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ジナール3回目のハイキングは、谷奥の高峰群に囲まれたアルピテッタ小屋(Cab. d’Arpitetta CAS、2786m)の往復を目指す。

スイス・ハイキングの旅 2013夏(10) ジナール(アルピテッタ小屋)

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2013/07/09 - 2013/07/09

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ロク69

ロク69さん

ジナール3回目のハイキングは、谷奥の高峰群に囲まれたアルピテッタ小屋(Cab. d’Arpitetta CAS、2786m)の往復を目指す。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 7/9(火)朝、うす曇ながら一部には青空も見えるので、7:50にアパートを出発する。アルピテッタ小屋までは1100mの高度差があるので早めのスタートとした。

    7/9(火)朝、うす曇ながら一部には青空も見えるので、7:50にアパートを出発する。アルピテッタ小屋までは1100mの高度差があるので早めのスタートとした。

  • 平らな道を30分ほど進むとコースは登りになってくる、村の方向を振り返ると遠くにヴィルトシュトルーベル(Wildstrubel、3244m)が多くの残雪と氷河をもっているのが見える。

    平らな道を30分ほど進むとコースは登りになってくる、村の方向を振り返ると遠くにヴィルトシュトルーベル(Wildstrubel、3244m)が多くの残雪と氷河をもっているのが見える。

  • 途中で道を塞ぐように寝そべる黒牛に会う。目が合って、何かを訴えるような眼差しをしている。

    途中で道を塞ぐように寝そべる黒牛に会う。目が合って、何かを訴えるような眼差しをしている。

  • 左手にはmベッソと南北のモマン峰、シャリホルン(Schalihorn、3974m)が見えてくる。空には雲が多い。

    左手にはmベッソと南北のモマン峰、シャリホルン(Schalihorn、3974m)が見えてくる。空には雲が多い。

  • 続いて左にワイスホルンの雄姿が現れる、左のピークはグラン・ジャンダルム(Gd Gendarme、4431m)だ。

    続いて左にワイスホルンの雄姿が現れる、左のピークはグラン・ジャンダルム(Gd Gendarme、4431m)だ。

  • ヴィシエッソ(Le Vichiesso、1862m)を過ぎて川に掛かる橋を渡ると右方向のモンテ小屋(Cab. du Mountet CAS、2886m)との分岐になる。ここまで65分歩いて来た。

    ヴィシエッソ(Le Vichiesso、1862m)を過ぎて川に掛かる橋を渡ると右方向のモンテ小屋(Cab. du Mountet CAS、2886m)との分岐になる。ここまで65分歩いて来た。

  • やがて南方向にグラン・コルニエ(Grand Cornier、3962m)が大きく現れる。左肩の稜線後ろには、ダン・ブランシュの一部がかすかに覗く。

    やがて南方向にグラン・コルニエ(Grand Cornier、3962m)が大きく現れる。左肩の稜線後ろには、ダン・ブランシュの一部がかすかに覗く。

  • やがて十字架のある小屋に着くとダン・ブランシュがコルニエに重なりながら見えてくる。左後方には、ポアント・ド・ジナール(Pointe de Zinal、3789m)がある。

    やがて十字架のある小屋に着くとダン・ブランシュがコルニエに重なりながら見えてくる。左後方には、ポアント・ド・ジナール(Pointe de Zinal、3789m)がある。

  • 同じ地点からの東方向には、草地の向こうにワイスホルン、シャリホルン、2つのモマン峰が並んで見えている、

    同じ地点からの東方向には、草地の向こうにワイスホルン、シャリホルン、2つのモマン峰が並んで見えている、

  • 反対の西側は、ピーニュ・ド・ラ・レ(Pigne de la Le、3396m)が大きい。その左側は、ブクタン峰(Bouquetins、3466m、3626m)が連なる。

    反対の西側は、ピーニュ・ド・ラ・レ(Pigne de la Le、3396m)が大きい。その左側は、ブクタン峰(Bouquetins、3466m、3626m)が連なる。

  • そのラ・レ峰の拡大、大きく根を張ったような安定感がその威厳を示している。ここでの存在感は大きい。

    そのラ・レ峰の拡大、大きく根を張ったような安定感がその威厳を示している。ここでの存在感は大きい。

  • ジナール氷河の谷奥の眺め、大きく抉られた谷の両側に聳える山々は素晴らしい景観を作っている。谷斜面の中腹に付けられた道は、左がモンテ小屋、右がプティ・モンテ小屋(Cab. du Petit Mountet、2142m)へのルートだ。

    ジナール氷河の谷奥の眺め、大きく抉られた谷の両側に聳える山々は素晴らしい景観を作っている。谷斜面の中腹に付けられた道は、左がモンテ小屋、右がプティ・モンテ小屋(Cab. du Petit Mountet、2142m)へのルートだ。

