2013/07/21 - 2013/07/23
60位(同エリア169件中)
Muffinさん
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ろうそく祭りの本番です。
前夜遠くから眺めたパレードよりも近づいてたっぷり見学しました。
観光客が押し寄せる祭りの日にウボン・ラチャタニー空港から帰れず、さらにローイエットでもチケットが取れずにコンケーンからの便になりました。そのおかげで道々の名所を見学しながらのドライブがおまけに付いてきました。
雨期で一日のうちに何度か土砂降りに見舞われる毎日ですが、運良く見学時にはぱっと晴れ、車に乗り込むと雨が降るという繰り返しで、盛りだくさんのプログラムを全部こなしてしまった一日です。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
<今回の旅のスケジュール>
*1日目
20:30 バンコク・フアラムポーン駅より寝台列車でウボンラチャタニーへ
*2日目
09:35 ウボンラチャタニー到着(2時間遅れ)
12:00 パー・テム国立公園へ。サオ・チャリエン、パー・テム、メー・ナム・ソーン・シーの見学
16:30 ホテル・チェックイン
17:30 夕食、ろうそく祭り会場へ。パレード、ナイトマーケット。
23:00 ホテル帰着
*3日目
08:30 ろうそく祭り 本パレード
11:00 OTOPで買い物
12:50 昼食後、ワット・ノーンブアへ
15:50 ローイエットのワット・ブーラバー・ピラームへ
17:30 コンケーン、ブーン・ケーン・ナコーン湖畔で夕食
21:00 コンケーン空港発(1時間遅れ)
22:00 バンコク・スワンナプーム空港着 -
ウボン・ラチャタニー 市内図
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6:30 ホテルでの朝食
昨晩は気がつかなかったけれど、小さなホテルにぎっしりタイ人団体客が泊まっていたようです。
ビュッフェ・スタイルのような状況でタイの団体さんの中に紛れ込むと大変なことになります。極限のカオス。
一瞬腹を立てても憎みきれないのはタイ人の人の良さでしょうか。私がカトラリーを取り忘れて困って振り向けば、すぐに隣にいたおばちゃんが遙か後ろに声をかけバケツリレーでやってくる。その親切なおばちゃんが次にドリンクで割り込んで10人分ほどのカップを作ったりするんですが(笑) 見事コーヒーを目前で空にしてくれました。
時間さえ許せば明るいカオスです。 -
インターナショナル・ビッフェ
インターナショナルな部分はハムとウィンナーだけ。 -
8:30 お祭り会場へ
前夜の祭り屋台と入れ替わって家具ばかりになっていました。お祭りで家具を買うのでしょうか? -
急いでパレード見物の準備
ガイドさんが急に忙しくなりました。
まず大慌てで人数分のビニールシートを買い込みます。
地面に座る場所は無いけれど…?
1枚20B(62円) -
ひな壇にビニールシートを敷き込む
速攻で席取り。一旦シートを敷いてしまえばそこは空いていても他の人は座らないルールになっているようです。
その後、皆は沿道に立って見物していたので、この席は空いたままになってしまいました。 -
紙帽子を買う。20B
続いてガイドさんは紙のサンバイザーを買いました。
どこかの銀行の広告が入っています。おまけにペットボトルの水が付いてきましたが、会場のあちこちでは企業スポンサーが無料で水を配っています。
あまり意味がない買い物に思えますが、見物客は結構買っています。これもお祭りだからいいんでしょう。 -
おやつを買う
ひとり1本ずつ蓮の実が配られました。タイのおやつ体験の心遣いです。
花の後の花托の中には大豆ほどの実が詰まっています。取り出してさらに皮を剥いて食べてみると、甘みがあって何かの木の実のような味でした。 -
〜10:30 パレードの始まり
これがろうそく祭りの本番。
山車の登場の前にお寺に捧げる供物を持った公人らしき方々のパレードから始まりました。
昨晩お寺の前に飾られていた神輿のような乗り物が先導しています。 -
軍の士官か公務員か、凜々しい一行のパレード
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正装をした公人らしき一行のパレード
男性の伝統的な正装というのも凜々しいです。 -
お寺への供物を手に行進する婦人団体
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地元では名士らしきご婦人方のようです
手にはタイ伝統工芸のヤンリーパオのハンドバッグ。糸を編んだように細かい蔓細工です。正装に合わせると映えるのを実物で見ることができました。 -
旗手も凜々しい
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だんだん車が大きくなってきました。いよいよでしょうか?
