕉の群生地というところに出ました。

残念ながら湿性植物の開花時期ではないので、そうお花は多くなかったけれど、6-7月だったら水芭蕉だけでなくいろんなお花が見られそうでした。

この先にも何箇所か、同じような木道の敷かれた「群生地」がありました。

このあたりは遊歩道はないので、舗装された道路をいきます。

途中、秋田駒が見えるポイントもありました。あそこもかなり上までバスで行けて気軽にハイキングできるらしいですねー。

またまた歩道があるところまで来たので、またクネクネとブナ林の中を歩いて休暇村まで戻りました。

休暇村をこえて、5分ほどのところにある妙乃湯へ。昨日は火曜で、ここはお休みだったのです。

なんだかしゃれた旅館ですねー。

これまた貸切状態。
お風呂もしゃれた感じでした。女子好みっぽいですね。

このあとまた付近のブナ林をのんびり散策してから、宿泊先の休暇村へ戻りました。二日あると湯めぐりものんびりできますね。

どこのお風呂もよかったけど、やはり休暇村に泊って鶴の湯・黒湯・蟹場あたりに日帰り入浴するのがオススメかな？と思いました。（ご飯はわかりませんがー。）

この旅行記へのコメント （2）

• タックさん 2013/09/24 23:46:59

  美味しそうな散策路、全部歩いちゃったんですね！

  wataさん、こんばんは。
  
  待ちに待った乳頭温泉二日目、やはり最高でしたねえ。
  鶴の湯別館山の宿や秋田駒ケ岳展望スポットなど
  昨日のことのように蘇ってきました。
  
  二日あるとこれだけ散策を楽しみながら、
  七湯全て制覇できるんですね〜。
  もうお写真拝見しながら鳥肌モノでした（笑）。
  
  私がここへ行く計画を立てた時に、歩けるコースを
  いろいろ調べてこんなコースがいいなあ、どうかなあと
  描いていたもの（一人じゃないと歩けないのですが）
  すべてwataさんが歩かれていました。
  もう少し時期をずらしたらまた一段と素晴らしい
  紅葉の中の散策になったかもですね。
  
  でもなんといってもここでの醍醐味はブナ林散策ですよね、
  拝見していて「歩きた〜い」欲望が沸々と湧いてきました(^-^)。
  
  私も6月の旅行で幸運にも角館に友人ができたので、
  来年の夏は秋田駒ケ岳と乳頭温泉のブナ林を
  一人で歩いてみるかな〜、ダメだろうなあ(T_T)。
  
  素敵な旅行記ありがとうございます、
  明日また次の旅行記、楽しませていただきます。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タック。

  wataさん からの返信 2013/09/25 23:57:45

  RE: 美味しそうな散策路、全部歩いちゃったんですね！

  タックさま
  
  私は2泊しましたが、ちょっと滞在時間眺めの1泊2日くらいあれば
  かなり余裕のある散策ができそうでした。
  
  タックさんは、鶴の湯峡のところにはいらっしゃれなかったのですよね？
  ぜひまたいらっしゃる時があれば、あのあたりだけでも是非！
  ちょっとだけアップダウンはありますが、
  鶴の湯あたりに駐車すれば長い距離ではないので
  おそらく奥さまも大丈夫だと思います。とてもきれいですよ！
  
  私はやはり下調べが足りなかったので、
  水芭蕉などの湿原植物のエリアもあんなにあるとは知らなかったのですが、
  あれだけあるということは初夏も楽めそう。
  もちろん新緑、雪景色も素敵だろうし・・・
  時期を変えて何回も行ってみたくなりますね！
  
  wata