2013/08/13 - 2013/08/14
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クロベーちゃんさん
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2013 東京の親戚夫婦をお誘いして、
中央アルプス「木曽駒ケ岳千畳敷」に登って来ました。
地元では西駒ケ岳、西駒等と呼ばれ学校登山でも登る山として
親しまれている山の一つです。
新田次郎の小説「聖職の碑」のモデルとなった事もあります。
標高2600mまでロープウェーで行けるので、シニア世代でも簡単に
高山植物を観察に行く事ができます。
今年は数年に一回の「コバイケイソウ」開花の当り年見たいで
とてもラッキーでした!
駒ヶ根高原のホテルに宿泊し、早朝に始発のバスでロープウェー乗り場のある
「しらび平駅」まで向かいます。
マイカー規制があるのでバス又はタクシーを利用しないと「しらび平駅」まで上がって来られません。
お盆の時機はとても混雑するので早い時間に登らないと、ロープウェーで長く待たなければなりません。
2時間待ちなんてザラにあるそうです。
私たちは始発のバスでしたので、「しらび平駅」から待つ事無くロープウェーに乗る事が出来ました。
以後のレポートは写真と共に・・・
(参考 中央アルプス観光HP)
http://www.chuo-alps.com/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
囲炉裏とくつろぎの宿ホテル「やまぶき」
早朝AM4:40 ホテル前のバス停「切石公園下」から
バスに乗り込みます。
始発のバス停という事もあり、此処から乗るのは私達だけです。
今回のバスは定期運行のバスよりも早く登ることが出来る、
ホテル宿泊客専用のバスで、菅の台バスセンターには寄りません。
此処で思わぬトラブル発生!!
一緒に行く親戚の御夫婦が出発10分前になっても出てきません!
部屋のドアをノックすると浴衣姿で出てきました!
寝過ごした・・・
大慌てで着替えてバスに向かいます。
バスの運転手さんに無理を言って待っててもらいました。
運転手さんの好意で何とかバスに乗り込むことが出来ました!
(参考 ホテルホームページ)
http://www.hotel-yamabuki.com/index.php -
バス車内!
ホテル前を出るときは、ガラガラでしたが
いくつかのホテルを回って行くうちに
車内は満員になってしまいました。
「黒川平」を過ぎると山岳道路(交通規制路線)に入ります。
急峻な道になり急カーブの連続になります。
道の両脇は木々が迫り、野生動物も見られること有ります。
菅の台から約30分で「しらび平駅」に到着です。
菅の台の標高840m
しらび平の標高1662m -
AM5:30
しらび平駅 到着!
バスから降りてきたお客さんしか居ません!
ホテル宿泊客の特権です。
お土産やさんも、まだオープンしていません。
早速ロープウェー乗り場に向かいます。 -
乗ってきたバス!
通常の観光バスとは違いホイルベースが短いのが特徴です!
急カーブでも曲がっていけるそうです。 -
ロープウェー切符売り場!
*料金
往復 2200円/一人
標高が高い為か結構高額? -
千畳敷のポスター発見!
こんな具合にコバイケイソウが咲いているのかな??
こんな写真が撮れるのでしょうか・・・ -
くろゆり号に乗車!
此処から一気に2600mに上ります!
後から乗ったので進行方向左側になってしまいました。 -
ロープウェー車内から!
女性のガイドさんが一緒に乗車、
観光案内をしてくれます。
右側に乗ると滝が見えるのですが・・・残念!
駒ケ岳の名前の由来、
駒ケ岳は日本に何箇所あるとか説明してくれていましたが
良く覚えていません・・・ -
中間点!
下りのゴンドラとすれ違います!
当然誰も乗っていません! -
もう直ぐ終点、千畳敷駅!
眼下にコバイケイソウの白い花が見えます! -
AM5:42
千畳敷駅到着!
標高 2,612m
ホテルを出発して一時間ほどで
約2000mも登ってきました! -
現在の気温
13℃
肌寒い!
慌ててウィンドブレーカーを着込みます! -
イチオシ
駅舎を出ると目の前に「宝剣岳」!
朝日を浴びて眩しい!!
素晴らしい景色です。
他県から来た観光客の方々が、
一斉にカメラを向けています。 -
カラフルな山ガールの皆さん!