  • コース付近に咲くアルペン・ローゼの群落、今夏はその開花がずいぶん遅いようで蕾のところが多かった気がする。

    コース付近に咲くアルペン・ローゼの群落、今夏はその開花がずいぶん遅いようで蕾のところが多かった気がする。

  • 北方向は、V字の谷の向こうにヴィルトシュトルーベルを取り巻く山々が明確に見える。天候は北方向のほうが良いみたいだ。

    北方向は、V字の谷の向こうにヴィルトシュトルーベルを取り巻く山々が明確に見える。天候は北方向のほうが良いみたいだ。

  • 9:40にアルピテッタ湖(Lac d’Arpitetta)に到着。湖面に映る山々が美しいが、あいにくの曇り空で色彩感はやや乏しい。

    9:40にアルピテッタ湖(Lac d’Arpitetta)に到着。湖面に映る山々が美しいが、あいにくの曇り空で色彩感はやや乏しい。

  • 南西方向、ダン・ブランシュ、グラン・コルニエ、ピーニュ・ド・ラ・レがきれいに投影している。

    南西方向、ダン・ブランシュ、グラン・コルニエ、ピーニュ・ド・ラ・レがきれいに投影している。

  • チナールロートホルンも近くに見えている、白いたおやかな稜線がきれいに見える。迫り出しているモマン氷河の迫力もすごい。

    チナールロートホルンも近くに見えている、白いたおやかな稜線がきれいに見える。迫り出しているモマン氷河の迫力もすごい。

  • ベッソの双耳ピークもここからは重なって一つに見える。10分の休憩後、スタートする(9:50)。ちょうど半分の高さを登ったことになる、残りは550mだ。

    ベッソの双耳ピークもここからは重なって一つに見える。10分の休憩後、スタートする(9:50)。ちょうど半分の高さを登ったことになる、残りは550mだ。

  • しばらくは、やや平坦なコースが続く、流れに掛けられた橋をいくつか渡る。

    しばらくは、やや平坦なコースが続く、流れに掛けられた橋をいくつか渡る。

  • この橋を越えると斜度のある登りとなってくる。

    この橋を越えると斜度のある登りとなってくる。

  • 小屋の直前の登りはかなり苦しい、歩いても小屋が中々近づかないので時間がとても長く感じられた。11:25に到着、出発から3時間35分(うち休憩10分)を要している。

    小屋の直前の登りはかなり苦しい、歩いても小屋が中々近づかないので時間がとても長く感じられた。11:25に到着、出発から3時間35分(うち休憩10分)を要している。

  • 小屋は立派な石造りで管理する人たちは大歓迎してくれた。周りは雲が多い状況だ。

    小屋は立派な石造りで管理する人たちは大歓迎してくれた。周りは雲が多い状況だ。

  • ベッソとロートホルン、一部陽が当たっているところもある。

    ベッソとロートホルン、一部陽が当たっているところもある。

  • ワイスホルンの方向は特に見通しが悪い。

    ワイスホルンの方向は特に見通しが悪い。

  • 木で作られた面白い形の水場があった。

    木で作られた面白い形の水場があった。

  • いつものように、ビール、赤ワイン、野菜スープを注文し乾杯。持参のおにぎりを食べてお昼にした。

    いつものように、ビール、赤ワイン、野菜スープを注文し乾杯。持参のおにぎりを食べてお昼にした。

  • 25分の昼食タイムのあと出発(11:50)、小屋を振り返って別れを告げる。小屋の後ろはワイスホルンの壁面の一部だ。

    25分の昼食タイムのあと出発(11:50)、小屋を振り返って別れを告げる。小屋の後ろはワイスホルンの壁面の一部だ。

  • 雄大なワイスホルンの岩壁を背景に小屋は徐々に小さくなっていく。

    雄大なワイスホルンの岩壁を背景に小屋は徐々に小さくなっていく。

  • 林立するケルンと後ろの氷河、アルペン気分が高まる瞬間だ。アイゼンは持参してきたが今日は出番はないようだ。

    林立するケルンと後ろの氷河、アルペン気分が高まる瞬間だ。アイゼンは持参してきたが今日は出番はないようだ。

  • アルピテッタ湖を過ぎてさらに降って、十字架のところで黒牛を見つけた。十字架の足元に寝そべる優雅な姿、朝出会った牛とは違うが何やら思慮深い面持ちだ。

    アルピテッタ湖を過ぎてさらに降って、十字架のところで黒牛を見つけた。十字架の足元に寝そべる優雅な姿、朝出会った牛とは違うが何やら思慮深い面持ちだ。

  • モンテ小屋との分岐の橋より一つ手前(アルピテッタ側)の橋は、朝渡るときは老朽化していて恐々通ったが、帰りにはすぐ近くに新しい橋を掛ける工事をしていた。ここから村まで約1時間、疲れた脚にはすこし辛い道のりであった。

    モンテ小屋との分岐の橋より一つ手前(アルピテッタ側)の橋は、朝渡るときは老朽化していて恐々通ったが、帰りにはすぐ近くに新しい橋を掛ける工事をしていた。ここから村まで約1時間、疲れた脚にはすこし辛い道のりであった。

  • アパートには14:40に帰着、ゆっくり休んでから夕食の支度を始めた。今夜の献立は、馬肉ステーキ(タマネギ、ニンニク入)、高野豆腐とタマネギの卵とじ、野菜サラダ、きうりの漬物、塩昆布、ご飯、赤ワインで満足の内容だった。<br />本日の全行動時間6時間50、うち休憩45分、実動6時間5分、登り降りとも1100mだった。<br />残雪はなく、快適なハイキングだったが高所に雲が多く素晴らしい眺望ではなかったのが残念であった。しかしながら、高度差1100mを無事往復できて良かったと思っている。

    アパートには14:40に帰着、ゆっくり休んでから夕食の支度を始めた。今夜の献立は、馬肉ステーキ(タマネギ、ニンニク入)、高野豆腐とタマネギの卵とじ、野菜サラダ、きうりの漬物、塩昆布、ご飯、赤ワインで満足の内容だった。
    本日の全行動時間6時間50、うち休憩45分、実動6時間5分、登り降りとも1100mだった。
    残雪はなく、快適なハイキングだったが高所に雲が多く素晴らしい眺望ではなかったのが残念であった。しかしながら、高度差1100mを無事往復できて良かったと思っている。

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