2013/07/11 - 2013/07/11
17位(同エリア94件中)
ロク69さん
ジナールの次のハイキング(5回目)は、ベッラ・トーラ(Bella Tora、3025m)の往復を試みる。できれば姉妹峰のロートホルン(Rothorn、2998m)も登りたい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月11日(木)はきれいな山の朝焼けで始まる。アパートのベランダからは、ポアント・ド・ジナールが紅く染まりだしている。また右手のダン・ブランシュの稜線にも陽が当たっている。空には薄い雲があるがまずは良い天気のようだ。
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朝食は目玉焼き(ソーセージ入り)、コーンの野菜サラダ、味噌汁、トーストだ。7時38分発のバスでサン・リュックへ行くので急いで食べる。
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朝のジナールのバス停付近。村にはまだ陽が当たらないが、ベッソは明るく色づいている。
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バスの乗換地点、ヴィソワ手前の車窓の眺め。グリメンツからヴィソワへの路線のサン・ジャン(St−Jean)には朝の陽光が当たりだしている。
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ヴィソワでの乗換えは15分ほどあったので、周辺をぶらぶらしてみる。乗場前の立派な教会が青空に映えている。右奥にも教会の塔らしきものが見える。
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教会の左側、銀行とカフェ、花屋さんが並ぶ。左がジナール方面、右はグリメンツ、サン・リュクやシャンドラン方面は左手前に道路がついている。
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サン・リュック・ホテル・ベッラトーラ前(サン・リュック・ポストの次の停留所)で下車、そのまま村の中を約10分歩くとケーブル駅に着く。駅前からの眺め、中央にはセ・ド・マリンダが見えている。
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ベック・ド・ボソンの上部も見える、今日は幸運にも快晴でこれからの眺望が楽しみになってくる。
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9時5分に上部駅ティニューサ(2186m)に到着、まずはベッラトーラ小屋(Cab. Bella Tora、2346m)を目指して歩き始める。右手にはマッターホルンとポアント・ド・ジナールが尾根越しに見える。
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ティニューサからの展望、左からワイスホルン、レ・ディアブロン、黒いナヴァ連峰、右奥にはマッターホルン、ポアント・ド・ジナールと続いている。中央手前はホテル・ワイスホルンだ。
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マッターホルンを中心とした拡大。ホテル周辺のルートも詳細に見える。なおこの地区(アニヴィエ谷)はフランス語圏なので、マッターホルンを「セルヴァン」(Mont Cervin)と呼ぶ人が多かった。
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さらに右側中央には、ダン・ブランシュとグラン・コルニエ(重なっている)、ピーニュ・ド・ラ・レが連なる。
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やや逆光気味だが、ビスホルン、ワイスホルンとレ・ディアブロンも美しく聳える。
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トゥーノの全貌、切れ込んだ幾条もの谷間、険しく急峻な北側は登山者を寄せ付けない。ピークへ登るには、右裾を回りこんで南側からのルートが付けられている。
参考:トゥーノへ登った記録(2011年7月)
http://4travel.jp/traveler/roku69/album/10586772/ -
やがてチナールロートホルンも顔を見せる。見慣れた角度とは少し違う山容、鋭いピークがそっくり返ったような誇らしさが印象的だ。
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ロートホルンとマッターホルンのツーショット、中央の黒いナヴァ連峰と対照的な二つの山が揃って美しい。ホテル・ワイスホルンも良いアクセントになっているようだ。
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景色に見とれて歩いたためか、あっという間にベッラトーラ小屋に着いた(9:25)。平坦な地面に咲くお花畑と遊戯具がのどかな雰囲気を作っている。左手遠方には、レ・ディアブルレ(Les Diablerets、3210m)が白く輝く。
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小屋前からの大パノラマ。空は快晴、左のビスホルンからワイスホルン、ロートホルン、マッターホルン、ダン・ブランシュと続くヴァリスの名峰群が贅沢に揃い踏みしている。
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左半分のズームアップ。中央のレ・ディアブロンの存在感も大きい。
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右側のズームアップ。4000m超の2峰とそれらに続く高峰の織り成す山模様に魅せられる。
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やがてコースの分岐に着く。どちらでも登れるが我が家は左手へ進む。今まで見えなかったベッソとオーバーガーベルホルンも顔を出してくる。
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ほぼ同じ地点からのパノラマ。拡大ズームアップも良いが、こうしたワイドの展望も山々の位置関係や相互の関連が分かってきて学ぶものは多い。
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今度は拡大、これはこれで山の様子が詳細に見えて興味深い。
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さらに進むと、アローラ方面の山々も見えてくる。鋭い針峰のド・ラ・ツァ、右はペロックの山群が大きい。
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さらに、ピーニュ・ダローラ、白いラ・セルパンティーヌ、右の三角ピークのモンブラン・ド・シェイロンの3山も見えてくる。
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右のトゥルトマンシュピッツ越しにワイスホルンとビスホルンが大きく雄大に見える。少し雲が湧いてきたようだ。
