トルコ、北欧三ヶ国、エストニア 物価高に負けないぞ！9日間の旅 6/6-コペンハーゲン編-

2013/07/26 - 2013/08/04

いよいよ、この旅の最終目的国、デンマーク王国はコペンハーゲンに到着しました。アンデルセン童話の故郷です。
アンデルセンが愛した可愛い町並みを、自分の足で歩けるなんて幸せです。

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

コペンハーゲン国際空港に到着です。

空は曇っていますが、雨は降っていないのでまぁよしとしましょう。
到着口から外に出ました。

この空港から中心街までは１０kmほどと、かなり便利な空港の様子です。
中心街でホテルを取っていれば地下から電車で約１５分程度なのですが、私たちが今回お世話になるホテルは、空港からお迎えが来てくれます。

そのため、ホテル行きのバス停に来ました。

今回お世話になるのは郊外に立地する「クラウンプラザ　コペンハーゲンタワー」。
ホテルのお迎えバスもすぐに来てくれました。

☆ちなみに・・・このホテルバスの呼び方は・・・
到着ロビーを出て左斜めに、インフォメーションがあります。そこにクラウンプラザのiPadがおいてあるので、画面をいじって車を呼ぶことが出来ます。その後外に出てバス発着所（iPadに地図表示あり）へ。行き先表示にクラウンプラザマークを探しました。

「クラウンプラザ　コペンハーゲンタワー」到着です。

タワーっていうくらいなので、タワー感満載です。

コペンハーゲン中心部ではありませんが、メトロで駅中心部へ６駅、国鉄で１駅で中央駅に出ることができるのでデメリットは感じませんでしたよ。駅までも徒歩約５分程度です。

だって。
コペンハーゲン中心部のホテルが高すぎて・・（涙）。

ホテルフロントです。
チェックイン時に帰りの空港行きのホテルバスの時間を予約することができます。

部屋からの眺め。
角部屋を用意してくれました。
眺めがいいのですが、ホテルの周りは驚くほど何にもなーんにもありません。
１５年くらい前の有明・・・ってかんじでしょうか。

まだ新しいホテルで広さも十分あり、清潔さも文句なし！です。

広い部屋はいろんなものを置きたがる私たち。

バスタブも独立シャワーも洗面所も快適、清潔です。
アメニティも一通りそろっていました。

ウェルカムフルーツも置いてありました！やった！

ポットも大きなマグカップもココアもコーヒーもお茶もチョコレートもありました。

いい部屋を取ると、とたんに観光がめんどくさくなってホテルでゆっくりしたくなりますが、そうはいきません。ここはコペンハーゲンですからね。
一段落したら中心部へ行きます！

ホテルから徒歩５分強歩くと、メトロと国鉄の駅があります。
行き先によって乗りこなせるのは便利です。
国鉄に乗って１駅のコペンハーゲン中央駅を目指します！


そうそう、駅のすぐ前には大きなショッピングセンターがあって中には大きなスーパーがありました。何かあったらここで夕飯が買える！！

切符を苦労して買ったあと、ホームがわからず（といっても二者択一なのですが）わたわたしていたら、親切なおばさまが教えてくれました。

どうもありがとう！

海外で電車に乗るって興奮しません？
あ・・・しませんか、そりゃ失敬。

わくわく。

時間通りに来ないのは、日本以外では当たり前のことなのです。
１０分遅れもそんなに珍しいことではないのです。

なんだか強そうな屈強な電車が来ました。

中央駅到着です。
またもや我々好みの駅です。
駅で激写しまくりです。
なかなかホームから出て行きません。

レゴの国だからでしょうか。
この雰囲気、レゴっぽくないですか？
（↑はしゃぎすぎ）

ほら〜！やっぱりレゴっぽい！

やっと駅から出てきました。
１８時前です。
駅の周りは人がいっぱい居ます。

駅の目の前なんでこんなに人が居るんだろう？

これ、「チボリ公園」入り口でした。
チボリ公園って絶叫系マシーンもあるテーマパークだったのね？！
中から人がキャーキャー言ってます。
そしてこの時間から驚く人数が吸い込まれていきます。

