2011年母と娘のフランス旅行2 ヴェルサイユとシャルトル

2011/03/15 - 2011/03/25

観光2日目の今日はモビリスzone1-4を利用してパリから少し郊外へ。ヴェルサイユ宮殿とシャルトル大聖堂（たしかzone4の先は乗車券を購入）を目指します！

完璧なリサーチのはずが、電車を間違えものすごく遠回りをしてまたまた人様に迷惑をかけながら何とかたどり着きました。
時間があったら夜は21時までやっているオルセー美術館に行こう！なんてはりきっていたけど、時間的にも体力的にも無理でした〜。
まあ、出だしからまったく計画通りにはいっていないので、ここはあきらめが肝心。臨機応変に行きましょう。

エリア ヴェルサイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はちょっと遠出するので早めに起床。朝食は美味しそうなパンの種類が色々あるので、つい取りすぎてしまいます。

ホテルを出発してベルシー駅から電車を乗り継ぎ、C線のヴェルサイユリヴゴーシュ駅にヴェルサイユ宮殿開館の9時前後に到着して、空いている朝一番で見学…の予定が…

ここはどこ？

どうもC線の乗換を間違えたらしく、本当は右回りが近いのに左回りで行ってしまったようなそんな感じのミスをしでかしたようで、しかも1時間ほど走った電車が途中の駅でしばらく止まっていたと思ったら、あれれ、折り返し運転！！ミッテランに戻る感じ！？
しょうがないので次の駅で降りて、先ほど電車が止まっていた大きめの駅に戻ってみることに。そっち方面の電車を待つこと30分。
そしてその中継駅の駅員さんに「ヴェルサイユに行きたいんだけどどうしたらいいの〜」と、英語が通じないので身振り手振りと筆談で助けを求め、「○番線・○時」と紙に書いてもらって、たどり着けそうな電車に乗り込む。

パリもちょっと離れると田舎な感じで景色がきれいだね〜、などど負け惜しみをいいながら、やっとリヴゴーシュ駅に到着。もう昼なんですけど…

とにかく着いたということで、宮殿を目指します。道の先になんかすごそうなのが見えてきたぞ〜、あれかな？

入り口に見える銅像はルイ君？
この迫力は間違いありません、やっと到着ヴェルサイユ宮殿！でも、見えてからがまた結構遠い…。敷地広すぎでしょう。

入り口にはこんなメッセージが貼られています。

入場の際、私たちはミュージアムパスを持っていたので、そのまま正面左側のセキュリティーチェックへ進みます。まったく並ばずすぐにはいれました。

最初に入った部分は思いのほかシンプルです。廊下にはたくさんの銅像が並んでいました。夜になったらちょっと怖そう…。

宮殿内にある美しい礼拝堂

ゴージャスな鏡の回廊。このあたりはどこもかしこもキンキラキン。

ルイ君

階段の踊り場に面白いだまし絵がありました。

あまりのゴージャスさとごてごてな装飾に若干食傷気味で外に出ると、広々とした庭園が広がっています。どこまで続くの〜。

庭園側から見た宮殿は意外とシンプルです。

お庭の植木が面白い形にカットされています。なんだかディズニー映画のように木も動き出しそう。

おなかが空いてきたので、庭園に出ていた屋台でラクレットを一つ購入。

結構大きいので、母と半分こ。とりあえずお昼ご飯です。

ご飯を食べてトリアノンへ向かいます。
これまた意外と遠い〜！
時間も押していることだし、プチトランに乗ったらよかったな。
しかし、ここまで来たら歩くしかないですね…

こちらはキンキラの本館と違って、トーンが統一されていてかわいく、落ち着きます。

家具の装飾や、控えめな飾りがほどよい華やかさで素敵。
マリー・アントワネットがこちらにいることを好んだのもわかります。

マリー・アントワネットの小さなベット。

王妃の家にも行きたかったのに、この辺で時間切れ。今日はシャルトルへ行く予定なので、そろそろ向かわないと電車に間に合いません。
ざんねん〜。
乗り間違えなければもう少しゆっくり見られたんだけど。
帰りも結局プチトランのタイミングが合わず、ガシガシ歩きました。

宮殿を出て、今度はヴェルサイユ・シャンティエ駅から電車に乗ります。
せかせか歩く私たちを眺めるワンちゃん。ぶちぶちがかわいい。

途中、ケーキ屋さんのショーウィンドーをのぞいて、母が「これ食べたい！」と。この白いメレンゲとお砂糖の塊みたいなやつ？ほんとに食べるの？「食べる！買って」というので、寄り道して購入。
母はこの後3日くらいかけて食べてました。なんか気に入ったらしい。
特大マカロンって感じかな。

お財布もすっかり私に預けっぱなしの母。子供のころは良く旅行に連れて行ってもらったけど、私も（かなり）大人になって、母は年を取って、今は時々立場が反対みたい。私のほうが「わすれものない？」とか「道路側は危ないから」とか「それ触っちゃだめだよ」とかえらそうに言っている。子連れ旅行は大変だったろうなと改めて思ったりして…

そんなこんなでヴェルサイユ・シャンティエ駅到着。調べていた電車に乗って…

シャルトル駅到着。
お昼に特大とはいえイモ一個を母と分け合ったので、おなかが空いてきました。

駅前のケバブ屋さんでパンにはさんだのを購入。テイクアウトにしてもらって、箱をあけてびっくり！巨大！イモ大量！肉大量！
ちなみに写真は半分にちぎった状態。
ホットドックみたいな感じで歩きながら食べようかと思っていたら、そう簡単にはいかない迫力。

通りすがりの公園で、ケバブ休憩。シャルトル大聖堂が見えます。

公園のベンチに面白いオブジェ。見つめあう二人…。

大聖堂は目立つのでわかりやすく、古い町並みはぶらぶら眺めながら歩くと楽しいです。

美しいステンドグラスは雨が降り出しそうな曇り空なので、いまいち…
晴れていたらもっときれいなんだろうな。

午後遅かったためか、人も少なく、静かでした。

有名なバラ窓。

大聖堂の周りにはかわいいお土産屋さんもあり、少しひやかしつつまた駅に戻ります。

駅の中はこんな感じ。いたってシンプル。

シャルトルから国鉄でモンパルナス駅へ。そこから地下鉄を乗り継いでホテルへ帰ります。モンパルナス駅では旅行後半の「ロワールの古城めぐり」でトゥールに行くのに再度利用するので、下見もかねて少しうろうろ、駅構内にあったPAULで夕食用にサンドイッチを買って帰ります。

ホテルにもどったのは20時頃だったかな？食べきれなかったケバブサンドの残りと、サンドイッチにキッシュ、お茶を入れて夕食。
予定外のことも色々あったけど、無事電車を乗り継いで目的の2か所を制覇することができました。やれやれ。

明日はあこがれのモンサンミッシェルツアーです！
http://4travel.jp/traveler/me-plu/album/10803314/