トルコ、北欧三ヶ国、エストニア 物価高に負けないぞ！9日間の旅 1/6 -トルコ編-

2013/07/26 - 2013/08/04

2013年の夏の旅はずっと前から行きたかった北欧へ。
今年の夏は特に暑い日本なので、北欧の涼しい夏を満喫するぞ！
・・・
しかし北欧の物価の高さと昨今の円安で、行く前からガイドブックでおののく私たち。。。おまけに飛行機代が馬鹿高い！！それなのにマイルもつかない季節らしい。
ま、でもそんなこといってたらいつまでたっても行かれないのでね、節約の心を常に掲げ北欧を楽しみます！！

もちろん、飛行機代の都合上、直行便なんてものには乗れません。
イスタンブール経由だって。わーい！大好きなトルコのバケットを食べにいきます！！

7/26　成田　ー　イスタンブール　TK0051（11:55Dep)
7/27　イスタンブール　ー　ヘルシンキ　TK1763（14:00Dep）
7/29　ヘルシンキ　ー　タリン　フェリー（7:30Dep)　日帰り
7/30　ヘルシンキ　ー　ストックホルム　フェリー（17:00Dep）　船泊
8/1　　ストックホルム　ー　コペンハーゲン　SK1423（14:55Dep)
8/3　　コペンハーゲン　ー　イスタンブール　TK1784（15:45Dep）
　　　　イスタンブール　ー　成田　TK0050（17:10Dep）
8/4　　成田着　（10:25Arr）

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

メインでお世話になるのはトルコ航空。
成田からイスタンブールまで11時間55分のフライトです。

機内、わりと空いています。
つい最近のデモのせいでしょうか。。。

トルコ航空の機内ってすごいのね、機内でWIFI飛んでんのね、驚いた。
ネットもメールもできるって。ひぇ〜〜！そういう時代なんだね〜〜！！
ただ、ものすごい遅いけどね、それでもすごいことですよ。

機内食です〜

鶏肉の串焼きか、野菜入りうどんだって。
軽食は、サンドイッチと鮭おにぎりと梅おにぎりだって。へ〜。
おにぎりってうれしいなぁ。

鶏肉の串焼きを選択しました。

串焼きっていっても、さすがに串からは抜いてあるのね、そりゃそうか。
左は、羊飼いのサラダと、エビサラダ　らしいのですが、
サラダが二種類ってのは、目の当たりにするとぽかんとしますな。謎だもん。

沖ゲート到着〜〜

約12時間のフライトは、映画を5本も見てたら着いてしまった。
映画5本ってのは自分でもやりすぎたと反省している。。
目がしぱしぱする。。

現地時間で18時。まだまだ明るいですな！！
これから市内まで電車で移動します！

ジェトンというプラスチックのコイン型チケットで電車に乗って市内まで移動します。
なかなかお金を認識しない販売機なので、何度も何度もお金を入れなおしました。
そう思うと、日本の販売機は優秀だよね。
ラーメン屋の券売機だってストレスないものね。

乗り継ぎ１回あって全部で１時間くらいかかります。
まずは地下鉄に１０分乗ります。
ドア上の路線図を見てもわかるように、空港からはシンプルな経路なので非常にわかりやすいです。

ゼイティンブルヌ駅で電車乗り換えです〜〜
今度はトラム（路電）に乗り換えです。
このトラムがね、いついっても大混雑。
次のトラムはすぐくるんだけど、それも結構混んでいる。。
地元の人も旅行者もわんさか乗っていて、スーツケースがあるととっても大変なんです。

路電からみえたフェンス。
チューリップの形をしているんです。
さすがトルコ。
とってもかわいらしいです。

ラーレリ・ユニベルスィテ駅到着。
そこから徒歩３分でお気に入りのホテル、「クラウンプラザホテル」に到着です。
２０時近いけど、夕日に照らされて黄色の壁がオレンジになっていました。

ホテルの中です。
一番奥にフロントがあります。
おしゃれな町中みたいでしょう？
天井がアーチ上に覆われていて、光が全面的に差し込む天井になっています。
ここにカフェがあるので、お茶も快適にできます。