チボリ公園を超えると市庁舎があります。
３００年で0.4秒しか誤差が出ない天体時計があるそうです。
市庁舎内をガイドツアーで見れるそうです。

市庁舎から道路を挟んで見えるチボリ公園のたたずまい。
分かりやすく「TIVOLI」と書いてありますなぁ。

ぱっと見、市庁舎と同じ雰囲気なのですがこれはテーマパークですから。

その「TIVOLI」をじっと見る人。
これがかの有名なアンデルセンです。
アンデルセンもチボリ公園に通っていたそうです。
それも週一で。

みにくいアヒルの子も、人魚姫も親指姫も私の幼少時には欠かせないとっても大事な絵本でした。

国立博物館。
デンマークの歴史を紹介している博物館ですって。
無料で入れるのですが、１７時までだって。
もう閉まっている時間でした。ちえ。残念。

運河まで来ました。
運河沿いに歩いてみます。
コペンハーゲンの中心部は平坦な道が続いているので散歩していてもつらくないです。
皆さんはレンタル自転車（シティバイク）をしているようで、自転車族と何度も遭遇しました。
観光客も無料で貸してくれるようです。さすが。

運河沿いに歩いていると、急に手入れのされた庭の中に入ってしまいました。
その先にはレンガ色のすてきな建物がたたずんでいます。
静寂の中にある洋館です。

その洋館にとても似合う蔦の葉。
中をのぞくとどうやら図書館のようです。
本がいっぱい見えます。

どうやら正面入り口ではなかったようですね。
正面から入りました。
デンマーク王立図書館でした。

王立図書館ですから。
そりゃーもー広いのなんのって。

機能的に動いている図書館だということが伺えます。
そして
もちろんデザイン美が美しすぎる図書館です。
この写真の場所は一般の人（観光客は？）は入れないエリアでした。

この引き出しには何が入っているのかな？？

運河沿いに立つウォーターフロントの図書館。
光がいっぱい入る設計なのは、やはり日光が貴重だということの証でしょうか。
この緯度ですから、必然ですね。

吹き抜けの入り口がとても開放的で少しのんびりしてきました。
ここ、おすすめですよ！

１Fにはデンマーク料理が味わえるそれはそれはすてきなレストランがありました。
少しおしゃれをして出かけたいレストランです。

図書館から見える運河の風景。
この風景を見ながら、レストランでデンマーク料理食べたかったな〜〜

柄シャツにデニムの私では、レストランに入るのは気が引けたっす。

旧証券取引所です。現在は商工会議所ですって。
よく見ると、龍が絡み付いています。尖塔にぐるぐると。

古い建築物であるのは一目瞭然ですが、市庁舎もそうでしたが、保存状態がいいですよね。
こういう維持費にも税金が使われているんだろうな。
目に見える税金の使い方ってかんじです。

運河沿いにこの旧証券取引所があるのですが、この運河には水上観光バスが頻繁に走っていました。水上から見る町並み、いいですね〜〜

あ、ほら。
水上バス乗り場ありました。

ストロイエと呼ばれるエリアまできました。
ここは歩行者天国だそうです。
自転車も押して歩かなくては行けないとか。

コペンハーゲンの人気ショップがずらりと並ぶお買い物ロードです！

ロイヤルコペンハーゲン本店です！
時間が遅くてもう閉まっていますが。。

ショーウィンドウをのぞいてみると。
世界三大がっかり、人魚姫の像のミニチュア版が居ます。
明日本物を見に行く前にここでフライングしちゃいました。

これ・・・
ロイヤルコペンハーゲンが作っちゃったんでしょうか。
作っちゃたんでしょうねぇ。

パン屋にこんなにときめく私です。
端から端まで買っていきたいです。

パン屋があったILLUM（イルム）の地下に来ました。
ここは人気スーパー、イヤマがあるんです。
ここでのお目当てはもちろんおかっぱ頭がキュートなイヤマちゃんグッズを買いに来たんです！
イヤマちゃんとは、イヤマのオリジナルキャラクターなんですって。

食品やお菓子、お茶、コーヒー、牛乳、ビールにジャムにパンなどなど。
商品にはイヤマちゃんのマークがいっぱいです。

これはかわいすぎる！
物価の高いデンマークでのお土産探しにピッタリ！です！
イヤマちゃんのエコバッグ買ってきました。

ギネス・ワールド・オブ・レコーズ博物館 （Guinness World of Records）がありました！
世界一の背高のっぽの人の像がいます。
ギネスブックに乗っているいろいろな記録が見れるそうです。

レトロな雰囲気の赤いポスト。

さて。明るく見えますが、だいぶいい時間です、実は。
そろそろホテルに戻ることにしましょう。
帰りはメトロに乗ってホテルまで帰ることにしました。
メトロはストロイエエリアにコンゲンス・ニュートー駅があります。

