2013/07/07 - 2013/07/07
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ドクターキムルさん
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神輿渡御の行列に続いておしゃぎり巡行が始まった。先頭1番の久保多町、2番の大町、3番の寺町、4番の大工町、5番の小町、6番の塩町のおしゃぎりに続いて7番は上町のおしゃぎりである。
上町のおしゃぎりは、嘉永3年(1850年)に有礒周斎によって製作されたものである。乗せ物は大梵鐘(だいぼんしょう)である。大梵鐘には「羽黒山大権現」、「寛永十年」の銘があり、今から380年前(1633年)に遷座した年を示している。江戸時代初期に、鋳物師山本又五郎が上町の近くに住んでいて、家の祭りの際に鐘を車に乗せ引かせていたが、途絶えた。やがて、それが上町のおしゃぎりの乗せ物に引き継がれたようだ。何といっても、屋台の乗せ物の前左右に乗るのが女性である。
朱色の法被には「都上」と横書きされた町の印が、「都」は朱色、「上」が白抜きされている。引き手衆は捻り鉢巻をしている。また、おしゃぎりに乗る子供たちは浴衣姿であるが、朱色で「上」と書かれたか白手拭を鉢巻にして頭に結んでいる。2階に乗る2人の女性も同じように朱色で「上」と書かれたか白手拭を鉢巻にして頭に結んでいる。これが朱色の法被姿の上町衆とを繋ぐ絆なのだろう。
(表紙写真は7番上町のおしゃぎり)
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