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町の首長なのかな?
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山車や車にはそれぞれミス・ろうそく祭りらしき女性が乗って踊っていました
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タイ民族楽器のバンドを乗せた山車がやって来ました
昨晩はステージで演奏していました。 -
華やかなパレードです
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踊り手の先導でろうそくの山車のパレードが始まります
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明るいところで見るパレードもまたきれい
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ろうそくの山車がやって来ました
これがコンテスト1位になった山車のようです。 -
明るいところでは細かい細工がさらによく見えます
続く2位、3位の山車も素晴らしく僅差の順位のように思われました。 -
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ミス&ミスターはメールチェック。本番なんだけどな〜(笑)
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踊り手で一番人気のおじさま。身のこなしが優雅です。
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彼も人気者でした
そして踊り手のお姉さんたちの中には元お兄さんも随分混じっているなぁ…と在タイ3年で見抜けるようになったと別の感慨。 -
ティッシュ部隊
行進する人たちの脇についてトイレットペーパーのロールをちぎっては渡す役の男の子たち。
汗をかかないと言われるタイ人も暑さと湿気の限度を越えたこの日は汗だくのようです。 -
2位の山車
濃い色なので彫り上げたろうそくの山車のようです。 -
神様の行進が通り過ぎていきました
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別の山車のミス・ろうそく祭りたち
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少数民族の衣装でしょうか。この衣装もかわいい。
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3位の山車
この山車の竜のうろこや神様の衣装の細かさが一番だと思ったんだけど…。 -
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賑やかな楽隊も行進していきました
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最後にスポンサー団体も続きます
この後、山車はそれぞれ寄付される寺へと向かいます。
市街地を通っていくので先導には長い棒を持った人が付き、電線を持ち上げながら山車を通していました。何台もの山車が四方八方に移動しているので町は大渋滞。見学予定の寺にたどり着けずに次々と予定を変えました。 -
10:00 ワット・シーウボンラット
Wat Si Ubon Ratanaram
祭り会場の公園に隣接するお寺を見学予定でしたが、これから何かの儀式があるようで中に入ることが出来ません。外からだけ記念撮影。
バンコクのワット・ベンチャマボピットを模していて、中にはワット・プラケオのエメラルド仏とそっくりの仏様が納められているそうです。2つのそっくりさんを見てみたかったのですが… -
儀式を準備する女性士官。きりっ
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でもにこやか
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町にはバンコクと同じようなアパートもありますが、どことなくもっと清潔感があります。
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そして店舗はオープンなつくり
鉄格子のシャッターもなく、大きく取られたガラス窓。どこも新しくて明るい感じがしました。 -
お寺へ向かう山車の一行
第2の案として、ワット・マハーワナラム
Wat Maha Wanaram に行く予定でしたが、通りは山車が塞がっていて行き着くことが出来ません。
「第3のプランがあります」
…出来る! -
トラクターに引っ張られていきます
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もうすぐCentral Plazaがオープン予定
国境近くまで大型デパートが進出しているんですね。 -
第3のプランはOTOP(物産館)だった
お寺もいいけど特産品のお買い物スポットが1つぐらい入っていた方がうれしい。
これはいい展開かもしれない…。 -
特産の絹/綿織物コーナー
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ウボン・ラチャタニー特産のマット・ミー(市松模様の織物)
絹も綿もあります。民族衣装を仕立てるにはいいけど他に使い道が思い浮かばず、これは見るだけに。 -
既成の綿製品を買いました
シャツ 150B(467円)
もんぺ 190B(590円)
腰巻き布 69B(215円)