え？夕食？
部屋でラーメン食べますよ〜〜
そろそろ日本食を食べ尽さないと！
持って帰るのもばかばかしいんでね。

コペンハーゲン２日目！
つまり。この旅行の最終日です！

朝食は、この旅行初めてのホテル朝食です！
あー、こういう朝食久しぶり！！

いつも通り、パンに諸々を挟んでサンドウィッチにしていただきます。

今日は国鉄に乗ってウスタブロ駅まで行きます。中央駅の隣ですね。
普通列車なのに、特急列車かい？という車内の雰囲気。

ウスタブロ駅到着ですよー。

もちろんまずはホームを激写してます。

最終日を飾る今日はとても天気がよいです。

ここからまずはカステレットにきました。
空から見ると、星形をしているかつての要塞です。
かつてのコペンハーゲン港の入り口を守っていたそうですよ。
今は緑豊かな公園でした。
この星形の周りを、iPodをしながらジョギングをしている人がたくさんいました。
絵になります〜

公園内に入れる橋がありました。

公園入り口です。
今はなんともヒトケの無いのんびり雰囲気がいっぱいです。

教会や風車があるようなのですが、驚くほど人が居ない。。
入ってもいいのかな〜？？
でも公園だからいいんだよね〜？

控えめに辺りを歩き、
カステレットを後にします。

ここにはかの有名な世界三大がっかりの「人魚姫の像」を見に来ました。
これで三大がっかりコンプリートです。

どれだけがっかりするのか、むしろ楽しみです。

お？人がわらわらしている。

あ、絶対あれだ。
大きな岩の上になんか小さな像が乗っているのが見えちゃった。
期待を裏切らないがっかりか？？

がっかり、というか普通。だからがっかりするのか？
見る前からハードルが下がりまくっているからか、凄まじいショックではない。

いやいや。
愛らしいじゃないですか。皆の人気者じゃないですか。
グラビアアイドル並みのカメラの放列ですよ。
私は会えて嬉しいです♪
１００歳おめでとう、人魚姫。

この辺り一帯は花が咲き誇る、手入れの行き届いた綺麗な緑が溢れていました。
なかなか幸せな環境にいるんですよ、人魚姫像は。

「ゲフィオンの泉像」ですって。
で、でかい！
神話をモチーフにしたというかなり大きな像で、噴水の中心に像が猛々しくあります。
風下に居るとゲフィオン汁がばしゃばしゃと飛んできますのでお気をつけあれ。

「セントオルバン教会」です。
中に入る雰囲気ではなかったので外からそっと見守ります。

観光客だからって、何でもかんでも平気で入るようではいけません。

三方向に分かれる交差点では、その地形を上手に取り入れた三角形の建物が。
真っ青な空に真っ白な建物。建物の上にはコペンハーゲンの赤い国旗がはためています。

レンガ色の建物もまた、空に映えます。

フレデリクス教会まで歩きました。

ツタの絡まるオレンジのレンガ色の屋根の家です。
近代的な通りですが、
突如こういったレトロな家が残っています。

ニューハウンまで来ました。
１７世紀頃に築かれた人口港だそうです。

これこそ！！！私の思い描いていた「コペンハーゲン」！！です！

カラフルな町並みに、
運河沿いの船、
コペンハーゲンの赤い国旗。

きゃーーーテンションあがる！！！

運河沿いには船がたくさん係留しています。
湊湾都市として栄えたコペンハーゲンの大事な交通手段でしょうか。

運河沿いには活気あふれる飲食店がたくさん並んでいます。

私たちもここで一休みします。

こんなところで飲むビールは最高！！っす！
港から吹くさわやかな風が心地いいわぁ。

こんなところでのんびりなんて
幸せです。

やばい！
衛兵交代式の時間に遅れる！！！！

いそげいそげ。
アマリエンボー宮殿までいそげいそげ！！

１２時から始まる衛兵交代式に間に合った！あぶね。

この宮殿はロイヤルファミリーの居城です。

場所取りしないといけないほどの混み具合ではなく、
なんというか非常に見やすい交替式です。
私たちはスゴくそれが良かったですが。

ロンドンのバッキンガム宮殿を知っていると拍子抜けします。

どうやら、朝は黒の長い帽子だったのが、
１２時のお昼の交代で短い青い帽子になるようです。

とても近くで交替式を見れます。

交替式が終わりました。
見学者達がバラバラと散っていきます。

実は、
この衛兵交代式が見たくてこの旅が始まった私たち。

日本の雑貨屋で見つけたエコバッグに
「Copenhagen」の文字と、この衛兵さんのイラストが書いてありました。
もちろんエコバッグは購入し、そして
「本物を見に行こう！！！」
ということでここまで来ました。