「気をつけて行ってらっしゃい!」 -
千畳敷駅舎の裏へ回ってみました。
あいにくガスがあがってきていて見えません。
天候が良ければ南アルプスの峰峰、
富士山が望めるのですが・・・
残念です! -
次のゴンドラが上がってきました。
満員です。
お客さんが多いので、
時刻表無視の
8分間隔の連続運転中です。 -
宝剣岳!
残雪が見えます。 -
残雪!
-
千畳敷カール
-
宝剣岳
千畳敷カール
写真で見るより実際現場で見るほうが
もっと色鮮やかです。
写真だけでは、あのときの感動が伝えられません・・ -
駒ケ岳神社
御参りをして「お花畑」に入ります。
神社を右手に曲がるとお花畑! -
千畳敷カール内の中に遊歩道が整備されています。
ロープで仕切られているのでむやみには
お花畑の中には入っていけません。
遊歩道から見える範囲で撮影していきます。 -
コバイケイソウ
本当に沢山の「コバイケイソウ」が咲いています。 -
コバイケイソウ
科名:ユリ科
シュロソウ属の多年生の植物。大型で、群生が目立ちます。花は梅の花、葉は蕙蘭に似ているため、この名がついたようです。花は径8mmほどの大きさ。葉はだ円形で、たくさんつきます。「数年に一度しか咲かない」ともいわれ、にぎやかに千畳敷を彩る年がある一方で、ほとんど花が見られない年もあります。ただ、有毒植物なので注意を。バイケイソウとの区別の仕方は花の色。バイケイソウは緑色です。 -
コバイケイソウ
花弁をアップで! -
イチオシ
中々ポスターの写真の様には撮れません・・・
-
コバイケイソウ
まだ蕾?
これから花が咲くのでしょうか? -
クルマユリ
科名:ユリ科
花は1〜3個が下向きにつき、径は5〜6cm。赤色で、内面には紫褐色の斑点があります。葉は長さ7〜13cm。茎の中ごろに1〜3段に車軸(放射)状につくことから、「車百合」という名がつけられました。 -
紫色の可憐な花
探したけど名前が分かりません・・・ -
朝露が花弁に付いて
これから開花しようとしているのでしょうか? -
イワツメグサ
科名:ナデシコ科
この花は花期が大変長く、直径15mmくらの真っ白な花をつけます。5弁花ですが中央が深く裂けているので、10枚あるように見えます。葉は、細長く15〜30mmで、タカネツメクサの葉が針状になっているのに対して、イワツメクサは葉が線形で先が細くなっています。 -
チングルマ
科名:バラ科
ユニークな名の由来は、子どものおもちゃの風車。実の形が似ており、「稚児車(ちごくるま)」から転じてつけられたといいます。葉の長さは6〜10cmほど。枝は地面をはい、群生して花畑をつくります。花の色は白。花茎の先に愛らしく一輪を咲かせます。花弁は5枚で、たくさんの黄色い雌しべと雄しべがあり、また花後には、花柱が伸びて放射状に広がります。 -
シナノキンバイ
科名:キンポウゲ科
キンバイソウ属の多年草。信濃とは、もちろん長野県。県内に多い花なので、この和名となりました。黄金色の花は径3.5〜4.5mm。大きさ、形とも不ぞろいの花びらはガク片が変化したもので、花弁は大変小さく、雄しべよりも短め。そのため、開花前は緑色を帯びます。茎は直立して太く、葉は手のひら状に5裂します。 -
シナノオトギリ
科名:オトギリソウ科
茎はほとんどが数本にかたまって生えており、葉を透かしてみると、ごく少数の不明瞭な黒点と明点がある。葉の縁には黒点が並びます。花は「オトギリソウ」の中ではやや大きく、直径20〜25mmほどあります。信濃弟切の「オトギリ」は、「鷹匠の晴頼が,鷹を治療するための薬草を秘密にしておいたのに,弟がこれを漏らしてしまったので切り捨てた」という平安時代の伝説の名が付いたそうです。そのとき飛び散った血が花や葉の黒い斑点だと伝えられています。 -
チシマギキョウ
科名:キキョウ科
花は濃い青紫色で、横向きにつきます。先端は5裂し、内面には長い毛が生えています。葉は根の際から数枚出て、へら形で縁には粗いギザギザがあります。この花はイワギキョウと良く似ていますが、イワギキョウの方は千畳敷カール周辺では見られません。 -
朝早かったのでお腹が空いてきました。
皆さんお弁当を食べています。
私たちも、ホテルで用意してくれた
「おにぎり」を食べます。
ベンチに座って風景を楽しみながら・・・
「最高の贅沢」
只、虫が多いです・・・
五月蝿い!