部屋までのアプローチがまたおしゃれでしょ？

部屋も広く快適です。

デスク周りもすっきりしています。

バスタブがあります。
トイレとシンクのこの空間が妙に広々していてお気に入りなんです。

アメニティ。
一通りあります。

さて。早速夜ご飯を食べに路電にのります。

イスタンブールは乗り継ぎなのでたった20時間滞在なんですよ〜〜。
イスタンブールの夕飯食べなくちゃ〜〜

またまたコイン型チケット、ジェトンを買うため販売機と格闘しますよ。

どうにもこうにも、お金を読み取らないのですが、弾かれては入れて、弾かれては入れての繰り返しですよ。
なんとかならんのかね？

この子供銀行のお金のようなものがやっと出てきたジェトン。

スィルケジ駅で降りて、裏道からエジプシャンバザール方面に向かって歩いていきます。

夕暮れとモスクのコントラストが綺麗です。
夏の夕暮れの独特のけだるいような雰囲気があたりを包んでいます。

ね、猫が！！
ダイナミックに水を飲んでいる！！
う、かわいい〜！
イスタンブールは猫がそこら中にたくさんいます。

でも、これ水飲み場じゃぁないんですよ。

こちらの黒柄猫も水を飲みにきたらしい。
イスタンブールの町は、人間と猫がとけ込んでいます。

ここ、実はモスクの壁から出ている水なんです。
みなさん、ここで足を洗ってからモスクに入るんです。
そのお水をね、ダイナミックに飲んでいたんですな、この猫ちゃんは。

お目当てのレストランがありました！「HAMDI 」です。
ガイドブックにも載っていましたが、
テレビでナイナイの岡村くんが食べにいってたお店だったのできました！

しかし。
ものすごいお客さんの数。お店からあふれています。
予約をしないとだいぶ待たされます。

予約がない人たちも沢山いたのですが、１０分くらいで中に入れました。
早速ご飯！食べよう食べよう！

うすーいピザをまずはいただきます！
ぱりぱりと音がして軽く食べるにはちょうどいいです。

イスタンブールのレストランでは必ず出てくるパン、エキメッキ。
こちらのはいわゆるバケット型ではなくて、丸いバケットですね。

メインの鶏肉の串焼きがきました！
機内食でも同じ名前のものを食べましたが、やはりビジュアル的にも串に刺さっているほうが美味しそう！！
ピラウというご飯とからーいししとうがついていました。

お店が激混みで、頼んだ料理が一品出てこなかったけど諦めました。
その分の料金もとられそうになったのでお店と一悶着ありましたが、まぁ総じていい人だったので許してあげよう。
こんなこともありますよ。

スィルケジ駅まで戻ってきました。
駅の目の前にある、オープンカフェで食後のチャイをいただきます。

店先では、トルコアイスも売っていました。
なかなか売れていましたよ。

トルコといえばやっぱりチャイ。
チャイはどこで飲んでも美味しい！と思っていたのですが、
このお店のチャイは少し薄いかなぁ。

席の目の前にトラムがせまって走っています。

チャイは少し薄いけど、イスタンブールの夜風にあたりながら、目の前のイスタンブールの町並みを見れるこの雰囲気は、とても贅沢で満足のできるものでした。
お店の人も感じよいですよ。


イスタンブールの夜がこうして更けていきました。

２日目、快晴です！
昼には空港に戻らなければならないので早起き！

ホテルの出口目の前に、モスクがあります。
濃いブルーにオレンジ色のモスクが鮮やかです。

さて、いまから朝ご飯を買いにいきます。
トラムと船に乗って。

エミノミュ駅で降りて、フェリーに乗ります。
行き先はアジアサイド！
２年連続で同じ道を辿ります！

エヴリヤ・チェレビー埠頭からアジアサイドのカドゥキョイ埠頭までだいたい20分くらいの船旅です。

フェリー乗り場入り口とは思えないたたずまい。

フェリーに乗って、まずは朝のチャイを船内でお買い上げ。
TL 0.75 安い！

フェリー内は焼きたてのパンのにおいもしています。
パンの種類が豊富にありました。
サンドウィッチにチーズトースト、ミックストースト、チーズベーグルなどなど。
こりゃすごい。

出航〜〜
屋外の特等席はガラガラ。
ここでチャイを飲みながら流れていく町並みを見るのが気持ちいいんです〜

フェリーから見えるこの城のようなものは、まさかの駅、「ハイダルバシャ駅」。
トルコの国鉄のターミナル駅で、アジアサイドの起点となる駅だそうです。

アジアサイドのカドゥキョイ埠頭到着。

相変わらずのこざっぱり加減がすばらしい埠頭です。

埠頭を出て目の前の大きなメインストリートを左手に向かって歩いていきます。

街角にはフレッシュジュースのお店がそこかしこにあります。
ここはオレンジ専門店でしょうか？

５分くらい歩いたところで山側に向かって右折します。
目印は、電線に絡み付いたツタがトンネルのように迎えてくれます。
狭い道ですが、スクールバスやら民間バスの通り道のようです。

そこから１０分くらいひたすら山側に向かって歩きます。
すると、小さな５叉路がでてきます。
この看板があります。

小さな五叉路。

・・・すみませんね、通りの名前がどうしてもわからなくて。
ガイドブックには全く載っていない道＆お店なんですよ。とほほ。

五叉路の角に立つこのお店が目的のバケット屋さんです〜〜
このお店２年連続できちゃいました。

とってもとっても美味しいバケット屋さんなんです。
地元の人が買いにくるのはもちろん、どうやらお店に卸しているようです。
「FIRIN」というのがお店の名前だと思います。