だからとても感動です。

衛兵交代式の感動を散歩をしながら余韻に浸っています。。

ローゼンボー宮殿の隣にある公園まで来ました。
それはそれは広い敷地では
驚くほどの人の数がのんびりしています。

私たちも木陰でゆっくりします。

北欧の夏は短いので、この短い夏の日差しを受けて外でのんびりするのが大好きだそうです。
綺麗な芝生の上で、ごろごろしていますね。

敷地内を歩くとローゼンボー宮殿が見えてきました。
ここは、クリスチャン４世が建てたオランダのルネッサンス様式の宮殿だそうで、
フレデリクスボー城へ引っ越すまで住んでいたそうです。
夏の避暑地的なお住まいだそうで。

この宮殿は今は宝物殿にある王冠とか宝飾品とかが飾ってあり入場料を払ってみれるようです。
この宮殿前でも衛兵さんが目を光らせています。

ノアポートという駅の近くまで歩いてきました。
ここには「タイガー」という雑貨屋があります。
大半が１０Dkrという価格。
値段は安いですが、やはりここコペンハーゲン。
デザインがどれもこれもかわいい！！

タイガーのお店の前はちょっとした広場になっていました。
ここで私の興奮を押さえましょ。

ストロイエという場所まで歩いてきました。
ストロイエの周辺全長約１kmは歩行者天国となっていて、
コペンハーゲンのお買い物エリアです！

あ！レゴの旗艦店だ！！

おおおおお！
レゴで作った衛兵さん。
店内にはレゴで作ったそれはそれは規模の大きいニューハウンの町並みがあったり。

すげぇ、レゴって不可能ないんじゃないのかしら。
レゴの作品には毎回驚かされます。

お腹が空きました。
デンマークといえば「スモーブロー」と呼ばれる
ライ麦パンの上にサーモンやタルタルやお肉などをのせたオシャレオープンサンド。

そんな情報は知っていますが、
我々は　イタリアン！
ピザ　！！
を食します。
あははは。ピザ食べたいんだもん。

そしてもうひとつがグラタン。

デンマークでグラタン。
何が悪い？

食後になぜかすいかをいただきました。

どれもこれもとても美味しかったです！
通り沿いにあった、ふらっと入ったお店だったので
お店の名前は不明ですが街行く人を眺めながらいただくイタリアンもまた、最高でした。

本場のデニッシュを食べたくてですね。
デンマーク王室お墨付き！と言われている老舗のパン屋さんにきました。

「Trianon」というパン屋さんです。

お店の看板からも美味しさが伝わってきます。

デニッシュだけでもたくさんの種類がショーケースで輝いておりました。
パンってこんな風にショーケースで売るのは初めて見ました。
ケーキと同じ扱いです。

さすがデニッシュの老舗。

ひとつとりあえずお買い上げ。
ピザをたらふく食べた後なので。

店内でも食べられますが、お持ち帰りもできます。


一番シンプルなデニッシュを嬉しそうにもってみます。

ストロイエ周辺は
欲しいものだらけ。
北欧らしいセンスたっぷりのインテリアや家電や照明、雑貨やキッチン商品のお店がぎゅっと集まっています。
写真どころではないほど買い物狂いしてしまいます。

こんな青空ですが
もう１７時半近くです。

たくさんの北欧雑貨に囲まれて、色とりどりの可愛い町並みと運河、気持ちのよい風に吹かれていただく美味しい食事。

コペンハーゲンはまた来たいです！！

１９時になるとお店がどこも閉まってきました。
これでやっと私も諦めがつく！

このあと、電車に乗ってホテルへと戻りゆっくりと休みました。

帰国の日です。

コペンハーゲン国際空港です。
ホテルの車に乗って15分位であっという間に着きました。

忘れていましたが、そうだ。
トルコ航空で帰るんだった。

トルコ経由だ。
いいですよ〜

機内食も、そこそこです。
えー、悪くないです。

トルコで乗り継ぎですよ。
本拠地ですから、空港にはトルコ航空が並んでいます。

トルコから日本への機内食。
串焼き。
って書いてあったけど串は無かった。
そりゃそうか。

味は悪くないです。うん。
↑機内食に結構辛口コメントの私が言うんで、そこそこですよ。

トルコ航空はエコノミー席周りも充実しています。

USBジャックありますし、WIFI飛んでますし。
映画は充実してますし、個人画面も大きめです。

ま、帰りの便はほぼ寝るんであまり関係なかったんですけどね。

成田空港到着です！

９日間の旅も無事に帰ってくることが出来ました。
初めての北欧。
物価高ではありましたが、白夜を体験することが出来、噂通りの北欧センスと優しい人たち。
食事はなかなか苦労しましたが、それを上回る充実感と幸せ感。
みんなが北欧を愛する理由がわかりました。

また、お金が貯まったら行きたいです。

ートルコ、北欧三ヶ国、エストニア 物価高に負けないぞ！9日間の旅　終わりー