こんなに標高が高いのに・・・ -
八丁坂分岐点
左に上がると宝剣岳
右に下がると剣が池
私たちは右に折れて遊歩道を行きます。 -
八丁坂を登って行く登山者!
上のほうまで続いています・・・
落石に注意して! -
イチオシ
遊歩道を下って来て後ろを振り返って・・・
最高!!!
例え様の無い美しさ! -
剣が池
撮影スポットに到着!
千畳敷カールが良く見えます。 -
イチオシ
剣が池から宝剣岳を望んで!
池に宝剣岳が映り込んで・・・ -
遊歩道を一回りして千畳敷駅に戻ってきました。
ロープウェーからはひっきりなしに人が降りてきます!
老若男女問わずって感じです。
案内放送では午後になると、
山を下る人が多く、大変混雑すると言っています。
2時間待ちもあるみたいです。 -
まだ時間も早い(AM8:00)ので
極楽平方面に向けて登ることにしました。
片道約40分コース! -
目指すはこの上!
頑張りましょう・・・ -
千畳敷駅が下の方に見えます。
ガスが湧き上がって来ます。 -
八丁坂方面を見ると
登る人が良く見えます。
渋滞になっているではありませんか!!!
こちらは登る人が少ないのでのんびりです。 -
山の頂が手の届くところまで来ました。
-
大分登ったところにも
コバイケイソウが咲いています! -
岩肌の白さが目立ちます。
高山植物が色とりどり咲いています。 -
もうあと少しのところで休んでいると、
一緒に登っている親戚の方が具合がよろしくないと・・・
諦めて下ろうと休んでいると、
下から70過ぎの年配の方が登ってきて
後10分も登れば峰に付くからと・・・
ペースは遅くて良いから、
一歩一歩歩みを進めれば大丈夫と
後について登ることにしました。 -
何とか「極楽平」に到着!
-
極楽平から木曽方面が見渡せます。
-
御嶽山が望めるのですが、
ガスで見づらいです・・・残念! -
千畳敷駅を望んで・・・
相変わらずガスっていて南アルプスは望めません!
手前の白い帯は残雪です。 -
空木岳方面
-
宝剣岳方面
-
こんな所にまで高山植物が・・・
-
標高2800mを味わって下る事にしました。
急峻な下りなので足元に注意して下ります。 -
花を楽しみながら、ゆっくりと!
-
千畳敷駅まで降りてきました。
相変わらず凄い人です! -
お土産屋さんを覗いてロープウェーに乗ります。
-
後ろ髪を引かれる思いで・・・
去りがたいです!
秋の紅葉も素晴らしいようです。 -
ロープウェーが来ます!
待ち時間0分です。
午後は凄いでしょうね! -
下りのロープウェーの中から滝が見えました!
-
しらび平駅まで戻って来ました!
ロープウェーを待っている人が沢山!
待ち時間はどのくらいでしょうか・・・ -
定期バスに乗ってホテル前まで戻ります。
下界に下りてきたら暑い!!!
山の上が懐かしいです!
ホテルでお風呂に入って、
駒ヶ根市内のお蕎麦屋さんで遅めの昼食です。
今回は見ごたえ充分の観光でした。
早朝の出発は大変でしたが
それに見合う体験が出来ました。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- ぴんぴんころりさん 2014/09/04 08:04:00
- ありがとうございます
- クロベーちゃんさん
おはようございます。
千畳敷カールの旅行記を拝見しました。
「千畳敷カール」の看板には、まったく気が付きませんでした。
残念です。
どこへ行っても花の写真は撮るのですが、いつも名前がわかりません。
ルーズなまま掲載しており、恥ずかしいことです。
1ヵ月ほど前のことですから千畳敷の登りはきつかった事を覚えております。
特に心筋梗塞経験者としては心筋が何割か壊死しておりますので、息も上がり途中10回くらい休憩し上がることが出来ました。
医者には「階段も気をつけなさい」と言われているんです。
だけど登ってよかったと今だから言えます。
本当に景色が最高でした。
遠くの富士山がくっきりと目の奥に残っています。
これからも旅行記を楽しませていただきます。
ありがとうございました。
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