店先には、まるでブティックのようにバケッドが飾られています。
本物ですかね、これらは。

店内です。
隣では大きなオーブンでパンががんがん焼かれています。
この匂いだけで、もー幸せ。。

指差しで買えます。
オーブンから出たばかりのできたてほかほかふかふかのパンを包んでくれます。

パンの種類は豊富にあります。
そしてどれもこれも安い。
値段は書いてありませんが、山ほど買ったって５００円くらいにしかならないですから。

お店のお兄ちゃんと笑顔でお別れ。
あー、来年も来ちゃうかもな〜このお店。

パンを買ったら、もうヨーロッパサイドに戻らないと！！
アジアサイドの観光は去年したので、物わかりよく帰りますが、アジアサイドは物価が安くて美味しくて、楽しいです。

さ。さ。
今日はね、飛行機乗り遅れちゃいますから。
フェリーにのってとんぼ返りです。

フェリーでさきほどのパンをいただきます。
朝ご飯ですから。

まずはバケット４本。
驚きの大きさですが４本も買ってしまいました。
日本で買うなら１本２５０円はするでしょう。

これはね、物価高の北欧で大活躍するんです。

シミットという穴のあいた丸形のパンです。
ごま付きとパンプキンシード付き。

そして、中にクリームチーズが入っているものと、なかにバジルが入っている細長いパンをお買い上げ。
ちょっとかじって写真をとっちゃった。

これだけ買ったって５００円くらいでした。

パンを食べていたら、20分なんてあっという間に到着です。

新市街のカラキョイ埠頭に来ました。

埠頭の通り沿いには美味しそうなお店がずーっと並んでいます。

「NAM PORT」というお店。
去年食べたベイクドポテト、クンピルが美味しかったお店です。
ベイクドポテトにたくさんの具材が乗ったファーストフード的なものでしょうか。

お店の雰囲気もいいですよ。

新市街から旧市街まではガラタ橋をわたります。
夕暮れ時はすばらしい景色が眺められます。

この名物橋ではたくさんの人が釣りに興じています。
なんかね、小さい魚が釣れていましたよ。
バケツにいっぱいいました。
突然その魚を売っている人もいました。

旧市街到着です。
ガラタ橋ふもとの、エミノミュ名物サバサンドのお店がずらーと並んでいます。

どこのお店でもいいんですが、目についたお店に入りました。
こんな小さなテーブルと椅子が所狭しとおいてあります。

お店といっても、海に船が横付けされていて、なぜかその船の中でサバを焼きまくっているんですよ。
船揺れまくっています。ありゃー酔いますよ。

お店の天井にはイスタンブールのお土産屋さんでよく見る、綺麗なガラスのランプが。
欲しいな〜

塩サバにバケット、これにレモン汁と塩をかけていただく。
これがサバサンドです。

あーここのお店のはタマネギとか入っていない！！
タマネギはいっている方が美味しいのにな〜。

おまけにどのお店も値上げしているし。
去年はTL 5　だったのに今年はTL 6　になっている！
うーん、ちょっと残念。

さ！トラムに乗って急いでホテルに戻って空港に行かないと！！

忘れそうですが、イスタンブールは20時間滞在の乗り継ぎだったよ！

イスタンブールの空港にある、トルコ航空のラウンジ入り口。
時間がないって言ってんのに寄りたくなる。
入り口には嘘みたいな雰囲気のビリヤードがお出迎え。

シェフができたての料理も作ってくれるし、最高だよな〜このラウンジ。

ではいざ、飛行機に乗って本来の目的地、北欧はフィンランドへ向かいます！

イスタンブールからフィンランドのヘルシンキまでは３時間半ほど。
こんなのはあっという間ですよ。

あれ？
アップグレードしてるよ。

わーい！トルコ航空のビジネスクラスなんて夢のようだわ！！
3時間半じゃ足りないよ〜〜

うぇるかむどりんく　ってやつです。
ホームメードフレッシュレモネードをグラスでいただきます。

あーー幸せだあ。
マイルはたまらないチケットだったけど、珍しく飛行機にそれなりの金額出してますから。うれしいなーー

前菜から始まり〜
メイン、チーズ、デザートとありますなぁ。

トルコ航空って、グルメエンターテインメントカンパニーというところが作っていて、シェフが乗り込むんだよね？確か。

来た！シェフ！
女の人だ！笑顔がかわいいぜ！

まずは前菜。

前菜用の塩／胡椒のミニミニスタンドがかわいい！！！

メインです。
こっちがCHICKEN BROCHETTE

こっちがRIGATONI

なみなみと注ぎ過ぎだろ？という紅茶とドライフルーツとカシューナッツ。

こんな幸せ、飛行機の中で味わえるなんてね・・・。
格差社会ですよ。ほんと。

３時間半なんてのはあっという間です。
あぁ、貧乏人だわ、われわれってば。