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手前の黒いトゥーノと背後の山群、色合いや形状、雪の付き方などそれぞれの個性が奏でる調和が素晴らしい。
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登ってきた方向をかえりみる。うねるコース、まばらの残雪、谷を隔てた山々の様子が美しく感じられる。遠方のサスネール方面は雲が多くなってきている。
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さらに高度が上がって、ロートホルンとの分岐地点直下(避難小屋、2900m)からの眺め。それぞれの山々の重なりが消えたので、すべての山容が見て取れるようだ。
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ほぼ同じ地点からの展望。ヴァリス州の名立たる秀峰が一目で見渡せるようだ、手前の湿原も美しい。先ほどまでは見上げていたナヴァ連峰とホテル・ワイスホルンもはるか下方になってしまった。
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10時55分にロートホルンとの分岐に到着。ざらついた切り立った尾根を約70m登ればロートホルンだ。
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ロートホルンへのコースを歩く。かなり細い稜線のコースなので歩き始めは緊張したが、すぐに慣れてくる。右側の残雪がすごく多い。
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すぐそこに見えるが、歩いてみると結構辛い登りだ。
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ロートホルンのピーク直下のコースと岩の様子。
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振り返ってベッラトーラを眺める。
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頂上までもう少し、ローヌ谷方面も見え出してきた。相変わらずコースは細いが、快調に進むことができる。
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11時10分にピークに着く。分岐から15分だった、先を急いだせいか息遣いは荒くなった。頂上の東屋と遠方のヴィルドホルン、こちらの方面はまだ雲が出ていない。
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南方向の大展望。これまでより北側へ進んだ分、手前の湿原が大き
く見えてくる。遠方は雲が発生してきてピークを包み始めている。 -
南側の拡大。ワイスホルン(左)とダン・ブランシュ(右)は雲で隠れてしまった。
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ベッラトーラとその先遠方のミシャベル山群。ミシャベルも雲が多く全貌が見えてこない。
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同じくミシャベル方面を見る。少し雲が流れて右側のテーシュホルン(Taeschhorn、4491m)と続くドム(Dom、4545m)は見えている。中間のやや黒い山脈、右手の黒く鋭いピークは、ゲッシシュピッツ(Gaessispitz、3411m)、左の中央の鋭いピークは、シュテーリホルン(Stellihorn、3409m、3405m)だ。
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少し時間が経ってミシャベル方面の雲が取れてきた。右のテーシュホルンから主峰ドム、さらにナーデルホルン(Nadelhorn、4327m)あたりまで見える。中央の黒い山脈の右端は、バルホルン(Barrhorn、3610m)も姿を見せた。
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北方向は雲が多く、唯一見えるのがチンゲルホルン(Tschingelhorn、3562m)だけだ。左に「小槍」のような小チンゲルホルン(Kleines Tschingelhorn、3495m)を持つのが特徴的だ。
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方角が変わって、南西のアローラ方面はピーニュ・ダローラ(左)とラ・セルパンティーヌ(右)が漂う雲間に見えている。
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5分の休憩後、山頂を降り始める。少し降って振り返ると、地元のハイカーらしき人が佇んでカメラを構えようとしている。左には遠くヴィルドホルンが望める。
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分岐点まで戻り、ベッラトーラのピークを目指す。付近には奇岩が2つあり目印になりそうだ。南方向は雲が出始めている。
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11:40にベッラトーラ頂上に着く、ティニューサを出発から2時間30分(うち休憩5分)を要した。
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登ってきたロートホルン方面の眺め。頂上付近は大小の白っぽい岩や石が目立つ。
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南側のトゥーノ(右)とトゥルトマンシュピッツ(左)に囲まれたカール状の谷間は大きな迫力を感じる。
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北側のベッラトーラ氷河側、べったりと雪が残っている。
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バルムホルン方面は雲が多い。
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再びロートホルンとヴィルドホルンを見る。ロートホルンの東屋もはっきりと見えている。
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頂上付近の様子、白っぽい岩で覆われている。左背後はサスネール方面、こちらも雲が多いようだ。ここで持参のおにぎりを食べてお昼とし、25分の休憩で下山開始(12:05)。
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先ほどの2つの奇岩、薄い板状の岩なので見る角度によって形が変化する。
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岩の横にやって来た、中央奥は雲間のサスネール、その向こうはエヴォレーヌやアローラの村々があるエランの谷だ。
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ロートホルンとの分岐にある標識。ロートホルン方向は、「Phare Griolet」と表示がある。東屋(灯台)の意味だろうか?