→タイの男性が普段着に腰に巻く布。見ていると楽そうなので、夫への土産に。
何も言わなくても400Bにまけてくれました。タイの値段交渉はこんな感じです。
117 Moo 19, Ban Bung Wai Ket Road central Bung Wai, T., A. Chamrap.
Tel:045 267 891 -
11:30 お昼ご飯はイサーン名物、ガイヤーンの人気店へ
ガイヤーン(鶏の炭火焼き)で人気のお店だそうです。
大型の店舗で、店先にはいろいろな賞状や紹介された新聞記事が飾られていました。
Sam Chai Roast Chicken Restaurant
045 209 118
http://www.samchai-group.com/en/
(紹介記事)
http://www.foodspotting.com/places/685409-sam-chai-roast-chicken-restaurant-mueang-ubon-ratchathani -
毎食、パーティー♪
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魚のグリル、餅米、ソムタム(青パパイヤサラダ)、ラープ、鶏の炒め物、ガイヤーン、沢ガニのソムタム、トムヤンクン、野菜の炒め物
メインのガイヤーンが思ったよりもパサパサしていましたが、魚のグリルがおいしかったです。どこに行っても川魚のグリルやフライがおいしかったのが意外な発見でした。
沢ガニは生で潰して混ぜています。バンコクでは一番お腹に来るメニューで、タイ人の間でも避けろという人が多いくらい。今回も手を付けずに終わりました。 -
12:30 ワット・ノーンブア Wat Nong Bua
インド、ブッダガヤにある仏塔に模して1956年に作られた新しい仏塔がありました。
ブッダガヤに行ったことがある添乗員さんによれば、そっくりだけどこちらの方がもっときれいだとか。
タイ人は一生に一度はインドのブッダガヤやルンピニーに巡礼に行きたいのだそうです。今年インドに行ったときもお坊様をリーダーにした団体の多くが途中のブッダガヤで降りていきました。 -
金で豪華な彫像
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お釈迦様の教えを説いた精巧なレリーフがはめ込まれています
上の方も同じように緻密な絵のようですが、高い塔で見えずにもったいないようです。 -
中を見学
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お寺の中も金色でした
外の塔のミニチュアのような塔が中心に祀られています。
まばゆい寺院内。 -
見上げてもため息が出るような細かさ
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おみくじの機械
これは干支別。 -
こちらは生まれた曜日別。
組み合わせたらピンポイントのおみくじになるでしょう。当たったときにはお礼参りをしなくてはいけないそう。 -
ローイエットへ
北のローイエットに向かう途中の小さい村。ここでもろうそく祭りをやっていました。
山車はリアカーぐらいの小さなものでしたが、何台も練り歩いていて村中が楽しそうでした。
水牛がのんびり。 -
きれいなところが車窓からいくつも見えます
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幹線道路がすばらしい
日本と同じ原理でタイも田舎に行けば行くほど道路が立派なような気がします。長距離ドライブもスムースに走って快適です。 -
16:0016:00 ローイエット Roi-Et
ワット・ブーラバー・ピラーム Wat Burapha Phiram
高さ60m以上の立仏像が遠くから見えました。中に祭壇があるようですが、普段は入ることが出来ません。
遠くを見つめる凜とした仏様でした。 -
大きなバンヤン樹の下には仏様の祠
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ここにも大銅鑼
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大太鼓も
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閉門直前でお寺の中はひっそりとしていました
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歴代のラッタナコーシン朝の王様たち
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夕暮れ前に光が差し込み始めました
何度か土砂降りを繰り返した一日。最後には神々しい空を見ることができました。
あっという間に通り過ぎる小さな町の間はずっと田園風景。ウボン・ラチャタニーの農家とは様子が違って質素な住まいと農機具です。 -
町の入り口には必ずタクシン元首相(現首相の兄)支持の看板が掲げられていました。
赤シャツ派がバンコクで集会を開くとイサーンから多くの人が集められバスでやって来ます。 -
お祭り帰りでしょうか
一家でトラックの荷台に乗っています。 -
17:30 コンケーン Khonkaen
