台湾在住のナイチャーが行くヤイマの旅（1）

2013/08/18 - 2013/08/22

台湾桃園空港から45分のフライトで到着する石垣島と付近の離島を楽しんできたよ。

8月18日：石垣島
8月19日：黒島
8月20日：小浜島・竹富島
8月21日：石垣島（川平湾）
8月22日：石垣島（ピゲカゲ浜）

タイトルの「ナイチャー」は内地（沖縄以外の日本）出身者、「ヤイマ」は八重山の意味。

エリア 石垣島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0

実は台湾から石垣島は至近の距離にある。時刻表を見ると......

台北桃園空港13時25分発、石垣空港15時20分着。

台湾から石垣まで2時間と思っちゃダメだよ。1時間の時差があるから......。実際のフライトはたったの45分だった。距離的には台北から台南ぐらい。台湾からも日本からも最短距離の国際線。

トップシーズンだというのに、復興航空686便の機内はガラガラ。

約160人乗れるのに、60人ぐらいの乗客しかいなかった。

台風12号が接近しているから、それでキャンセルした人もいたかもしれない。

東京-大阪間のフライトよりも短い時間なんだけど、簡単な機内食が出る。

サンドイッチとリンゴのジュース、そしてタフィー。

個人用の映像画面はないけど、映画が流されていた。誰も観ていなかったんじゃないかな？

機内食が配り終わると、CAはすぐに免税品の販売を始めた。

なお、入国審査の映像案内は離陸後すぐになされていた。

機内食を食べ終えていないのに、「これより下降いたします」のアナウンス。こんなにせわしいフライトは初めて。

そういえば、15年くらい前までは、台湾の国内線でも軽食が配られていた。今回のフライトは当時を思い出させるものだった。

やがて、八重山の島々が視界に入ってきた。そして、エメラルド・グリーンやマリン・ブルーの海。胸の高まりを感じる。

石垣島空港には国際線のターミナルもある。

でも、しょぼく、免税店はもちろん、小さいな売店すらない。

お土産などは国内線ターミナルで購入。

石垣はあいにくの小雨。お天気ばかりは如何ようにもしがたい。

15時45分発のバスで市中心部のバスターミナルへ向かう。

購入したのは5日間フリーパス、2000円。

空港バスなんだけど、大きな荷物を置くスペースが特にないのが残念。

16時半にバスターミナルに到着。

ペンションのある吉原へ向かうためのバスは17時35分発。

置いてあった石垣や八重山のタウン雑誌を読みながら待つ。

途中、川平を経由して吉原には18時25分に到着。

バス停から徒歩でペンション「島たいむ」へ向かう。

バス停からは徒歩で5分ほど。

オーナーはそれぞれ神奈川と広島ご出身のご夫婦。石垣で知り合われ、こちらに移住。中学一年生の息子さんは横浜生まれで、石垣育ち。ワットタイラーのさくらちゃんは三重出身。

チェックインをして部屋へ。

バスルームはユニットだけど、浴槽が大きい。

テレビもある。

この部屋の売りは大きなテラス。

川平湾や

東シナ海が見渡せる。

滞在中（5日間）の天候が悪く、このチェアに座ることは一度もなかった。

洗濯機と乾燥機が3階に設置されている（有料）。

2階にマッサージチェア。

現在、故障中。

マッサージチェアの向かいには、オーナーや息子さんが以前読まれたのであろう漫画本や子供向けの本が置かれていた。

夕食まで20分ほどあったから、付近を散策。

別の角度から見た「島たいむ」。

宿泊したのは3階の一番左にあるテラスの大きな部屋。

すぐ近くに吉原小学校。

ここを卒業した子供は、川平にある川平中学校へ通う。

吉原地区には犬が多い。オーナーがこの地区のほとんどの家に犬がいると言われていた。番犬としてがんばっているのか、それともただ寂しいだけなのか、みんなよく吠える。

この子もさかんに吠えていた。

19時になり、夕食の時間。

宿泊客は1階のレストランに集合。

島豆腐、もずく、ミミガー（豚の耳）など、地場の食材を使った料理が並ぶ。質・量ともに文句なし！普段、ビールを飲まないけど、オリオンビールを注文。

箸置きは珊瑚を使用。

オーナーご夫婦のどちらかが必ずレストランにいらっしゃり、話し相手になってくださる。

バーカウンターもあり、泡盛「於茂登」をいただいた。ペンションからほど近い於茂登岳の自然水で仕込まれた泡盛。アルコール30度。水割りしてもらって飲んだ泡盛は、思ったよりすっきりしていた。泡盛の飲みやすさに気付き、2杯目は「請福」。

バーで飲んでいるときも、オーナーご夫婦とゆんたく（会話）を楽しんだ。

さあ、明日はどうしよう？普段、綿密に旅の計画を練るんだけど、今回は台風接近中の島の旅。何も決めずにベッドに入った。（続）

この旅行記へのコメント （2）

• ちょびれさん 2013/08/27 06:12:29

  近いんですね〜

  小麦さん
  
  おはようございます。
  
  よくよく地図を思い浮かべてみれば、台湾と石垣島は近いですよね〜
  フライト時間４５分、国内便並ですな^^
  
  台湾からの観光客は少ないのかな、飛行機ガラガラ^^;
  流石に機上から見える海の青さと透明度、夏旅の期待も高まりそう
  です。
  
  お泊りはペンション？だったのかな？
  バルコニー付はいいでね！朝焼け夕焼けが眺められる〜
  
  沖縄料理の手づくりご飯も十分なラインナップ、おいしそう♪
  
  お天気がいまひとつだったのがちょっとだけ残念だったけど・・・
  どんな滞在になっただろう？
  
  ちょびれ

  xiaomaiさん からの返信 2013/08/27 11:00:41

  RE: 行ってホントによかったです

  ちょびれさん
  
  台湾と石垣島が非常に近いというのは、意外と知られていない事実です。
  でも、チケットはやはり国際線の価格。仕方ないですけどね......。
  
  台湾人は石垣よりも沖縄本島に行く人のほうがずっと多いです。
  本島の方が遊ぶところが多いですし、やはりある程度の距離がある方が
  海外旅行をしていると言う気になりやすいのかもしれません。
  
  ペンションは景色も食事もよかったのですが、
  もっともよかったのは家庭的な雰囲気です。
  実際、ご主人と奥さん、息子さんだけでやっています。
  
  今回の旅の旅行記は（4）ぐらいまで作れそうです。
  お時間のあるときにご覧ください。
  
  ちょびれさんの老神温泉の旅行記の続きも楽しみにしております。
  
  小麦☆