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少し降った地点からのワイスホルンとビスホルン。雲が取れて何とか見える状態になった瞬間だ。
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1時間ほど降りてきた地点から振り返って眺める。左のロートホルンと右のベッラトーラが釣り合っている。ベッラトーラのすぐ左下に先の奇岩がケルンのように見える。
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チナールロートホルンも再度、姿を見せてくれた。白いアーチの稜線と左へ少し傾いた鋭いピークが特徴的だ。
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ダン・ブランシュとグラン・コルニエが重なって見えている。手前のナヴァ連峰の右端には、ホテル・ワイスホルンがある。
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小屋まで戻ってきた(13:20)、頂上から約1時間15分だった。左手後方はロック・ドルジヴァルが見える。明日(7/12)できれば行きたい山だ。
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小屋では、ビールと白ワインで無事の往復を祝って乾杯。良い立地で眺めはすこぶる良い。
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ついでに、グラーシュスープも追加してみる。
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ベック・ド・ボソンとロック・ドルジヴァルを背景に小屋の旗が風でなびく。
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同上の2山の拡大。ベック・ド・ボソンの裾野には残雪が多くあって視覚的には興味深いものとなっていいる。
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ケルンの後ろは、左からトゥルトマンシュピッツ、トゥーノ、チナールロートホルン、レ・ディアブロン、ナヴァ連峰、ダン・ブランシュと続く。
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エランの谷アローラ村に近い針峰、エギュイーユ・ド・ラ・ツァと右のペロック山群はかすんだ中、かろうじて捉えることができた。
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40分の休憩後、ティニューサ駅に向けて出発(14:00)。マッターホルンも中央奥に何とか顔を出してくれた。
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途中、多くの牛が放牧されてのどかな雰囲気だ。左はトゥーノが大きく鎮座する。
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乳牛のアップ、可愛い目とゆったりとした動作が面白い。ただし排泄物には注意が必要だ。15分で上部駅に到着、多くの乗客と一緒にケーブルでサン・リュックへ下りる。
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サン・リュックはいつもせかせかと通過するだけなので、今回は店屋を覗いたり、付近の景色を眺めたりしてあるいた。
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民家の煙突の向こうは、マッターホルンがある。
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ホテル・ベッラトーラに着いたが、バスまで1時間以上あるのでぶらぶらと歩いて降り始めた。
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バス停をいくつか通過し、途中で見上げた南方向にはアルプスの山々が依然と見えている。景色に見とれて歩いていると次のバス停が中々見えてこない。バスの時刻も迫ってきて焦りながら歩くが、みちは九十九折であまりはかどらない。一生懸命歩いていると1台の車が寄って来て、乗せてくれると言う。「渡りに船」と思ってドライバー(女性)にお礼を言って乗せてもらった。話をすると先ほどのケーブルで一緒だったらしい。ヴィソワまでお世話になり、固辞す彼女にお礼のチップを無理やり渡した。無事、ヴィソワではジナール行きに乗って帰還した。
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本日の夕食は、カレーライス、野菜サラダ(コーン、キウリ、ワカメ入り)、さば缶詰、赤ワインだった。滞在日が少なくなってきて、残った食材を睨みながらのメニューとなる。
本日の全行動時間5時間10分、うち休憩1時間10分、実動4時間だった。登り900m、降り1050m。
後半、雲がやや多くなったが展望の良い快適なハイキングで3000m峰を往復できたことはとても喜びが大きかった。
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