ローイエットとの間の小さな村に比べればかなり大きな町ですが、ウボン・ラチャタニーより遙かに小さなところのようです。
ブン・ケン・ナコーン湖 Bueng Kaen Nakhon Lake 畔の中華レストランで夕食となりました。
荷王酒家(Bualuang Restaurant)
Rop Beung Rd. Mueang Khon Kaen, Khon Kaen40000
Tel:043 320 203 -
日が沈む前のブン・ケン・ナコーン湖は静かできれいでした
旅の最後にすばらしい景色を見ることができました。 -
川魚のフライのようなもの、川魚の姿煮、野菜と魚の炒め物、空心菜となにかの炒め物、豆腐のスープ
-
コンケーン空港
ゲートが1つだけの小さな空港です。 -
21:00 コンケーン発、22:00 バンコク着
飛行機は1時間遅れ。バンコクではそれぞれ帰路に着くので、ここでツアーは解散。 -
1時間でも機内食
楽しい旅でした。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- イチローさん 2014/10/22 14:29:37
- ようこそイサーンの町へ
- こんにちは、初めまして。
ウボンラチャタニーのろうそく祭りについて調べていたら
このブログの記事に当たってしまいました。
ウワサには聞いておりましたがろうそくの山車(この表現でイイのかな?)はきめ細かい作りでキレイですね。
もっと近くで見たくなりました。
私は在タイ歴がそろそろ20年になるのですが、あまり観光らしきモノはした事がありません。
今回このろうそく祭りのリポートを見て、心が動きだした気配があります。
後半に出て来たコンケンが現在の私の住まいです。
ブンケンナコーンのレストランも美味しい所がありますが、
郊外にも美味しいお店がたくさんあります。
ガイヤーンはイサーンの名物料理ですが、お店によって当たり外れがあります。
もち米とソムタム(パパイヤサラダ)とガイヤーンが「イサーン3大名産」です。
是非また美味しいお店で召し上がって頂きたいと思います。
コンケン空港のすぐ近くに勤務先と住まいがあります。
空港の近くにも安くて美味しいレストランがありますよ。
そういえばロイエットにはコンケン赴任直後に一度行った事があります。
ホテルから見えたあの巨像目指して歩いたのですが、いつまでたっても到着しません。
像が大きいから近くに見えたので実はかなり遠かったのです。
また訪れようと思いながら月日が経ってしまいました。
描写がとても素晴らしいです。
画像もキレイに撮れていますね。
他の記事も読ませて頂こうと思います。
- Muffinさん からの返信 2014/10/22 17:23:43
- RE: ようこそイサーンの町へ
- イチローさん、はじめまして
読んでいただいてありがとうございました。
バンコクに4年半住み、7月にフィリピンのマニラに移りました。
随分長い間居たような気がしていましたが、イチローさんに比べればなんと短かったことか。ろうそく祭りはその中でも思い出深いものになりました。
自力で交通手段を手配してひとり旅ができたなら、もっと国立公園の中を歩きまわったりコンケンやロイエットもゆっくり見たかったとも思いますが、寝台列車に乗れてイサーンも見ることができたと大変満足しております。
タイ人と一緒にお祭りを過ごすのは楽しいですね。山車の細かさも素晴らしかったです。ぜひ次回はいらしてみてください。旅行記を待っています。
タイでのご生活がこれからも素晴らしい日々でありますように。
Muffin
-
- momotaさん 2013/09/23 00:38:12
- ろうそく祭?
- Muffinさん、こんばんは♪
ろうそく祭りが気になって途中から観ちゃった。
この山車がろうそくで出来てるんですか?
スゴイねぇ〜!!
アクセサリーなんかでもタイの細かい細工には感心するけど
やっぱり器用なんですね。
親切にしてくれたおばちゃんの割り込みとかタイの人を表す
描写が可笑しいわ。なるほど、海外で良く出くわす割り込みって
全く悪気はないんだね。
現地で暮らして当たり前になってくるとそこも許せるようになるんだなぁ。
元お兄さんの見分け方もマスターしたようだしすっかりMuffinさん
タイの暮らしの達人の域に達したね♪
- Muffinさん からの返信 2013/09/23 01:15:19
- RE: ろうそく祭?
- momotaさん
見てくださってありがとう〜。
きれいでしょ。細かいよね〜。
こういう細工物は日本人が足元に及ばない位器用なのに、日常でも緻密で完璧?っていうとそうでもない。飽きちゃうから(笑)
並ばないことにかけては隣国の方々と変わらないけど、何か憎めないのは前に出て得をしようというつもりじゃないのよ。南国だから食べ物に困ることなく、並んで配給を受けるということがなかったからなんだって。だから、まぁ無邪気というか、でも私は日本人だから軽く腹は立つ(笑)
そうだね、慣れてきたきたのかなぁ。ゆるーく、沸点がちょっとは高くなったかもしれないね〜。
Muffin
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旅行記グループ 2013年7月 ウボン・ラチャタニーの旅
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